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2008年03月02日
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カテゴリ: 久我有加

キスの温度

忘年会の夜、アルコールの酔いに流されるように麻生と寝てしまった智里。それ以来、毎日のように部屋に来てはキスだけをくり返す麻生に、智里は戸惑いつつも抗えずにいた。ところがある日、麻生に女がいるという噂を耳にする。麻生は何で俺にキスするんやろ、何で俺は拒めへんのやろ―?改めて自分に問いかける智里の出した答えは?大量書き下ろし「もっと強く抱きしめて」も収録。

『キスの温度』と『光の地図』は一応1巻、2巻となっておりますが、主人公は別々です。4人とも大学の友達で2カップルになってしまったんですね~。アエエナ~イなどど思ってはいけないのです。BLですから(^^;;

『キスの温度』はキス魔麻生とニブチン岡田とのじれったいお話です。
麻生は岡田にとって普通の友達でしたが、忘年会の夜酔った勢いで寝てしまいます。それ以来顔を会わせる度にキスしてくる麻生は、岡田の部屋に何をするでもなく入り浸り、キスから先を仕掛けてこず、麻生が一体何を考えてるのかさっぱりわからない岡田も麻生とのキスは心地よいものだったので深く考えもしなかった。

だが、麻生に彼女がいるらしいという噂を耳に挟んだ岡田は、麻生が女性と親密な様子でいるところを目撃してしまい激しい動揺を感じながら、彼女がいる麻生とのキスはもうやめなければいけないと思うのだった。その日もいつものように部屋へやってきてキスをしようとした麻生に、彼女がいるのに他の人とふざけてキスをするのはよくないと拒んだ岡田は、逆に忘年会の夜自分と寝た理由をよく考えてくれと哀願され。。

書き下ろしの続編『もっと強く抱きしめて』が同時収録されていて、こちらは麻生が好きだと自覚して甘い仲になった二人の前に、以前麻生と付き合いのあった男が現れ一波乱という展開です。麻生は昔は人に全く執着心を持っていなくて、来るもの拒まずな荒れた毎日を過ごしていて、麻生に好意を寄せていた男も麻生が誰にも心を開いてはいなかったので安心していたのに、大学へ入ってから(つまり岡田と知り合ってから)は荒れた生活とはきっぱり縁を切ってしまい、相手にされなくなった男が岡田の前に姿を現し、過去を暴露しています。

麻生は岡田の部屋へ訪ねてきていた男を兄だと知らず誤解した上に、荒んだ過去をもつ自分はふさわしくないからと身をひこうとし、岡田は岡田でいつか飽きられ捨てられるのではとビクビクし始め、二人の関係がきれそうに。で、『キスの温度』で一役買っていた麻生の歳若い伯母がこちらでも大活躍。

伯母に力付けられた岡田は頑なに岡田を避けようとする麻生(この話ではキス魔から臆病者に変身している)を捕まえ誤解をとき、『俺がずっと傍にいるから大丈夫やで』と安心させ和解へ。
二人が相手の気持ちをあれこれ考え、ぐるんぐるんのぐちょんぐちょんな様が楽しめます。






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最終更新日  2008年03月11日 13時37分24秒
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