我が家の菜園のソラ豆、今年は食えるかと期待したが、爺さんとばあさんよりも先にイノシシ野郎に横取りされた。近所の専業農家の田畑は、電気柵や頑丈なフェンスで囲まれているので、ガードが手薄な我が家の菜園は狙われる。
前置きはさておき、小雨降る昨日午後、国道204号線で一匹のウリ坊が道路を横切った。その瞬間、トラックの一台がウリ坊を跳ねたのだ。跳ねられたウリ坊は道路の真ん中で手足を痙攣させてダウン?と思ったら口元は裂け出血、まるで断末魔の情景であった。
爺さん、早速カメラを取り出しシャッターを押した。動画も撮っておこうと動きを追った。さすがに動画はリアル感で、まさに残酷の一語に尽きる。そこへうら若き女性が車から出てきた。「可哀想・・何とかなりませんか・・」と言う。そして彼女はスマフォを出して電話をかけた。「何処へ連絡ですか?」と聞けば役所だと言う。次の電話は駐在所だった。
今度は大きな段ボールを抱えてこれまた若い女性がやって来た。手際の良さには驚いた。それにガムテーマまでだ。爺さんの行動を察知するが如き「この箱へ入れて下さい・・」と・・。交通は渋滞、しかし誰一人文句も言わず見守っていた。
何とかして助けたいな・・と思う爺さんは、何時しか愛車にウリ坊を乗せていた。そこへ、お巡りさん二人に役所の林務課?の兄ちゃん、ゴミ処理課?の二人も加わった。合計5人となった。そこからの話はまた次に・・。
※爺さんのひとりごとは http://blog.livedoor.jp/soundkk/
車にはねられたウリ坊
苦しいみながら立ち上がり左側に退避
起き上がってまた道路へ出たが退避・・
交通渋滞が始まる

電話をする女性とウリ坊

助けを求めるウリ坊
やっと危険区域から逃れたが・・
命乞い?
アゴは骨折か?
害獣駆除の名の下に、自然界では生きていけない野生動物だ。果たして人間は何処まで地球を支配する権利があるのだろう。そして、人間同士が殺し合う戦争は何時まで続くのか・・