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深居

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2008.07.17
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カテゴリ: 図書室



独特の世界感がある作家、辻村深月氏の作品。
今回は、読み終わるまでに随分と時間がかかってしまいました。

残虐な殺人鬼の心の内面の複雑さと
助けを呼び求める声にならない言葉。
背景を考えると、とても辛いストーリーです。

子供時代に虐待を受け、母親と双子の兄を失った「浅葱」という青年。
彼は、双子の兄「藍」をなにより追い求めてしまいます。
それにより苦しい道にはまり込んで、抜け出せない。
彼に差し伸べられている温かい手にも気づかない。

長編で読ませてくれるには、充分の内容と設定でした。
そして、読み終わった後・・・
不思議と、謎が残りました。
「彼は、誰なんだろう?」と。
これは、わたしの読解力の不足ですね~。

そして、はまりつつある(すでにはまってる?)辻村深月作品。
思わせぶりなんですよ~。
わざと、勘違いをさせるような描き方をしています。
わざわざ・・・。
狙いはわかるのですが、もう少し違う狙い方もあるのでは?
と思ってしまう・・・。

どこか未完成。

そこがまた、上手くまとまっていなくて良い味になってるのかも知れません。

それにしても・・・
時間のかかる本でした・・・




深居






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Last updated  2008.07.17 21:38:14 コメント(4) | コメントを書く


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