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2008年02月15日
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カテゴリ: 愁堂れな

北の漁場

マグロ漁初心者のエンは、初めてのアタリに苦戦していたところを伝説の漁師・秋山に助けられる。その夜二人は飲み屋で再会するが、過去、ヤクザに男の味を教え込まれ、毎日のように抱かれていたエンは、酔った勢いで自分から秋山を誘ってしまう。だが秋山はそんなエンを過去ごと受け入れ、激しくも優しい愛撫で何度も絶頂へと導いて…。その後住み込みで漁を教わることになったエンは、漁師としても尊敬でき、私生活では寡黙でぶっきらぼうながらも深い愛情を感じさせる秋山に惹かれていく。しかし、蜜月生活を送る二人のもとへ家出した秋山の妻子が訪れて…。北の海で巻き起こる、恋とマグロの大波乱!! 書き下ろしは、秋山の兄登場の『兄弟船』。

タイトルがBLにはない奇抜なものなので、初出当時はさぞ噂になったことだろうと思います。
普通、『北の漁場』と聞くととパッと思い浮かぶのは演歌のサブちゃんで、サブちゃんとBL・・・・・・似合わなさ過ぎっっっ!と脳内ビジョンを振り切って読みました。

お話はサブちゃんとは全く関係なく(当たり前ですが)、マグロ漁に携わる二人の男のお話でユギさんのイラストの効果もあって男臭い漁師さんたちの世界がBLワールドに早代わり。知る機会もなかったマグロ漁のあれこれもちらりとわかって、ちょっと得した気分になりました。マグロの心臓は釣り上げた漁師さんのものだそうです。焙って食べるらしいです。ほぉ~~~

『縁(ゆかり)』と女性名を親につけられたことから反抗し、親元を飛び出した挙句転落していた間に父親が亡くなっていたと判り軽率だった自分を嘆き、消せない過去に怯えるエンの姿が印象的で、痛ましかったです。泣いてるシーンが多かった。

書き下ろしの続編も本編タイトルにあわせたタイトルで、そこまで凝らなくても・・・と思わないでもありませんでしたが、本編では明らかではなかった秋山の過去がわかります。秋山の兄が遺産相続の件で突然現れるお話で、秋山からするとかなり陰湿な男のようですが、外面がいいためかユギさんの絵が優しいからなのか、人物に嫌悪感を感じることができなかったので、インパクトも薄めの仕上がり具合になってしまっています。ちょっと残念かも。








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最終更新日  2008年02月16日 14時05分29秒
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