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トリノの16日目、アルペンのスラロームでは終わってみれば皆川賢太郎選手(28)がメダルまで100分の3秒、本当に惜しかった。 でも50年前に猪谷千春さんが銀メダルを取って以来、一桁順位もなかったということで、50年ぶりの入賞! そして日本では3番手と見られていた湯浅直樹選手(22)が積極的な滑りで7位入賞。 すごい♪ すごい♪ 期待の一番手だった佐々木明選手(24)は上位を果敢にねらっていったが、惜しくも2度目にコースアウト。 彼らは早くもバンクーバーを見据えた発言をしているし、悲願のアルペンでのメダル獲得の夢は次につながった。 また彼らは根性で完走した生田選手も含めて、「チームとしての総合力」を強調していたのが印象に残った。 これはフィギュアスケートも同様だと思う。 伊藤みどりさんが銀メダルを取ったころは、天才がたった一人で孤軍奮闘の末、獲得したメダルだった。 でも今回の荒川選手の金メダルは、(もちろん荒川選手の努力なしではあり得なかったけど)、ベースにあるのは日本フィギュア界の底上げ、競争、レベルアップの成果であって、4位の村主選手、そして出られなかった恩田選手、中野選手、浅田真央ちゃん等々の存在あっての快挙で、決して荒川選手個人のものではないという気がする。 (マスコミはなかなかそうは扱わないけれど。。。) ショートトラック最終日、小澤美夏選手(20)は女子1000mで準決勝に進んだもののなすすべなく5位で終わり、トータルで9位と入賞を逃した。 寺尾悟選手は、男子500mで準決勝に進出。 途中まで決勝に進出できる2位をキープしていたが、最後に抜かれて3位に落ちた。 日本の選手はゴール前でやけに淡泊なんだよなあ。。。 でも、これで6位入賞。 ショートトラックでは神野選手に続き、ようやく二人目の入賞者になった。 しかしこの種目でも、韓国、中国のメダルの荒稼ぎぶりはすごい。 同じアジア人でどうしてこうも違うのだろう。。。 日本との差は駆け引きの巧拙だけではなく、ここぞというときに加速するパワーなど、やはり走力そのものにもまったく差があったように見える。 寺尾選手はこれから指導者への道を歩むようだ。 さびしい話だが、韓中や世界との距離を縮めるには、まず環境面の整備が不可欠になる。 ショートトラックに限らず、スピードスケートにおいても1年中滑れるリンクがまともにない環境では、差がついていくばかりなのは仕方ないことなのかもしれない。。。 寺尾選手は、自分の経験を生かしていい指導者になっていってくれることだろう。 企業頼みの現状、施設の貧困さについても、風穴を開けるべくがんばってもらいたい。。。 <日本選手団入賞者リスト> 1位:荒川静香(フィギュアスケート女子) 4位:及川佑(スピードスケート500m)、岡崎朋美(スピードスケート500m) 、スピードスケート女子チームパシュート、村主章枝(フィギュアスケート女子)、皆川賢太郎(アルペン男子回転) 5位:上村愛子(女子モーグル) 6位:加藤条治(スピードスケート500m)、ノルディック複合団体(高橋大斗、北村隆、小林範仁、畠山陽輔)、ジャンプラージヒル団体(伊東大貴、葛西、岡部孝信)、寺尾悟(ショートトラック男子500m) 7位:藤森由香(スノーボードクロス)、神野由佳(ショートトラック1500m)、カーリング女子チーム、湯浅直樹(アルペン男子回転) 8位:クロスカントリー女子チームスプリント(夏見円、福田修子)、大菅小百合(スピードスケート500m)、高橋大輔(男子フィギュアスケート)、岡部孝信(ジャンプラージヒル)
2006年02月27日
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本日決戦、フィギュア女子フリー。 22時ごろ寝てフリーに備え、3時にごそごそと起き出す。 フリーはSPで下位だった選手から演技が始まるが、今回は世界選手権でトップ10の経験のある有力選手がけっこう下位に沈んでしまったので、見逃せないと思ったのだ。 注目の最終グループが出てきたのは6時過ぎ。 サーシャ・コーエンとスルツカヤがプレッシャーに倒れ、優勝したのは荒川静香選手。 スルツカヤにはロシア勢による4種目制覇の期待がかかっていたが、荒川さんがその夢を打ち砕いた。 荒川静香、眠れる天才がついに開花して大輪の花を咲かせた。 アテネオリンピックの体操で「金メダルへの架け橋」で有名になった実況の刈谷アナは、「8年越しの思いを込めて」という表現をしていたが、荒川さんの頭の中には「いつか絶対にオリンピックの金メダルを取ってみせる!」といったような、何がなんでもがむしゃらにというような執念はなかったように思える。 彼女は子どものころから天才少女としてならし、本田武史、田村岳斗らと同じリンクで切磋琢磨しながら育った。 なまじ恵まれた容姿、体格、柔軟性、ジャンプ力があったために、大して努力をしなくてもなんでもできた彼女は、何事に対しても淡泊であったように感じる。 ここに出現したのが、常に彼女に遅れをとっていた遅咲きの努力の人・村主章枝選手だ。 互いに勝ったり負けたりしながら、二人で日本のフィギュア界を引っ張ってきた。 村主選手の存在なくして、荒川選手もここまで現役を続けることはなかったのではないだろうか。 ソルトレークで5位入賞した村主選手が2年連続で世界選手権で銅メダルを獲得したあと、今度は荒川選手が世界選手権で優勝。 そこで栄光をつかんでその後へのモチベーションを落とした荒川さんは、新採点にもなじめず、今シーズンに突入。。。 そんな彼女が勝利に対して貪欲に執着心を持ち始め、本当の本気になったのは昨年の12月25日ではなかったかと思う。 村主選手が優勝した全日本選手権で、三たび15歳の浅田真央選手に敗れたときだ。 同じ選手に3連敗というのは、元世界女王のプライドがずたずたになってもおかしくない。 浅田選手が荒川選手の心に本気の炎を着火した、そんな気がしてならない。 オリンピックまでの2カ月の間、彼女はオリンピックの勝利を目指して、コーチを変え、曲を変え、プログラムを変え、目の色を変え、一回り成長した。 わずか2カ月とはいえ、才能にあふれた天才が初めて必死になって死にものぐるいになって本気で努力すればもうこわいものはない。。。 きょうの最終グループを見て、全日本選手権の最終グループの争いのほうがレベルが高かったように見えた。 CDのようなでっかい金メダルをつかんだのは荒川選手一人だったけれども、日本女子フィギュア界のレベルの高さがつかんだメダルともいえるだろう。 真央ちゃんの特例による出場嘆願をしなかったことは、今シーズン、真央ちゃんに破れているスルツカヤとコーエンをずいぶん楽にしたと思っていた。 でも終わってみれば、そのことは荒川さんに味方した。 まあ、きょうの出来なら、荒川さんが勝っていたかもしれない。 でも去年の世界ジュニアで真央ちゃんより下位にいたエミリー・ヒューズ、キミー・マイスナー、ゲデヴァニシヴィリがそれぞれ6位、7位、10位と健闘したことを考えると、真央ちゃんが出ていてもきっと優勝争いを演じていたと思う。 渾身の演技を見せた村主さんもほぼノーミスだったけれど、思ったように得点が伸びなかった。 技術点で、予想していたよりもレベルが稼げなかったようだ。 でも立派な4位、みごとな4位。 彼女は「バンクーバーまでやりたい」と宣言し、それを聞いて私はとてもうれしかった。 彼女はそのくらいの心意気で1年、1年、またストイックに過ごしていくのだろう。 2010年、村主さんは29歳になっているけれど、でも努力家の彼女なら、そのときまで第一線にいるような気もする。 気に入らなかったのは安藤選手のコメントだ。。。四回転に失敗したのは仕方ない。転倒したのも仕方ない。 でも骨折を押して出たのは自分のためでしょ。自分の夢をかなえたかったんでしょ。楽しみたかったんでしょ。 荒川さんのように、勝った人が「楽しんで滑れた」というのは聞いていても心地いいけれど。。。 4回転で疲れちゃった。。。って。。。 4回転をウリにしてここまできたんだから。。。 でもそれで自分で自分の首を絞めた感じだ。。。 4回転にあそこまで固執するなら、オリンピック以前の他の試合でもっと跳んでおくべきだった。 15位という成績はまあやっぱりといったところだ。。。 全日本で6位だったんだから順当といえば順当。。。 荒川選手の金メダルに隠れてしまいがちだけれど、やはり3人目の選考はおかしかったということが証明されたかたち。。。 彼女は今より1,2年前のほうがよかった。 オリンピック選手を選ぶのに2年前からのポイントを参考にするのはおかしすぎる。。。 今シーズンの安藤選手は、明らかに技術の裏付けと自信と勢いをなくしていて、この日の演技もまさにそのとおりだった。 3回転も満足に決まらないで、4回転もないもんだ。。。 オリンピックは自分一人のものじゃない。。。 出場権を争った中野さん、恩田さん、そして特例が認められなかった真央ちゃんの分もがんばってほしかった。。。 それと、真央ちゃんは2カ月差で年齢制限にひっかかったけど、重視すべきは実年齢よりメンタル面だろうと。。。 精神的に未熟すぎる選手は出された本人もつらいだろうと思った。 次回のバンクーバーからは、全日本の成績とせめてその年の成績だけを重視する選考方法に変えてほしい。 荒川さんと村主さんと中野さんには来月の世界選手権でがんばってもらって、来年の東京での世界選手権での3枠をしっかり確保してもらいたい。 そして4年後のバンクーバーに向けてはもういろんなしがらみも何も関係なしに、すべてリセットしてスタートしてほしい。
2006年02月24日
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トリノ12日目。 ☆ノルディック複合スプリント。 ラージヒルのジャンプ1本と、7.5キロのクロスカントリーを1日で行うのがスプリント。 ジャンプで好結果を出した畠山選手と渡部暁斗選手はクロスカントリーが苦手。 クロスカントリーの得意な高橋選手と小林選手はジャンプで失敗とかみ合わない結果で、高橋の15位が最高だった。 でも渡部選手はまだ高校生なので、次に期待するとしよう。 ☆スピードスケート男子1500m。 長距離の得意な選手と短距離の得意な選手の両方が出場するというこの距離は、いってみればその国の総合力を試される種目といっていいかもしれない。 で、日本は杉森選手の24位が最高、今井選手は34位、牛山選手は35位、中島選手は38位でビリから3番目。。。 実力が足りないのは一目瞭然だけど、それにしてもピークを合わせ損なったのだろうか。。。 ☆ついに始まった女子フィギュアのSP。 最強トリオといわれた日本女子だが、安藤選手はコンビネーションジャンプで失敗してよもやの8位スタート。 村主選手は4位、荒川選手は3位につけてメダルが見えてきた。 トップにつけたのは圧勝が予想されていたスルツカヤではなくサーシャ・コーエン。 3位の荒川選手までは点差がほとんどないので、金メダル争いから目が離せない。 サーシャ・コーエンは必ず一度はミスをするという不思議な選手。 またスルツカヤは今季、グランプリファイナルで真央ちゃんに敗れた以外は、SPからハイスコアを並べて圧倒して勝利をおさめている。2位も予想外なら、3位とこんなに僅差なのも予想外のことだろう。 荒川選手と村主選手は追う者の強みで、なんとか日本選手団に初メダルをもたらしてもらいたい。今年初めてのサッカー観戦。日産スタジアムにアジアカップの予選、日本代表vsインドの試合を見に行った。寒いのは苦手だけれど、この日は不思議なほど暖かかった。私は、自分のチームで大した活躍もできていなかったり、試合にすら出られていない海外組よりもむしろジーコにあからさまに差別されている不遇な国内組のほうが「ハート」が感じられて好き。前半は「全くもう。。。」の展開だったが、終わってみれば順当に6-0。この試合では、巻、佐藤寿人、長谷部などが必死でアピールしていた。最初からドイツW杯へのシード権を持っている海外組の人数を考えると、残念ながら「2010年のW杯でがんばってね」という感じだけれど。。。
2006年02月22日
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荒川しーちゃん、金メダルやったー♪ すぐりんはものすごく残念な4位。 こんなタイミングで空気を読まずにトリノオリンピック11日目の記録をば。。。(笑)☆カーリング、決勝トーナメント進出をかけ、イタリアとの試合。 ここまで最下位のイタリアがやけに好調で日本は後手にまわる。 不利な先行のまま最終エンド、全員の気持ちがつながって奇跡に近い逆転勝ち。 日に日にカーリング人気が高まっているが、実は解説の人がかなりそれに貢献していると思う。 一投ごとにきちんとねらいとその結果を説明してくれるからとてもわかりやすい。 また「ここがキーショットですよ」などという予言が必ず当たっている。 それもあって試合を放映するたびに新しいファンを獲得しているに増えているに違いない。 解説者は小林宏さん、このリンクぺージの3人目の人です。結局、日本チームは予選最後のスイス戦で力尽きた。 でも前回より順位を1位あげ、そして内容は全然違う誇りある7位入賞だった。 各国のチームは、いかにもベテランがそろっていたが、日本は27歳、27歳、21歳、21歳、19歳とまだ若い。 ビジュアル度も一番だったんじゃないかな?(ひいき目?) 次回が楽しみといいたいところだけれど、日本の場合、この先、彼女たちが競技を続けられる環境があるのかが大問題。 今回の好成績が彼女たちの将来につながっていくといいなあ。。。 それから、世界女子カーリング選手権が来年3月に青森で開催されるそうです。 ☆ジャンプラージヒル団体は、個人戦の成績を参考にポイント化すると全体で6位だったというそのまんまの成績。 日本の面子を保ったのは葛西、岡部の両ベテラン勢だった。 新旧交代がうまくいっていないといえばそれまでだけど、それだけベテランががんばっているということでもある。(原田選手の選出は疑問だった。。。) 彼らを乗り越えられない若手がだらしないということなんだろうなあ。。。 ☆アイスダンスのフリーでは、上位陣に波乱続きのオリジナルダンスに比べると、ミスが少なく力のこもった見応えのある試合だった。 上位3組はオリジナルダンスの順位そのまんま。 また世界選手権の結果そのまんまでもあり、やっぱり順当なところにおさまったとおいえる。 それにしてもオリジナルダンスは、いろんな意味ですごかった。 コンパルソリーの上位6組が入った最終グループで、なんと3組が転倒。 ジャンプのないアイスダンスではとても珍しい光景。 でも、新採点法により、ルールの範囲内でアクロバティックな技が増えたため、これからはシングルのようにハラハラドキドキの展開になっていくのかもしれない。 コンパルソリーでトップにつけていたイタリアのカップルも転倒に見舞われたが、演技終了後、男性が女性ににらみつけられていて気の毒としか言いようがなかった。(苦笑) カナダのペアは、気の毒に女性が氷にたたきつけられるかたちになり、フリーを棄権してしまった。 もう一つ、私が転倒の理由として思ったのは、女性のコスチュームの露出度がものすごく高くなっていること。 そのために男性の手が汗ばんで滑っちゃうんじゃないのかなあ、なんて。。。 そんな波乱だらけの中で、自分たちの演技をやり抜いた1位のロシアペア、2位のベルビン・アゴスト組はさすがだった。 <ここまでの入賞者リスト> 4位:及川佑(スピードスケート500m)、岡崎朋美(スピードスケート500m) 、スピードスケート女子チームパシュート 5位:上村愛子(女子モーグル) 6位:加藤条治(スピードスケート500m)、ノルディック複合団体(高橋大斗、北村隆、小林範仁、畠山陽輔)、ジャンプラージヒル団体(伊東大貴、葛西、岡部孝信) 7位:藤森由香(スノーボードクロス)、神野由佳(ショートトラック1500m)、カーリング女子チーム 8位:クロスカントリー女子チームスプリント(夏見円、福田修子)、大菅小百合(スピードスケート500m)、高橋大輔(男子フィギュアスケート)、岡部孝信(ジャンプラージヒル)
2006年02月21日
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女子のスピードスケート1000mは、日本選手が吉井、岡崎、田端、外ノ池と15~18位にずらっと並んだ。 トップクラスに比べるといかにも最後の1周が非力。 ま、男子よりはマシとぃう程度。 長野オリンピックの1000mで清水選手が3位に入ったことで勘違いしていたけれど、1000mってこんな難しいレースだったのか。 日本の選手は500mに主眼を起きすぎなのかな。 人気うなぎのぼりのカーリング。 TV解説者の受け売りですが、「日本の攻めのカーリング」は本当に見ていて爽快です。 (いや、守りのカーリングがどういうものかはよくわかりません、ごめんなさい。) この日も前回優勝のイギリスに勝ちました。 それも第9エンドで3点を奪って突き放し、イギリスは第10エンドを残してギブアップという完勝ぶり。 このカーリング、本当は簡単なわけはないけど、ちょっと簡単そうに見えるから、「やってみたいなー」って思い始めている人も多いかもしれません。 調べてみたら、東京地区だと明治神宮のスケートリンクや東伏見でスクールが開催されています。カーリングの醍醐味を手軽に味わってみたいなら、カーリングのフロア版といってもいい「ユニカール」というスポーツがありますよん。 これは氷の変わりに、特殊なマットを敷いてその上でストーンを投げて点数を競います。 ルールはカーリングとほぼ同じ。 私、これなら一度やったことがありますが、だれでもすぐその場で始められて、ボウリングを少し複雑にしたパズルをとくようなおもしろさがあって楽しかったです。 じゃあ、どこに行けばこのユニカールができるのかというと、カーリング場を探すよりも大変かもしれませんが(笑)、とりあえずこの用具がひとそろいあればどこでもできるというわけですよ。 トリノオリンピックの副産物として、カーリングだけじゃなくユニカールも普及していくかもしれませんね。
2006年02月20日
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今回の大会から始まったスノーボードクロス。 タイムレースを勝ち抜いた選手たちが4人同時に斜面を滑り降りて順位を決する。 迫力満点で、かつ駆け引きの巧拙が勝負を分ける。 ショートトラックのようなせこい(失礼!)相手をはめるような駆け引きではなく、自分がいかに一瞬でも早くゴールラインに到達するかという駆け引きで、見応えがあって楽しい♪ 一日前の男子では、千村選手が決勝ラウンドに進み、1回戦を勝ち抜いて16位になった。 そして女子では、藤森選手が決勝ラウンドに進み、前2人の選手が接触して転倒というラッキーにも恵まれ、7位入賞を果たした。 ジャンプラージヒルの予選。 日本は岡部、葛西、伊東大貴に次ぐ4人目の選手選びが難航していたようだ。 結局、一戸選手に決まったけれど、残る選手にどうせ決め手がないなら、4年後を見据えて16歳の伊藤謙司郎選手を起用してほしかったな。。。 41歳の越選手に入賞の期待がかかったスケルトン。 弱点であるスタートダッシュの猛特訓を積んだというドキュメンタリーがあったな。 1回目はだれにも負けないというコース取りのうまさを発揮して9位。2度目でさらに上をねらったが、ミスが出て惜しくも11位。 現役か引退かで迷っているようだが、日本のスケルトンの今後の発展のためには越さんが連盟で力を尽くすことが不可欠なんだろう。 でもここまでやってきたのだから、1日でも長く現役を続けてもらいたいという思いもある。。。 アイスダンスのコンパルソリー。 トップに立ったイタリアのカップルは、ソルトレーク後プロに転向してまたアマチュアに戻ってきたそうだ。 世界選手権2位で、井上怜奈選手と同じくギリギリでアメリカの市民権が認められたカナダ出身のベルビンとアゴストのカップルは少々出遅れて6位スタート。 ペアであれだけ強さを発揮した中国が参加していないのが不思議。(出場権が取れなかったということなんだろうけど) 日本からは渡辺・木戸組が出場。 世界レベルにあるシングルと違って正直、世界とのレベルの差はでかいなーと感じた。 <ここまでの入賞者リスト> 4位:及川佑(スピードスケート男子500m)、岡崎朋美(スピードスケート女子500m) 、スピードスケート女子チームパシュート 5位:上村愛子(女子モーグル) 6位:加藤条治(スピードスケート男子500m)、ノルディック複合団体(高橋大斗、北村隆、小林範仁、畠山陽輔) 7位:藤森由香(スノーボードクロス) 8位:クロスカントリー女子チームスプリント(夏見円、福田修子)、大菅小百合(スピードスケート女子500m)、高橋大輔(男子フィギュアスケート)
2006年02月18日
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かつては金メダルを取ったこともあるノルディック複合団体は、ジャンプでの5位から、距離で一つ順位を落として6位。 でも距離が苦手といわれながら、高橋大斗、北村、小林、畠山と、バンクーバーにつながるがんばりを見せてくれたのではないだろうか。 むしろ得意だったはずのジャンプで誤算続きだったことが悔やまれる。 試験勉強でも得意を伸ばすか苦手を克服するか、そのバランスが難しい問題だけど、今の日本は原点に戻ってもっとジャンプを強化したほうがいいのでは? 度重なるジャパンバッシングでジャンプの比重が少なくなったとはいえ、日本が勝機を見出すためには距離のスタート時点でトップに立つことが最低条件。 そうして初めてメダルの影が見えて来るように思った。 スピードスケートパシュート。 男子は8位。 女子は準決勝でカナダに破れ、ロシアとの3位決定戦に臨み、リードをしていたが、大津選手が転倒し、万事休す。 相手チームの転倒にメダルのチャンスを得た日本が銅メダルを目前にして転倒に沈んだ。 日本は各選手の所属が違うため、チームとして練習する時間がほとんどなかったという。 走力も大事だが、戦術が大きなウエイトを占めるこの種目は日本人向きでメダルをねらいやすいと思う。 もっと本腰を入れて熟成させていってほしい。 <ここまでの入賞者リスト> 4位:及川佑(スピードスケート男子500m)、岡崎朋美(スピードスケート女子500m) 5位:上村愛子(女子モーグル) 6位:加藤条治(スピードスケート男子500m)、ノルディック複合団体(高橋大斗、北村隆、小林範仁、畠山陽輔) 8位:クロスカントリー女子チームスプリント(夏見円、福田修子)、大菅小百合(スピードスケート女子500m)、スピードスケート女子チームパシュート、高橋大輔(男子フィギュアスケート)
2006年02月17日
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ドキドキのフィギュアスケートの男子フリー。 最終滑走の高橋大輔は細かいミスが響いたか技術点を抑えられて8位だった。でもテレビで報じている「8位に終わった」という表現にはとっても違和感がある。 彼がまるでメダル候補だったような扱いだけど、去年までの精神力のもろさを考えると、8位入賞は上出来といえるだろう。 もったいなかったのは、せっかく跳んだトリプルルッツをノーカウントにされてしまったこと。 全日本選手権で織田選手が一度優勝と発表されながら、のちに減点されて高橋選手と順位が入れ替わったが、あれと同じケース。 同じ種類のトリプルジャンプを二度跳ぶのは2種類までしか認めない、というルールに引っ掛かった。 具体的には、3のコンビネーションジャンプの二つ目のジャンプをダブルに抑えておけばよかったのに、「混乱した」とかで3回転トゥーループをくっつけてしまったために、8の高いポイントをもらえるトリプルルッツがカウントされなかったのだ。 本来のプログラムどおりに滑れていればメダルは無理でももう少し上位をねらえたわけでもったいなかったが、それでも彼のエッジワークは高い評価を受けた。 織田選手と切磋琢磨しながらのこれからがますます楽しみ。今度は、晴れの大舞台でパーソナルベストを出してみせてほしい。上位を見てみると、優勝したプルシェンコはたしかにすばらしかったけど、SPでリードしすぎたためか、彼のベストの演技ではなかった気がする。 他の選手も同様。 ソルトレークに比べると低調に感じた。 ソルトレークでは4回転全盛時代だった。 あのとき、4位になった本田選手は4回転を跳んでも表彰台に届かなかったのだ。 今回は4回転を跳べたのは1位、2位の二人のみ。 新採点方式になって冒険しづらくなった傾向を如実に表している。 3位に食い込んだジェフリー・バトルや、今回たまたま崩れてしまったジョニー・ウィアーは新採点の申し子といえるだろう。 彼らは大技はないが、芸術性の高いタイプのスケーターで、旧採点のままだったら、ここまで世界のトップになっていたかどうか。。。 で、アイスダンスのあといよいよ女子シングルが始まる。 男子のアメリカントリオのように4位、5位、7位でメダルを逃すなんていう事態だけは勘弁してください。。。 (けっこうありそうなんだよなあ。。。)
2006年02月17日
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相変わらず日本選手団の不調が続いている。(いや、実は順当?) 男子モーグルはエースといわれた附田選手が、エースらしからぬ演技でよもやの予選落ち。 日本で唯一予選を突破した上野選手も決勝では最下位。。。 さすがにここまで来ると、「うーん、~選手、実力を発揮しきれません」というアナウンスを耳にするたびに、「そういうのは『実力が足りない』って言うんだよ」とテレビに突っ込んでいる自分がいる。 今回から始まったスピードスケートのパシュートには女子チームに幸運が舞い降りた。 男子チームは準々決勝でいいところなくカナダに破れて7-8決定戦にまわった。 メダルをねらう女子チームはノルウエー相手に大きくリードを許していたが、ゴールまであと少しというところでなんとノルウエーチームの一人が転倒。 幸運な1~4位決定戦進出が決まった。 これはオリンピックで初めて採用された競技で、各国ごとにアプローチのしかたが違うのがおもしろい。 3人が一団となって先頭を交代しながら、男子は8周、女子は6周して、相手チームよりも速くゴールする種目だけれども、先頭の交代のしかたや3選手の起用のしかた(長距離が得意な選手かスピードのある中距離の選手中心でいくのか)、準決勝を見据えて予選をどのようなタイムで滑るのか等々、戦術が大きくものをいう種目のように見えた。 今回、日本チームはおそらく3人一緒に練習する時間はあまりなかったと思うが、8チームで行われるため、メダルをねらいやすい種目でもあり、今後作戦を練って本腰を入れて臨む価値はありそうだ。 日本は準決勝で強豪カナダと対戦するが、仮にここで破れてもまだ3位決定戦があり、今のところメダルの確率は75%? オリンピックで楽しみなのは、ふだん見られないマイナーな種目の中継があること。 でもこのオリンピックで、私はショートトラックだけは決定的に嫌いになったみたいだ。 一言でいえば「汚くないと勝てない種目」。。。 中国と韓国はこの種目でメダル数を荒稼ぎしていて、同じアジア人として日本人だってやればできるんじゃないかと思わなくもないけれど、どうにもこうにもやっぱり根本的に日本人には向いていないと思う。 日本選手はハプニングやアクシデントに巻き込まれて損をするばかりだ。 ソルトレークでは途中まで最下位だったオーストラリアの選手が、上位3人が競り合いで全員が転倒し、あれよあれよと優勝してしまったことがあったが、そのようにハプニングの結果、日本選手にラッキーが転がり込んだというシーンは見たことがない。 ソルトレークでは男子のエースの寺尾選手が誤審に泣かされて失格になった。 誤審だったのに、「ショートトラックはそういう競技だから」とあきらめざるを得ないなんて、 関係者には怒られてしまうかもしれないが、フェアでは勝てないスポーツのような。。。 日本に有利な裁定なんて絶対にされるわけがないし、とすっかり興味をなくしている自分がいる。 そんななか、リュージュ勢はひっそりとがんばった。 男子二人乗りでは林部吾郎・戸城正貴組が12位。 入賞には届かなかったが日本の貧困な練習環境を考えると大健闘だ。またこの前日の女子一人乗りでは原田窓香選手が13位と、これも大健闘。 彼女は20歳とまだ若いのでバンクーバーが楽しみだ。
2006年02月16日
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オリンピック5日目。 午後5時ぐらいからカーリングが始まり、珍しいし、駆け引きがけっこうおもしろいものだからつい見てしまった。。。 大事な初戦は、勝ち星を計算していたはずのロシア。 序盤はずっとリードしていて、完全に流れを引き寄せるチャンスはいくらでもあったのに息の根を止めることができず、結局、最終エンドで逆転負け。 カーリングは「リード、セカンド、サード、スキップ」と呼ばれる4人が一人2投ずつ、交互に8投げていく。 日本はリードの目黒さんの不調が痛かった。 サードの林さんは安定していたが、スキップの小野寺さんがスーパーなショットを見せたかと思えば次は大ポカといったように出入りが激しく、ロシアに付けいるスキを与えてしまった。 ああ、またいつもの日本の負けパターンなのか。。。 2月18日から、北海道の常呂町でカーリングに打ち込み、ついにはソルトレークオリンピック出場という夢をつかんだ4人の女子高生を描いた「シムソンズ」という映画が公開される。 私は見たいなと思っているのだけれど、今回、オリンピックへの連続出場を果たした小野寺歩選手と林弓枝選手はそのシムソンズの元メンバーだ。 加藤ローサなど美少女タレントが彼女たちを演じるが、実際、今回のこのカーリングチーム、みんな目鼻立ちがくっきりとしていてなかなかの美女ぞろい。 ストーンを投げる瞬間など、その真剣で美しい表情がばっちりアップで映るので、成績がついてくればこれは男性ファンが増えるかも。。。 男子の雪辱鳴るか、女子のスピードスケート500m。 岡崎選手、吉井選手、大菅選手にメダルの期待がかかり、1度目の滑走を終えて岡崎選手が3位につけていたが、2回目に100分の5秒差で惜しくも逆転をくらい4位。 ああまた。。。 今回の日本選手団はこの3位と4位の壁に泣かされるのだろうか。。。<ここまでの入賞者リスト> 4位:及川佑(スピードスケート男子500m)、岡崎朋美(スピードスケート女子500m) 5位:上村愛子(女子モーグル) 6位:加藤条治(スピードスケート男子500m) 8位:クロスカントリー女子チームスプリント(夏見円、福田修子)、大菅小百合(スピードスケート女子500m) そろそろいや~な予感がしてきたので、メダルのない冬季オリンピックはいつ以来か調べてみた。 2002 ソルトレーク 銀1 銅1 1998 長野 金5 銀1 銅4 1994 リレハンメル 金1 銀2 銅2 1992 アルベールビル 金1 銀2 銅4 1988 カルガリー 銅1 1984 サラエボ 銀1 1980 レークプラシッド 銀1 どんどん遡り、第12回のインスブルック大会(1976)年まで戻らなければならなかった。。。 ヤバイ、果たして30年ぶりのメダルなし大会になってしまうのだろうか。。。
2006年02月15日
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男子フィギュアの大事なSP。精神力の弱さを指摘されている高橋大輔選手は、よりにもよって得点が出にくいといわれる一番滑走だった。堅さが抜けず、コンビネーションジャンプの二つ目のトリプルトゥループ、そしてトリプルアクセルの着地がかなり危なかったけれども、なんとかこらえて、得意のステップやスピンで盛り返した。 その後、ロシアのプルシェンコ以外、各選手はミス続出。 終わってみれば30人中5位で、フリーで最終グループで滑走できる6位以内に入ることができた。世界における客観的な評価は、採点表のファイブコンポーネンツといわれるいわゆる芸術点、PCSの部分を見るとわかりやすい。高橋選手はカナダのジェフリー・バトル、エマニエル・サンデューといった有名どころよりやや下の評価ながら、順位では上をいったということは、それだけSPでの演技の出来がよかったということになる。「メダルも……」という声もあがっているが、上位の顔ぶれを見ると、やはりそれはかなり厳しいといわざるを得ない。希望的な観測をすれば、演技順に恵まれた(?)こと。最終グループの最終滑走を引き当てた。SPは一番滑走で、フリーは最終滑走なんて。(笑)ダントツでトップのプルシェンコが最終グループの最初の滑走者で、メダル争いのジョニー・ウィアー、ランビールと立て続けに演技をしてしまうので、高橋はある程度ほとぼりの冷めたところで、無欲の演技ができるのではないだろうか。当初は8位入賞できれば上出来と思っていたので、フリーでは少しでも上位をにらみ、4回転を成功させ、ノーミスで今シーズン最高の演技を見せてほしい。高橋選手は、このフリー演技が今シーズンの最後の試合になるようだ。全日本選手権の順位決定でもトラブルがあったように、織田信成選手の急成長で二人の成績は拮抗していたので、3月に行われる世界選手権の代表は高橋選手ではなく織田選手に決まっている。 でも、もし、もし間違って高橋選手がメダルなんぞを取ってしまったら、オリンピックメダリストを世界選手権に出場させないのか。。。なあんてことはまったく想定外なんだろうなあ。。。(笑)
2006年02月15日
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スノーボード女子ハーフパイプ、前日に男子が惨敗しているので、まあ一人でも決勝に行ければいいよ程度の期待で見る。 今井メロちゃんは2本とも大技に挑んで失敗。 ケガをしたようでちょっと心配だ。 しかし予選だけなら、無理に大技を入れなくても無難にまとめれば決勝に進出できたのではないだろうか。 残る3選手、山岡、中島、伏見の3人は安全運転でなんとか予選を勝ち抜いた。 その分、決勝では力の差を見せつけられた。 日本選手とアメリカの選手じゃ、やっぱりレベルが違う。 試合前にアナウンサーが「アメリカと日本が二強」だなんて言っていったけれど、笑っちゃう。 スノーボードという競技スポーツとしての歴史の浅さのためか、日本は連盟ぐるみで世界のトップレベルとの距離感を見誤っていたのではないか。 でも男子も女子も主力選手はみんな若いので、さ、次だ、バンクーバーを目指せ! メダル確実とみられていたスピードスケート男子500mでは、日本チームは不運に見舞われた。 加藤選手の直前のレースで二人ともが転倒というアクシデント。 そこで余分に待たされた時間が、加藤によけいな緊張を与えたのだろう。 タイムは伸びずに1回目で11位。 ここでほぼメダルの可能性はついえた。 彼もまだ21歳と若いので、この苦い経験を次に生かしてくれるだろう。 がんばったのは及川選手。 惜しいところでメダルには届かなかったが、スタートダッシュのよさを発揮して4位入賞。 この及川選手も一度目はスタートでフライングを取られた。ビデオ再生されていたが、どう見ても動いてはおらず、フライングを取られるようなスタートではなかった。 また2回目も彼の前の組で転倒者が出て少し待たされた。 こういうハプニングも想定しておかなければならないのだろうが、まあ、「この日は日本チームの日ではなかった……」ということだろう。 及川をかわして3位に飛び込んだのは韓国の選手だった。 1回目の加藤の直前のレースで転倒したのが彼のチームメイトの韓国選手。 うがった見方をすれば「ナイスアシスト!」といったところか。。。 フィギュアスケートペア・フリー。 井上怜奈ちゃんずは7位入賞。 スロウトリプルアクセルには失敗したけれど、でも力を出し切った満足感でいっぱいの表情だった。おめでとう♪ この試合で、2位に入った中国ペアはスロウジャンプで女性が転倒し、演技を中断してしまった。 そこでたっぷり時間をとって、中断したところから演技を再開していた。 それを見て思い出したのだが、半月前に行われた四大陸選手権で、男子フリーで日本の織田信成選手が冒頭のトリプルアクセルがすっぽ抜けてフェンスに激突。 それでも止まることなく、途中、フラフラになりながらも最後まで演技を続けた。 それならば、あそこで中断してもよかったのか? 日本選手団は今回、5個のメダル獲得を目標としていた。 その内訳を想像すると、上村愛子選手、スノボーのだれか、加藤選手、女子フィギュアのだれか、もう一つは女子スピードスケートあたりを想定していたと思うが、すでに最初の3つは消えてしまった。 頼みの綱の女子フィギュアも、スルツカヤ、サーシャ・コーエンの二強に地元のカロリーナ・コストナーを相手にしてのメダル争いはかなり厳しい戦いになるだろう。 今季、そのスルツカヤとサーシャ・コーエンに唯一土をつけたのが浅田真央選手だったが、その彼女はいない……。 フィギュアのペアで、中国は3組が出場し、2位、3位、4位に食い込んだ。 これこそ「最強トリオ」の名にふさわしい。 果たして「最強トリオ」といわれている女子フィギュア陣の村主、安藤、荒川の3選手はどうだろう。 去年の世界選手権ではこの顔ぶれで表彰台独占を期待されながら、5位、6位、9位に終わっているのだが……。
2006年02月14日
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トリノオリンピック3日目の反省会。。。 期待の大きかったスノーボード男子ハーフパイプ。 米国、フィンランドと並び3強といわれていたはずの日本だけれど、中井、成田、國母、村上、そろいもそろってだれも決勝に進めないとは……。 前評判にすっかりだまされていた感じだ。 アメリカやフィンランドの選手の高レベルの安定感に比べて、日本の選手はイチかバチかですべて玉砕してしまったように見えた。 優勝は前評判どおりショーン・ホワイトが実力を発揮し、日本選手とはかなりの実力差があるように見えた。 その中で、2回とも大きなミスなくそろえたように見えたのが唯一、ソルトレーク五輪の経験者である中井選手。 でも点数が伸びなかった。 1回目の成田選手といい、日本の選手が一様に納得のいかない表情を浮かべていたということは、審判の基準が試合の都度、違ったりするのだろうか。 点数の出方の傾向をつかみ損ねたチーム全体の敗戦といえるかもしれない。 そのほか、ジャンプのノーマルヒルとスピードスケート女子3000mとショートトラックがあったが、日本選手は目立った成績は残せず。 最初の2日間で、うまくいけば複数個のメダルもと期待されていた日本だが、いまだゼロ。 ここ一番で実力を発揮しきれないのは、いつもの日本選手団の姿だ。 アテネオリンピックであんまりうまく行き過ぎて、「日本人も勝負強くなったもんだ」と錯覚していたのかもしれない。 メダルがそんなに簡単に取れるわけがない。だからこその価値あるメダルなのだ。それより驚いたのがミシェル・クワンの出場辞退。 とことんオリンピックに関しては不運な選手だった……。 出場か否かのタイムリミットは19日ごろまであったはずだが、でも補欠のエミリー・ヒューズのことを考えると懸命な判断だろう。 引き際を心得ていて流石だと思った。
2006年02月13日
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大会2日目の概要を記録しておこう。 まず期待の女子モーグルは、上村愛子、里谷多英、伊藤みきの3選手が予選を通過。 メダルが期待された上村選手、練習に練習を重ねた3Dは見事に成功させたものの、ややスピードを欠いて5位。 やっぱメダルを取るって大変なんだということを見せつけられたけれど、長野から3大会連続入賞というのもなかなかすごいことだ。 里谷選手は無難にまとめていた。 高校生の伊藤選手はよい経験を積めたろう。 ノルディック複合個人。 エースであるはずの高橋大斗選手は直前の練習で腰を傷め、大事をとって距離は欠場。あれ、どこかで見たような、デ・ジャ・ブ? 去年の世界選手権でもまったく同じことがあったような。。。 ケガをしたくてする選手はいないとはわかっていても、私は同じあやまちを二度繰り返す選手はあんまり好きになれない。。。 あやまちといえばジャンプノーマルヒル予選、だれもがビックリのオリンピック出場を果たした原田雅彦選手は飛距離は出たのに、なんと失格に。 スキーが長すぎて失格、というよりスキーの長さに見合うだけの体重が200gだけ足りずに失格。 これは本人が体重制限を1キロ勘違いしていたというひどくお粗末なお話で残念。 葛西選手と伊東大貴選手は予選を通過した。(岡部選手は予選免除)それからフィギュアスケートのペア・ショートプログラム。 今回、全米チャンピオンとして出場している井上怜奈・ジョン・ボールドウィン組を応援する。 果敢に大技に挑み、五輪史上初のスロウトリプルアクセルをクリーンに決めて6位と上々のスタート♪
2006年02月12日
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トリノ五輪の日本選手団の結団式・壮行会があったのは1月22日。私は友人を誘ってボランティアをしてきた。 島谷ひとみや小泉首相、森前首相、小池大臣、秋篠宮ご夫妻などのゲストを迎えての華やかなセレモニー。(今思えば紀子さんのお腹には小さな生命がもう芽生えていたのね。。。) 私は今回はインフォメーション係。 迷子になっているゲストさんの案内係というところ。 「着替えたいんですけど、どこですか?」とか、一般的にあまり有名でない選手の人たちがやけに初々しくて、素の顔がのぞけて楽しい。 とくに冬の競技は、世間に顔を知られていない選手のほうが断然多いのだ。 選手団名簿をもらったが、一時、出場が危ぶまれたボブスレーの選手たちは無事出場が決まってよかった。 この日、スピードスケート陣は欠席していたが、名簿の中で安田選手だけが出場できないという気の毒な事態になった。 でも選手団に選ばれていても試合に出られない選手もいることだろう。 みんなが力を合わせて、がんばれ♪ニッポン♪ ついでにこの日が私のバースデーであることを知っていて祝ってくださった方々、どうもありがとうございました♪
2006年01月22日
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箱根の駅伝が終わると、ああ、正月も終わりだなという気になる。 ここのところ、駒沢大学が圧勝しすぎてレース展開としてはつまらなくなっていたけれど、今年は入れ替わりが激しくておもしろかった。 第1区は日体大の鷲見が無謀とも思える飛び出しで、案の定終盤でつかまった。 2区では、日大の助っ人ケニア人留学生サイモンが大ブレーキを起こして下位に沈んだ。 往路はなんといっても5区の山登りが圧巻。 今年からコースが伸びたというのに昨年も区間賞を取った順天堂大の今井が一人だけ次元の違う走りで往路優勝を飾った。 一方、優勝候補と目されていた東海大学は3区のスーパールーキー佐藤悠基が期待どおりの走りで区間新をマークしたにもかかわらず、5区に起用したエース伊達の不振があとあとまで響いた。 いくつか誤算はあったものの、30秒差で2位につけた五連覇のかかる駒大が復路はくるかなーと思われた。 が、しかし、順大が順調に差を広げ、このまま優勝かと思われたその矢先……。 8区で順大のキャプテン難波がまさかの大ブレーキ。 残り5キロというところで脱水症状を起こし、蛇行し始めた。 意識がもうろうとしているのだろうか。 仲村監督があわてて車から降りて駆け寄る。 走っているランナーを後ろから追いかけるのだから、監督にも走力がないと大変だなーと妙なところで感心していた。 途中棄権かと思われるほどフラついている脇を2位以下のチームがすり抜けていく。 難波は立ち止まりつつ、途中、歩いたりしながらも、なんとか中継点までたどり着き、順大の襷はつながった。 駒沢がトップに立ち9区に入ったときは「やっぱり駒沢が来たか」と思った。 でもまだ勝負の魔物はいた。 安定感抜群だった駒大のランナーが亜細亜大学になんと迫り負けている。 え、亜細亜大学? 大会前に亜細亜大学の躍進を予想した人がどれだけいただろう。 戦国駅伝は亜細亜大学の初優勝で幕を閉じた。 上位を予想されていた各校がそろいもそろって大誤算のハプニングがあった中で、唯一、何の事件も起きなかったのが亜細亜大学だったのだ。 もう一つの見所、10位までに与えられる来年のシード権争いのほうは、早稲田はまたもや最終区でその切符を逃した。 それよりも惜しかったのは、新興勢力の城西大学。 10区の高岡は区間賞の力走を見せたが、10秒及ばず11位。 悔しいだろうけど、城西は来年以降が楽しみだ。 いろいろなドラマを見せてくれる箱根駅伝は、往路が27.6%、復路が29.1%というまたすごい視聴率をたたき出したらしい。 駅伝を見ていると、前年頼りなかった選手が大エースになっていたりして、「1年間」という時間は有意義に過ごせばこれだけ変われて成長できるんだなーと毎度、感じさせられる。 各校の選手たちは今年のゴールの瞬間から、1年後の正月に向けてまた新たな戦いが始まる。 この1年で、私もいい意味で成長できてたらいいなー。
2006年01月04日
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フィギュアの全日本選手権、女子フリーの最終グループの争いは熾烈だった。 結果、村主さんが逆転優勝。 真央ちゃんは公約どおり、女子選手として史上初めて一つのプログラムの中でトリプルアクセルを2回成功させて2位。 今年取りこぼしの多かった荒川さんがやっと実力を発揮して3位。 4位は渾身の演技を見せた恩田さん。 5位は今年の成績がフロックではなかったことを意地で示した中野さん。 そして6位は大きなミスはしなかったものの、相変わらず回転不足や細かいミスの目立った安藤さんという順番になった。 夜6時半から始まる予定だったメダリスト・オン・アイス。 開演の時点で30分遅れになっていた。 テレビの関係なのか選考がもめたせいなのかはわからない。 7時少し前になって行われたオリンピックの選手発表は、案の定、私の予想どおりの3人が選ばれた。 荒川さんと村主さんに関しては絶対に自力で這い上がって来ると信じていたからまったく文句はない。 問題は3人目、スポンサー様に救われたかたちの安藤さん。。。 今回、再三、連盟の選考基準がぶれ続けた中で、最後に生き残った選考基準が去年の成績を重視する「ポイント重視」だった。 このお陰で、緊張に満ちた最終グループの選手6人の中で、唯一安藤さんだけは、演技前からオリンピック出場が確定していたようなものだったのだ。。。 エキジビションは第一部が世界ジュニアに派遣される選手、四大陸選手権に派遣される選手の演技。 長年、日本の男子を一人で引っ張ってきた本田選手の演技には思わず涙がこぼれた。(四大陸に選ばれたとのこと、引退前に舞台が用意されて本当によかった) ドリカムのライブを挟んでゲストのヤグディンが演技、そして最後にオリンピックに選ばれた選手たちの演技という構成だった。 私はどうしても日の目を見なかった人、努力が報われなかった人に感情移入してしまう習性がある。 この日は中野さん。。。 とくに今年いちばんの成長株である中野さんは最後まで安藤さんと枠を争ったようで、割り切れない気持ちだったろう。。。 中野さんは世界選手権出場でお茶を濁されたかたち。。。 ここ最近、女子フィギュアのオリンピックチャンピオンは本命ではなくそのときいちばん勢いのある選手が連続してさらっていってるのに、今シーズン不調の選手で本当にいいのだろうか。。。 まして昨年から今年にかけ、本格的に新採点法が導入され、採点基準が変わっているのだから、昨年の成績重視はとてもアテにならず危険であるはずなのに。。。4回転がウリの安藤さんだが、今季は得意のはずのジャンプで「回転が足りない」とダウングレードされまくっている。 4回転が試合で使えないのもそのリスクがあるからだ。 旧採点では転倒せずに着地さえすれば「成功」とされた4回転ジャンプだが、現基準では着地してから回っているようなジャンプはすべて回転不足と見なされ認定されない。 真央ちゃんはグランプリファイナルで果たせなかった「トリプルアクセルを2回飛ぶ」という公約をしっかり果たしてくれたけど、安藤さんの4回転はずっと空手形だ。 どうせ試合で使えないのなら、4回転、4回転といわなきゃいいのにいつも自分で首を絞めているように見える。。。 昨年、安藤さんをエキシビションで見たときの印象は、4回転抜きの安藤さんはあんまりオーラがないな、だったけど。。。。 それにしてもフリーでは少しは挽回してくると思ったので、フリーでも6位に沈んだままというのは少々意外だった。 去年から今年にかけて安藤さんがここまで劣化するとは予想できなかった。 トリノまでにどれだけ体を絞れるかがポイントだろうなあ。。。 男子では一枠しかない世界選手権には高橋選手でなく、織田選手が出場することになった。 今度の世界選手権は再来年の東京での世界選手権の出場枠がかかっており、むしろオリンピックよりも結果が求められる重要な大会。 織田くんの決して大崩れしない安定感が認められた証拠だ。 重圧がかかるとは思うが、是非10位以内に入って2枠を獲得してきてほしい。 高橋くんのインタビューからは、採点ミスで順位がひっくり返った織田くんへの思いやりが感じられた。 それに比べ、真央ちゃんのことを聞かれた安藤さんは、「代表に選ばれたのは私なんで~、次にがんばってって感じです」とサラッと言ってのけていてビックリ。。。 スケート連盟は真央ちゃんを見捨ててもきみの可能性に懸けたんだから、あと50日足らずを大事に過ごして、絶対にメダルを取ってこいよ。。。 それにしても、今回の選手選考の不透明さは今後に是非活かしてほしいものだ。 前年から内定が出ている選手ならともかく、出るか出られないかわからない選手を広告塔に仕立て上げるってのはどうなんだろう。。。? 前回のW杯直前の中村俊輔選手がそうだったかな。。。 あのときは圧力などものともしないトルシエが監督だったから、自分の思い通りに外しちゃったけど。。。 スポンサーの恩恵を受けられる選手はいいが、中野さんのようにかすかな望みに懸けて一心に努力してきて、安藤さんに今季3連勝という結果を残したにもかかわらず選出されない、というのは、やっぱりどこかおかしいと思う。。。 エキシビのクロージングでは、選手はアリーナ席の観客からプレゼントを受け取ったりしていた。 そのとき、安藤さんは中野さんと手をつないではしゃぎ、中野さんも笑顔で応じていたけれど、激闘からわずか数時間、本当は気持ちの整理なんてついていなかったろうな。。。
2005年12月26日
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全日本フィギュア、女子フリーは真央ちゃん以外はノーミスの展開。1荒川2村主3真央ちゃん4恩田5中野6安藤7舞ちゃん の順位。まあ順当なところかな。荒川さんとすぐりんは期待どおりだった。恩田さんも意地を出したなあ。で、男子のフリーはひどかった。織田くんがリードを守り優勝と思いきや、数時間経ったら順位が入れ替わってた。。。なんじゃ、こりゃあ。失態とかそういうレベルの問題じゃない。。。今回は織田くんが泣いただけで済んだかもしれないけど、国際大会だったらどうなっていたのか。。。たとえ2位でも高橋くんがトリノに行くとは思っていたけど、こんな人為的なミス、連盟のなんという不手際、なんというお粗末。。。しかも判明したのが表彰式後とは。。。これじゃもてあそばれる選手がかわいそうだ。ソルトレークで競技のあとに繰り上げ同点優勝なんていう前代未聞の珍事が起きたからこそ、新採点法を導入したのに、それでここまで混乱してたらなんか意味がないやんという気がする。これじゃ女子のフリーで何が起きても不思議じゃないなあ。。。
2005年12月25日
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「地球一のクラブ」を決めるサッカーのトヨタカップが、なんとなーく終わっていた。 決勝は南米代表のサンパウロと欧州代表のリバプールというごく順当な対戦。 私はフィギュアのグランプリファイナルに気を取られてたから、全然見なかったなあ。 もったいない気もするけど、海外サッカーに疎いもんであんまり興味が持てなかったのは事実。 やっぱり開催国特権を取っておいてほしかった。 ジュビロさんでもマリノスさんでも出てくれていたら、ずいぶんと違ったのに。。。 そういう人ってけっこう多かったんじゃないのかなあ。。。
2005年12月19日
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行ってきましたよ~、フィギュアスケートのグランプリファイナルのフリー♪13時に始まって終わったのは19時近くという長丁場。でも行ってよかったぁ♪満足たっぷりの6時間でした。まずはアイスダンスから。どのカップルも実に華麗に見えます。これは前日のSPどおりの順位で変動はありませんでした。アイスダンスはミスが明らかに見えるジャンプなどの大技はあまりありません。だからどこで点差がついているのかとてもわかりにくい。会場のビジョンにはその選手のパーソナルベストのスコアが出ているのですが、審判団はそのスコアを参考にして、「この選手はこのぐらいのレベル」と値踏みして得点を出しているのではないだろうか。。。とちらっと思ってしまいました。(苦笑)次が男子。優勝争いより注目は、織田くんか高橋大輔くんか。私は織田くんびいきですが、この日は最初のトリプルアクセルで転倒。そのあと挽回をねらった連続ジャンプも3-2-1に終わり、他はミスなくまとめたものの悔いの残る出来。高橋くんは最初の4回転で派手にコケたものの、そのあとトリプルアクセルを織り込んで演技を手堅くまとめて、織田くんとの差を広げ、3位に食い込みました。トリノの五輪代表争いはこれで「勝負あった」かな。安定感では織田くんのほうが上だと思いますが、やっぱり1歳年上で、シニア歴が1年長い分だけ高橋くんのほうが演技の幅があるのかなという印象。もっとも今年のシーズン開幕前は、織田くんがグランプリファイナルに出場することさえ予想できなかったのですから、シニア1年目でこの位置に来ただけでも大健闘でしょう。2位は世界選手権2位のジェフリー・バトル。優勝は、唯一、4回転を飛んだ世界選手権優勝のスイスのランビエール。この結果は順当でしょう。男子もアイスダンス同様、SPの順位がそのまま最終結果となりました。ランビエールの大胆なジャンプには魅了されましたが、オリンピックのメダル争いを考えると、ジャンプが決め手になる彼はかなり厳しいかも。。。一時期、男子には必須と言われていた4回転ジャンプが新採点法になって無理に入れなくても勝てるようになりましたから。。。男子が終わったところで、アイスダンスと男子の表彰式。高橋大輔のうれしそうな姿。。。意外なことに日本男子がグランプリファイナルで表彰台に上がったのはこれが初めてらしい。そういえば本田選手は世界選手権では2回表彰台に上がったけど、グランプリファイナルの表彰台とは縁がなかったのか。。。種目と種目の間にはブレークが入りますが、トイレは男女ともに長蛇の列。女子トイレが混み合うのはいつもの風景だけど、男子トイレがあんなに並んでいるのは私は初めて見ました。これもあんみきを始めとする女子スケーター効果なんだろうか。。。?さてペア。中国のペアはアクロバティックで他国のペアとは完全に一線を画している感じ。逞しい男性が可憐で細い女性を軽々と放り上げたり、放り投げたり。。。見ていてとても楽しさを感じますが、優雅さはイマイチ。。。(笑)こちらは順位が変動し、2位につけていたペトロワ&ティホノフペアが4位に落ちて、4位にいた中国ペアが入れ替わって2位に上がってきました。さあてこのあとはいよいよこの日いちばんのお楽しみの女子。スルツカヤと真央ちゃんの優勝争いは?あんみきと中野ゆかりんの表彰台争いは?そしてトリノの内定はどうなるのか、もう興味津々です。悪いけど、最初に出てきたシズニーは前座のような感じ。ソコロワも昔と変わらぬチャーミングさで魅せてくれましたが、この日の主役にはなり得ません。3番手に出てきたのが3位と僅差でSP4位だった中野ゆかりん。逆転の表彰台をねらい、果敢にトリプルアクセルに挑戦し、私たちの目には成功したように見えましたが、意外と点数が伸びず、回転不足と判定されてしまったようです、残念。でも1カ所ジャンプがすっぽ抜けた以外は、気持ちが伝わってくる渾身の演技で、パーソナルベストをマーク。次に出てくるあんみきにプレッシャーをかけました。次は4回転にトライを宣言しているあんみき登場。前日のSPでは復調をうかがわせていただけに期待が持てます。しかし。。。入りのコンビネーションジャンプでいきなり転倒し、その時点で4回転への挑戦は不可能になりました。その後も転倒すること2回。それもスッテンコロリの完全な転倒だけに、中野さんに逆転されたのは致し方ないところでしょう。トリノオリンピックの選手団ユニホームのモデルに選ばれていたり、彼女はよほどのことがない限り、オリンピック出場は間違いないとは思いますが、ここに来てどうも調子がおかしい。一つには、フリーの曲が難しすぎるんじゃないだろうか。。。本人も「アップテンポの部分がないので曲に引っ張ってもらえない」と言っているようですが、まさに見ていてもそう思いました。例えノーミスだったとしても、あの山場のないスローな曲を演技で最後まで飽きさせずに見せるのは至難の業のような。。。それと、見た目がいかにもむっちりと重そうだし、発するコメントがどうにもとげとげしい。。。マスコミのスターシステムに乗せられてきた反動が出てきているのか、精神的にかなり不安定なんでしょう。。。そのあとに出てきたのは、自他ともに認める女王スルツカヤ。SPでは珍しくミスをしていましたが、この日の演技はほぼ完璧。いつものスルツカヤを取り戻していたように感じました。さすが、さすが。。。得点表示には高得点が並びます。そのとき、氷上でアップしていた真央ちゃんにはこれ以上ないプレッシャーになったことでしょう。これで真央ちゃんが優勝するためには、もちろんノーミスで、それだけではなくパーソナルベストのスコアを出さなければならなくなりました。会場にはスルツカヤの演技に対する観客の興奮が残り、そこに真央ちゃんへの期待が入り交じって異様な雰囲気になっていました。私は正直、真央ちゃんは2位でもかまわないと思っていました。スルツカヤにこれだけの演技をされたらもうしょうがない、そんな気持ちでした。さあ、真央ちゃんの演技が始まりました。くるみ割り人形の音楽に乗ってとてもチャーミングに氷の上を舞います。問題のトリプルアクセルは。。。?うほっ、私たちの目の前できれいに決めてくれました。その後も次々と鮮やかにジャンプを決めていきます。これでもか、これでもかと最後までコンビネーションジャンプを連発。「もういいよ、そこまでしなくてももういいよ」と声を掛けたくなるほど、次々に軽々とこなしていく真央ちゃん。解説の伊藤みどりさんは「真央ちゃんがやるとどんな難しい技でも簡単に見えてしまうのが不思議」と言っていましたが、本当にそう。最終盤のところで私は真央ちゃんの勝利を確信しました。真央ちゃんの演技が終わると、観衆はスルツカヤの演技が終わったあと以上の興奮ぶり。私も思わずスタンディング・オベーションをしていました。ともかく素晴らしかった。わずか2カ月の差で世界選手権にもオリンピックにも出られない真央ちゃんが、唯一出られたシニアの頂点を競うグランプリ・ファイナルで、パーソナルベストをマークして、昨年から無敵を誇っていたスルツカヤを実力でねじ伏せてしまった。。。今回出場できなかった世界のトップクラスであるサーシャ・コーエンと荒川静香さんはすでにフランス杯で打ち破っているので、これで文句のつけようがない世界一です。表彰式ではスルツカヤとゆかりんを従えるかのように、いちばん高いところに上がりました。真央ちゃんは不思議な魅力のある子だなあと感じました。リンクに姿を現すだけで、その場がほんわかとなって何かとても幸せな気分にしてくれるのです。3人並んで写真撮影に応じていましたが、意外にも真央ちゃんがいちばん身長が高かった。今でもまだぐんぐんとスケート同様に伸び続けているようです。それにしても、ああ、本当にもったいない。記者会見で国際スケート連盟のチンクワンタ会長は「日本から要請がきていないからルール変更は考えていいない」と発言しました。そして当の日本スケート連盟といえば、ルール変更の要請をするつもりがないことを表明しています。その理由は「これまでトリノを目指して養成してきた選手のために」だそうです。たしかに日本女子のレベルは高いけれど、今年3月の世界選手権では「表彰台独占か?」と言われながら、村主さんの5位が最高という惨敗を喫しています。いまオリンピックで金メダルがねらえる選手は、日本では浅田真央ちゃん以外いないでしょう。。。みすみすその金メダルへの切り札をムダにするなんて。。。真央ちゃんは彼女自身でできることはすべてやり切りました。リレハンメル、長野、ソルトレークと女子フィギュアは3大会連続して、「女王」と目された選手ではなく、勢いのある若手の伏兵が優勝をかっさらっているのですが。。。「真央ちゃん一人のためにルールを変えさせるなんて。。。」ということらしいですが、ルールを根本的に変更させるのではなく、もともとあった特例を復活させればいいだけの話なのに。。。日本オリンピック委員会が動くなり、何か方法はないものでしょうかね。。。真央ちゃんの完勝を目の当たりにして喜びが大きいだけに、オリンピックに出られないという無念さもひとしおなのでした。。。
2005年12月18日
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福岡国際女子柔道。 注目の48キロ級は、16歳の高校1年生・中村美里選手が世界選手権出場の北田佳世選手を破って優勝。 これで講道館杯に続いての連勝だそうで、ようやくポストYAWARAが現れた、という感じ。 かなり気は早いけど、北京オリンピックが楽しみだ♪
2005年12月12日
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この日の注目は天皇杯の5回戦以上に、Jリーグ運命の入れ替え戦の第2戦だった。柏レイソルvsヴァンフォーレ甲府。水曜日に行われた第1戦は2-1でJ2で3位の甲府が先勝。でも1点差ならまだまだ全然わからない。中2日であることがどっちの心理に有利に働くのか……。試合が始まってみればあっという間に甲府が先制。終わってみればバレーのWハットで甲府の連勝、柏がJ2に落ちることになった。
2005年12月10日
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季節ものなので小さいクリスマスツリーを出してみた♪ 新聞のスクラップをしていて、11月28日付けの新聞にちょっとうれしい記事を見つけた。 「マラソンで高橋が優勝♪」 といっても、高橋尚子選手ではない。 高橋千恵美選手だ。 知らない人が多いかもしれないけれど、高橋千恵美さんは宮城県の聖和学園高時代から駅伝で活躍して一世を風靡し、2000年のシドニー五輪では1万mに出場している。 その後、マラソン転向を目指したが腰痛がおもわしくなく、いったん引退していた。 母校でコーチを務めたり、ときどきテレビでゲスト解説をしているのは知っていたが、「また走り出します」と言っていたのは本当だったんだ。 今は腰痛が回復して、チームミズノアスレティックに所属しているのだという。 その千恵美ちゃんが、11月27日の河口湖日刊スポーツマラソンで、初のフルマラソンに挑戦し、優勝して、ベルリンマラソンの出場権を獲得した。 次の目標は名古屋国際マラソンだそうだ。 年齢を見ればまだ29歳。 千恵美ちゃんの復活でまた楽しみができた♪人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年12月07日
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トップページをクリスマスバージョンに変更してみました♪フィギュアスケートのNHK杯男子フリー。 グランプリファイナルの出場権がかかっている高橋大輔は3位以上、織田信成は2位以上がノルマだった。 まずSP3位のアメリカのライサックがすばらしい演技を見せてトップに躍り出た。 続いてSP1位の高橋大輔が登場したが、最初のトリプルアクセルからのコンビネーションが乱れ、その後も大きな転倒はなかったものの、流れに乗りきれないという悪いクセが出てフリーは3位。 最終演技者の織田信成も最初のトリプルアクセルで失敗し転倒。 しかしそのあと冷静に、トリプルジャンプにコンビネーションを加えて3-3-2に成功して立て直し、一つひとつの技を丁寧に決めていった。 キスクラではややしょんぼりしていた織田くんだったが、高得点を見た途端に表情が崩れ号泣。 逆転優勝を果たした。 この結果を受けて12月16~18日に東京で開かれるグランプリ・ファイナルの出場者が決まった。 私はフリーの日に観戦に行く予定。 楽しみ♪ (男子) 1 Emanuel SANDHU CAN 2 Jeffrey BUTTLE CAN 3 Daisuke TAKAHASHI JPN 4 Nobunari ODA JPN 5 Stephane LAMBIEL SUI 6 Evan LYSACEK USA (女子) 1 Irina SLUTSKAYA RUS 2 Mao ASADA JPN 3 Alissa CZISNY USA 4 Yukari NAKANO JPN 5 Elena SOKOLOVA RUS 6 Miki ANDO JPN 人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年12月05日
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お、部屋でなくしたと思っていたピアスの片一方を見つけちゃった。 なんかちょっとラッキーな気分♪ フィギュアスケートのNHK杯、女子フリーが行われ、中野ゆかりんが初優勝♪ ゆかりんはこれでグランプリファイナルの出場を決め、一躍、トリノオリンピックの有力候補にのし上がった。 ゆかりんは何気に苦労人。 ジュニアのころから注目はされながら、常に4番手、5番手で不遇の時代が長かっただけにこのまま一気にブレークしてほしい。 そしてもう一つうれしかったのは村主章枝ことすぐりんが2位に入ったこと。 大けがを乗り越えて、SP6位からのごぼう抜き。 全日本選手権に向けてすぐりん健在を示せたことはとても大きい。 男子はSPがあって、高橋大輔が1位、織田信成が2位というすばらしいスタート。 この二人はグランプリファイナルの出場が懸かっているので、フリーもがんばれ♪ そして本田武史選手は5位。 きょう発見したんだけど、この3人、奇遇にも3人とも3月生まれなのだ♪ 本田選手:81年3月21日生まれ 高橋選手:86年3月15日生まれ 織田選手:87年3月25日生まれ これってなんか理由でもあるんだろうか。 早生まれは学年の中でも小柄で、ダンス系のスポーツに興味が向いた。。。とかなんとか。。。? 3月に限らず、フィギュアの選手は冬生まれが多いようだ。。。 女子もすぐりん、荒川静香、安藤美姫の3人ともが12月生まれだし。人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年12月04日
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トリノオリンピックの聖火の採火式があったそうだ。 フィギュアスケートのジュニアグランプリファイナルでは、男子の小塚崇彦選手が優勝。 いやあ、すごいな。 男子も有望選手がゾクゾクと出てくる。 女子は沢田亜紀選手が2位。浅田舞選手は5位。 男子バレーのグラチャンが終わった。 エジプトと中国に勝っての4位。 一時期のどん底を脱してきているのかなという気がする。 とくに越川優選手に日本の希望を見た。 まだ21歳と若いけど、とても勢いがあってハートも強そう。 これから日本を引っ張るエースになっていってくれるといいな。
2005年11月27日
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体操世界選手権の個人総合。 冨田選手が優勝、水鳥選手が準優勝の1、2フィニッシュと日本はアテネ五輪の勢いそのまますばらしい結果を出した。 しかし心配なのは、次回からは10点満点制が廃止されること。 どうせジャパン・バッシングのためのルール変更。 技が高度になる分、危険度は増すわけで、選手たちの体も心配だし、せっかく復活なった日本体操陣がその世界の潮流にうまく乗っていけるかも心配だ。
2005年11月24日
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やった、なんとか日記が現実の日々に追いついた♪昨日、女子カーリングのトリノオリンピック出場チームが決定した。 チーム長野とチーム青森が試合を行い、勝利したチーム青森が出場権を獲得。この青森チーム、9月に出た『がんばれ!美しき女性アスリート』でも4人ほど紹介したほど美女度はかなりのもの、オススメです。 そしてこのチーム青森のメンバーも参加していた前回のソルトレークオリンピックのカーリングチームをテーマにした映画が、来年2月に公開されるそうですよ。 そのタイトルは当時のチーム名をとって「シムソンズ」 。選手4人を加藤ローサや星井七瀬らアイドルが演じるということで、どんな映画になるのか、ちょっと楽しみです。人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年11月24日
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ソフトバンクの城島健司捕手がシアトル・マリナーズへ行くことが決まったそうだ。 そこでこんな記事を目にした。 城島がシアトルを選んだのは、「宇和島屋がきめて?」。 私は数カ月間だけシアトルで過ごしたことがあるのだけれど、私たち日本人にとって「宇和島屋」というスーパーは日本のほとんどの食材が手に入るので、とても助かっていた。 またアメリカのケーキはただただ甘くてでかすぎて、さすがの甘い物好きの私の口にもとてもつらかったのだけれど、宇和島屋の近くにあるケーキ屋さんはさすがに日本人好みの甘み控えめで美味しかったなあ。。。 彼も日本食を食べつつ、シアトルの地で活躍してくれるに違いない。キャッチャーということで言葉による円滑なコミュニケーションは大丈夫なのだろうかとちょっと心配ではあるけれど、まあ彼ならやってくれるだろう。。。なんたって彼の本名は、ジョージ・マッケンジーだもん♪人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年11月24日
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プレーオフのルールが変わることになった。 来年からは、1位チームは無条件で1勝分をカウントされることになった。 去年から始まったこのプレーオフ制度、これまでは1位と2位と5ゲーム差ついたときに限り、1位に1勝分がカウントされることになっていた。 そして去年もおととしも、ソフトバンクは2位に4.5ゲーム差しかつけることができず、結局、プレーオフで2位のチームに破れて1位にもかかわらず、パ・リーグの優勝を逃してしまっていた。 この制度変更は、ソフトバンクが2年続けて涙をのんだ甲斐があったのかなかったのか。。。? 来年はロッテが1位で、城島を失ったソフトバンクが4.5ゲーム差で2位なんて展開も想像できるんだけど。。。
2005年11月23日
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女子バレーボールのグラチャンが終わった。 日本は韓国に勝っただけの1勝4敗。 今回は新たな発見は何もないまま、終わってしまった印象がある。 セリエAに挑戦中で今回は欠場した高橋みゆき選手の穴は、ついに埋まらなかった。 とくに久しぶりに復帰した大山と長身の宝来選手に期待していたが、全然物足りなかった。 高橋なら決めてくれていただろうと思うシーンの連続。 栗原の復活待ちになるんだろうか。 郎平に率いられたアメリカが強くなっていた。 そして世界一だった中国は優勝できずに3位に終わったことが私を不安にさせる。 なぜかというと、これまで中国は世界一の強さを誇っていたからこそオリンピックの出場権も早め早めに獲得し、日本は韓国とアジア枠を競えばよかった。 しかし中国がこのアジア枠の中に参戦してくるようになると、韓国だけでなく中国も倒さないといけなくなる。 次のオリンピックは北京だから問題ないとして、その次のロンドンオリンピック以降はまた出場権を取るのに四苦八苦するのだろうか。。。
2005年11月23日
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東京国際女子マラソン、アテネの出場権を逃して以降、不運続きだったQちゃんこと高橋尚子選手ががついに復活。 それも直前の肉離れという故障を押して出場しながら、最後はみごとなスパート。 やっぱりQちゃんはすごい♪ 今さらながらアテネに出さなかったのが悔やまれる。 もし出ていたら、どちらがトップかはわからないが、野口選手とのワン・ツーフィニッシュもあり得たのではないか。 世界陸上の女子マラソンでの惨敗からもわかるように、日本の女子長距離陣は層が厚いようでいて、実は世界のトップと互角に戦える選手はほとんどいないのが現状。 野口みずき選手とともにQちゃんにはまだまだ日本のマラソン界を引っ張っていってほしい。 北京オリンピックを目指してがんばれ♪
2005年11月23日
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フィギュアスケートのグランプリシリーズ、フランスのエリック杯でなんとなんと15歳の浅田真央ちゃんが優勝。シニア2試合目にして初優勝って、すげ、すごすぎる。今回のこのフランスの大会は、グランプリシリーズの6大会の中でも、選手の顔ぶれがいちばん粒ぞろいで、もっとも熾烈な競争になるだろうと言われていた大会だった。 そこで終わってみればSPもフリーも楽々トップなんて。 一つ誤算だったのは、荒川さんが3位に沈み、グランプリシリーズ6戦の上位6人で競われるグランプリファイナルへの出場権を逃しそうになっていること。 中国大会とこのフランス大会と、2試合とも真央ちゃんと組まされて不運だったかもしれない。 ただ日本スケート連盟としては、2試合連続して荒川さんが真央ちゃんに破れることも想像していなかったのだろう。 おそらく安藤美姫では真央ちゃんに食われる可能性もあることを危惧して、もっと安定感のある荒川さんと真央ちゃんを同じ試合に出したのだと思うが、その配慮が荒川さんにとってアダになったかたち。。。 これで期待したくなるのは、目前に迫っているトリノオリンピックに真央ちゃんが出場すること。 年齢制限に87日足りずに現時点では出場権はない真央ちゃんを惜しむ声は日増しに高まっている。 しかし、世界フィギュア連盟のチンクアンタ会長(イタリア)はその件については「特例は認めない」と発表した。まあ、そらそうだよね。 真央ちゃんの出場を認めたりしたら、今年の世界選手権で3位に入った自国の選手であるコストナーのメダル獲得の可能性が下がってしまうもの。 それに最近の日本フィギュアの躍進ぶりは、アメリカ、、カナダ、ロシアなどのフィギュア王国にとっても脅威になっているはずで、そんな日本の背中を押す特例など認めるはずもない。 残る頼みの綱は、真央ちゃんがグランプリ・ファイナルで優勝すること。 ここで優勝すれば文句なく世界一の選手として「最高レベルの選手で競うことが前提のオリンピックに出場できないのはおかしい」と主張することができる、と日本連盟は考えているらしい。 99%は無理だと思うが、やっぱり特例を認めてあげてほしいと私も思っている。 だって、今回だけ真央ちゃんのために新たな特例をつくれと言っているわけではないのだもの。 もともとあった「世界ジュニアフィギュアのチャンピオンは年齢制限の対象にはならない」という特例を復活させろといっているだけなのだから。 長野オリンピックでは、この特例で出場できたタラ・リピンスキー(米国)が15歳で優勝をかっさらってしまった。 しかしこのタラが勝ち逃げのような格好で、金メダルを手土産にとっととプロに転向してしまったことがこの特例を認めない原因になったというのだから、まったく迷惑な話だ。 このとき金メダルを逃したミシェル・クワンは、オリンピックでの金メダル獲得の夢を懸け、体力の限界と戦い、ジュニアの選手に突き上げられながら、それでも3度目のチャレンジをしようとしているのに。。。
2005年11月23日
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午後、インフルエンザの予防接種に行った。けっこう痛い。 ひっそりとドラフト会議をやっていた。 今年から高校生と分離開催したからなのか、名前を知っている選手があまりいなかった。 いろいろルールが変わって、ドラマもあまりなかったようで、まあトラブルはないほうがいいのだけれど。 制度がコロコロかわるってのもどうなのかなあ。。。 必ずしも「改善」「改良」ではないようだし。 今年からプロ野球選手の育成を第一目標に始まった独立リーグの「四国アイランドリーグ」から、指名選手が出なかったのは残念。来期からは他のノンプロチームと同じ扱いになり、高校を卒業して入った選手は3年間、大学を卒業して入った選手は2年間はプロ入りできなくなるそうで、石毛代表は「ノンプロとは違う扱いを」と要望を出しているようだが、果たしてどうなるだろうか。
2005年11月22日
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きょうはサーヤこと紀宮清子さんの結婚式。黒田清子さん、おめでとうございます♪で、「サーヤの法則」なるものの存在がまことしやかにささやかれていることをきょう初めて知りました。(笑)それはさておき、川淵キャプテンがガンバ大阪の優勝を願う発言をしたとか。。。今この時期にそういうコメントを口にすのはどうなのかなあ?なんか軽率じゃないだろうか。それでなくても今年はとくに、審判の誤審が数多くのゲームをぶち壊しちゃっているのに。。。一部のサポからは、川淵キャプテンの意を汲んだ審判が、空気を読んでガンバ有利の笛を吹いているって言われているぐらいなのに。。。昔の川淵さんは歯に衣着せぬ物言いが爽快ではあったのだけれど、近頃は的はずれな発言も目立ち始めちゃって。。。もう少しご自分の立場を考えてください!人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年11月19日
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出たぁ、韓国の釜山が2020年オリンピックに立候補だって。。。 さすが。。。 やっぱり来ると思ってた。 韓国は、W杯にしてもなんにしても、日本が手を挙げると必ず対抗してくる。 また日本と違って、政府・政治家主導で国ぐるみで招致活動をするし、選挙活動は日本よりもはるかにうまいから、何度煮え湯を飲まされてきたことか。。。 日本は2020年のオリンピック開催をにらんで、2016年から立候補をする準備をしているけれど、2020年での当選の絶対条件はアジアで唯一の候補都市であることなのだ。 (まあ、韓国は2014年の冬季オリンピックにも立候補しているから、そこで通れば2020年の夏はかなり難しくはなるのだが。。。) でもこうなったら悠長なことは言っていられない。 なんとしても2016年に一度で当選するぐらいの覚悟を決めなければ。 今度こそ負けたくない!人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年11月19日
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世間的には注目度が低かったが、10月29日からマカオで開かれていた第4回東アジア大会が閉幕した。 東アジア全体の競技力向上を目指して始まった大会だが、地元の中国は力を入れて一線級の選手をずらっとそろえたらしい。 日本も、それなりにトップクラスの選手が出ていたのだけれど、サッカーの東アジア大会と同様、位置づけが微妙な大会であることは間違いない。 メダル争いは中国がダントツで、日本は韓国を抑えて2位だった。 次回は4年後に香港で開催が予定されている。 レベルの問題もあって、日本は今後はジュニアに特化した大会にしてはどうか、という提案をしているが、日本の提案は東アジアの諸国にはなかなか受け入れられないのだろうなあ。。。一方、昨日から、プロバスケットリーグのbjリーグが開幕。Jリーグが開幕したころと比べると、まだまだ浸透するのには 時間がかかりそうだけど、私も注目をしていきたいと思っている。 (PS.記憶を手繰り寄せて必死で遡り日記を書いているけど、果たしてこんなペースで現実に追いつくんだろうか。。。)人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年11月16日
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伊勢路を走る全日本大学駅伝があって楽しみにしていたのだけど、テレ朝さん、なんてひどい実況だ。。。 何をどうやれば、これほどレースの全貌がまったくわからないテレビ放送ができるのだろうというぐらいひどすぎ。 おまけに実況が「なんでいっつもこの人が出しゃばってくるの?」のK沢アナウンサーだし。。。 もう最初から注目校と注目選手を決め打ちしていたのだろう、レース展開はすべてうっちゃっておいて、そのことばかり。 その区間全体で順位がどうなっているのか、だれが走っているのか、皆目わからず、区間成績がどうなったのかとかデータもさっぱりl。。。 せめて各区間、選手ひととおりぐらいは映そうよ。。。 箱根駅伝の実況もあんまり感心しないけど、これに比べればはるかにましだと思った。 それより何より、NHKが高校駅伝や都道府県対抗駅伝をやってくれるけど、あのわかりやすさをほんの少しでも盗んでほしいと思った。。。人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年11月16日
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きのうからきょうにかけて徹夜になってしまった。。。なんかもうぐったり、どろどろ。。。きょうはサッカーの天皇杯で、J1クラブが登場してきた。 でも去年はいろいろ下克上やら波乱があっておもしろかったのに、順当過ぎる順当でちょっとつまんなかった……。 ちょっと興味深かったニュース記事。 鹿島アントラーズがJリーグの所属クラブとしては初めて、スタジアム(カシマサッカースタジアム)の指定管理者になったそうだ。 地の利がひどく悪いなりに、地域密着という点ではJリーグの理念を上手に具現化している鹿島アントラーズ、今後の展開がとても楽しみだ。人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年11月16日
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トリノオリンピックまであと100日。 いよいよ迫ってきたという感じです。 選手選考も佳境に入りますので、皆さんもウインタースポーツにご注目を♪
2005年11月16日
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知人がやって来て、サツマイモ5キロ分と卵をなんと50個もいただいた。ひょえーっ♪なんて新鮮な卵ざんしょ。卵かけごはんでも極めてみるか。。。(笑)(今ごろですが)スケ・カナの結果をば記録しておこう。男子はシニアデビュー戦の織田くんがSPの失敗をよく取り戻して、フリー2位の総合3位で表彰台。本田くんも大分コンディションを戻しつつあるので、オリンピックの出場枠争いはますます目が離せない。女子は、中野ゆかりんが初めての表彰台に。しかし抜かれたのが村主さんというのがちょっと……。村主さんがあそこまで大崩れするとは思わなかった。ただの調整不足ならいいけど、やはり故障の影響があるのではないだろうか。かなり心配。。。
2005年11月12日
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フィギュアスケートのジュニアグランプリシリーズが終了。 成績上位者で競われるジュニアグランプリ・ファイナルの出場者が決定した。日本からは男子は、小塚崇彦(愛知・中京大中京高)、柴田嶺(明大)。 女子は沢田亜紀(京都外大西高)、北村明子(京都醍醐ク)、浅田舞(愛知・東海学園高)が出場する。男子も女子も、次代を担う逸材ばかりで楽しみだ♪11月24~27日、チェコ・オストラバで開催される。人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年10月27日
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フィギュアスケートのジュニアグランプリの第8戦は日本の岡谷で行われた。 男子は日本の小塚崇彦くんが優勝。 女子は沢田亜紀さんが1位で、みごとにアベック優勝を決めた。 そしてシニアのほうも、いよいよグランプリシリーズが始まった。 初戦のスケート・アメリカ。 男子は高橋大輔選手がなんと優勝。 大事なSPでトリプルアクセルに失敗したにもかかわらず首位に立ち、フリーではさらに差を広げての優勝。 彼の表現力が認められつつあるということなのかもしれない。女子の恩田美栄選手はSP2位から一つ順位を落としたちょっと悔しい3位だった。 彼女の場合は、オリンピックの3つの出場枠をめぐり、荒川、村主、安藤に続く4番手の位置にいるだけに、グランプリシリーズで好成績をあげることが何よりも大事なのだ。 ニュースで見たけれど、あのコスチュームはなあ。。。 でもまだ次の試合があるんだからがんばれ♪人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年10月24日
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箱根駅伝の予選会が行われた。今年の箱根駅伝で10位以内に入った学校はすでに出場権を手にしている。この日行われる予選会は、残り9枠をめぐっての熾烈な戦いだ。立川の昭和記念公園を舞台に、各学校10~12人のランナーが一斉に20キロメートル走を行い、上位10人の合計タイムの速かった9チームが出場権を獲得する。(7~9位についてはインカレのポイントも勘案される)その結果、・東洋大・早稲田大・國學院・山梨学院・大東文化大・城西・国士舘・明治・専修の9校がお正月の箱根駅伝の出場を決めた。ああ、「箱根」という言葉とあのテーマソングを聞くと、「もうすぐ新しい年がくるんだな……」という感傷めいた気持ちにさせられる。あと2カ月と10日、1日たりともムダにせず、過ごさなくっちゃ。
2005年10月22日
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10月19日の日記で告知させていただいたでJOAセッションが開催された。午後1時から午後5時半過ぎまでという長丁場。「長すぎないか……?」という懸念を吹っ飛ばすほど、「日本のオリンピック招致」をめぐり、熱い熱い論議が闘わされ、非常に充実したセッションとなりました。私はなんとか無事、不慣れな司会を済ませってホッとしています。ほっとし過ぎたせいか、あやうく大事な大事なノートパソコンを紛失するところでした……。ご迷惑をおかけしたWさん、本当にどうもありがとうございました。
2005年10月22日
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このところ地震が頻発しているが、きょうの夜もあった。 私のところは震度3ほど。 気をつけようがないのが地震だけれど、それでもできる範囲で気をつけておかなければ。 * *一つ、告知をさせていただきます。 私が所属しているNPO法人日本オリンピック・アカデミーでは、今度の土曜日に下記のようなセッションを行います。 お近くの方、興味のある方は是非おいでください。 私たちの団体は、こんな「オリンピック豆事典」という本を出したり、正しいオリンピックの精神を伝えるオリンピック・ムーブメントのために活動をしています。 記 第28回日本オリンピック・アカデミー セッション開催要項 テ ー マ: オリンピック招致とオリンピック・ムーブメント ―日本にオリンピックを招くために― 開催趣旨: 2016年、2020年の夏季大会の開催都市として、福岡、札幌、東京などが国内候補として名が上がっている。日本オリンピック委員会は2006年中に立候補都市を決定したいとしている。オリンピック招致については、政治や外交、経済的な利益などが注目され、オリンピック・ムーブメントとの関係や影響については十分認知されているとはいえない。そこで本セッションでは、2012年大会の立候補都市であったパリやロンドンなどが、招致活動という枠組みの中でどのようなオリンピック・ムーブメントを展開したのかをふり返り、理念づくりやオリンピック・ムーブメントの重要性について理解を深め、そして、NPO法人として新たなスタートを切った新生JOAに期待される役割を展望したい。 日 時: 2005年10月22日(土)13:00~17:30 場所: 筑波大学東京キャンパスG501教室 東京都文京区大塚3-29-1(最寄駅:地下鉄丸の内線茗荷谷駅) http://www.tsukuba.ac.jp/navi/img/tokyo-campus3.gif 資料代: 1,000円 主 催: 日本オリンピック・アカデミー(JOA) 共 催: 財団法人日本オリンピック委員会(JOC) 後 援:国際オリンピック委員会(IOC) 国際オリンピック・アカデミー(IOA) 外務省 文部科学省 環境省 財団法人日本体育協会 日本放送協会 財団法人ミズノ国際スポーツ交流財団 日本オリンピアンズ協会 内 容: 12:30 受付開始 13:00 開 会 主催者挨拶 猪谷 千春(日本オリンピック・アカデミー会長) 共催挨拶 小野 清子(日本オリンピック委員会副会長) 13:30 基調講演 猪谷 千春(国際オリンピック委員会副会長) 「オリンピックの開催都市選定とオリンピック・ムーブメント」 <休憩> 14:30 報告とパネルディスカッション 報告 中村美咲 「ロンドンのオリンピック招致におけるオリンピック・ムーブメント」 パネルディスカッション「オリンピックの日本招致とJOAの社会的役割」 パネリスト: 佐野 慎輔 (産経新聞社) 中森 康弘 (日本オリンピック委員会) 來田 享子 (中京大学) 司会: 嵯峨 寿 (筑波大学) 17:30 閉 会
2005年10月19日
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きょうは取材2件……のはずが2件目のアポがキャンセルになり予定より早めに帰宅。 お陰でパ・リーグのプレーオフ第4戦を見ることができた。 前日に気持ちのいい逆転勝ちをしているとはいえ、状況はまだまだロッテに有利。 ピッチャーも故障が懸念される和田。 継投必至のゲームで、中継ぎ、抑えのメンツでやや不安の残るホークスのほうが不利かと思われた。 が、しかし、先発の和田が2失点ながらも粘投を見せて4回まで力投。 そのあともホークスは絶妙な投手リレーでつなぎ、大切に、丁寧に一つずつアウトを積み上げて、3-2で接戦をものにして連勝。 不調の松中選手も彼なりに精一杯チームに貢献して、勝ちたい気持ちが一つになっての勝利といえるだろう♪ 土曜日の試合のように、0-4からでも逆転勝利があるのが野球の醍醐味だよなあ。。。 サッカーじゃあり得ないもの。 このところ、Jリーグでは7-0だの5-0だの4-1だの大味な試合が多くて、しかもそれらは未熟な審判が手を貸して演出されてしまっている面もあるので、私のサッカーに対する気持ちは少し萎えている。 正直、今のジーコジャパン(日本代表)にはあまり萌えられない状態だし。。。 そんな折り、何か久しぶりに野球の妙味を見せてもらっているという気がする。 それにしても、プレーオフの2ndステージに進出してきたのが西武ではなくてロッテで本当によかった。 これは私が西武嫌いだからそう言うわけではなく、今の欠点だらけのプレーオフ制度の中で、仮に首位に23ゲーム離されペナントレースで勝ち越すことすらできなかったチームが万が一優勝してしまったら、後世に大きな恥を残すところだった、という意味からだ。 ロッテがプレーオフの1stステージで西武に2連勝したのはペナントレースの成績からしてもごくまっとうな結果であり、間違って西武が勝たなくてホッとしている関係者は多いのではないだろうか。人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年10月17日
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昨日の北京国際マラソンで、先導ミスで、1位でゴールした選手はコースをショートカットしていたことが判明。本来ならば優勝は取り消されるケースなのだが、「2位以下を大きく引き離していたから」というよくわからない理由で、きちんと距離を走っていた場合の想定タイムを算出して優勝が認められた。 完全なる誘導ミスだった。 優勝したチェロノ選手は幾度となくコースを間違えそうになったり明らかにイラ立ちを見せていた。 そして案の定のコースミス……。 テレビ中継していたアナウンサーと解説者はゴールタイムを見て、ショートカットにすぐ気づいていた。 でも現場の競技役員たちは全然気づいていないようだった……。 なんか信じられない……。 こんなマラソンレース一つまともに運営できない国で、本当にオリンピックなんて開催できるんだろうか? 北京オリンピックがいろんな意味で心配だ……。人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年10月17日
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昨日のパ・リーグのプレーオフ3戦目、0-4で迎えた9回、絶体絶命の場面でソフトバンクはなんと追いつき、10回裏、川崎のタイムリーヒットでサヨナラ勝ち♪ 8回まであまりに不甲斐ない試合が続いていたけれども、これでようやく目を覚まし、勢いに乗っていけるかも……。 ものすごく久しぶりに、スポーツニュースで「その感激の場面をもう一度味わいたい♪」と思うスポーツシーンに出逢った。 ここしばらく、私にとって「勝利する喜び」を味わえる類のものが一切なかったから……。 もしかしたらアテネオリンピック以来かも……。人気BLOGRANK人気blogランキングへ
2005年10月16日
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W杯アジア予選第5代表を決定するためのプレーオフ第2戦。バーレーンが引き分けながら、初戦の1ゴールが利いて第5代表決定戦に進出を決めた。敗退したウズベキスタンは気の毒に。。。こんなことなら、FIFAに抗議なんてしなけりゃよかったのに。第一試合に勝てていたなら(今回は1-1、再試合前は1-0の勝利)、もっと違った結果になったのではないだろうか。やっぱり誤審をした吉田さんの罪は重いなあ。。。ウズベキスタンの協会の関係者の人たちはきっと後悔しているに違いない。。。
2005年10月15日
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