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2008年01月21日
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カテゴリ: 砂原糖子

ヤクザとネバーランド

広告代理店に勤める奈木蝶也のもとにヤクザが来た。離れて暮らしていた花畑組組長の父が亡くなり、二代目を継げと迫る組員たちにヤクザ嫌いな蝶也は断る。組員の中にひとつ下の幼馴染み枦山尭平がいた。大人しいがキレると凄い尭平が蝶也は苦手だった。なぜか尭平だけが蝶也に組長は無理だと言い、思わず蝶也は、組長を引き受けてしまうが…。

一風変わったヤクザものです。
蝶也が抗争で逝った父親の代目継承を受けるかどうかの話がかかれているんですが、両親の離婚によりヤクザとは切り離され育った蝶也が、突然現れた組員達の独特の世界に戸惑いを隠せない前半が面白く、中盤には事務所に空き巣が入った事から硬いと思われた結束に緩みが出始めラストの恐怖の(笑)どんでんがえしに繋がっていきます。

蝶也のイメージの反転がお話の雰囲気をごそっり変えてしまい、前半ヘラヘラ笑って読んでいたあたしも、後半の蝶也がとった「ケリ」には一瞬血が引きました。蛙の子が蛙であるように、ヤクザの血は濃く残っていたってことですねぇ。

攻の枦山は無口で言葉にするより行動してしまう男で、他のキャラが濃~いため存在感が薄いのがマイナス点。寡黙で皆が一目置いてるはずなのに、幼かった頃の弱気な性格が実は残ってるのかもと思われ、目覚めてしまった蝶也との主従関係は今後も続きそう。でもカプとしては、受が普通の2倍ぐらい(よく言えば)気を惹くキャラに出来上がってるので問題ありません。





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最終更新日  2008年01月22日 11時46分28秒
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