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10月15日(日)の10:00~11:00創心館住吉本部校の2号館にて小学生のお子様がいる保護者対象の無料講座を開催いたします。テーマは「中1ギャップを埋めるには」となっております。中学校入学に伴う不安は大なり小なりどの子どもにも生じます。勉強面のみならず人間関係の在り方がこれまでとは大きく異なってきます。悲しいことに、いじめや不登校といった学校生活における心配事は中学校から急激に増える傾向にあります。そのため、子どもが充実した中学校生活を送るために親としてできることは何か、どういうことを準備しておけばいいのか、といった視点から考えたいと思います。お申込み・お問い合わせはcounselsmys@bd5.so-net.ne.jpまでお気軽にご連絡ください。創心館、カウンセリングルーム住吉垣内 宏樹
2017.09.24
9月24日(日)と10月1日(日)に不登校支援方法の一つである家庭訪問について考える講座を開催いたします。不登校には様々な要因が考えられ原因探しだけでは中々解決に結びつきにくいです。また、やみくもに家庭訪問をしても子どもを余計追い詰めてしまうことがあり子どもの状況に応じて柔軟な対応が求められます。本講座には保護者だけでなく、教育関係者や対人援助職の方もご参加いただけます。不登校支援の在り方について一緒に考える機会になるかと思いますのでどうぞ奮ってご参加くださいませ。案内の詳細はこちらからダウンロードできます。創心館垣内 宏樹
2017.09.23
さて、明日は保護者向け子育て講座の第5回を開催いたします。テーマは「もし、子どもが不登校やこころの病になったら…?」というものです。子どもが示す様々な行動や症状についてどのように理解し、対応していけばいいのかを考えたいと思います。まだ空きはありますので興味をお持ちの方はどうぞご参加ください。なお、先週台風のため中止になった第4回講座「子どもの自己肯定感を育み、親も自信を持てる関わり方」は、10月15日の13時~15時に改めて開催いたします。こちらもまだ空きはありますのでどうぞご参加くださいませ。お申込み・ご質問はこのメールにご返信いただくかcounselsmys※bd5.so-net.ne.jp まで。(※を@に変えて送信ください。すべて半角です) 講座の案内詳細は、こちらからご覧いただけます。カウンセリングルーム住吉https://counselsmys.wixsite.com/soushinkan/news-rink創心館垣内 宏樹
2017.09.23
先日は保護者向け講座にご参加くださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。さて、今回は第2回講座「子どもの自立心・社会性はいかにして育つのか?」について少し補足をしたいと思います。ご記入いただいたアンケートに対する回答になっているかどうか定かではありませんがご参考になれば幸いです。子どもの世界(趣味)は大人からみると頼りない、意味のない、役に立たないと思われるかもしれません。ところが、ジャンルは何であれ子どもが夢中になれるものはどれもその子が欲している物事であると思います。脳が求めていると言ってもいいかもしれません。たとえ友だちと遊ばなくても自分が好きなことに夢中になれる子も、自立心・社会性が育っていきます。とはいえ、ただ自分の好きなことをするだけでは十分とは言えません。その”行動”に対して親がどんな”まなざし”で見ているかが大切です。たとえば子どもが自分の趣味について話してきたときに「そんなことより」とか、「勉強は終わったの?」といった大人目線から見た返答をされると子どもは自分の好きなことに自信が持てません。子どもは自分の好きなことに自信が持てるとそれをもっと追求したい、誰かと共有したいという思いが強くなることが多いです。これらは自立心・社会性の土台になります。そして不思議なことに、好きなことに自信が持てると苦手なことにも取り組むようになります。思春期の子どもたちはまだまだ先の事を十分考えることが難しいため好きなことを優先しがちです。その”行動”の結果、提出物が遅れたり成績が下がったなら学校や塾といった”外”の世界の人に叱ってもらえばいいと思います。そうやって自分の行動と結果が結びついていきます。なので、子どもの自立心・社会性を育てるにはまず子どものやっていることを否定せずになぜそれが好きなのか、どうやってそれを知ったのか今後どうしたいのか、といったことを聞いてあげるといいかと思います。そして、学校のことや進路のことはどう考えているのかということを聞いてみて解決策はできるだけ本人の口から言わせるといいかと思います。親はそれを後押しするだけで構いません。自立心・社会性を育てるにはどうしても忍耐が必要になります。樹木の成長を早めることが難しいように子どもの成長を早めることも難しいのです。もし、子どもの行動の意味が分からない、何を考えているのか分からない、といったことでお悩みであれば、直接お会いしてご相談に応じます。今回もまたまた長文になってしまい申し訳ありませんでした。今後ともよろしくお願いいたします。創心館垣内 宏樹カウンセリングルーム住吉https://counselsmys.wixsite.com/soushinkanお問い合わせはこちらからどうぞ。
2017.09.04
第1回保護者向け講座にご参加いただいた保護者の皆様、まことにありがとうございました。9月も引き続き講座を実施いたしますので知人の方もお誘い合わせの上、どうぞご参加くださいませ。皆様にご参加いただきやすいように各回の趣旨や概要について少しお伝えさせていただきます。9月3日(日)「子どもの自立心・社会性はいかにして育つのか?」第2回はこのテーマです。内容は、子どもの自立心・社会性が育つ土台とは何か、親はどういったスタンスでいればいいのか、等についてお話したいと思います。この回も架空の親子役になってロールプレイを行います。前回の反省を踏まえ、役毎にセリフを少し付け加えておきます。9月10日(日)「子どもから(将来)尊敬される、上手な嫌われ方」第3回はこのテーマです。タイトルだけを見ると「嫌われたくない!」と思われるでしょうが子どもが親のことを心底嫌いになることは滅多にありませんのでご安心ください(笑)内容は、子どもが親から自立していくために親が「壁」になることの必要性や、家庭内でのルールの作り方について、お話したいと思います。この回はロールプレイが少なめです。子どもを叱るときに罪悪感を感じやすい方や、叱った後に子どもの機嫌をとってしまいやすい方にぜひお勧めの内容になっているかと思います。長くなりましたので、今回はここまでとします。第4回、第5回についても改めてお伝えいたします。創心館、カウンセリングルーム住吉垣内 宏樹https://counselsmys.wixsite.com/soushinkanお問い合わせはこちらまで
2017.08.31
今回は「思春期」について書きたいと思います。とはいえ、思春期については様々な立場の方々がすでに述べられており特段目新しいことがあるわけではありません。インターネットで検索するだけでも色んなサイトがヒットしますし本もたくさん出版されています。子を持つ親にも必ず思春期はあったわけで、比較的馴染みのあるものかと思います。ところが、思春期の子どもと親の「関係」というのは、どこの親子でも同じというわけではありません。兄妹によっても思春期の現れ方は違ってきますし親子の数だけ「親子関係」の種類があると言っても過言ではないでしょう。さらに、思春期の子どもについて知っている、思春期の子どもとの「関係」について知っていることと、実際に関わる(実践する)こととの間には隔たりがあると思われます。いわゆる「言うは易く行うは難し」と言えるかもしれません。つまり、思春期の関わり方について知ってはいるけどそれを実際にやってみるのは難しいという経験はないでしょうか?実はこの8月から9月にかけて、思春期の「親子関係」に焦点をあてた保護者向けの連続講座を開催いたします。詳細はこちらをご覧いただければと思いますがただ講義を受けるだけではなくロールプレイなどの体験をしながら思春期の親子関係を学べる講座になっています。友人・知人をお誘いの上、どうぞお気軽にご参加ください。創心館、カウンセリングルーム住吉垣内 宏樹カウンセリングルーム住吉https://counselsmys.wixsite.com/soushinkanお問い合わせはこちらまで
2017.08.02
先日お伝えしました、自分の体を思い通りに動かすためのアプローチ法に関する私の考えをお伝えしたいと思います。まず例を一つあげます。タレントの武井壮さんをご存知でしょうか?元・陸上競技の十種競技で日本チャンピオンになった人です。この方が以前TVで、こんな発言をされていました。「小学生の頃、自分の腕を上げたいところに上げる練習をしていた」どういうことかといいますと、まず鏡の前で自分の両腕を横へ伸ばし、水平に上げます。次に目を瞑り、先ほど上げた位置と同じ場所に両腕を上げます。目を開けて、腕の位置がどうなっているかを確認します。詳細は分かりませんが、武井さんはこれをきっかけに「自分の体を思った通りに動かすことがいかに難しいか」ということに、小学生の時すでに気づいたそうです。どんなスポーツでも効率のよい動きや、有効な体の使い方というものがあります。ところがその方法をいくら教えられても、すぐにその通りに体が動いてくれるわけではありません。もしそんなことが可能なら、体育の授業を嫌がる人は激減することでしょう。武井さんはアスリートとして活躍するためにどうすればもっと自分の体を思い通りに動かせるのかを考えトレーニングを重ねていたことでしょう。上にあげた例は、どちらかというと体を鍛える領域での話です。私の考えている領域は、「原始反射」を統合させるというものです。どちらも、自分の体を思い通りに動かせるようにという点では、共通しているかなと思っています。原始反射統合の詳細に関して、私は説明できる立場ではありませんので、興味のある方は、「発達支援コーチ」というページをご覧ください。私がお勧めするのは、自分の体を思い通りに動かせるように体を発達させる方法です。その1つに【金魚体操】というものがあります。これは誰かにやってもらうものなので一人ではできませんが詳細は最後に上げている著書をご覧いただくのが確実かと思います。テクニックだけを切り取ってやるよりも、その目的や仕組みを理解してもらうほうがより効果が深まると思うからです。私もまだまだ勉強中ですので、これからもっと身につけます。#3「人間脳の根っこを育てる 進化の過程をたどる発達の近道」栗本啓司(花風社)金魚体操だけでなく、色々なエクササイズが載っています。前回の「人間脳を育てる」と合わせて読むと、さらに理解が深まります。カウンセリングルーム住吉 https://counselsmys.wixsite.com/soushinkan
2017.07.27
自分の体を思い通りに動かす。普段多くの方は歩くときに、「右足と左手を前に出して、次は左足と右手を前に…」なんて、考えながら歩いていませんよね?他にも座って本や新聞を読んだり、食事をしたりするときに「足は地面につけて、背筋を伸ばして、腕の力は抜いて、手は物を落とさないぐらいの力で…」なんて、考えているでしょうか?中には、姿勢を正すことに意識を集中して取り組んでいる方もいるかと思いますがそうなると肝心の本の内容や食事の味は、十分楽しめているでしょうか?楽しめている方はそれでいいのですが、発達途上の子どもたちはおそらく、「背筋を伸ばして!」「足をぶらぶらしない!」と言われるとその時はできても、だんだんと崩れてくるでしょう。いわゆる、「姿勢の保持が苦手」と言われやすい子どもたちです。実は、大人になってもこれらの傾向が残ってしまうことがあります。姿勢の保持というのは体中の色々な筋肉を、同時に/順番に、緊張させて/緩めて、という動きが適切なバランスで行われて初めて可能になると言われています。先に挙げたような、歩くときに自分の手足の動きを確認しないと右手と右足が同時に出てしまう人は、実際にいます。中には、こたつの中に足を入れると自分の足がない感覚になる人もいます。このことは、体を思い通りに動かせる人が優れていて動かせない人は劣っているという意味ではありません。体を思い通りに動かせないからといってただちに発達に凸凹があるとか、そんなことは決して言えません。体を思い通りに動かせていると思っている人でも誰かに観察してもらうと無意識的に動いている箇所や過度に力が入っている箇所を見つけてもらえるでしょう。知っておいてもらいたいことは、姿勢の保持が苦手な子は何かに集中するときにエネルギーをそこへ向けると無意識的に本人にとって楽な姿勢になりやすいということです。学習がその最たる例です。姿勢を正すように促されるとそこに意識が集中してしまい、肝心の学習内容が入ってこなくなります。そして学習に集中しだすとまた姿勢が崩れてきて、また注意され…これを繰り返していると子どもはだんだん意欲をなくしていきます。もしくは、大人に怒られないためのただの作業になってしまうかもしれません。一般的に「正しい姿勢で学習したほうが集中しやすい」と言われがちですがそれは、「正しい姿勢を取ることにさほどエネルギーを使わなくて済む」体になってからの話です。実は学習だけでなく、将来の夢を抱くこと、自分の意思を伝えること、思考したりイメージしたりすること、何かを作ること、これらはすべて、自分の体を思い通りに動かせるようになればなるほど実行しやすくなります。「じゃあ思い通りに動かせない人は(先に挙げたことが)できないの?」そんなことはありません。ただ、動かせる人に比べると多くの時間や労力を要する可能性はあります。自分の体を思い通りに動かすということに対して、次のような批判があるかもしれません。「生まれつき筋肉が発達しない子や動かせない子は、どうやって動かすんだ」「事故で動かなくなったり無くしたりした場合、動かせないじゃないか」このような批判には確かに一理あるかもしれません。ただ、この観点はあくまで「通常の発達(身体機能)」を基準とした見方ではないでしょうか。私の考えは、「その子が思っている通りに自分の体を動かせる」ことであって他の子と同じことができるようになることが重要だとは考えていません。赤ちゃんが覚束ない手足をじたばたさせているのが楽しそうなように、その子にとっての喜びが最も大切だと思っています。では、どうすればいいのか?残念ながらちょっと長くなり過ぎましたので、今回はひとまず本の紹介で終わります。次回、色々なアプローチ法についてお話できたらと思います。最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。垣内 宏樹#2人間脳を育てる 動きの発達&原始反射の成長灰谷孝(花風社)少し値段はしますが、非常に読みやすいです。私が発達についてもっと学びたいと思ったきっかけになった本です。カウンセリングルーム住吉 https://counselsmys.wixsite.com/soushinkan
2017.07.20
この4月からお世話になっております、臨床心理士の垣内と申します。学習塾に専属で臨床心理士がいるのは、珍しいことかと思います。まだまだ不慣れではありますが、塾に通う生徒、およびその保護者の方々だけでなくこころの悩みを抱えながら耐えておられる多くの方々にとって少しでもお役に立てるよう精進していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。まずは私の自己紹介を少しさせていただきます。私は臨床心理士の資格を取得した後、心療内科クリニック、公立教育センター、臨床心理士養成大学院付属の心理相談機関、私学中高一貫校のスクールカウンセラーなどで勤務させていただきました。主な相談対象は、幼稚園から高校生ぐらいまでの子どもとその保護者、および教職員でした。クリニック等では、成人の方も対象としていました。詳しくは、創心館の2階で開設している「カウンセリングルーム住吉」のホームページもご覧いただけたらと思います。URLはこちら https://counselsmys.wixsite.com/soushinkanご質問や問い合わせについては、カウンセリングルーム住吉のホームページ内にあるお問い合わせフォームから随時受け付けております。できるかぎり迅速にお返事いたしますので重ねてよろしくお願い申し上げます。今後は、子育てに関する内容や心理学にまつわる内容についてできるかぎり発信して参ります。今回は本の紹介をさせていただきます。#1←これは自分で何を紹介したのかを把握しておくための番号です「思春期の子とのコミュニケーションに悩んだら読む本」大塚隆司(大和出版)そのまんまのタイトルですが(笑)、とても読みやすい本です。思春期の子どもとの関わりについてお困りの方はぜひ一度ご覧ください。創心館、カウンセリングルーム住吉垣内 宏樹
2017.07.14
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