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レッドペッパー ２００５
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2006.10.12
テーマ： ただ思うこと・・・(561)
カテゴリ： 商い中。
ありがとうございます。
何か胸騒ぎ感じて、深夜目が覚めた。
それがなんなのかわからぬまま、
何か飲もうと台所に行くと、
おかしい。
ほんの２時間前にトイレに起きた時にも感じていたことだ。
そうだ。
台所がやけに生暖かいのだ。
明かりを付けたがいつもとなにも変わらず、
気のせいかと思い直すと、
少し焦げ臭い。
ガスコンロを見たが、
しかし、ふと見ると、
火のスイッチが入ったままになっているではないか。
魚を焼くグリルの窓から明かりが見える。
なんと。
すぐさま消して彼女に聞くと、
洗って空焼きしたままだったと言う。
もう何時間も付けたままだった。
焦げ臭かったのは、
グリルの排気に置かれたやかんによるものだった。
中の冷めていた麦茶が、
熱だけで熱くなっている。
恐ろしい。
私が起きなければと思うとぞっとするが、
決して、頭が上がらないからではない。
私を起こしたものは。
すっかり、目の覚めた私は、
この前見た映画を思い出していた。
私の中の消しゴムという映画だ。
妻が病気にかかり、記憶をどんどん無くしていく。
この映画は、私にとって考えさせられる。
私は、自分の妻が、
などとつまらぬことを考えながら、
あながち、誰にも起こりえるものだとしみじみ痛感した。
まぁ、何事もなかったことだし。
私を起こしたものは。
私は、そちらのほうが気になってしかたがない。
もしかしたら、私は、起きてはいなかったのではないか。
だとすれば、今は、死後の世界か。
朝になると、一家３人焼死なんていう見出しの新聞が流れていたりして。
皆さんも火の元だけには、ご注意を。
愛するものと一緒に暮らすには一つの秘訣がいる。
すなわち相手を変えようとしないことだ。
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