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2009年05月21日
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カテゴリ: 患者さんとの交流
沢山のご訪問を頂きながら、またまた更新をサボり、すみませんm(_ _)m
複数の方から、緊急を要するメールや電話がありまして・・・
尚且つ、溜め込みメールのお返事を書いておりました。

ちょくちょくあるんです、急な変化症状が出てしまって、驚かれる方からのメールや電話って。
患者さんもご家族も、癌初心者さんばかりですからね、これは当然。
こんな時間だし、休日だし、こんな事で先生に連絡をしても良いものやら・・・
と、迷われる方がとても多いです。
また、意を決して米村先生に電話を入れてみたけれど、繋がりません(T T)とか、出ては頂けたけど、手術室に入られる直前だったようで、あまり話しが出来ませんでしたとか・・・

まぁ、色々とちょこまかと私には、そんなメールやら、電話やら~があるんですわ


余談ですが、GW明けにここで、「早朝5時にメール寄越さんでも」と、米村先生への文句を書いたのですが、どうやら、先生、これをご覧になったフシがあります^^;
(常日頃、米村先生には先生の悪口を沢山書いてますから、見ないで下さいって言うてあるんですけども)
あれから、まともな時間にしかメールが届かなくなりました。
ははは・・・・あれでいて、結構気を遣うタイプですからねぇ。
ご本人が
「僕、全然気にしないように思われているけど、ちゃんと気にしているんです
 また、文句言われちゃいますから」
と、いつぞやも何かの文句を言うた時に、言ってましたっけ


先日、ここで「希望に向かって」と題して書いている患者さん(スキルス胃癌・20代・男性)のお姉さんから、久しぶりにメールが届いたのですが・・・
それが


 自宅近くの病院に運ばれて、入院しました
 再発でしょうか」

という内容でしてね。
はぁ??倒れた??再発??


メール内容によると、どうやら、栄養不良を通り越して、栄養失調で倒れたみたいでした。
貧血でも起こしたのだろうと思いました。
再発なんて事は、まず、考えられませんでした。
そもそも、これほどの栄養失調状態では、癌だって存在していたとしても、癌も栄養失調ですわ。
地元病院の医師から、既に米村先生には連絡を取ってくれたとのこと。

この患者さん、過去の日記をご覧頂くとわかりますが、突然の大量腹水でスキルス胃癌が判明しています。
抜いても直ぐに溜まる状態で、正直に言えば、末期的な症状とも取れました。
そんな状態が、昨年の秋です。
当然のことながら、手術なんて出来る状態ではなく、どれほど効果が期待できるかわからないけど、抗癌剤治療に賭けるしかない!!という状況でした。

それが、腹腔内化学療法で嘘のように腹水が溜まらなくなり、手術したのが今年の1月です。
開腹してみると、腹膜の癌が綺麗に消えていて、原発の癌もかなり縮小していました。

癌治療はとても上手くいきましたが、胃全摘に加え、術後も抗癌剤治療が続くとなると、食事はそうそう摂れるものではありません。
術前はマンスリーマンションを借りて治療を受けていました。
術後しばらくは、やはり、マンスリーマンション暮らしをし、その後、自宅に帰り、定期外来に行くだけとなりました。

この時点で、患者さんの父親は、地元に帰ることを若干渋っていたのですが、これ以上、マンスリーマンション暮らしでは、精神的に患者さんが参ってしまうだろうと思い、自宅に帰る事を薦めました。
自宅に帰れば、友人との交流や、奥さんとの本来の新婚生活ができますからね。
何より、精神的に落ち着くでしょうし、それが今後の治療に大切なものになるだろうと思ったのです。
そうそう、この患者さんのお父さんは、息子さんの治療費(腹腔内化学療法)の為に家を売ろうとした人です。
これも、私が止めましたが^^;

その自宅生活で、食事が摂れずに倒れてしまったようです。
近くのクリニックで、栄養点滴は毎日受けていたようです。
単に栄養点滴だけだと、要はブドウ糖点滴ですからね、500キロカロリーが良いところ。
この中には、体に必要なビタミンや脂肪、鉄分といったものは含まれていません。
経口での食事が、一口や二口程度では、それでは栄養不良です。

で、倒れて病院に担ぎ込まれ、数日入院。
そこで高カロリー点滴を受けたら、直ぐに元気になった・・そうです。
元気回復して、外来に行き、念のため、腹腔洗浄細胞診を受けたようですが、クラス1。
どこにも再発の兆しなし。

術後、しばらくはどうしても食事の苦労が付いてきます。
抗癌剤治療がそれに拍車をかけてしまいます。
食事は毎日のことですし、食事そのものが憂鬱になってはいけませんが、胃癌患者さんは皆さん、同じ苦労をしています。
まだまだ、しばらくはこんなもの・・・と思って、得た時間を大切にして頂きたいと思っております。
これまで、同様の苦労は沢山聞いています。
この患者さんのような場合、術後1年は苦労されています。
その1年が過ぎると、ようやく術前に近づいたと言われます。
ですから、まずは1年の辛抱だと思ってみてください。







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最終更新日  2009年05月21日 14時06分27秒
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