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カテゴリ: 読書
 あちこちで梅の花が咲き、ちらほらとつくしも見られるようになり、春を感じます。ぽかぽかとした日差しの中本を読むのはとても気持ちがいいものです・・が、最近はバタバタとしていて、読書はいつも深夜です。


ガラパゴスがこわれる 藤原幸一  2007.12

 息子に「海外旅行に行くとしたら、どこがいい?」と聞くと、彼は決まって「ガラパゴス諸島」と答えます。ガラパゴスに住む動物に興味があるからなでのですが。動物のことは知っていても、それ以外のことは息子はもちろん、私も知らないなあ(南アメリカ近く、赤道直下の国と言うくらい)と思っていたところ、図書館で目にしたのがこの本。
 青い空、美しい緑、動物の愛らしい姿と、その反面人間が引き起こした様々な問題が写真と文章で表された本です。ガラパゴスが世界自然遺産第一号に登録されて以来、、観光ブームが起き、大勢の人が訪れるようになりました。それにともなって様々な問題が発生し続けていまるそうです。ゴミ問題、すさまじい勢いで減っていく原生林、車とぶつかって命を落とす動物たち、有害物質をえさとする動物などなど。
 ガラパゴスと言えば豊かな自然というイメージばかりだっただけにそれは、ショックなものでした。さまざまな物事のいろいろな面を知り、その上で考えていくことその必要性をまた感じさせられた本でした。ガラパゴスへ原生林を戻すために、日本から、ツアーで植林をする活動をしている人もいるそうです。



 『イルカとクジラのメッセージ』   アンドレアス・コルテ  カリン・フーバー  2002.6

  イルカやクジラの習性やイルカセラピー、エッセンスなどについて書かれています。イルカは海外で様々な伝声つや神話で神聖な存在として描かれてきた動物。
 脳の大脳辺縁系、いわゆる「古い脳(感情や本能を司る部分)」に対して「新しい脳(論理性・ユーモア・創造性などを司る)」が人間と比べてイルカやクジラの方が比較にならないほど高いということが確認されているそうです。それが、神や宇宙の使いともいわれる所以のひとつなのでしょう。





使命と魂のリミット  東野圭吾 2006.12

  登場人物それぞれが自分に与えられた“使命”を模索したり覚悟したりしながら、病院を舞台に繰り広げられるサスペンス。人物のそれぞれの思惑が交錯していくのが面白く読み進められます。東野作品は読後に重々しいものが残る物も多いのですが、この本はさらっと進められていき、重苦しくない話で、読後はとほっとさせられます。一気に読み楽しめた本でした。




走ることについて語るときに僕の語ること    村上春樹    2007.10

  著者が走ることが好きで、フルマラソンに出場しているというくらいのことは知っていたけれど、どのように取り組んでいるのかどれくらいの大会に出ているかなど、そういうことは全く知りませんでした。
 この本にはレース中の思い、毎日のトレーニング、そして走ることと書くこと、走ることが著者にとって生きていく上でどのようなスタンスにあるのか、などが感覚として、言葉を通して伝わってきました。肉体を鍛えることと精神を鍛えることのバランスや、著者にとって書くことと走ることの相関関係が感じられ、やっぱり違うなあ、ある種のストイックさがないとあんな文章や物語は書けないのだよなと納得ししました。






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最終更新日  2008年03月05日 15時17分13秒
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