2010.05.22
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カテゴリ: ★★★★★
purple_gettintighter.jpg

 以前俺ランで、時期別に分けてパープルのベストを紹介したけど、全期一括ベスト10をやったら間違いなくこの曲が1位になる。エクスキューズ一切無し。「ディープ・パープル最高の一曲」がコレだ。思い入れがあるから今回も偽造シングルである。

 勿論(と言ってしまっていいだろう)俺だって最初はリッチー・ブラックモア在籍期だけがディープ・パープルだと思っていた。いや、もっと言えばIn Rock~Stormbringerまでのアルバムだけ聴けばいい、と思っていた。しかもその中にWho Do We Think We Areは含まれていない、という丁寧さ。つまり典型的な間違ったパープルファン。

 いつだったろう、Come Taste The Bandに興味を持ったのは。聴いたら一発で気に入ったんだけど、そこまでは結構長い道だった。「パープル好き」だった頃は無視してたし、その後パープル自体を無視する時代が長く横たわり(おそらく20代の殆ど)、それから、30代後半になってからだと思うな。とにかくこの「名盤」に出会うのが著しく遅れたのは事実。でもそれは惜しかったのかな。若い頃聴いても解らなかったかも知れないな。

 最初はComin' HomeやLady Luckの方が好きだったんじゃないかな。やっぱりこの曲の真価はライヴヴァージョンだ。公式には2テイク出ているが、やっぱり76年のロングビーチのヴァージョンは凄い。この曲に関してはそう簡単に冷静になれない俺だけど、そんな俺の意見としてはやっぱり「完璧」だと思うね。明らかにライヴ全体のハイライト。メンバー全員(カヴァーデイル以外?)が輝きまくっているよ。
 特に俺はDance to the Rock 'n Rollのパートからメインリフに戻るその一瞬が好きだ。そしてビートが再スタートする時のイアン・ペイスのスリリングなフィル。この人は前のめりのフィルを完璧に収めるから凄い。つんのめりそうなんだけどソレが全部計算の範囲内なんだ。凄い。

 公式にはもう1テイク、大酷評で有名な日本公演のヴァージョンがあって、実はコレも結構良い。勿論曲が良すぎるので悪くなるのにも限界があるんだけど、実はこの日本公演、「質の悪いドラッグの注射によって腕が動かない」ハズのボーリンが何故か第4期及びソロの曲だけは結構弾けてしまっている、という謎の現象が起っていて、実は第2期の曲とか嫌いなだけなんじゃないのって疑惑さえ起るのだけど、とにかくこのヴァージョンも全然問題なく、中間部ではファンキーなソロとか弾いちゃってくれる。
 まあ、ロングビーチのは完璧なので比較すればいまいちで、例えば若干リズムがもっさりしてるとかもあるんだけど、ロングビーチより3分近くも長くやってくれちゃってるなどこっちならではの良さもあるのでやっぱり最高なのだ。

 つまり最高なのはこの2テイク連続して30分間Gettin' Tighterを聴き続けるってコトなんだけど、こういうのやってんとオリジナルのスタジオヴァージョンが物足りなくなって困るんだよね。何か端正だし、短いし。立った4分半とかで終わってもらっちゃ困るんだよね。こっちはお金払ってんだから13分演ってくれなきゃ。





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Last updated  2010.05.22 00:14:54 コメント(2) | コメントを書く
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