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akemi1204

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March 27, 2006
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カテゴリ: ∞介護を考察

“予備軍”見つけ患者半減


 日本看護協会は1996年から、床ずれなどの専門知識を

もった 「WOC看護認定看護師」 を養成、認定している。

WOCとは「床ずれなどの傷」「人工肛門・膀胱」

「尿や便の失禁」という意味の英語の頭文字を並べたもの。

そういった症状のある患者は皮膚トラブルをおこしやすい

ため、床ずれと合わせて専門的に対応できる看護師が求め

られている。

 実務経験5年(うちWOC看護の実務3年)以上の

看護師が600時間以上の認定看護師教育課程を受講し、

試験に合格すると認定を受けられる。

栄養士と連携

 入院患者800人、看護職員1000人の杏林大学医学部付属

病院は、一昨年5月、同病院初のWOC認定看護師Tさん

〔39〕を採用した。看護部長のFさんは、「床ずれの研究

が進み、私たちが学んだ頃とは方法も用具もまるで違って

きている。 経験だけに頼らず、科学的根拠に基づいた最新

の専門知識と技術を持った人材が必要
だった」と話す。

Tさんは、各病棟の看護師を集めて勉強会を開き、床ずれ

予防やケアの専門知識を広めている。患者が入院してくる

と、床ずれを起こす危険性を調べ、危険性がある患者全員

のデータをコンピューターに入力し、予防計画も作ること

にした。その数は1ヶ月に400人~500人に上る。

それまで看護師だけで行っていた 「床ずれ回診」 も、必ず

医師、看護師、栄養士のチームで行うようにした。

栄養状態が悪いと床ずれの原因になるので、栄養士との

連携は不可欠という。

これらの取り組みの成果が上がり、昨年夏には1ヶ月に

30~40人の入院患者が床ずれをおこしていたが、

現在は20人以下に半減した。「今後、在宅でお年寄りを

介護している一般の人向けの講習会も開きたい」と話して

いる。

 全国に350人

調査結果では、病院や施設での床ずれの患者の割合は

4.2~9.5%在宅では7.0~14.6%に上るという。

WOC看護認定看護師は現在、全国に約350人おり、

2006年度は新たに約100人が認定される見込みだ。



日本看護協会の方にお年寄りを介護している家族へ

アドバイスしてもらった。

1、 床ずれは、長時間同じ部分に体重がかかって血液の

  流れが悪くなることや、摩擦や筋肉のずれなどが原因。

  床ずれに マッサージは厳禁 で、体を移動させるときは

  引きずらず、少しでも 体を浮かせるようにする

2、 皮膚がぬれていると摩擦に弱くなるので、

  おむつは長い時間ぬれたままにしない、。

3、 介護するひとが一人で悩みを抱え込まない。

  かかりつけ医や訪問看護師、ケアマネージャーなど

専門家に相談し、助けをかりる











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Last updated  March 27, 2006 03:08:45 PM
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腰痛アドバイザー@ 腰が痛いのは、辛いですね。 腰が痛いのは辛いものです。 私も14…
つぼんち16 @ 7.14 こんにちわ カキコありがとう また…
つぼんち16 @ 7.13 こんにちわ カキコありがとう 私も…
wind0625 @ こんばんは~ 書き込みありがとうございます。 ブログ…
scm5151 @ Re:最終話  「 中田の引退と共に 」(07/04) いつかまた、を楽しみにしています。オー…

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