July 1, 2005
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テーマ: コーラス(2935)
カテゴリ: そのほか
2005-07-01 17:40:57



ロベール・ヴリーゲン先生が亡くなられました。
6月26日の事だったとのことです。76歳でいらっしゃいました、、。

先生がこれまで関西に否、日本の音楽の世界に残された多くのそして大きな功績を偲び、ここに先生の略歴を転載させて頂きます。(以前グレゴリオ聖歌の講習会に使わせて頂いたものです。)




ロベール・ヴリーゲン Robert VLIEGEN
1928年 ベルギー・リムブルク州レケムに生まれる。

1949年 ブラッセル大学卒業、哲学と芸術学のB・Aを受ける。

1953年 ルーヴァン大学にて史学のM・Aを受ける。(同年来日)


関西の各大学で、合唱・オーケストラの指導、音楽学、ネーデルランド文化概論の講義などにあたる。

1971年 ベルギー王冠勲章を受ける。1974年ベルギー王立アカデミー芸術院会員に選ばれる。

1975年 ベルギーフランドル文化省の後援により、(財)ベルギーフランドル交流センターを設立。
同年、文化交流の功績によりベルギーアントワープのプランタン・モレトゥス賞を受賞。

1980年 日本との文化交流の功績により、1980年度ベルギーリムブルグ州音楽賞を受賞。

1981年 在大阪ベルギー名誉領事となる。

1983年 ベルギーフランドル交流センターに所属する「ベルギーフランドル博物館」を設立、館長となる。

1984年 ベルギー王冠勲章(オフィサー賞)を授与される。国際交流活動の功績により、大阪府知事賞受賞。

1985年 伊丹市より、ベルギーハッセルト市との姉妹都市提携に大きく貢献した事に対し、伊丹市名誉市民賞を受賞。

1988年 大阪市より、ベルギーの文化・欧州音楽の普及に尽力した事、また日本・ベルギー友好親善に努力した事により
大阪市国際親善功労賞を受賞。


音楽学博士の称号を受ける。

1992年 国際伝記委員会研究員名誉賞受賞。ベルギーハッセルト市より名誉市民賞受賞。日本国政府より勲三等瑞宝章叙勲。


NHK・FM「おはようコーラス」で長年にわたり大阪放送合唱団を指揮、また東京混声合唱団定期演奏会にも客演、 全日本合唱連盟、関西合唱連盟、宝塚室内合唱音楽コンクールなどの審査員を勤めるなど、合唱音楽における幅広い演奏活動をもつ。





私が指揮する千里の合唱団にて1999年11月22日 を皮切りに、2001年5月18日まで全部で4期、計10回のグレゴリオ聖歌の講習会を開いて頂きました。この時の録音や先生が作成された資料は、先生が昭和36年に出版された「ポリフォニーに観る歓びと共に、今後も私の大事な宝ものになって行く事と思います。



西洋を知り、そして何よりも日本文化の中で暮らされた先生ならではの視点、、
本当に目を開かされることが多くありました。
旋法のモードの説明の折にご自宅の椅子にふんぞり返って表情も変えられて、
「王様モード!」と説明して頂いた様子、今でも目に焼き付いています。

先生は日本人の多くの生徒に、
グレゴリオ聖歌、中世、ルネサンスの姿を伝えて下さいました。
そして、フランドルの心や文化、ヨーロッパの音楽の歴史をお教え下さいました。

日本の音楽会のその中の一人(末端ではありますが)として、
真に心よりお礼を申し上げたいと思います。

ありがとうございました。

先生!是非とも天国から”Miserere nobis!”

心より先生のご冥福をお祈り申し上げます。





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Last updated  July 1, 2005 05:42:37 PM
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