2003年12月11日
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カテゴリ: それ以前
働く人の主婦業(料理・洗濯・掃除・家計管理)という、まさにおいらにぴったりのテーマを見つけたので初日記投稿(^-^)

まさにその名の通り私は働く主婦。
そんな二足草鞋生活の面白くも涙を誘うエッセイは【働く主婦平凡身辺雑報(準備中)】で書きつづっていく予定なので、今日の日記はその予告編(おおげさ)
2001年にとある場所で公開していたエッセイの中から抜粋して掲載します。
(この当時は同棲中で内縁の妻(かっこいい響き)やってました)

ちょっと言葉がきついところがあるんだけど、そういう気分で書いてたんだよということをご理解下さいませ(^_^;
今の私はもうちょっと性格丸くなってますんで(笑)

----------ここより2001年版【働く主婦平凡身辺雑報】----------
給料日
先週給料日だった、新しい会社に勤めて2度目の給料日だ。



目をはなせない子供もいないのに、家でだらだらしてるなんてとんでもないという考え方の持ち主だ。ま、要は私がだらだら星人で、まだまだ自分の助けが必要な人間だと思っている部分が、今になってもあるためだろう。

仕事をするなら貯金をしろ、金を増やせ、老後のために、人に頼るな。という社会人新入生に言うような小言を、社会に出てもう10数年になる私に今も言い続けているのだ。
そういう彼女は私という子供がいても働きに出て、仕事を持ち定年までしっかり勤めあげたワーキングマザーだ。

そのため、ま~このご時世、よっぽどの収入のある家庭でなければ、女が働くのは当たり前だという、よく言えば、「古びているにしては最近の女性の社会進出に前向きな考え方の持ち主」なのだ。

私は母も父も働く環境で育った。特に父親は自営だったので退職金もなければ仕事が出来ない体になっても失業保険というものが出ない(これをみている自営業の方、雇用保険くらい加入しようよ)、社会保障が無い。もちろん親父一人が働いている状態だったら、親父の会社が倒産したとき、きっと一家は路頭に迷っていただろう。

私の父親は、子供の目から見ても、世間でよくいう「家族の為に働く」というタイプではなく、「自分が納得できる好きな仕事をする」というタイプだ。

家族を守るとか、家族に何かを残したいとか、みじんも感じない人だった。万が一のことのための生命保険だって入ってなかったし、一戸建ての建て売り住宅を購入したのも母だ、そしてそれを見ていた私は父親はそんなもんなんだろうと思いこんでいたので実にそれは当たり前のことだった。

そんな事もあってか今回に限らず、会社をやめて転職するまでの間、それがほんの10日かそこらであろうが働いていないという自分に焦りを感じ、このまま社会から抹殺され、自分の居場所なんかなくなってしまうんじゃないかという感覚に陥り不安で胃が痛くなる。結婚なんぞをしたとしても絶対家になんかいられない。まず、自分の収入がなくなるということが不安でたまらないのだ。

人は食うために働き、お金を貰い、そして生きていく。それがもう身に染みついているのだ。子供が出来たときに、育児休暇を取る。それができるような会社を一応探していたのだが、たぶんそんな休暇もそこそこで家の近所に保育園を見つけ、子供を高い金を払ってでもあずけ私は働きに出てしまうにちがいない。

もちろん仕事をするとなんやかんやで忙しいし、家のこともままならない。てゆっか掃除きらいだから家にいたってしないだろうし(爆)とにかく言葉をかわす人間がいないってのはもっと耐えられない。

仕事をしていて怒られることもあったり落ち込むこともあったり、ひどい仕事を任されてやめたくなることも多々あった。しかしそれは「給料日」という日がいっぺんにその月のいや~んな出来事をやんわりと包んでくれて、また来月がんばろ~なんて気を起こさせてくれる。



わたしは単純なので、その金を手にしたときにいっきにブルーはいってた自分をリセットすることができる、自分でかせいだ金で遊び、欲しい物を手に入れる。それで一気にハッピーになっちゃうのだ。でもけちなので高い遊びはできない(爆)

今の同居人もそれが当たり前だと思っている。それが私たちの生活パターンだ。朝一緒に電車に乗って出勤し、夕方時間が合えば一緒に帰ったりもする。共稼ぎは夫婦間が冷めやすいとか、浮気をしがちだとか、子供がかわいそうだとか思ってるのは赤の他人様であって自分たちではないのだ。

共稼ぎでなくても浮気をする人はするし、愛が冷めて家庭内離婚になっちゃったりほんとに離婚しちゃったり、子供が非行に走ったりするしね。
へたしたら私たちの共有する時間は、そんじょそこらの家族と違いとっても長くて話題も豊富なのかもしれない。

未来は誰にも予測不可能だもの、だから今はこのままで全然OK。

何かを後悔するっていうのはつまらない人生を送ってきたつまらない人間のすることだ。

後悔するなら好きなことして辛いことも経験してそれに見合ったご褒美をもらってすっかりリセットしてしまうのが一番だ。うんうん。
          【働く主婦平凡身辺雑報 本編へ続く】
----------ここまで2001年版【働く主婦平凡身辺雑報】----------

読んでおわかりの通り、かなりの毒舌ヤローでした(笑)
本編では雰囲気をがらりと変えて、面白おかしい内容にしていこうと思い只今構想中(^-^)v

※雑布(ざっぷ)をやめて雑報(ざっぽう)に変えました





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最終更新日  2003年12月12日 09時40分11秒
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