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2008年03月09日
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カテゴリ: 藤森ちひろ

欲しがりな唇 著:藤森ちひろ プラチナ文庫

「そんなに笑ってると、疲れないか」過去のトラウマにより、笑顔で本心を隠してきた実晴は、隣に住む官能小説家・黒川の一言が忘れられなかった。彼のことをもっと知りたい。実晴は、傲慢なまでに自信に溢れる黒川に惹かれていく。しかし、言葉の行き違いからベッドに押さえつけられ―「そんなに物欲しそうな貌して誘うなよ」黒川に触られると、体が熱く潤んで疼き出す。なにより、触れ合う肌の温もりが心地よくて…?いたいけな純愛。

表紙が・・・(^^;;
裸エプロンですよ。しかも作中そんなシーンはありません。藤森さんの作品だけにエロは満開ですが。イタイ過去を持つ大学生と年齢差のあるエロ作家とのカプで、心のすれ違いとエロ作家の戸惑いがちょっぴり笑いのエッセンスを振りかけるお話でした。

叔父に性的なイタズラ(てっきり手篭めにされたんだと勘違いしてしまいましたが・・・)を強要された過去から逃げるように、田舎から引越しをしてきた実晴は、上辺だけに浮かべる笑顔をいとも簡単に見破った隣のエロ作家、黒川が気になって仕方がない。手料理を差し入れたりして距離を縮めようとするが上手く気持ちが伝える事が出来ない上にタイミングも悪く、黒川が別ネームで応募した作品の落選通知が届いた日に訪ねてしまい、八つ当たりで抱かれてしまう。

黒川は実晴が初めてだったことに気がついたが、自分を止められなかったこともあり激しく後悔し謝罪したが、再び手料理を差し入れしようとする実晴の気持ちがさっぱりわからず戸惑いを感じ始める。だが実晴のつくる料理の味が気に入っていた黒川は、もって来るより家で作れと誘い、黒川の部屋で二人して食卓を囲むようになってきたある日、見知らぬ男が実晴の部屋を訪れているのを目にする。

黒川は男のことが気になっていたが、実晴は黒川の部屋へあがりこんでいた女性が黒川の元妻だと知らず不安を感じていた。考え事をしながら作った料理は失敗で、食後のコーヒーのためにフィルターを部屋へとりに戻った実晴は、待ち伏せしていた叔父に部屋へ押し入られ、圧し掛かられていたところを危うく黒川に助け出されて・・・というお話。

鍵のかかっていた部屋へ黒川が助けにきたのは、まぁ、流れとしてもOKなんですが、鍵が部屋の外に落ちてたってのは都合が良過ぎてちょっとイタダケマセン。住んでたのがボロアパートなら『大きな物音が聞こえたのでドアを蹴破って、云々』となりそうなものですが、しっかりしたマンションなので、そうなってしまったんだろうか。要のシーンだと思うので一捻り欲しかったです。(^^;;

14の歳の開きがある天然で意外性のある実晴に黒川はメロメロなようで、オヤジモード全開で絡んでおります。楽しかったです。






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最終更新日  2008年03月14日 16時32分16秒
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