2004/07/10
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カテゴリ: みもの
今日は夜ご飯を作る気にならなかったので、映画を見に行きました。


朝鮮戦争にかり出された兄弟の話。
兄が弟のために危険な任務をかって出る。
兄は家族思いの優しい人なのに、戦いの中では
感情的で獰猛な残酷な部分が垣間見られて怖い。

朝鮮戦争は同じ民族同士の、接戦、肉弾戦が多くかなり生々しい戦争だ。
空から爆弾を落とすだけとは訳が違う。つい目を背けたくなる戦争。
兄弟は南側として戦っているが、脅されて北側になってしまった仕事仲間や

ただ家族を守りたいだけ。
もしくは家族を殺された復習のためにどちら側かで戦っているに過ぎない。
戦争はどんなに大義があろうとも愚かで哀しいものでしかない。

話の進み具合がとてもよかった。現在から過去の戦争の話へ。
戦いの中の気持ち悪いくらいの画面のゆれ。
(途中で地震があって映画館自体もゆれたけど)
穏やかに話をしていても、すぐに戦いがはじまってしまう。
はじめは北側の人間は「人形」のようにしか見えなかったが、
戦争が長引くにつれ「同じ民族」としての顔が見えるようになっていた。
南でも北でも理不尽で残酷なやつはいる。
そんなことを思った。





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最終更新日  2004/07/11 01:01:46 PM
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