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FC東京にしろ浦和にしろ開幕までにはきまりそうなのかな?
イタリアの至宝が日本のピッチを踏む!? 豪州紙テレグラフは、FWデルピエロの個人マネジャーを務める兄のステファノ氏がJリーグ関係者と接触したと伝えた。
セリエA通算189得点、イタリア代表の10番を背負ってきた世界的スターだが、昨季限りでセリエA・ユベントスを退団。年俸200万豪ドル(約1億9000万円)でシドニーFCと1年契約を結んだ。現在はオプションである2年目の契約更新に向けて交渉中だが、年俸に見合った集客力に疑問を持つ幹部もおり、去就は流動的という。
そこで米国、中国などとともに日本移籍が浮上した形だ。11年の東日本大震災直後に、慈善Tシャツの売上金30万ドル(約2700万円)超を寄付。昨年7月には慈善試合で来日するなど、大の親日家で知られる。
移籍先候補は外国人枠が空いているFC東京、浦和などになるが、特にFC東京は昨夏もイタリア紙でオファーが報じられ、27日付のイタリア・メディアもその名を挙げて報道。立石敬之強化部長も「可能性を探っている」と、外国人ストライカーの獲得を検討していることを明かしている。
今春のJの移籍期限は3月29日。豪州のレギュラーシーズンは3月で終わり、シドニーは現在8位。6位以上のプレーオフ進出の場合は調整が必要だが、現状では支障がない。また、デルピエロは自動車耐久レース・ルマン24時間の参加申請もしているが、開催時期の6月22~23日はJの中断期間に当たる。
2億円前後の高額な年俸など実現への障害はある。しかし、Jリーグの活性化へ最高の起爆剤になる大スターだけに、その動向に注目が集まる。
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