2010.05.17
XML
カテゴリ: ★★★★★
 最近のストーンズの映像を見てもキースが全然格好良くない。特にヴォーカルをとる時。ミックが歌ってる時はサポートも含めて「ザ・ローリング・ストーンズ!」っていう堂々とした、大きな気配があるんだけど、キースがセンターに立った瞬間にロニーやチャーリーまで「キース・リチャーズとその他大勢」という感じに成り下がってしまって、バンド感が全然ない。しかもキース、ろくすっぽギターを弾かない。You Got Silverだっけ、ギターさえ持ってなかったの。アレにはもう閉口した。最低だと思った。スター面だけで、一瞬たりとも格好良くない。

 昔キースは格好良かった。特に日本のファンはみんなキースが大好きで、キースのソロコーナーがあんなに盛り上がるのは日本だけ、と言われていた。アメリカではキースコーナーはトイレタイムだったと言うからね。まあ、今のキースにはそれがお似合いだ。
stones_littletna.jpg
 実はキースの一番格好いい姿は日本では見れていない。いや、そもそも「キースのソロコーナーは格好いい」という幻想(!)は映画Let's Spend The Night Togetherでの姿があまりにも格好良かったからにほかならないのではないか。実際、Steel Wheels Tourでのキースは今よりは数百倍格好いいけど、既に現在に至る道筋が見え始めていた、と思うのは勿論今だから言えることで当時は死ぬほど格好良かったけど。Can't Be Seen好きだったし。

 ミックがメンバー紹介をして、最後に「And now Keith Richards sing for you, Little T&A」の言葉を残しステージを去った瞬間にラフに始まる。メンバー+マックだけのシンプルなバンドも今では味わえないケド、ロニー&マックのコーラス(フェイシズだ!)も全然ハモってなくて、変に上手くて無駄に主張するバーナード・ファウラーの1億倍は格好良い。演奏、ヴォーカル共に誰一人丁寧にやろう、という意思が無いのにぐちゃっとグルーヴしてるこの感じ。俺が一番好きなこの曲の姿はここにあって、スタジオヴァージョンさえ物足りない。勿論まるで演歌でも歌ってるような2008年のヴァージョンは論外。折角の再演だが一個も嬉しくなかった。

 ホント、なんの捻りもないシンプルなR&R。ジェイムズ・ヘクターは馬鹿だから「ローディー達でも思いつきそうなたいしたことないナンバー」がどれだけ重要か、そんな曲に生き生きとしたグルーヴをたたき込み、ステージでのキースをあれだけ格好良く見せるパワーがどこから来ているか、そんなコト解りもしなかったみたいだけど。でも、そんな曲だけに演奏が酷ければ(演奏力、という意味じゃないのは言うまでもない)2008年ヴァージョンのような最低の出来になってしまう。バンドとライヴ、その微妙で絶妙な関係を嫌というほど思い知らされてくれる曲だな。

 しかし久々に偽造シングル作ったな。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.05.17 07:24:04
コメントを書く
[★★★★★] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Free Space


the MDK'sのサイト
【お知らせ】
infoseekの無料ウェブサイトサービス終了に伴い一旦MySpaceに「仮移転」することになりました。正式な移転先が決まったらMySpaceまたはこのブログで発表します。
ブックマーク、またはリンクしてくださってる方は一時的にMySpaceの方に
変更お願いします。

minoradio
minoradio4.jpg
写真ブログ
having my picture taken
Twitter

Calendar

Profile

D♂ka

D♂ka

Comments

俯せ蛙@ Re:Love 45(10/23) ICEのBABYMAYBEにも似てます…
もこな@ Re:ザ・ゴールデン・カップスのすべて(06/29) 私は逆の入手経路で本日画報を手に入れ、…
HOPE@ Re[2]:Party Chambers(05/26) ご返信ありがとうございます! そうなので…

Archives

2026.10
2026.09
2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: