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映画「おくりびと」観てきました。 公式サイト。
「あぁこの広告、誤植だな。"旅のお手伝い"ではなくて、安らかな"旅立ちのお手伝い"。」--求人広告を手にNKエージェントを訪れた主人公・大悟(本木雅弘)は、社長の佐々木(山崎努)から思いもよらない業務内容を告げられる。それは【納棺(のうかん)】、遺体を棺に納める仕事だった。戸惑いながらも、妻の美香(広末涼子)には冠婚葬祭関係=結婚式場の仕事と偽り、納棺師(のうかんし)の見習いとして働き出す大悟。美人だと思ったらニューハーフだった青年、幼い娘を残して亡くなった母親、沢山のキスマークで送り出される大往生のおじいちゃん・・・そこには、さまざまな境遇のお別れが待っていた!(公式サイトより転載)
要は、遺体を棺に納める納棺師の物語です。
当然ながら遺体やそれに伴う死が沢山出てきますが物語としては決して暗いものではなく、明るく軽やかに描かれてます。
それはきっと、死が誰にでも訪れる人生の一大イベントで、生きてる限り
いつか死ぬけど、それは生きてるからだ!っていう生と死が裏表だってことを
表してるからかな~って思いました。
そして、それがこの物語のテーマな気がします。
色んな「死」が出てきますが、同時に、その瞬間に、
その人のこれまでの「生」や周りの人の「生」が登場し
更にはそれらの「生」「活」が登場することで改めて「生」を思い起こされました。
しかも、「死」とは何か?とか「生」とは何か?みたいな問いかけも無いので説教臭くも重くもなかった。
淡々と描くことで、よりストレートに色々伝わってきて、感じるものがありました。
個人的には、ちょっと今色々あって人生悩んでたりしてるんですが
「どうせいつか死ぬんだし、死んだらみんなただの骸になるんだから
思い切って生きてみようかな~」とか思ったりしたり。
もっかいくらい見にいこうかな~と思える良い作品でした!!
ちょっと合わないんじゃ?っていう声も聞こえることありますが
自分は全然気になりませんでした。
本木さん山崎さんに存在感等で負けてるのは仕方ないっす(笑)