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今日は「ルネ・マグリット」展に行ったゾ。シュルレアリスムは人を食ったようで本当に可笑しい。しかもマグリットはあの美しい光と影や色彩の中でそれをやっちゃう確信犯なのだ。何かあるなんて思ったらいけない。なんにもないんだよう!ってしつこいくらい本人のコメントが載っていた。映像コーナーで披露されたフィルムは、本人が写したものらしいのだが、ダビデ像を写していた場面でダビデの「あそこ」をしばらくじーーーっと写していたのがおかしかった。何を思ってそんなことを…。それとダビデ像の隣にはやっぱり何かのブロンズ像が写っていた。そっちは男性二人で片方は低い位置(ひざまずいている?)にいる。たまたま隣にあるだけ?…ならいいけど、いくつもあると一つの像というより何か意味があるような気がしちゃう。だったらなんでみんなハダカなんだ!と思うとますます気になる。ダビデ像があったところってどこなんでしょう。
August 25, 2002
鳳凰堂の長押に、阿弥陀如来を空から取り囲むように浮遊する52体の仏像は、正式には雲中供養菩薩像といいます。11世紀の仏像群としては唯一残っているものです。皆さん雲に乗って、後光を輝かせ、手に手に楽器などを持っています(面白いんだなまたこれが)。小さいんですよ。立っている方で70センチくらいです。座っている方もいます。そしてポーズには柔らかな動きが。たくさんの菩薩様が楽器などを持ちながら雲に乗って飛んでいる…。大きな仏様が一体置かれている重々しさとはまた違って、心がそわそわしてしまいます。どんな物語があるんでしょうか?
August 19, 2002
今回のメインなので時間をかけてゆっくり書きたい…と思っているといつまでも書けない…というジレンマに陥っています。52体の飛んでる菩薩様が大変気になった平等院だったのです。何しろ、大学で単位合わせに取った「美術史」が、担当教員が仏教美術の専門の先生で、抹香くさくて全然興味が湧かなかった私が、この菩薩像の本まで買っちゃった熱のいれよう。やっぱり文部科学省じゃないけど「生きた学習」というのは違うんですなあ。オトナにも体験学習が重要であります。
August 15, 2002
平等院の入り口で入場券を買いますと、「この券で、新しくできたミュージアム「鳳翔館」にもご入場できます」と言われました。いろいろ見所はあるんでございますが、「扇の芝」をかすめて、鳳凰堂のところまで来ました。鳳凰堂は20分に1回、別料金で拝観できます。散策をしつつ、適当な時間になったら入ることに致しました。池の周りではみんな写真をとっています。池を回りこんだ向こう側に、新しいミュージアムであるところの「鳳翔館」があります。入り口はちょっとひそやかです。最初は映像で簡単に平等院を紹介しているコーナーです。鳳凰堂の正面は東側ですが、朝日が昇ると池にお日様が反射して、菩薩様のお顔を照らすのだとか。CGというのはすばらしいです。今まで話で聞いて想像するだけで具体的な像が浮かばなかったものでも、みんな絵にして再現してくれます。(菩薩様の話は続く…)
August 14, 2002
JR宇治駅から平等院にまっすぐ行かずに、まず宇治橋の方へ行きました。暑い中バス通りをとことこ歩いて、風情も何もありません。 宇治橋は古くから交通の要衝で、一番最初に橋が架けられたのは大化2年だったそうです。すごい昔。中大兄皇子だってまだ二十歳。持統天皇なんてまだ1歳。宇治といえば平安時代と思っていましたが大間違いでした。 宇治は源氏物語でも辺鄙なところと書いてあるのに、なぜ交通の要衝だったのでしょう。何か運んでいたのでしょうか。 川岸まで下りて行くことができ、かつ平等院の方まで歩いていくことができたので、我々はそちらを歩きました。川の水は思いのほか澄んでおり、釣り人もおりました。
August 9, 2002
今日続きを書こうと思ったんだけど、中日×ヤクルト戦が延長戦になっちゃって。ご丁寧にちまちま1点ずつとって追いついてから延長戦で負けるんですもの。最後まで見ちゃったもんでもう時間切れ。続きはまた今度。おやすみなさい…。
August 6, 2002
平等院はガイドブックによると、光源氏のモデルになった「源融」という人の別荘だったとか。宇治十帖はフィクションの世界、平等院は実在の世界。「宇治の橋姫」と歌にありますが、橋は大化の昔からある宇治橋、橋姫は伝説。橋姫神社というのは詳しくは書かれていないのですが、縁切りの神様なんですって(いつ行くのだろう…)。
August 5, 2002
今回の京都旅行にはテーマがありました。テーマを決めると旅行はぐんと楽しくなります。10年程前に飛鳥へ行ったときも、大化の改新と壬申の乱周辺にテーマを絞って行ったので、実のある旅になりました。 今回は、源氏物語宇治十帖です。源氏物語は第一部は光源氏の光り輝く人生を恋愛中心に綴っています。恋愛も政治も、時折危ない目にあいながらも、結局はうまくいくのです。まるで課長島耕作のよう。すばらしい文学なのだと学校では習いますが、ただの本読みにとっては正直言って長くて緩慢。 第二部の「宇治十帖」と呼ばれる部分はもう少し展開が早く、しかも、人生うまく行くことばかりではない、自分のせいでないのにうまくいかないこともある(山田太一的…いやもう少し悲劇的か)という描き方で、読み物としてはこちらの方がうまくできていると思います。 ここに描かれるのは光源氏亡き後の世界。光源氏の正妻・女三の宮と臣下・柏木の不義の子・薫と、光源氏の孫にあたる匂の宮という2人の青年の恋物語です。薫の恋だけはうまくいきません。悲しいくらい。でもやはりかわいそうなヒーローがもてはやされるのでしょう。昔も今も。義経しかり、オリバー・カーンしかり。 宇治十帖に登場する女人が世を儚んで「この川に身を投げて死んでしまいたい…」などと言うのが宇治川です。あらゆる場面で、都から離れた、山深く寂しい所というふうに書かれています。 宇治とはどんな世界なのでしょう? 行ってみなければ…。
August 4, 2002
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