春の公園




sea1







朝の10時 僕はこの時間を一週間 心待ちにしていたんだ

今日は 彼女の笑顔が見られる

僕は黒のデニムと赤と白のチェックの半そで お気のリングブーツ

待ち合わせの場所に急ぐ

空を見上げると 透けるような青空が広がっていて

風が少し涼しかった

「ごめん 待った?」僕は彼女の車に乗り込み声をかけた

なぜか 少し怒った彼女

「あれ どうかしたの?」僕は慌てて

「さっきから あなたに連絡してるのに!」

彼女は自分の携帯電話を僕の目の前に

「あ!」僕は部屋に携帯…

「ごめん…慌てて」賢明な謝罪

「もう!」彼女は少し笑って

僕らの素敵な時間がはじまる 


山の山頂にある公園

僕らは そこの展望台に登り 遠い街 遥かに見える山々を望んだ

春の風は少し強く 冷たかった 僕は半そで…

手すりにひじを付いて眺める僕の後ろから彼女

「寒いでしょ?」優しく抱きしめてくれる

彼女の心の暖かさが 僕を包んでくれる  すごく暖かい


ベンチに座り 春の日差しの中 馬鹿みたいに僕らは話をした

友達のこと 夢のこと 僕らの…


お腹の空いた僕たち

昼ごはんだね 有名なうどん屋

君は天ころうどんの普通 僕は大盛り

自分のワサビを僕のうどんに入れる君

僕の真似してエビのシッポを食べようとして 食べられなかった君


僕の住む街を二人で

沢山 歩いたよね 

古い映画のポスターを見て 馬鹿みたいにはしゃいだ

僕の住む街を二人で


部屋の布団の中

横には君の優しさが在って

会えなかった時間の愛が 僕らの時間を埋める

「離れたくない…」 君は呟くように

それは 僕も同じなんだよ

「離したくない…」 僕は答えた

「今は寂しくない だけど あなたが居ないと すごく寂しい」

当たり前なこと だけど 僕らは…


君は 僕に手を振り 僕は 君に手を振り

僕らの夢見たいな時間は終わった…

でも 思う いつかは 僕らは同じ場所と時間を手に入れるんだと

一時間後 君からメールが届いた

「無事に家に着いた」と










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