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2015.06.24
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カテゴリ: 鉄道
【連載】

鉄道トリビア
309 ニュートラムに静岡鉄道も! レインボーカラー採用路線の共通点は?

6月12日、大阪市交通局が南港ポートタウン線へニュートラム新型車両200系の導入を発表した。7編成それぞれ異なる外装色にするという。6月19日には、静岡鉄道の新型車両もレインボーカラーを採用することが発表された。全12編成を導入予定の新型車両A3000形のうち、7編成の外観カラーを異なる7色にするという。

レインボーカラーの元祖といえば、京王井の頭線で活躍した3000系。1962年に登場し、車体はステンレス製だが運転席の窓回りをFRP製のマスクで覆っていた。そのFRP部分を7色とした。当初の色の名前は、「ブルーグリーン」「アイボリー」「サーモンピンク」「ライトグリーン」「バイオレット」「ベージュ」「ライトブルー」だった。当時、それまで緑1色だった電車が銀色のステンレス車になるだけでも斬新だったけど、さらに7色の仮面を被ったことで、「レインボーカラー」として話題になったという。後継車両の1000系では、「ベージュ」が「オレンジベージュ」に変更されている。

ちなみに、特撮ヒーローの『レインボーマン』は1972年から放送開始。井の頭線のレインボーカラーが登場してから10年後だ。ただし、レインボーマンの前身にあたるドラマ『七色仮面』の放送開始は1959年からで、その翌年の1960年からカラーテレビ放送が始まっている。京王3000系のレインボーカラーは、日本の文化が色彩豊かになった象徴かもしれない。

列車ごとに異なる色を採用する路線といえば、他にも東急世田谷線、上毛電気鉄道、富山ライトレール、豊橋鉄道などがあり、新参となる南港ポートタウン線と静岡鉄道を合わせると意外に多い。

東急世田谷線の300系は1999年から走り始めた。第1編成こそ先代車両の緑色を踏襲したけれど、第2編成から異なる色になり、新車が導入するたびに話題になった。ただし、7色ではなく10編成10色だ。「アルプスグリーン」「モーニングブルー」「クラシックブルー」「アップルグリーン」「チェリーレッド」「レリーフイエロー」「ブルーイッシュラベンダー」「サンシャイン」「バーントオレンジ」「ターコイズグリーン」となっている。

「ポートラム」の愛称を持つ富山ライトレールTLR0600形電車は、2006年の開業時から全7編成でレインボーカラーを採用している。「レッド」「オレンジ」「イエロー」「イエローグリーン」「グリーン」「ブルー」「パープル」だ。色の名前は基本的。車体色の白は立山の新雪のイメージで、レインボーカラーにも自然と地球の未来、こどもたちの笑顔などの意味がある。



大阪市交通局のニュートラム新型車両200系は、南港ポートタウンで遊ぶこどもたちをイメージ。色の名前はシンプルに「ピンク」「レッド」「オレンジ」「イエロー」「グリーン」「ブルー」「パープル」となるそうだ。何でこどもが7色なのか? このあたりの親御さんがおしゃれなんだろうか? 単に「楽しそうだから」というイメージかも……。

静岡鉄道の新型車両は昨年11月、導入時期と外観デザインのみ発表されていた。先日の発表によれば、形式名は「A3000形」となり、8年計画で12編成が導入されるという。うち7編成をレインボーカラーとし、2019年の創立100周年に合わせて7色の電車を勢ぞろいさせる。残り5編成は現行車両と同じ銀色主体となるという。レインボーカラーの名前は「パッションレッド」「プリティーピンク」「ブリリアント オレンジ イエロー」「フレッシュグリーン」「ナチュラルグリーン」「クリアーブルー」「エレガントブルー」で、かなりおしゃれ。自動車のカタログみたいだ。

こうしてみると、各社とも色の名前が違うし、従来形の電車もあれば、LRT、新交通システムなど、車体の仕様もさまざま。しかし、これらレインボーカラーを採用する路線には共通点がある。それは「他社の路線と相互直通運転をしない」だ。

東京の地下鉄やJRの通勤電車は、路線ごとにラインカラーを採用し、車体にも反映させている。大手私鉄も路線ごとに同系色を使う傾向がある。乗り間違いを防ぐため、または自社のイメージカラーとしてブランド戦略のひとつとするなどの意味合いがある。相互直通運転を行う場合、ひと目で所属会社がわかるというメリットもある。

これに対して、レインボーカラーを採用した路線はすべて独立している。他社の車両と見分ける必要はないから、思いきった色使いができる。むしろ、乗客や沿線の人々に楽しんでもらいたいという気持ちが大きい。

もっとも、実用的な意味合いもあるようだ。京王3000系の引退イベントで、京王電鉄の職員に聞いたところ、「お客様が忘れ物をしたとき、色を覚えてもらえれば探しやすい」「運用(車両のスケジュール)を把握しやすい」といった話を聞くことができた。さらに付け加えるとするならば、「おもちゃやグッズ展開したときに、色違いの商品も買ってもらえる」という下心もあったりして……。

デメリットもある。これは電車ではなく、家電や自動車にもいえるけれど、色を増やせばそれだけ補修部品や塗料の在庫を増やさなくてはいけない。つまりコストがかかるのだ。しかし、現在の鉄道車両のカラーは塗装ではなくラッピングで、費用は小さい。カッティングシートの帯にすれば、もっとコストを下げられる。わずかな費用で話題作りとイメージアップができるなら、むしろ安上がりかもしれない。

マイナビニュースより引用

http://news.mynavi.jp/series/trivia/309/




確かにレインボーカラーがちらほら見られますが、そんな共通点があったとはねぇー。










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最終更新日  2015.09.27 12:47:46
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