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人種の違い(または、宗教、文化等)による差別で、今フランスを中心に始まった暴動がヨーロッパ各地に広がる勢いです。人間ってどこかで「差別化」をしてしまう悲しい生き物ですが、(人種が同じなら出身地、出身校、キリがありません。)やはり自分の中の差別意識って気がつきにくいものです。私の知り合い、ヨーロッパ系のSと話をしていた時、たまたま私の日本人の友人でロンドンに住んでいるAの離婚の話になりました。彼女は結婚する時も、旦那さん(白人)の家族から アジア人と結婚するなんて!と反対され、結婚式にも来てもらえませんでした。すると、Sが、「えー、なんでー?日本人でしょ?ブラックでもあるまいし。」いやいやいやいやいやいやいやいやいや。それじゃ、ブラックなら当然ってことですか!そして、続けて「私はあなたを 白人と思ってるわ。」(I consider you to be White.)え?うれしい。 私、白人?なーんて思って欲しいんでしょうかー???? んなアホなっ!これって、植民地時代の朝鮮半島で、(そしてもしかしたら、今もアジアのどこかの国で)現地の人に「そうしてると、君も立派な日本人に見えるぞ。」なんて、言っちゃうオヤジ(とは、限りませんが)と同じメンタリティーなのでは???この時はあんまり驚いたので、気のきいたことが言えませんでしたが、次回はにっこり笑って「ありがとう。私もあなたのこと イエローと思ってるから。」(Thank you! I, too, consider you to be Yellow!)なんて言っちゃおうかな、と考えて。。。。 考えて。。。。 考えるだけで、小心者なんでドキドキしちゃったりするんですが。。。でも、言っちゃおうと思ってます。それにしても、言葉と差別って難しい問題ですよね。私は、アフリカン=アメリカンという言葉を使いますが、とってつけたようなこの形容に「ブラックって言って。」って言われたことも。。。この時も、She is blackというのとShe is a blackというのでは、ビミョーにニュアンスが違って、後者の方がちょっとだけ、侮蔑の感情が入る、と感じる人もいますしね。。。。自分も知らない間に、何気ない一言で誰かを傷つけてないといいんだけど。。。と、考えていると、台所のゴミの始末をしながら、お得意のフレーズ、「私はデブのゴミです。」を連発する「もぐもぐ」。。。。それ、絶対、外で言わないでね!
November 10, 2005
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ところで、昨日の映画に出ていた女優さんはリンダという名前だったのですが、そう言えば、最近リンダっていう名前はあんまり聞きませんよね。やはりこの映画からのAssociation(連想?)で、あまりいいイメージがなかったのかもしれません。リンダとかポーラ(ヘイヘイ、ポーラ!)ってあんまり若い女の子の名前には最近選ばれてないみたいですが、そこが、かえって新鮮な感じではあります。一時、女性の名前でJeniffer(ジェニファー)が大変流行ったことがありました。今、その世代は20代後半から30代。私の大学院時代もたくさんジェニファー(ジェン、ジェニー、)がいました。が、私の教える学生世代では、もうあまり見かけません。名前も流行がありますよね。男性の名前も、 Michael(マイケル、マイク)が大学院時代は多かったのですが、今、若い俳優なんかでも、あんまりこの名前、見かけない気がします。Patrick(パトリック、パット)は、アイルランドの守護聖人ということから、アイルランド系に多い名前ですが、一時、マイクとパットというのは、冗談にされる程、アイルランド系に好まれていたそうです。なんでも、とある統計によると、アジア系アメリカ人は子供に、わりとスタンダードなビブリカルネーム(聖書からとった名前)をつける割合が多いそうです。(アンとか、サラとか?)聖書や聖人から名前をとることの多い(最近はドラマからとったりしますが)こちらでは、日本程名前のバリエーションが多くないように思います。とは言うものの、名前には各自が抱く勝手なイメージがありますよね。例えば、ケイティーという名前は、Katherineの短縮形だったりしますが、昔、とっても優しくて面倒見の良い隣人の名前がケイティーだったことから、この名前を聞くと何となく善人を連想してしまう私。そういえば、日本語でもいけそうな、Joe(ジョー)という名前。たいていはJoseph(ジョーゼフ)の短縮形なんですが、ジョーと聞くと すごく格好いい人を想像するのに、ジョーゼフと聞くと、 年とった犬を想像してしまう私。。。。。。。どんな刷り込みがあったんでしょうか?皆さんは、名前にどんな連想がありますか?
November 8, 2005
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昨日は土曜日だというのに、また目が腫れてしまい、急遽病院へ。と言う訳で、楽しみにしていたCCとMとのガールズナイトアウトはキャンセルしてしまいました。その代わりに、家で「もぐもぐ」とDVDを見る事に。 しょぼっ!選んだ映画はInside Deep Throatというドキュメンタリー。またまたエログで申し訳ないのですが、Deep Throatとは、1972年に全米で物議をかもした ポルノ映画です。と言っても、ストーリーはあるし、普通のポルノと違って、普通の街の映画館で上映されていました。たちまち社会現象となり、時の大統領ニクソンのウォーターゲート事件と同じくらい、(いえ、それ以上かも?)インパクトを残しました。今でもジャーナリズムなんかでは、この言葉をもじった見出しを使ったりしています。ですから、20代以上のアメリカ人なら、見た事はなくても、この映画の存在は知っている程です。そして、このドキュメンタリーは、このDeep Throatという映画が、実は、*表現の自由、* 政府の検閲の是非、* 性の解放、* 女性とポルノの問題、* フェミニズム等等のいろいろな問題を投げかけていた、ことを描き出していて見応えがありました。つまり、この映画を作ることが体制批判にもなっていた、ということで、日本で言えば「愛のコリーダ」って感じでしょうか?(見た事ないんですが。。。古すぎ?)。。。。。。。。とはいえ、Deep Throatとは性行為の一つを指すあまり上品でない言葉ですので、パートナーの方には絶対に 聞かないでくださいね!最近、こんなんばっかりっ! おまけ:Pawn shop(質屋)って言う時、Porn shop (ポルノショップ)と聞き間違えられたらどうしよう、と思う私。でも、この不安、私一人じゃないはずー!!!
November 7, 2005
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金曜の晩ですが、「もぐもぐ」はお仕事関係のミーティングということで、晩ご飯はいらないそうです。「自分一人の為につくる夜ご飯はむなしいわ。」なーんて、いつも言ってるくせに、今日は、自分のパスタを作るのに、いつもより ワンランク上のお値段のエビをWhole Foodsで買ってきました。あ、それと、 おいしーいチーズとアイスクリームも忘れません。 めっちゃ、楽しんでるやん!さて、以前学期末に、学生が突然立ち上がって、「実は、自分の私的プロジェクトとして、皆のノートの落書きを集めています。授業のあと、落書きのページを僕にください。」うーん、なるほどー。本にしたら、おもしろそうな企画ですよね。そういう私も 、こちらでは、 Doodleと呼ばれる意味の無いノート等への落書き大好きで、学生時代は良くしていました。そういえば、最近授業で、学生のプレゼンテーションを、学生自信に評価させる、ということをしてみました。その評価ノートを集めてみると。。。。ありました、ありました。 Doodleの宝庫となっております。まず、パターンとしては、どこまでも続く幾何学模様っていうのがありますよね。なかには、すごーく凝ってるのもありますが、まずは、可愛らしくハートでお手並み拝見。それから、この学生、熱心にノートをとっていたようで、評価表の裏にびっしり書き込んでいます。でも、何故かはしっこで蛇が挨拶してます。。。うーむ、これは、私へのメッセージなんでしょうか?これは、衝撃です。な、なぜにおっさんの絵が???しかも、このおっさん、ちょっと女性っぽい。なんだか、本質を見抜かれたようで怖いです。ってか、皆、落書きしすぎなんですけどー!そんなに私の授業が退屈なんかいっ!
November 5, 2005
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ハワイでの結婚を4月に控えたthe boundaryちゃんから、海外での結婚式のこと、もっと教えて、と言うお題を頂いていたので、私の 全然役にたたない経験談をお話することにしました。実は私は 結婚式(ってか、パーティー)を4度してます。同じ人となんですよねー、ちっ。結婚式 その1:アメリカの某都市これは、我々の現在住む某都市の美術館のお庭で、北米に住む近しい友人を招待して結婚式をしました。その後は、ホテルのバーでアペリティフ。で、近くのビストロでディナー。このとき、そのビストロの見知らぬ常連さんから、私がまだウエディングドレスを着ていた為でしょうか、お祝いに、と、ワインを一本頂きました。 オッサンの仮装のような鬼嫁、いや、花嫁だったんですが。。。結婚パーティー その2:アメリカ某市「もぐもぐ」のご両親が、「もぐもぐ」の親戚の方を呼んで実家でパーティーをしてくださいました。結婚パーティー その3:日本私の従兄弟が、いとこ会?を兼ねて日本でパーティーをしてくれました。酒豪の多い我が親戚。とんでもないパーティーになってしまいました。。。とほほ。。。結婚式 その4:バルセロナ新婚旅行を兼ねてバルセロナへ。たまたま友人の一人はロンドン、一人はシチリアに住んでいた為、バルセロナは近いので、二つ返事で来てくれました。(何も負担してませんが。。。)友人のスペイン人神父にサグラダファミXXのクリプト(地下聖堂?)で式を挙げてもらいました。一応「はったり」カトリックなもんですから。。。 来てくれた友人の一人はプロのフォトグラファーということで、素敵な式の写真も彼女からのお祝い。彼女の専門は食べ物なんですが。。。ま、似たようなもんかっ!ブーケも自分で花屋で買った花で作ったのですが、友人がちゃんとしたブーケを用意してくれていたので、そちらを使わせて頂きました。式の後は、レストランで食事。夜1時近くまでの楽しい会食となりました。という訳で、なんだか人の善意に頼ってばかりの情けない結婚式でした。普段は形式張ったことの好きな私の一族も私には匙を投げていたようで、好きにさせてくれました。私の父親がすでにリタイアしていたこと、「もぐもぐ」のご両親が理解ある方であったこと、私も「もぐもぐ」も堅気の職でないので、職場の人をお招きしなくて良かったこと、などもカジュアルに出来た理由かもしれません。きちんとリハーサルディナーから始まって、ブライヅメイドを従え、リモで式場に行くっていう友人の結婚式にも出ましたし、もっとカジュアルな、ウエディングドレスも白ではなく自分の好きなドレス、という友人の結婚式もありました。それぞれの味が出てて面白かったです。Alinkosanもthe boundary ちゃんも、自分の納得のいく、楽しい、そして思い出に残る式になること、祈ってますよー!
November 4, 2005
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昨日は意味なく持ち上げてしまったので、今日は普段の情けない「もぐもぐ」をご紹介します。来週で、このタームの「もぐもぐ」の日本語クラスが終わります。どうやら、最初の「ならなら先生」は、ネイティブではなかったようで、先週から、ネイティブの女性の先生になったようです。ほっとしたような、変な日本語が聞けなくて、寂しいような。。。最初は、このタームが終わったら、次のレベルにあがって行くつもりだった「もぐもぐ」、もう息切れしてますから。もしかすると、もう、これで日本語は、彼の中で終わったかもしれません。。。根性なしー!とは、言うものの、「~はどこですか?」が言えるようになり、「ここは、私の家です。」「ここはあなたのお宅ですか?」等と、「家」と「お宅」を使いわけることが出来ます。ほほーっ!しかし、やはり基本型は、「私はデブの外人です。」言葉に詰まると、すぐこれですから。しかも、めんたいこさんのブログにあったように、外人っていうのは差別用語(?)ってことも知らないで、無邪気に使ってます。そこが外人や、ちゅうねん。あ、使ってもーた。語彙も少しずつ増えてきました。言い憎そうな順に、病院、銀行、郵便局、教会、学校などなど。感じで書くと、何だかやるじゃん、って感じですが、本人が言ってるのは、ビヨイン、ギンコ、ユビンキヨク、キヨカイ、ガコって感じです。でも、何度も口に出して練習しています。えらい、えらい!やっぱり、何度も繰り返して練習するのは、外国語習得の基本ですよね。。。。。。と思ったら、「私はデブの郵便局です。」いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。そこで、基本に戻らんでええねんっ! 。。。。ってか、「郵便局」の意味、わかってなかったんかいっ!
November 3, 2005
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いけない、いけない、と思いつつ、時々元カレと今の旦那「もぐもぐ」とを比べてしまうことがあります。元カレは、どちらかというと、苦労人。その点、「もぐもぐ」は、甘ちゃんだわね、って思うことがあります。ってか、私に言われたかないですね。元カレは、どちらかというと、寡黙。「もぐもぐ」は、おしゃべり。元カレは、痩せ気味。「もぐもぐ」は太り気味。あ、私が太らせたんだった!共通点と言えば、以前にも書きましたが、元カレも「もぐもぐ」も男性に惚れられることが多い点でしょうか。元カレの職場のおっさんに、「コイツ、手放したらあかんで。男の俺が惚れる奴やから。」と、言われ、その時から私の中で、全国のおっさんが、ライバルに!。メラメラー!一方の「もぐもぐ」。。。。コデブで、臭いがキツクて、お調子こいてストリップして、オロオロで、2万円のスーツで満足する「もぐもぐ」。。。。。。。と言う風に、自分のことにお金を費やすのに、罪悪感を感じる「もぐもぐ」ですが、実は、他人に対しては気前がいいのです。ハリケーンカタリーナの被災募金や、近所のアーティストを支援する為の募金なんかには、50ドル、100ドル、出せる人です。ってか、うち貧乏なんで、こんなもんですんません。ランチ代を節約する為に、自分でサンドイッチを作る「もぐもぐ」が、そうやって思い切って寄付してるのを見ると、おっさんの私も惚れた!って思ってしまいます。画像はそんな「もぐもぐ」の脇です。。。私の両親も、普通の一市民なので、たいした寄付は出来ませんが、阪神淡路に震災時には10万単位の募金をしていました。ってか、単位が、小市民なんですが。。。すんません、すんません。それなのに、私は欲と見栄にまみれた、「はったり」。。。。お父さん、お母さん、ごめんなさい。。。でも、「はったり」やめられませーん!!!今日もブイブイかます、「はったり」でした!
November 2, 2005
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年上で包容力ばっちりの彼を振り回しつつも、愛されて幸せな婚約期間を過ごしているthe boundaryちゃんに、無理矢理「やって」と言わせて、奪ってきました、ワードローブバトン。私は、実はこう見えて、 はったり。。。。あれ?バレバレ?あれー?ですから、普段もやっぱりはったりで見栄っ張りな格好してます。。。 お恥ずかしい。。。と言う訳で、今回は地に足のついた「もぐもぐ」のしょぼい、ワードローブの方を除いてみたい、と思います。1.普段はどんな格好をしていますか?私はジーンズでも、ジャケットを欠かしたことがないのですが、この点、「もぐもぐ」はもっとラフでセーターにジーンズとか、シャツにジーンズで教えています。外ではブルゾンをはおるのですが、まるで電気工事の人のようなので、私は「あ、いつもすみません。ここの電気、点検お願いします。」と、家の中での挨拶も忘れません。2.どういうファッションを好みますか?。。。。電気工事系?3.月にどのくらい洋服にお金を使いますか?古着屋さんが大好きな「もぐもぐ」。5ドルのシャツを見つけてはしゃいでます。な、なさけないっ!4.ジーンズは何本もっていますか?名もないブランドを5本くらい。。。昔はリーバイス派だったのに。。。。5.見るとついつい買ってしまう服はありますか?それは何ですか?(例:靴下、Tシャツ)ベルトだそうです。。。。でも。。。お腹の肉がかぶさって、見えないんですけどー!6.もっている服の中で一番多い色はどれですか?茶。それから、紺、モスグリーン、グレーと続きます。私は断然黒が多いかなー。。。7.ファッションを真似したい有名人は誰ですか?「自分がお手本!」っぷ。8.“タンスの肥やし”はありますか?私にはタンス全部肥やしに見えるんですけど。。。。9.お気に入りの洋服ブランドは何ですか?古着屋で見つける一点もの。確かに、アメリカではマスプロものが日本より多いですよね。10.今まで買った中で一番高い服は何ですか?古着屋で2万円で買ったスーツ!仮にも社会人なんですけどー!こんなもんで、満足する「もぐもぐ」。。。何だか不憫です。。。そう思うと、御お姫様のmeow_meow_さんのところのように、彼を格好良く改造するのは、楽しそうですよね!ところが!こんな「もぐもぐ」ですが、実はいろいろとこだわりがあって、* タックの入ったズボンは絶対はかない、とか、* スーツの上着はシングルで三つボタン、とか、* ベースボールキャップはかぶらない、とか、* バックパックは持たない、とか、* テニスシューズは履かない、とか(生意気にも)あるんです。太めのアメリカ人が大嫌いな「もぐもぐ」。そんな風に見えないよう、気を使っているんだそうです。。。。。。。ってか、あなた、まさに太めのアメリカ人ですからー!
November 1, 2005
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