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2008年03月03日
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カテゴリ: 久我有加

光の地図

小柄で元気いっぱいの藤崎と、背が高く冷静な仲本。正反対の二人だが、大学の入学式で出会って以来、一番息の合う友人同士だ。だが、三年に進級した頃から、仲本はかすかな胸の痛みを感じるようになっていた。藤崎と歩くこの日々も、いつか失われてしまう―。周囲が将来に向けて動き出すなか、さらに焦りを深める仲本だが、そんな時、藤崎を好きだと言う女性が現れて…?「キスの温度」サイドストーリー登場。

『キスの温度』のリンク作で、主人公はあちらの主人公の友達でノッポ仲本と子犬チックな藤崎のカプです。仲本はいつも前を歩く藤崎のつむじをみているという、ここからして既に面白くて味のあるお話でした。前作の終盤から少しだけかぶってお話が始まっていて、視線が違うのでその辺りもほぉ~と思いつつ。

お話は・・・自分の将来について何も見えてこない仲本は、3年に進級したころから、藤本たちと穏やかに過ごす毎日の終わりが近づいていることに不安を覚えるようになっていた。だが、藤崎のことが好きだという女子学生が現れ、学生生活の終わりを恐れていたのではなく、藤崎と一緒にいられなくなるということをこそ怖れていたんだと気がつく。

藤崎への気持ちがいっぱいいっぱいになってしまった仲本は、様子をみにきた藤崎が卒業したら北海道の叔父のもとへ養子に入る話をするのに、行くなと止め、気持ちを告白。いきなりキスまでされた藤崎は驚いて逃げ出すが、嫌悪感は感じなかったし、仲本とずっと一緒にいたい気持ちが自分にもあったと気がつき、その後仲本と話し合い想いは通じあう。

この後に書き下ろし3作が同時収録されていて、1つめの書き下ろし『手をつないで歩こう』のほうがお話としては中心的な感じです。恋人同士になれた二人ですが、アメリカへ移住することになった麻生たちに比べ、仲本たちには何のビジョンもなく、しかも藤本には養子入りの話が立ち上がったままです。ここから双方の家族を巻き込んだ大悶着へと発展していきます。

藤本の兄弟たちは藤本を大切に思うあまり「本当に大事に思うのなら」と別れを強要し、決心を固めたはずの仲本も身を引かざるを得ない所まで追い込まれますが、解決への糸口となったのは、藤本のツルの一声。「何が自分の幸せなのかは自分で決める!」う~ん。。。オトコマエ発言(*^^) このセリフに家族もバタバタと折れだし、北海道の叔父さんも、話をまとめることが出来た仲本たちを認め無事ハッピーエンドとなりました。

残りの書き下ろし2編はごく短いものですが、まるで新婚夫婦のような甘々なお話。
仲本、デレデレです。(^ー^* )フフ♪








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最終更新日  2008年03月11日 15時43分43秒
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