2023年04月11日
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たまたまおすすめで上がってきたYoutubeで、
安住アナのラジオ「日曜天国」が配信されているのを知り、歓喜しました。
ポッドキャスト時代、毎週更新が楽しみでした。
パンダの名付けや醤油へのこだわり、Nコン(合唱コンクール?)への熱狂など、
安住アナの探究心が詰まっていてわくわくでした。
すでに3週間分ほど聴いたのですが、やっぱり面白い。
ただ、当時と違って感じるのは、読者ハガキのクオリティが非常に高いこと。
(もしかしたら、ポッドキャストに読者ハガキのコーナー含まれていなかったのかもしれません)
ささいな日常を巧みに切り取ったものが多く、これは一編の小説ですか?

リスナーの質が高いのか、安住アナの朗読が職人芸なのか。
・・・実は全て構成作家さんが書いてるってことないですよね?
とにかく、しばらくは遡って聴く日が続きそうです。

さて、今日は凍結確認日でした。
先日採卵した卵たちのその後の成長報告ですね。
もともと卵子の質が悪いらしく、過去3回中2回全滅しているので、
今回もどうかという感じでした。
個数としては22個と過去最高でしたが、
前回も20個近く取れて全滅したので、あまり期待はできず。
結果としては、分割胚2個、胚盤胞2個でした。
普通だと半分くらいが胚盤胞になるらしいのですが、

ただ、質は良いそうなので、それはうれしかったです。
採卵前の予定では、結果が悪そうなので分割胚と胚盤胞の2個移植予定でしたが、
胚盤胞だけで移植することになりそうです。よ、よろこんでよいはず。
夫と普段通っている鍼灸院の先生に報告したのですが、
二人とも揃って「ゆっくり休めるね」と答えてくれました。

不妊鍼灸の先生と同じ言葉かけだったので、案外ちゃんと見ていてくれていたのかもしれません。
それか私がよっぽど辛そうにしていたか(苦笑)。
まー、でも、毎日お腹に注射している姿とか見てたら、
そういうねぎらいになるのかもしれませんね。思いやりに感謝です。

『あかねさすー新古今恋物語』(加藤千恵著)を読みました。
歌人で小説家の加藤千恵さんが、新古今和歌集の歌から受けたインスピレーションをもとに、
短い小説と歌をつける、という構成になっています。
歌の印象と、小説のビター/ハッピーエンドが違っていたりするのが面白いところ。
少しネタバレになるのですが、

きのふまで逢ふにしかへばと思ひしをけふは命の惜しくもある
(昨日までは命と引き換えにしてもあなたに逢いたいと思っていた。
けれど念願かなってあなたと逢った今日は、命が惜しくなっています。)

の歌。
私は、一度あったら熱が冷めて我が身が大切になってしまった。と考えてしまったのですが、
加藤さんの解釈は下記。

死んでもいいなんて真っ赤な嘘だった 君と一緒に生きていきたい

という歌になっているんです。
そうか、これは相手との時間をもっと長く過ごしたいという意味だったのか!
と目から鱗でした。
加藤さんの歌とセットになっている小説もピュアな初恋で、
読後の幸せ感がたまらない一作でした。

学生時代、伊勢物語の講義で、歌以外の部分がいらないなあと思っていましたが、
歌+掌編セットの恋物語すばらしい!もっとやってくれ!という気分になったので、
これはもうDNAに刻み込まれた物語構成なのでしょう。
もっと学生時代にしっかり勉強しておくべきでした。



今日はそんなところで。

おやすみなさい。





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最終更新日  2023年04月11日 00時30分34秒
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