2010.12.30
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カテゴリ: 映像レビュー
brv_5.jpg British Rock Viewseum のVol.5、Age of Progressive & Jazz Rock 1が届く。Vol.4と共に注文していたのだけど、在庫があったのがこっちだけで先に到着した。

 収録されてるのはムーディー・ブルーズ、プロコル・ハルム、ボンゾ・ドッグ・バンド、ファミリー、ブロッサム・トーズ、イースト・オブ・エデンで、何故か表ジャケにはプロコル・ハルムの表記がない。
 個人的になじみが深いのはボンゾズだけで、目当ても圧倒的にソレ。ボンゾズ以外にはプロコル・ハルムを1枚持ってるだけで他のバンドはCDさえ持っていない。ムーディーズは持ってるっちゃあ持ってるけど、デニーがいた頃のだからね(笑)。Magnificent Moodiesを持ってるってのは世間的にはムーディーズを持ってるとは言わないことになっている。

 目当てのボンゾズは楽しみだが我慢してムーディーズ(そもそもデニー脱退後の彼らをムーディーズと呼ぶのにも違和感があるな)から見る。見所は解説にもある通りステージできっちり使われるメロトロン。本体の上にマーシャルのヘッド置いてるよ。正直楽曲としてはあまり好みではないが、メロトロンとフルートがいるアンサンブルってのは面白い。あくまでサウンドとして楽しい、というのは音楽の聴き方としては今一だがプログレの楽しみ方としては意外に一般的かもな、と思いながら聴く。

 逆にプロコル・ハルムは服装が変なので気が散って音楽に集中できない。サイケデリックにしても変すぎる。ゲイリー・ブルッカーって渋いイメージあったんだけど。全てが変だ。ロビン・トロワーもなんか中世の宮殿道化師みたいな格好(タイツ・・・)だし。ベーシストは袖が凄いし・・・(ミュートされちゃわないのか)。
 我慢して音を聴くと格好良いのだけどね。第一期ディープ・パープルはヴァニラ・ファッジよりこっちを手本にすべきだったのだ。ヘヴィだし、ブルッカーのヴォーカルも太いし。ここのドラマーってボンゾの前にZepのメンバー候補だっただけあって、かなりハードでいいプレイだ。ボンゾほど凄くないけど、方向性が違うんだろうし。
 ちなみに3曲中2曲が知ってる曲(ConquistadorとA Whiter Shade of Pale)だったが知らない曲が一番良かった。

 さて、お待ちかねのボンゾズ。選曲から末期のライヴと解る。ベースにデニス・コーワンを加えた6人編成。のっけからBig Shotのライヴで度肝を抜かれる。ヴィヴの「ヴォーカル」はアルバムではナレーションという感じで、バックもジャズ調だったけど、ライヴだとむしろアジテーションという感じで、演奏もフリーキー。ハードロック風フリージャズって感じ?そこからアルバムヴァージョンの印象を残さないほどハードになったYou Done My Brain Inへ繋がる。それでもロジャーが馬鹿な眼鏡をかけてるあたりがまた、いいんだけどね。

 ロジャーはその後も余計なことばかり。I'm The urban Spacemanではピアノに座って意味のわからんことをしてる。ちなみにこの曲ではロドニーがチューバ、ヴィヴがリコーダー(間奏では鼻で吹いてる・・・)を担当。
 Quiet Talks and Summer Walksは美しい曲なので真面目にやるかと思えば、いや、真面目にやろうとしたところでヴィヴのマイクが落下(笑)。それをロジャーが直そうとする(やり方は間違っているが)のにヴィヴは座って吹こうとして噛み合わない(笑)。その後演奏は持ちなおすがロジャーは「例の」謎の人形をステージに持ち出しいじくっている。この人形は次の曲でシャボン玉を吹き出し大活躍する。
 ラストはロジャーがヴォーカルとズボンプレスを演奏するTrouser Press。何故かこのプレス機はアンプに繋がっている(笑)。そして、噂に名高い大量の煙を吹き出してメンバーに迷惑をかけるパフォーマンス。自分だけガスマスクをかぶるんじゃない。フリーダムすぎるなこの人は。ピエール瀧なんか目じゃないよ。

 ファミリーは初めて聴いた。格好いい。こんなヘヴィーなバンドだと思ってなかった。もっとプログレ系だと思っていたんだけど、解説読んだらジミー・ミラーがプロデュースしてたりリック・グレッチがベースだったりって、いや、基礎知識かもしれんケド。知らなかったんですよ。いやぁ、コレは盲点だったなぁ。買おう。とりあえずセカンドアルバムが良さそうだ、ってのは解った。買おう。だいたいヴァイブとフルートとヴァイオリン入りのヘヴィロックなんて、そんな美味しい編成無いじゃないか。

 ブロッサム・トーズもあまり知らなかったバンド。以前買ったMojoの付録CDに1曲入ってただけで、それもあまりよく覚えていない。ここではちょっと中途半端なジャズロックって感じの演奏をしているけど。貴重かも知れないけど凄くいいって言うタイプのものではないかなぁ。

 イースト・オブ・エデンも全然知らない。解説読んで「ああ、Baba O'Rileyのヴァイオリンの人ね!」ってなったけど、それ以上は全く。ヴァイオリン聴いたところで「ああ、あの音ね!」って思うほどの耳でもなく。3曲目の「エレクトリック・ハード・トラッド」って感じの曲が良かった。興行成績の悪そうなフリークショウって雰囲気の映像は別として。





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Last updated  2012.04.04 23:51:51 コメント(2) | コメントを書く
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