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六畳記 みやじ3064さん
2010.10.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
NHKの番組宣伝のナレーションから深刻な声で


演出なんだろうけど、こういった深刻な世界観ってどこから生まれてくるんだろう。

もちろん深刻が悪いわけじゃなくて、深刻な世界観の周辺が知りたい。

ディレクターが録音完了のサインを出されれば、
ナレーターは家に帰りビールの一本も飲むだろう。
その時はバラエティ番組を観て笑っているかもしれない。

もしくはクリスマスが近ければ、
帰りがけに子供におもちゃを買いに行くかもしれない。


にやけているかもしれない。

まったく悪いことじゃない。
でも、さっきの「命さえも武器にする兵士たち」とははるか遠い状況だ。

それは演出だ。
であれば、この演出プランの背景は何だろう。

おそらく、演出プランによると、
ナレータは色んな世界を見てきた男だろう。
問題に満ちた世界を見て来た男が、
何も知らない人たちに紹介している感じ。

そして、純な心を持った男だろう。
いくら問題に持ちあふれた世界に触れてきたからといって、

ドキュメンタリーに重みがつかない。

子供の頃からまじめで、ひょんなことから問題に満ちた世界に触れ、
それでも人間を愛することをやめられない男。

それがナレーションの男に期待されるバックボーンだ。

こんなことを想像するのはドキュメンタリーのナレーションに限ったことではない。


キャラクターを掘り下げるタイプの映画ならある程度の方向付けを作品の方でしてくれるから、
まだいいのだが。

そうでない場合、たとえば、めちゃくちゃアクションをしている状況を観ながら、
そのキャラクターの仕事場での様子や、子供時代のことを空想する。

仕事場でふとした合間にコーヒー飲んだり、
子供時代に近所の駄菓子屋でお菓子を選んでいる様だったり。

観ている映画が退屈すぎると、この映画を撮影している時の、
その俳優が朝食を食べて撮影所に向かうまでの様子を想像してしまう。

しかも大体何も起きない、ふとした瞬間だ。

匿名性のある世界感の、その裏にあるバックボーンばかり想像してしまう。
集中力が無いからだろう。

日常でも「この人こんなこと言ってるけど、子供の頃どんな奴だったんだろう」
ってやってるし。





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Last updated  2010.10.23 12:03:59


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