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昨日、自習室を利用していた子供の誰かが机に落書きをして帰っていた。
誰ということは特定しなかったのだが、本日の自習室利用者全員から心当たりがないかどうかを聞いていくことにした。するといの一番にやってきた子供が素直に「僕が書きました」といいました。すぐにその場で「消しましょう」といって本人に消させた後で、「なぜ落書きがいけないことなのか」を一緒に考えることにしました。
私:「なぜ落書きは良くないことなんだろうか?」
子:「・・・机が汚くなるから」
私:「汚くなると感じるのは誰かな?」
子:「・・・自分?」
私:「自分で感じるんだったら落書きをするかな?」
子:「しないと思う」
私:「じゃあ、誰が感じるんだろうね?」
子:「みんな(他の塾生の人)?」
私:「そうだね。でも、中には汚いと思わない人もいるかもしれないね。」
子:「・・・???」
私:「中には”この机には落書きをしていいんだ”と思う人も現れるかもしれないね」
子:「・・・たぶん・・・」
私:「それを先生が放っておくとどうなると思う?」
子:「どんどんとみんなが落書きすると思う」
私:「それっていい状態かな?」
子:「良くないと思う」
私:「落書きを見つけたらどうすればいいと思う?」
子:「みんなで協力して消したりしていたずらしないようにしたらいいと思う」
私:「君たちはそのことが出来そうかな?」
子:「出来ると思います」
私:「じゃあ頑張って!もしヤバイと思ったら今日のことを思い出してください」
子:「はい」
たかが落書き、されど落書き。かつてニューヨークの町は落書きがあふれていた。それを解消するために、町中の落書きを消すことを市民が一体になって取り組んだ。その結果、落書きだけでなく犯罪も減った。つまり落書きの放置は人間の堕落を受け入れることになってしまうのである。
落書きを放置する塾あるいは教室でまともな子供は育たない!
落書きという行為は叱るべき行為であるが、なぜ落書きが良くないことなのかよく話し合うことが大切である。しかもこのような話は「家庭」で行われるべきことである。
ただ、家庭の問題と簡単に片付けるつもりはない。塾で教えられることであれば世間一般の「躾」の範疇として教えるべきであろう。問題は叱った後のフォローである。誰しも叱られることに慣れてはいない。子供であればなおさらであろう。嫌な気持ちを胸に秘めたまま帰宅すると最悪の場合、対人恐怖症になることも考えられます。叱りは「馬鹿もん!」の一言でいいじゃないですか。その後の行動をどのように悔い改めるのかを大いに評価してあげましょうよ。