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2009年05月24日
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カテゴリ: 患者さんとの交流
2月19日以来ですが、今日は、「癌が消えた!」シリーズの続編と参りましょう~
術後、1年と言う節目を迎えましたんで、奥さまが近況を送ってくれました

胃の無い生活って、実際、時間と共にどう変化して行くものなんだろう?って思いますよね。
米村先生の場合、スキルス胃癌患者さんは、ほぼ全員と言って良いと思いますけど、胃を全摘しています。
この胃の全摘と、部分切除では、術後の食事の苦労がこれまた随分と差があるようです。
部分的に残す場合は、発生部位によっても違いますが、幽門部を残す事で術後の食事が楽になる場合が、少なくないようですね。
ですが、スキルス胃癌の場合、癌が微細なまま胃壁に向かって浸潤し、胃壁内にどこまで入り込んでしまったか容易にわからない。
「残胃に再発!」というケースもある事から、全摘た方が安全だろうと考える訳です。
安全かもしれないけれど、術後の食事の苦労は開始

この「癌が消えた!」シリーズの患者さんである、やんちゃさん(40代・男性)はスキル胃癌・腹膜播種で余命は長くても半年と診断を受けた方です。
奥さまが、泣きながら電話をかけてこられてねぇ・・・
1年後に笑って話せるようになるとは、私も実は思っていませんでしたわ^^;

この患者さんの場合は、異例中の異例とも言えますが、手術で切除した個所のどこからも癌が検出されなかったんです。
術前に、抗癌剤治療の奏効の手応えはあったものの、まさか、ここまでとは
術前の検査では、間違いなく癌が検出されているんですよ。
最初の病院では、胃穿孔での緊急手術を受けています。
その際に、開腹して細胞を採取、その病理検査で癌が判明した患者さんですからね。
腹膜には、目視出来る癌が散らばっていたと、病理検査の結果(奥さまが細かく書いて送ってくれました)が出ていたんですから。

何せ全く癌が検出されなかった事から、術後の抗癌剤治療は一切なしで、1年が経過しました。
今は、ご本人が一人で外来に来ての、定期検査だけです。

心配しなくても、大丈夫ですって

胃は全摘しても、抗癌剤治療が無い場合、食事は楽なんじゃなかろか?って自然な疑問がありました。
その答えを奥さまが送ってくれました。

術後1年が経過した今は、普通に食事が摂れているそうです。
そうなるまでには、ご本人には当然の事ながら苦労があって、時間をかけて、ご自分なりに新しい胃との付き合いというか、折り合いっていうか・・・つけてきたようです。



このやんちゃさんの場合、普通に食事が摂れるようになったものの、やはり、時にハメを外した食べ方をすると 「おえ~っ」 ってなっちゃうみたいです。
それでも、毎晩、お酒は欠かさないし、趣味の釣りは以前と全く変わらずしているし、仕事もこれまで通りに、こなしているようですよ。

術後1年経って、ようやく術前の体に近づきました・・・いう患者さんがいる中、これほど、お元気とは
そもそも、腹膜播種で術後1年を迎えることは、決して容易いことではありません。
それが、こんなにお元気で1年を迎えて、本当に嬉しいかぎりです







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最終更新日  2009年05月24日 14時52分00秒
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