2011年01月の記事
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●淫らな秘め事●いとう由貴
【送料無料】淫らな秘め事会社員の佳広はある日、恋人の智明が男とホテルに入るのを目撃してしまう。その男は智明の兄・眞司の恋人である直紀だった。ショックを受けた佳広は、同じ思いを抱える眞司に共感を覚え一夜を共にするが、それは仕組まれた罠だった…。兄弟は自分の恋人を互いに抱かせ快楽を共有することを望んでいたのだ。恋人に見られながら別の男に嬲られるという歪んだ愛の形に戸惑いながらも、昏い欲望に抗えない佳広は…。四人の背徳の夜が今始まる―。 兄カプの受がビックリするほどのM男君。ぴったり合う相手が見つかってよかったねと一応言っておこうか。。。4人で組む場合、弟組受がそのうちに耐えられなくなるのでは？と思える。『甘み』が殆どなくイタイ系ともとれなくもないお話だったので万人受けはしないとは思うが、わたし的にはこれはこれでまぁアリかなと。王道BLに読み飽きた頃のスパイスとしてはいいかも。ってことで、４PとかSMとか愛薄(ナシとは言わないが)がOKなら★３で。免疫なければ素通りで（笑
2011年01月29日
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●汚された聖王子●矢城米花
【送料無料】汚された聖王子（上）この身に代えてもお守りするつもりだったのに…主であるフィルスを蔑む芝居で犯し続けなければならない側近の夜刃。すれ違う二人の想いは･･･叡智を湛えたエルフの血を継承する王子フィルスは、若返りを願うダイラート帝の欲望によって国を奪われ、その身を囚われた。帝は聖なる鉱石を取り出す力を持つフィルスを服従させようと辱め、頻繁に男の淫気を得なければ狂気に陥る術を植えつけてしまう。領民の命と引き換えに凌辱に耐えるフィルスの脳裏に浮かぶのは、幼い頃奴隷商人から買い受け、主従として信頼を寄せ合ってきた夜刃のことだけ。しかし夜刃は敵の矢を受け生死もわからない。絶望の募らせるフィルス。それでも術は確実に性欲を煽り立てていき･･･下巻を手に入れたので一気読み。王子が散々な目にあわされる話ってことでずっと気になっていたが、確かに酷い目にあっていた。木馬風のあれは極めつけ。アリエナイ～とか思ったがよく考えてみると敵帝王には全く愛がないうえに、老齢のため一人では対処できない草を植え付けちゃったからなんだと妙に納得。表紙カバーはとても綺麗なのに中のさし絵の1枚がギャグかと思えるほど子供なのが残念だった。さて下巻は、というと。【送料無料】汚された聖王子（下）夜刃は私を愛してはいないのに……体内に埋め込まれた淫気を求める草を鎮めるため、従者の夜刃に抱かれるフィルス。愛しい相手との義務的な行為に、心は悲しみに満ちて…古の血が蘇り、犬へ変身したことでダイラート帝からフィルスを救出した夜刃。しかしフィルスの体内に埋め込まれた淫幽草は男の淫気を求め、その体を蝕んでいた。夜刃は自らの精をフィルスに与えながらも、本心を悟られまいと従者の態度を貫き通し、一方のフィルスも、汚された己は忌むべき存在であると、報われない夜刃への想いをひた隠していた。しかし再び追手は迫り、フィルスは捕えられ、自国民の前であられもない姿を晒すことに。己の片目と片肺で魔道士セレニアと取引をした夜刃は、満身創痍で救出に向かうが――。ふ～む。この表紙の2人はなんだか某BLゲームの猫と邪悪な剣の呪いで王子が悪魔になってしまうコミックスに出てくる兎に似ている･･･（わかる人いるかなぁ～？）お話のほうはきちんと話をすれば上手くいくのにとジリジリする2人だった。この巻でのビックリシーンはやっぱり王子が国に帰ってきたシーンと上巻から何やら怪しげだったセレニアが欲しがったものかな。脅しだけかと思ったがホントにやるとは！目は訳をしれば成程だが、じゃぁ肺の理由はなんだったんだろう？？りん○んなんかがOKなら★★★の３つ、かな。よかったっっ！ってほどでもないので。NGなら全くお勧めしない。
2011年01月28日
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●ホームドラマ●剛しいら
【送料無料】ホームドラマ節操のなさで有名な医師の八千草毅は、ある日突然、自分の息子だという三歳になる空汰を引き取る事になり、節制した生活を余儀なくされる。そんな中、カフェでものすごく好みの男を見かけた毅は迷わず声をかけるが、外務省職員の彼、真々田明美は与党幹事長のとんでもないスキャンダルの証拠を抱え命の危険に晒されていた。怪我を負い、頼れる者のいない真々田を匿う代わりに、毅は体を要求するが…。★★★★４つのオススメ受が連れ込んできた厄介事のでかさにびっくりしたが、お話のタッチの軽さと本能に忠実な攻の性格が効いて、成程～な『ホームドラマ』になっていた。こういう結末ではなくもっと事件を追う形でも面白かったのでは？とも思えるけれど、それだとそっちに比重がかかり過ぎてBLではなくなってしまうものねぇ。お約束の『見られてうろたえる』『絵を描く』『邪気なく喋る』がニヤニヤ笑いを呼んだ。
2011年01月26日
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●幾久しくお願いします●夢乃咲実
【送料無料】幾久しくお願いします。ホテルでバイトする潤也は、具合の悪い女性の代わりに社長令息とお見合いすることに。超エリートで美丈夫のお見合い相手・相馬の紳士な気遣いに胸を高鳴らせる潤也だったけど、身代わりだったことが相条にバレてしまい…。二人きりのホテルの部屋で、潤也が男であると確かめるために服を脱がせた相馬は、突然潤也に口づけてきて…!?「これまでの見合い相手で一番好みだ」お見合い結婚も幸せいっぱい。大量書き下ろしは披露宴までの二人。 雑誌掲載分のほうは入れ替わりのお話であっさりさらっと特に面白みも感じなかったが、書き下ろしのほうは思わぬ事件が入ったことで少し盛り上がった。受がイジイジと悩むのはよく見られるが、周囲が大変理解ある人達ばかりで『こういう時代』の一言で済んでしまったり結婚式までホントにあげちゃうってのはなかなかないかも。ってことでオススメ度は☆３ぐらい？中古でいいような気がする。
2011年01月25日
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●記憶の螺旋●橘かおる
【送料無料】記憶の螺旋中堅企業に勤めるサラリーマンの多田土岐雄は、気がつくと知らない場所にいる現象に悩まされていた。自分の記憶に隙間があり、この記憶は操作されたものではないかと多田は疑問を深めていく。ある時、多田は自分をつけてきた怪しげな男と出会う。細身の身体に、整った顔立ちの綺麗な男で、多田は彼を知っていると直感する。環と名乗るその男は、実は自分たちは恋人同士だったと告白してくる。驚く多田だったが、環にはさらに秘密があり…。 このカバーからは想像できない展開で、決着は意外なほどあっさりついてしまったが面白かった。あちこちにシリーズ化できそうな種があるけれど、どうだろう？
2011年01月23日
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●秘書喫茶
【送料無料】秘書喫茶秘書喫茶』・・・面白いお話だった。タイトルだけ知った時には「何コレ」とか思ったのにいい意味で期待を裏切られ。受がボンボンのくせに責任感の強いしっかりした人間なのが好感を持ててよかったのと、ダメ秘書が只の仕事がよくわかってない人だったのがなんとなくホッとできた。出番はちょっぴりだったけど、鈴木さんもナイスな秘書だった。
2011年01月20日
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