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2006年06月19日
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スキルスという病気になると、医師により考え方や見解に大きな差があるように思う。



治療成績が芳しくない病気だから、患者さんの負うリスクを考え、見通しを考え、奏効率を考え、患者さんの状態を考え、消極的になる医師もいる。
これも、現状からは当然とも言える。
患者さんを思うがゆえの事だろう。
抗癌剤治療は辛い治療だから。


でも、それでも尚且つ、患者さんやご家族が根治や少しでも延命を望むなら、わずかの可能性にかけてでも治療に望む医師もいる。
この場合、患者さんも副作用というリスクを背負い、わずかな奏効率にかけるという大博打に出る訳だけれど、実は医師もリスクを背負っている。

抗癌剤とは、副作用が付き物だし過去に死亡症例が無い抗癌剤など皆無だと思う。

「もう、治療法はありません」って言ってしまえば、医師としての責任は終わるはずだ。
誰からも責められる事もなく、問題もなく治療を終える事ができる。
それなのに、そんな危険なリスクを自ら背負って治療をする医師もいるのだ。
患者さんの希望に沿うために。


この大博打が吉と出てくれれば、本当に良いのだけれど必ずしもそうではない。
ちゃんと吉と出てくれる患者さんもいるけど、凶と出る場合もある。
この時は本当に辛い・・・どうしようもなく辛い・・・・
そんな凶と出てしまった患者さんを何度となく見てきて、その都度どうしようもない思いに潰されそうになる。
常に頭から離れずにいて、自分自身どうする事も出来ない思いを持て余してしまう・・・

今更だけど、どうして誰にでも効いてくれる治療法が無いのかと思う。

















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最終更新日  2006年06月19日 13時36分39秒
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