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同じ研究室ノ方で私と同じ試薬を使った方が実験2回失敗してるという話を聞いてその試薬について色々調べてみたところ。どうやら2年前ぐらい前のものだった。

うん・・・・古いね、というか寿命来てると思う。試薬によってはまあ2年だろうと使えなくはないんだがな・・・。

自分が取り扱っている試薬は最悪なことに吸湿性抜群の脱水縮合剤。開け閉めするたびに空気中のH2Oでも吸湿していたのだろう・・・。

自分が行っている研究は生体高分子で基本的な反応としてペプチド結合をする際にアミンとカルボン酸のHとOHが外れてアミンとカルボン酸がくっつく。

その時に外れたHとOHがくっついて水になるというわけだ。つまり脱水反応によるペプチド結合が起きてるわけだね。

今回取り扱っているBOP試薬を入れる理由は脱水反応によって出てくる水を除去するためのもの。

既に空気中の水を吸っていて効果がなかったとなればそれは反応もうまくいくわけないですね・・・。

水が反応系に混ざってしまうと別の物質ができてしまいますね・・・ほしいものも確かにできますが、それと同時に副生成物(いらないもの)までできてしまう。



いやはや単純なところを見落としていた・・・。3日間原因探るために必死に図書室で英語の論文の文献とか各種試薬の性質の見直しと反応機構の確認をしてた。

なんか無駄足踏んだ気が・・・でもより試薬についての知識が深まったと考えるべきだな・・・今度は同じ間違いを踏むことはあるまい・・・。

実験装置に関してもさらに簡略化してハンドリングロスが起きずらいものを考えた。

すごい装置組んでもいいけど、無駄に組むのは意味がない。必要な装置を極力小さいスケールで組むのが収率上げるポイントなのだと思う。

あとは生体高分子だから温度を上げすぎて物質が変性しましたとかも避けなければ。どの物質が何に弱いとか把握するのは凄まじく大事。

あとは空気との接触(主に水や酸素のこと)を避けるべきなのか、これ一つわかるだけでもだいぶ装置の組み方も変わってきます。

逆にいえばそれらの条件を満たす装置ならば論文通りの作業を行わなくてもいいのだ・・・。

つまり改善していける。北大だと空気との接触避ける物質はアルゴン置換してるようですね・・・金持ちなことで。そんな設備はないので私は窒素置換。

英語論文かなりきつい、数ページ訳すだけでもかなりの時間かかった。雑誌会はまさにDEATHGAME!

訳すだけではなく内容把握が重要だからだ。訳すのは前座にすぎない。

中間発表までになんとしてでも結果を出さねば・・・。就職活動したくてもこれきついんじゃないかな?



ようやく実験成功する足掛かりをつかめたことだし今はガンガンいこうぜだ。

いまさらだが栄養士とかそこらへんの仕事やりたかたったな・・・。実験向いてないよ私。






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最終更新日  July 21, 2011 10:01:23 PM コメント(2) | コメントを書く


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