April 30, 2005
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カテゴリ: そのほか
 もう、6年ほど前だったかな、、、ほぼ一ヶ月アイルランドを旅行した。
ゴールウェイという大西洋に面した小さくて素敵な町でミシェルという女の子(といっても当時25歳ぐらいか?)に再会した。彼女は震災の年まで神戸の中学校で二年間ほど英語を教えていて、その間僕にアイルランド民謡を何曲も教えてくれた。  

 ゴールウェイで最初に会った日、こちらは3人連れ、向こうも妹ともう一人女の子の友人を連れてきて、一緒に食事に行った。色んな話をしていると「今日はシンニード・オコナーのコンサートを聴きに行くんだ。」と彼女たちは言った。開演は7時だそうだ。時計を見るともうそんなに開演まで時間がない。と、思いつつまた話を始めた、、「あ、、。」気がつくと既に7時は過ぎている。「行かなくても良いの?」「大丈夫。」「?」結局、彼女たちと別れたのは8時をとうに回っていたと思う。
 (悪いことしたなぁ。気をつかって貰って、、。)とそのときは思っていたのだが、後から色んな人に話を聞けば聞くほど、どうも何か違うらしい、、。アイルランドでは7時からコンサートが始まるといっても、7時に会場に行っても誰もいない。なんてことがよくあるらしい。9時頃、どうしめしあわせたのか、わらわらと人が集まってきたかと思えば、いつの間にかコンサートが始まる、、。というのだ。

 僕らがアイルランドを旅行したときは「バスエイラン」っていうアイルランド中をいっぱい走っているバス会社の長距離バスを使った。でも、何だっけ、今思い出せないけど、日本で読んだある本にはこんなことが書いてあった。とっても素敵なバスがアイルランドにはあるんだって!バス停もない。時刻表もない。でも、アイルランドの村の地元の人が教えてくれる場所で待っていると、やがてそのバスはいつかきっとやってくる。そう、いつか、、。そしてバスの中では車掌がクッキーやお茶をごちそうしてくれる。「ああー!僕もそのバスに乗りたかったよ!」

 さて、さっきのミシェルに別の日に、パブに連れて行って貰った。対岸はもうアラン島。というような所のロズビルという小さな村。そこの村の小さなパブ。目的はギネスやフィシュアンドチップスもあるが、Irish Traditional Musicのセッション!僕らは早めについてギネスを飲み、チップスを食べ、、ミシェルや地元の人たちはテレビをぼんやり見ている。ニュースで政治家の悪口を言っていたかと思うと、やがて、パブ中の人みんながテレビに釘付け。サッカーよりもラグビーよりも、アイルランド人みんなが最も大好きなハーリング(サッカーとラグビーがなんかごちゃまぜになったみたいなやつ)が始まった。カウンティー(県)ごとにチームがあって対抗している。「わー、いつのまにかタイガースファンの居酒屋みたい!」になっていた。でも、ところで、あの、音楽のセッションは?セッションが始まるよ、、という約束の時間になっても始まらない。ハーリングのテレビ中継、終わったけれど、、始まらない、、。なんで?店の表には「Irish Music Tonight」と書いてあったではないか。





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Last updated  May 4, 2005 01:16:05 PM
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