J☆spirit
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
ある夜・・・ 行方不明のミースケを見つけた!!! というか、そっくりな猫がいた ”おいで、おいで、みーすけ”と呼びかけても悲しそうに鳴くだけ。でも、私は絶対ミースケだと確信した。 車の下に潜り込み捕まえた!!ヤッター、嬉しくて、嬉しくて家に連れてかえり、すぐにお風呂に入れた。 ミースケは、痩せこけて真っ黒だった。 念入りにシャンプーをしてあげたが昔の品の良さの面影がない。 みんなで判定会とをした。 たくさんの人がミースケとの再会に喜び遊びに来てくれた。 その結果、この猫はミースケと判断された。お金を出し合って去勢をしようとまで言ってくれました。たくさんの人に愛され、可愛がられてたミースケ・・・・ 痩せて、あまりにも下痢がひどくてハウスから出せない。 だして、だしてとかすれた声でなくミースケ、力なく新聞紙を噛み千切って抵抗していた。 でも、私はご飯を食べて体力を取り戻せば元気になるだろうと考えていた。病院に行かなくても自然治癒力があるはずだと信じていた。 3日ほどしても食欲がなく、体から異臭がする・・心配になり結局、娘と病院へ連れて行った。 すぐに先生は診察して、”残念ですが、余命2~3月です。 猫エイズで治療の方法はありません。家族で看取ってください” 私は、先生の話を聴きながらボロボロと涙をこぼして泣いた。隣の娘は黙って先生の話を聴いている。 病院をでて車に乗り込んだ瞬間に娘はしゃくりあげて泣いた。(ずっと、ガマンしてたのね・・ 気づかなかった。この子は、私よりもつよいなぁと思った) 私と娘は、話もせずに泣き続けた。 私は、自分が情けなくなった。ちゃんと去勢して外になんか出さなきゃ良かったと悔やんだ・・・だけど、私は猫を去勢もせず、外にも出した。自然のままが良いと思ったからだ。 その考えが間違っていたのかと悔やまれる。 家に帰って、これからどうするかを話し合うことにした。どうすることがミースケにとって一番良いのか、考えることにした。 私の心の中で”百万回生きた猫”の絵本が思い出された。 家に着いて、ミースケをハウスに入れる。 動物病院の先生の言葉が甦る”このまま、ハウスに入れたままで良いです。” ハウスの中で力なく出して、出してと訴えるミースケ・・・だけど出すわけにはいかない・・・ 落ち着きなく、声にならない声で鳴き続ける・・・ミースケはどうしたいのだろう??? 何がミースケにとって幸せなのか??? 娘と話し合った 私達は、どうすれば良いのか・・・私は、ミスーケをハウスから出した。 ハウスを拭いて掃除をする娘のそばでガラス戸を開けた。 その瞬間にすばやくミースケが出て行った。 それに気づいて泣きながら追いかける娘しばらくして、泣きながら娘が帰ってきた、”おかあさんのバカ、大嫌いと何度も何度も繰り返す。 私も涙が止まらない、すごく、悲しい、罪悪感で今もココロが痛い、私がしたことは良いことなのか悪いことなのか分からない・・・きっと駄目なことだったのかなぁ。 でも、私はミースケをずっとハウスに閉じ込めて家の中に閉じ込めて置くことが出来なかった。だって、ミースケの目が出たい、出たいと訴えていたのだから・・・
February 20, 2006
コメント(4)