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かっちゃん1598 @ (*´ー`*) 自分の行動は自分を映し出す鏡みたいだな…
2008.09.27
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カテゴリ: カテゴリ未分類
前回のログで、ヒヤリハットは 日常の問題発見のために役に立つ と書きました。

今日はこの問題発見のことについて解説してみたいと思います。


最初に、ヒヤリハットが発生する直接の原因ですが、

殆どは 偶発的な人間の誤り(自分では気が付かないもの) によるものです。

この「自分では気が付かない」というところがポイントです。

自分の行動の習慣や、自分のモノの考え方・プロセスに「クセ」があって、

その「クセ」がヒヤリハットの引き金になっていると考えられます。




ここから先が重要な問題です。

個人の行動や考え方に大きな影響を与えるものは何でしょうか?

それは個人が属する職場や集団の行動規範や意思決定のプロセスです。

組織の日常的な仕事の進めかた、

物事の判断の仕方などの職場環境
です。

個人の好き嫌いや性格もあるでしょうが、

組織の「クセ」がより大きな影響を与えている のではないでしょうか。


だからヒヤリハットが生じる 根本の原因は「職場環境のクセ」 なんです。

仕事の価値観、人間の評価、ものごとの決めかた、コミュニケーションなど、

職場にあるさまざまなクセが個人に影響 し、結果としてヒヤリハットになる。

このように考えるとヒヤリハットを放置することは職場のクセを放置すること。



こうして大きな事件が発生することになります。

一昔前のJR福知山線の脱線事故。

最近では○○フーズの汚染米流通。中国でのメラミン入り食材の流通。


いずれも重要な事柄を軽視する組織のクセが大元となって発生した事件だと言えます。

だから ヒヤリハットを通じて職場のクセ=問題を事前に発見

大きなトラブルに発展する前に、早期に問題を発見し手を打つことができます。


統計的な管理ではなくこのような問題発見の手法として役に立ちます。

次回はヒヤリハットを活用した問題発見そのものに目を向けてみます。

クリエイトバリュー





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最終更新日  2008.09.27 17:55:57
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