ぼ~いずな日々

ぼ~いずな日々

PR

サイド自由欄

QLOOKアクセス解析

フリーページ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

comaちゃん @ ご無沙汰です~。 読みましたよ~。 凄かったですね。 怖…
comaちゃん @ ご無沙汰です~。(^^) 今私も読んでいる本なので思わず書き込み…

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2008年01月20日
XML
カテゴリ: 愁堂れな

僕と彼らの恋物語

高校教師、前沢は、家庭訪問先で、憧れの小説家、南条龍之介に会い感動していた。しかし、誰もいないリビングでいきなり龍之介に押し倒されてしまう。しかもその現場を帰宅した教え子の光太に見られ、大ピンチに!誤解を解こうと必死な前沢に光太までもが、「パパとばっかりズルイ、僕も先生の事狙ってたのに!」と言い出して…。最強親子にふたりがかりで口説かれて、平凡な前沢の生活に危機迫る。

愁堂さんの以前の作品はほぼ揃えているつもりだったんですが、見落としがあったようでつい最近手に入れた本です。ドレスシャツ姿の青年3人の表紙から三角関係だなと予想しつつ、読み始めると、青年3人ではなく、攻の二人は親子(!)で父親37、子は高校生、そして受はその担任という設定。すご~い・・・

設定だけでなく、お話のほうもガンガンいってます(^^;;
ようやくクラスを持つことができた前沢は、家庭訪問先が憧れの小説家だったとわかり、「ずっとファンだったんです。会えてうれしい。」と言ったのが悪かったのか、締切明け直後の龍之介にあっという間にゴーカンされちゃってるし、翌日学校へ行けば教え子の光太に生徒相談室でのしかかられるわ、その場面を目撃されるわで、災難つづき。

生徒を襲ったと誤解され、謝罪のため龍之介のもとへ出向くと、飛んで火に入るとばかりに今度は親子で挑んでこられ、昇天する始末。前沢としては信じられない事態が次から次へと我が身にふりかかり、冷静になる間もなく、無体を働く親子と夏休みに軽井沢で過ごす事に。

そこで前沢は変態親子だと思っていた二人の「普通の人」な一面を垣間見て、心が揺らぎはじめたことに戸惑い、別荘から逃げようとして・・・一波乱おこるわけです。

3Pです。でも前沢がそれほど深刻に悩んでないし、小説家先生は愛のモラルがすごく低い人で、その子供はただ先生がひたすら好きなので、ドロドロというよりむしろコメディ風。序盤の龍之介の自分の欲優先の態度は気になるところですが、全体的に軽い仕上がりで読みやすかったです。表紙カバーのイラストとは雰囲気が全然違うお話でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年01月21日 13時30分19秒
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: