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つぶやくためのアカウント、実は持ってます。https://twitter.com/suzuki_tatam
2017年06月25日
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ヤフーのブログ、あまりにも訪問者が少ないので、楽天に転載します。ヤフーも閉鎖はしませんが、こっちを優先します。タイトルも「NPO・NGO・市民グループのためのマスコミ攻略術」という長ったらしいのから、「そんな広報、損な広報」というものにします。「そんな広報しないでね、損だから」と言いたいのです。
2005年03月19日
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前回「敵を知り、己を知れ!」でも書いたが、無駄な広報は出来るだけつつしみたい。これも、友人の新聞記者に聞いた話だ。ある地方のNPOのオフィス。平日の昼下がり。電話が鳴る。記者「×○新聞です。先日いただいた、資料の件で電話しました。」職員「あ、ありがとうございます!」NPOにとって、記者からの連絡はうれしい。話は弾んだ。ところが、記者「簡単に取材に行けないんで、写真、メールで送ってもらえません?」職員「え? どこからかけていらっしゃるんですか?」記者「ああ、東京です。」職員は、「取材とは、こういうものか」と思い、メールで写真を送った。すると、受信簿の中に、地元の知り合いの記者からメールが……。バタバタしていて、丸1日、メールチェックしてなかったわあ。「Tさん、この前聞いていた話。面白いですね。金曜日にでも伺いたいんですが」「あれ? ×○新聞がダブっちゃった。東京と、地元って、連絡し合わないのなかあ。」はい。しません。特に、ローカルな話の場合。または、それが「特ダネになりそう」な場合。このNPOの場合、地元にコネクションがあるのに、東京にも連絡していた。その結果、会ったこともない記者に電話取材だけで済まされた。しかも、こういうこともあるという。僕の友人の記者に聞くと、「東京からさ、『写真だけ撮って来てよ』って、下請けさせることもあるんだぜ。で、特ダネの手柄は自分だけに納めるってわけ。」~~~~~~~~~~~あなたの団体は、こんな「広報」してませんか?【すずき・たたむ】
2005年02月02日
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友人の記者から聞いた実話だ。ある全国組織のスポーツ団体から彼の職場の郵便が届いた。全国大会の開催案内だが、全く同じ封筒が5通。宛て先は「●●総局社会部様」「●●総局運動部様」「●●総局報道部様」「●●総局長様」「●●総局 ▲▲記者様」彼(上記の▲▲君)は、この団体の代表と懇意だった。すぐに電話した。▲▲「何でこんなに送ってきたんですか?」代表「いっぱい送った方が効果があるでしょう?」▲▲「うちの総局って、10人しかいないんですよ」代表「えっ?」▲▲「社会部とか、運動部とか、報道部ってのもないし。そういうのがあるのは、東京とか大阪とか、『本社』だけですよ」代表は「そんなの、知らんし……」と言った。▲▲君は「僕に1本電話すりゃ、済む話でしょう! カネ困ってる団体のくせに!」と言った後、旗と気付いた。「もしかしたら、全国、同じようにやったんですか!」「う~ん。そうなんだけどぉ」と代表。郵送料が80円として、4通は無駄。全国47都道府県に送ったとしたら、1万5000円も無駄に使ったことになる。しかも、発送の準備だけでも時間のロス。~~~~~~~~~~~あなたの団体は、こんなことしてませんか?【すずき・たたむ】
2005年02月01日
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前日よりはサイトが軽くなった様子。だが、さすがにこの分野では先行している楽天の方が、はるかに来場者が多い。
2005年02月01日
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題して「NPO・NGO・市民グループのためのマスコミ攻略術」マスコミがまともになってもらうには、市民も賢くマスコミを利用してほしいと思う。建設的なアドバイスも書いていきたい。http://blogs.yahoo.co.jp/suzuki_tatamそれにしても、重たいな、このブログ。
2005年01月31日
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朝日新聞の記事を巡って、NHKとの間に論争が続いている。細かい部分に思うところはあるが、激しい応酬が続いている最中だから、僕は、どちらの肩も持たない。ただ、記事や放送を巡って、報道機関同士がこのように「戦う」ことは、これまで、日本では少なかった。オープンな議論になったという点に限っては、いいことだと考えている。もう一点指摘すれば、はっきりしているのは、誰かがどこかでウソをついているということだ。徹底的に論戦した結果として、ウソをついていた点や間違っていた点が見つかったならば、素直に認めて、朝日、NHKとも最終的には明らかにしてもらいたい。それが、本来ならば、読者・視聴者に伝えなければならないはずのニュースをカットしてでも、メンツにかけた「戦い」を続ける両者の責任である。
2005年01月22日
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関西電力は、ちょうど13年半前に同じ美浜であった事故を、どう受け止めたのか。今度は、どんな弁明をするのか。
2004年08月09日
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プロ野球選手会がホームページで合併問題に関するネット署名を行っている。「近鉄・オリックスの合併問題に始まった球界再編の動きが、経営のみの視点で性急に進められていることと、この問題に、ファンや選手が全く置き去りにされたままであることを憂慮し、「ファンも選手も球界の一員です」とのスローガンのもと活動を行っています」という趣旨に賛成だ。↓ファンも選手も球界の一員です
2004年08月07日
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選挙区と比例代表の計2票ある。まずは、投票所に行くことにする。誰に、どの党に入れるかは、それから考える。入れたい人や党がなかったら、白いまま入れる。往復の時間を考えても、15分で済む。
2004年07月11日
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大長山遭難の関学大生14人、ヘリで救助…全員が凍傷生きて帰ってきたからまだよしとしよう。だが、冬山の天候は、変わりやすいということは、ワンダーフォーゲル部の部員なら、当然知っていたはずだ。君たちの判断は甘くなかったか。地元・福井県勝山市の人、福井県警、富山県警、自衛隊、病院の職員……。何人が救出に関係したのか。僕は、どうしても、結びつけて考えてしまう。今回遭難した学生たちは、2003年夏に、ヒロシマで折り鶴に火を放った学生と、同じ大学に通っている。大学は、どう考えているのか!【関連サイト】↓http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040209-00000404-yom-soci http://www.kwansei.ac.jp/index_flash.html
2004年02月09日
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すずき・たたむが開いている別サイト「夏でもウマい冬物語」(http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210 )に掲載しているコラムを、本日から順次、楽天のサイトに転載しています。2001年11月分からありますので、お読みになりたい方は、日記一覧(http://plaza.rakuten.co.jp/suzukitatam/diaryall/ )を開いて、そこで読みたいコラムを選んで下さい。よろしくお願いします。
2004年02月07日
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<追加通知でミス=6人合格に-名大医学部> 追加合格させたからいいというものではない。「不合格になった」「無駄な時間を過ごした」「後から入ってきた」という精神的な苦痛。さらには、大学に入っても本来同じ学年の学生が、「先輩」になる不合理もある。 大学は、どうやって償うんだ。【関連サイト】↓http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031216-00000756-jij-soci
2003年12月16日
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僕が中学生か高校生の時、当時住んでいた街に、アイドル歌手が中絶手術に来たという噂が立った。もちろん、今となっては、確認しようもないが。時代は変わった。子どもを欲しがらないカップルが増えた。個人の思いにとやかく言う筋合いはない。だが、命を大切にしてほしい。大切にしたい。【関連サイト】↓http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031214-00000023-spn-ent http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031214-00000022-spn-ent
2003年12月14日
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日本民間放送労働組合連合会(碓氷和哉委員長、民放労連)も新聞労連に続いて、声明を出した。一般国民は、このことを知らないぞ。もっとアピールしろ!【関連サイト】↓http://www.iijnet.or.jp/minpo/message/message.html #031210
2003年12月10日
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<イラク支援>自衛隊派遣に理解を求める 小泉首相会見これが、日本国憲法前文だ。~~~~~~~~ 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。~~~~~~~~ 日本国民は、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」たのだ。 「日本国民は、恒久の平和を念願し」たのだ。 侵略戦争をやったことを反省したからこそ、侵略という手段で、領土拡大を図るという「自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて」という文言につながるんじゃないか。この文言は、自衛隊を派兵するためや、戦争をするために、書いたものじゃない。 小泉純一郎首相、われらが憲法を「素直に」読め!【関連サイト】↓http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031210-00000082-mai-pol
2003年12月09日
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<イラクへの自衛隊派遣計画中止を求める緊急アピール>日本新聞労働組合連合(明珍美紀委員長、新聞労連)が、自衛隊のイラク派兵に反対する声明を出している。報道ではそうお目にかからないと思うが、どうか。新聞労連は、もっと国民にアピールしないか!【関連サイト】↓http://www.shinbunroren.or.jp/iraq.htm http://www.shinbunroren.or.jp/iincho/iincho20.htm
2003年12月08日
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近藤浩衆院議員、買収などの疑いで逮捕選挙違反容疑で国会議員本人が逮捕されるのは珍しい。その後のNHKの報道によると、近藤容疑者は、愛知県警の調べに対して、現金を渡したことを認めているものの、「備品の購入費」「立候補の準備費」だったなどと供述しているという。選挙中にアヤシイ金を使えば、選挙違反だと責任を問われるかもしれないというのは、当然分かっているはず。李下に冠を正さずこんな言葉さえ知らない国会議員なら、いらない。【関連サイト】↓http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00000114-yom-soci http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031207-00000085-mai-soci http://www.nhk.or.jp/
2003年12月06日
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<珠洲原発計画>「凍結」を珠洲市長に伝える 関西電力など3社関西電力、中部電力、北陸電力の3社が石川県珠洲(すず)市に計画していた原発建設を断念した。だが、3社の社長は、計画の「凍結」と地元の市長に伝えた。じゃあ、「凍結」という限り、将来その氷が解ける可能性はあるのか? 本当は「あきらめました」なんだろうが!どうなんだよ、関電さん、中電さん、北電さんよ!今まで、賛成派を増やすためにカネをばら撒いて、地元の住民を散々振り回して、親戚や友人たちを賛否両派に千切りに千切って、この期に及んで、中途半端に逃げるな! 【関連サイト】↓http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00001024-mai-soci
2003年12月05日
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東の横綱「星野阪神」、大型ヒット商品は少なく分からん。そもそも「星野阪神」とは、「商品」なのか???商品の定義はなんだ?読者を混乱させる記事って、どう考えてもおかしくないか?【関連サイト】↓http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031204-00000012-yom-bus_all
2003年12月04日
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<整備士検定の問題漏れる> トヨタから系列業者に検定試験に臨む時、先生とか先輩とかがサポートするのは、当たり前だと思うんだよな。でもさ、試験問題のチェックを任されるってのは、信頼されてるからでしょうが! なのに、事前に知った問題を「練習問題」って、流すかいな。一番迷惑を受けたのは、本来の実力を発揮して、合格したトヨタ系の受験生じゃないか。関係者を処分するのは当たり前だけど、トヨタが系列ディーラーに「合格しても辞退を」って呼び掛けるのは、おかしいぞ。【関連サイト】↓http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00000251-kyodo-soci http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00000821-jij-soci
2003年12月03日
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<日本テレビ>ニュース番組内で「やらせ」 相次ぐ不祥事「ついにここまで来たか」と思った。すぐに、「いや、やっと発覚したのかもしれない」と感じた。報道番組で、こんなやらせをやるとは、視聴者に対する詐欺行為だ。ニュースを扱う会社としての存在意義がない。日本テレビは、もう放送免許を返上しなさい。【関連サイト】↓http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00001023-mai-soci
2003年12月02日
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<路線廃止>広島のJR可部―三段峡間ニュースがどんなに満載でも、全国に知らせなきゃならないこともある。JRの赤字ローカル線が廃止されるということは、住民の足を奪う大問題だ。にもかかわらず、このニュースを全国ニュースとしては、載せなかった新聞社がある。僕が今日読んだ中央紙では、読売と日経には、この記事は見当たらない。どういう価値判断をしているんだ。【関連サイト】↓http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031201-00002043-mai-soci
2003年12月01日
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<イラク>日本大使館員2人殺害 車で移動中に襲撃され武器を持たない外交官でさえ、殺されるのだ。それでも、日本政府は、自衛隊をイラクに派兵するのか! 鉄砲を持った兵隊ならば、攻撃されて当然じゃないか!政治家は、文字を覚え始めた時のことを思い出して、素直に日本国憲法第9条を読め。~~~第2章 戦争の放棄第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。~~~【関連サイト】↓http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031130-00001002-mai-soci
2003年11月30日
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======///すずき・たたむのメディア研究 #5///========= ☆☆★★ O0o.メディア、素っ裸.o0O ★★☆☆============================================2002/10/20 おことわり~3ヶ月ぶりの発行で申し訳ありません。夏場、体調不良により、メルマガだけでなく、すずき・たたむ関連サイトの更新も滞りました。涼しい秋になり、回復傾向。ぼちぼちと、書いていこうと思います。--------------------------- ★■□// 又聞き記者 //□■★ マスコミ報道の中で、注目度の高いテーマと言えば、やはりスポーツが含まれるだろう。だが、このスポーツ報道、実際には、かなりの「手抜き」が横行している。今回は、かつてスポーツ記者だったS氏に会い、見聞した出来事の一部を紹介してもらった。 ~~~~~~~~~~~ 「Nさん、すみません、E新聞のYです。3時からの記者会見、出ました? あっ、そう! ちょっと、教えて! そんなこと言っていましたか。ふむふむ。それで? あ、スポーツ紙に出ていた、あれのことね。内容は、あの記事のまま? ほとんど同じなんだ。そうなんですか、なるほど! いや、助かりました。どーも、どーも!」 電話していたのは、E新聞スポーツ報道部に所属する不惑のベテラン記者Y。記者になって十数年。スポーツ取材歴は、もう7年になる。自身も、かつては格闘技系競技の選手として、そこそこの成績を収めた。スポーツは、人一倍、好きだ。そして、自分の仕事も好きな男だった。彼の文章は滑らかで、大胆で、読者にも多くのファンがいる。 ただ、情報収集するネタの大部分が、冒頭のように、同業他社に所属する記者への電話による情報聴取に基づくものだった--。 -------------------------- 最初に断っておくと、実を言うと、日本のスポーツ取材の世界では、「又聞き」はある程度、許されている。すなわち、必ずしも「ルール違反」ではないのだ。 例えば、プロ野球の取材。 試合が終わると、担当の記者たちは、バックネット裏の記者席から一塁、三塁のベンチ裏へと走る。スポーツ紙の場合は、1試合に何人もの人員を割いて取材している。最低限、本拠地側とビジター側の担当が1人ずつ、付いているのが普通だ。 だが、中央紙や地方紙の場合は、1人でその試合全体を担当するケースが多い。取材できる時間はごく短い。1人で両方のベンチ裏に行くわけにはいかないから、ライバル紙の記者と協力・分担して取材することも多いのだ。話したくないという選手がいる場合、球団の広報を通じて、コメントをもらうことも、よくある。 直接、選手やコーチ話を聞かないで、「取材」したことにしているのだ。いや、それだけではない。こんな「取材」がある程度終わると、各社の記者は、球場内の記者室や廊下などに集まって、このような会話を始める。 -------------------------- A記者「じゃ、監督の話、読みます。『田中がピリッとしなかった。ブルペンでは、腕が振れていたが、客がいると、ビビるんだろうな。2試合続けて3回でKOだからな。これじゃ、先発は任せられん。下(2軍)で鍛えなおしてもらおうかと思っている』と、飲んでいた水の紙コップを握りつぶす……。以上です」 (一斉に)「ありがとうございます」 B記者「その田中ね。『調子は悪くなかった。三回の(ホームラン)連発は、どちらもスライダー。次に頑張ります』だって。次はないだろうにな」 C記者「えーと、投手コーチはね、『先発が3回で8点取られちゃ、話にならん』と、ひと言!」 (一斉に)「ありがとうございます」 -------------------------- こういう「メモ交換」という方法は、スポーツ記者のほか、政治記者も同様にやっているという。だが、取材の対象に直接、話を聞いた記者は少ない。立ち話を元に、メモしたうえで他の記者に伝えているために、どうしても言葉が曲がって伝わったり、ニュアンスが変わることがある。他の記者が聞かない選手らに単独で取材していて、メモ交換の場に加われなかった記者は、「又聞き」した人を探して、さらに又聞きしなければならないので、なおさら選手の「生の声」からかけ離れていく。 巨人の清原選手など、関西出身のプロ野球選手の言葉が、たびたびヘンな関西弁で報じられるのも、こういう部分に原因の一部があるようだ。シアトル・マリナーズの鈴木一朗(イチロー)選手は、オリックス時代にマスコミ嫌いになった。これについても、S氏は「言ってもいないことを書かれることが多かったのが、大きな要因の一つだったと聞いている」と語る。 同じように、政治家の中にも、「こんなことは言っておらん」などと怒る人がいる。「根」は、スポーツと同じ部分にあるようだ。 こういう取材方法を肯定的、積極的に評価するとすれば、「特ダネ以外では、無用な争いはやめよう」という共通の意図が感じられる。確かに、メディアが集中豪雨のように取材対象を攻撃するのはやめなければならないケースが多いと思う。だが、記者の仕事って、なんだろう? 「ニュース」である人の話を直接聞いて、報じることではないのか。 -------------------------- さて、話をE新聞のY記者に戻そう。 プロ野球も、ラグビーも、バレーボールも、一通り取材経験のあるY記者だ。スポーツの知識は豊富だ。ネタさえ手に入れば、後は百戦錬磨の敏腕ライター。電話で聞いただけのことを、まるで見たかのように生き生きと書いた。 「『○○』と、はじけるような満面の笑顔を見せた。だが、『××』と尋ねられると、『△△』と、口元を引き締めた」--のような表現を使って……。 S氏によると、Y記者は今、スポーツ報道部幹部への道を、ひた歩いているそうだ。 ~~~~~~~~~~~ 次回は、営業を強要される記者についてお伝えしようと思う。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++■このマガジンに関するご意見、ご要望は、 suzuki_tatam@yahoo.co.jp へ。■掲示板があります。http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00066739/ ----------------------------------------------------------------------♪発行者 すずき・たたむ♪
2002年10月20日
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こんにちは。すずき・たたむです。梅雨が明けました。暑い夏がやってきました。昨日は、タフィ(大阪近鉄のローズ選手)が久しぶりにホームランを打ったようです。29号本塁打。もちろん、今季、セ・パ両リーグ通じて、トップです。今月は打撃不振でしたが、これからまたアーチを量産してくれるでしょう。僕とタフィとの関係については、こんなものを書いたことがあります。↓http://www.mainichi.co.jp/sports/rose/column.html よろしかったら、ご覧下さい。ところで、発行以来、読者が増え続けているメールマガジン「O0o.メディア、素っ裸.o0O」ですが、次回はスポーツについて書きます。といっても、スポーツそのものではなく、スポーツジャーナリズムの堕落について。スポーツそのものは、ライバルズの「夏でもウマい冬物語」で書きます。メディア・ジャーナリズム批評については、メルマガでも取り上げていきます。現在、取材中です。もうしばらく、お待ち下さい。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++■このマガジンに関するご意見、ご要望は、 suzuki_tatam@hotmail.com へ。------------------------------------------------★スポーツコラム「夏でもウマい冬物語」http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210 ♪発行者 すずき・たたむ♪☆他に、「O0o.メディア、素っ裸.o0O」というメールマガジンも発行しています。掲載サイトは、以下の通りです☆(登録・解除は、こちらで出来ます。各誌の人数は、前回発行2002年6月3日→12日→7月12日現在の読者数)・ゴザンス ( 7→ 8→11人) http://www.gozans.com/home/media/ ・まぐまぐ ( 1→203→216人) http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000091708 ・めろんぱん( 3→ 4→56人) http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=002866 ・パブジーン(28→31→33人) http://www.pubzine.com/detail.asp?id=18261 ・メルマ ( 2→ 2→4人) http://www.melma.com/mag/39/m00066739/ ■掲示板があります。http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00066739/ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++(rivals japan 2002年7月23日)
2002年07月23日
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こんにちは。すずき・たたむです。 台風が来ているはずなんですが、大阪はいたって平穏です。大雨が降った地域にお住まいの方、被害にあわれた方、たいへんだったことでしょう。1日も早く、普段の生活に戻ることが出来ますように、お祈りしております。 さて、「夏でもウマい冬物語」ですが、再び、「夏眠」状態。どうも、すみません。正直言いまして、この蒸し暑さにばててます。この夏の間に体を少し鍛えて、筆力もアップさせたいと思っています。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++■このマガジンに関するご意見、ご要望は、 suzuki_tatam@hotmail.com へ。------------------------------------------------★スポーツコラム「夏でもウマい冬物語」http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210 ♪発行者 すずき・たたむ♪☆他に、「O0o.メディア、素っ裸.o0O」というメールマガジンも発行しています。掲載サイトは、以下の通りです☆(登録・解除は、こちらで出来ます。各誌の人数は、前回発行2002年6月3日→12日→7月12日現在の読者数)・ゴザンス ( 7→ 8→11人) http://www.gozans.com/home/media/ ・まぐまぐ ( 1→203→216人) http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000091708 ・めろんぱん( 3→ 4→56人) http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=002866 ・パブジーン(28→31→33人) http://www.pubzine.com/detail.asp?id=18261 ・メルマ ( 2→ 2→4人) http://www.melma.com/mag/39/m00066739/ ■掲示板があります。http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00066739/ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++(rivals japan 2002年7月16日)
2002年07月16日
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======///すずき・たたむのメディア研究 #4///========= ☆☆★★ O0o.メディア、素っ裸.o0O ★★☆☆============================================2002/07/12 ★■□// 内緒の話はアホなのね(2) //□■★ 借金を抱えて夜逃げしたある町の議員をめぐる報道の第2回。今回は、この町を担当していた中央紙のT記者が驚いた他のメディアの「奇行パート2」をお送りする。前回は、取材をしないで記事を書こうとする地方新聞の記者の話だったが、今回は、怠慢週刊誌の取材の一端をお知らせしよう。もちろん、今回も、現役の新聞記者から聞いた実話だ。====================== 西日本のある町の議員が1日だけ議会に登場して、数日後のことだ。議員は、この「1日」の出席によって、任期(4年)の残り1年間も議会に出なくても、計600万円(税込み)がもらえることになった。実際、この議員は報酬を受け取り続ける権利を得た。 T記者と、同僚たちは、なんとかこの議員を早期辞職に追い込もうと、続報を狙っていた。そんな時だった。聞きなれた名前の週刊誌の編集部から、Tの勤める会社に電話があったのは――。 「週刊××です。例の夜逃げ議員の話を、ちょっと教えてほしいんです」 たまたまTが電話を取った。相手の男は、丁寧な口調だった。 「どんなことですか?」とT。 「詳しく教えていただきたいと思いまして。薄謝をお送りしますので」 どうも、臭い。Tは、自分よりも、もっと責任のある人間に答えさせた方がいいと考えた。 「デスクに代わります」。Tは、電話を上司に振った。 デスクは、しばらく、週刊誌記者を名乗る男と電話で話していた。とは言っても、今までTの新聞が書いた記事のスクラップブックを開いて、その要点を答えているだけ。田舎の事件とはいえ、全国的に有名になった事件だ。中央紙なのだから、東京でも、大阪でも、記事は載っているはずだ。新聞は広く出ているわけだし、見つからなければ、図書館やデータベースでも探すことが出来る。 十数分、いや20分もデスクは話していただろうか。週刊誌記者が「薄謝をお送りする」と再び言ったらしく、デスクは「お礼は結構ですから、掲載誌をお送り下さい」と伝えて、電話を切った。 切るなり、デスクは、「アホだな。自分で取材もせんと、こんなふうに聞いてくるんだな」と、週刊誌の態度をバカにしていた。 だが、本当の意味で、「怠慢」が分かったのは、さらに数日後だった。 -------------------------- 議員の町の役場で、1冊の週刊誌が話題にのぼっていた。「週刊××」だった。 役場の職員が、久しぶりに会ったTに声をかけた。 「Tさん、『週刊××』読んだ?」 「いいえ、まだなんですよ。例の議員の話が出てるらしいですね」 職員は、にやりと笑い、Tに紙面を見せた。 「何ですか、これ!」 Tは絶句した。週刊誌の紙面に載っている写真といい、記事の中で、地元の記者が話したとされるカギカッコの部分といい、すべては、Tの新聞が載せた、そのものだった。写真は、新聞に載ったものを複写したのかもしれない。不鮮明な写真だった。驚いたのは、記事の方だ。要点となっていた部分は、Tの新聞に書いてあった記事を、話し言葉に変えて、カギカッコで括っただけだった。 さらにおかしいのは、カギカッコの後ろに、必ず、(社会部記者)と、話し手が「誰」かを書いてあること。これは、明らかな間違いだとTは思った。なぜなら、中央紙の「社会部」は、東京、大阪、名古屋などの大都市しか基本的には担当しない。もちろん、大震災や誘拐事件など、よっぽど大きなものならば、多くの記者が現場に集められることは言うまでもない。 しかし、今回の事件は、田舎で起こったもので、出来の悪い議員1人が「主人公」だ。中央紙でいう「地方部」とか「通信部」と呼ばれる部署のうち、1地方機関に所属する記者が数人でチームを組んで書いているものだ。 今回の事件は、「社会部」にご登場いただくような「大事件」ではない。雑誌記者が、新聞社の組織をよく知らないにもかかわらず、「事件取材なら、社会部の記者がやっているはずだ」と決め込んで、書いたようだ。こういうところにも、怠慢取材の形跡が残っている。 週刊誌の記事を読み終えたTは、妙な脱力感に襲われた。そして、この雑誌を見せてくれた職員に話しかけた。 「この週刊誌から、何日か前に、電話がかかってきたんですよ」。上司が応対したこと、どんなやり取りだったかも、伝えた。 それを聞くと、職員は、苦笑いしながら言った。 「まぁ、記事は正確だよね。Tさんのところの記事を、丸写ししただけなんだから」 -------------------------- その後、雑誌の編集部からの「お礼」はどうなったか。「薄謝」はもちろんのこと、「掲載誌」すら、待てど暮らせど、Tの職場に届かなかった。まぁ、別に、Tの職場に必要なものでもなかったのだが。 ~~~~~~~~~~~ 2回シリーズでお送りした「内緒の話はアホなのね」は、これで終わる。次回は、意外と知られていないスポーツ記者の、日常的な怠慢ぶりをお伝えしようと思う。++++++++ご意見紹介++++++++++++++++++++++++++++++++ 第3号を発行後に届いた読者からの感想をご紹介したい。 ★1人目> 初めまして。> まぐまぐからのメルマガ購読者です。> > バックナンバーとあわせて読みましたが、> メディアの倫理であるとか、取材者の実態などが判って> 非常に興味深い内容です。 ありがとうございます。メディアには、頑張ってほしいのです。だから、シリをたたこうと思うのです。このような励ましがいただけるとは思っていませんでしたので、ものすごく、うれしく思っています。 ★2人目> メルマガの件名を> 「O0o。.メディア、素っ裸.。o0O +号数(または日付)」などに> 揃えた方が良いのではないかと思ったのです。> > 他の発行媒体のものを見ていないので、> その辺りをどうされているか、わかりません。> ただ、件名が怪しい(?)と、> 読まずに、ポイしてしまいそうになります。> > 私は、たたむさんからのメールを> fromのアドレスでフィルタリングしてるので、> そういう間違いはない(はず)です。> でも、件名でフィルタリングできたほうが> 便利な場合もありますし、> 保存したとき、区別がつきにくいかな~と思います。 なるほどぉ。ちょっと、考えさせてください。実は、自動的に号数がつくメルマガ(発行媒体)もあるのです。それを生かせるかもしれません。
2002年07月12日
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こんにちは。すずき・たたむです。 あっという間にサッカー・ワールドカップが終わってしまいました。 最終的にはブラジル。決勝は、ドイツとの強豪対決で、見どころの多い試合でした。 にわかにサッカーファンになった人も多いと思いますが、7月5日から再開するJリーグでも、熱戦が展開されることを期待したいですね。 「夏でもウマい冬物語」は、「本業」の冬もののシーズンインまで、かなりあるので、今度はまた野球を中心に、他競技への“殴りこみ”を続けようと思っています。 ご意見、ご要望をお待ちしています。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++■このマガジンに関するご意見、ご要望は、 suzuki_tatam@hotmail.com へ。------------------------------------------------★スポーツコラム「夏でもウマい冬物語」http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210 ※ 新連載【日刊?日韓W杯】をスタート!♪発行者 すずき・たたむ♪☆メールマガジン掲載サイト☆(登録・解除は、こちらで出来ます。各誌の人数は、前回発行2002年6月3日→12日現在の読者数)・ゴザンス ( 7→ 8人) http://www.gozans.com/home/media/ ・まぐまぐ ( 1→203人)http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000091708 ・パブジーン(28→31人) http://www.pubzine.com/detail.asp?id=18261 ・めろんぱん( 3→ 4人) http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=002866 ・メルマ ( 2→ 2人) http://www.melma.com/mag/39/m00066739/ ■掲示板が出来ました。http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00066739/ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++(rivals japan 2002年7月2日)
2002年07月02日
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こんにちは。すずき・たたむです。 サッカー・ワールドカップ、大詰めですね。僕は今回、会場に行けませんでしたが、多くの知り合いが日韓両国で取材を続けていますので、会場の様子は断片的に入ってきます。今日、明日が準決勝、29日に3位決定戦、30日に決勝戦と、あと4日・4試合だけ。ブラジル対韓国、ドイツ対トルコという、いずれも「伝統国対伸び盛りの国」の準決勝を堪能したいと思います。 さて、「日刊?」の名の通り、断続的にしか続けられなかったW杯企画【日刊?日韓W杯】。大会に絡み、もう2、3回執筆予定です。ご意見などがありましたら、ぜひお聞かせ下さい。 スポーツ以外のメディアについて語るメールマガジン「O0o.メディア、素っ裸.o0O」も着々と読者を増やしています。第4号発行も近いうちに発行します。第3号までは、バックナンバーでお読み下さい。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++■このマガジンに関するご意見、ご要望は、 suzuki_tatam@hotmail.com へ。------------------------------------------------★スポーツコラム「夏でもウマい冬物語」http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210 ※ 新連載【日刊?日韓W杯】をスタート!♪発行者 すずき・たたむ♪☆メールマガジン掲載サイト☆(登録・解除は、こちらで出来ます。各誌の人数は、前回発行2002年6月3日→12日現在の読者数)・ゴザンス ( 7→ 8人) http://www.gozans.com/home/media/ ・まぐまぐ ( 1→203人)http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000091708 ・パブジーン(28→31人) http://www.pubzine.com/detail.asp?id=18261 ・めろんぱん( 3→ 4人) http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=002866 ・メルマ ( 2→ 2人) http://www.melma.com/mag/39/m00066739/ ■掲示板が出来ました。http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00066739/ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++(rivals japan 2002年6月25日)
2002年06月25日
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2002年6月15日付けの朝刊各紙(いずれも大阪本社発行最終版)は、いずれも1面で日本のサッカー・ワールドカップ決勝トーナメント初進出を伝えた。6月4日のベルギー戦、9日のロシア戦に続いて、14日のチュニジア戦でも、一部の新聞などが日本選手の評価を点数化している。前回に引き続き、日経、アサヒ・コム、読売、英国の新聞「ザ・サン(The Sun)」の評価を紹介しよう。「日経、アサヒ・コム、読売、ザ・サン」の順番とした。 アサヒ・コムは「asahi.com現地班が見た日本代表の評価」(http://www2.asahi.com/2002wcup/group_H/tun_jpn/win02.html )で、前半のみ出場の選手は前半終了時の評価。他の選手は試合終了時の評価。ザ・サンは、http://www.thesun.co.uk/article/0 ,,3-2002271095,00.htmlによる。なお、「チ」はチュニジア戦、「ロ」はロシア戦、「ベ」はベルギー戦での評価。===================================GK楢 崎チ6・5、○、6・5、6ロ7・0、◎、6・5、7べ6・0、○、5・5、6)DF中田浩チ7・0、○、7・0、7ロ7・0、○、6・5、7ベ5・5、◎、5・5、7)松 田チ7・0、△、6・5、7ロ7・5、◎、5・5、6ベ5・5、△、5・0、6)宮 本チ7・0、◎、6・5、7ロ7・5、◎、6・0、7ベ5・5、△、4・5、6)MF服 部ロ5・5、○、6・0、6ベルギー戦、チュニジア戦は出場せず稲 本チ5・5、○、6・0、6ロ7・5、◎、9・0、9ベ7・0、◎、8・0、8)戸 田チ7・0、○、8・0、6ロ7・5、◎、8・5、6ベ6・0、○、6・0、7中田英チ8・0、◎、9・0、7ロ6・5、○、8・5、8ベ6・5、◎、6・5、7小 野チ7・0、○、7・0、7ロ6・5、○、6・0、7ベ6・0、△、6・5、5市 川チ6・5、◎、7・5、7ベ5・5、○、5・5、7ロシア戦は出場せず明 神チ7・0、○、7・5、6ロ6・5、○、6・0、6ベルギー戦は出場せず福 西ロ―、○、―、5(日経と読売は、いずれも、出場時間が短く評価できずの意のコメント)ベルギー戦は出場せず三都主ベ5・5、○、6・0、6ロシア戦、チュニジア戦は出場せず小笠原チ―、○、―、6(日経と読売は、いずれも、出場時間が短く評価できずの意のコメント)ロシア戦、ベルギー戦は出場せずFW鈴 木チ6・5、○、7・5、6ロ6・0、◎、6・5、7ベ7・0、○、7・5、7柳 沢チ6・0、◎、5・5、6ロ6・0、◎、7・0、7ベ5・5、△、6・0、7中 山ロ5・5、◎、6・0、5ベルギー戦、チュニジア戦は出場せず森 島チ7・5、◎、9・0、8ロシア戦は出場せずベ5・5、◎、6・0、6 ※敬称略。服部選手は、アサヒ・コムがDF、他はMFと分類。森島選手の守備位置は、日経がFW、asahi.comと読売はMFに分類。=================================== こうして比較してみると、日経の評価はメリハリがなく、良く分からない。チュニジア戦の場合、稲本選手の5・5から中田英選手の8・0までの幅があるが、他の選手は、柳沢選手の6・0と、得点を挙げた森島選手の7・5を除くと、すべて6・5か7・0。一覧表を見ると、同じような数字が並んでいる。しかも、得点に絡むなど、何度も攻撃の起点になった市川選手の評価が6・5とそれほど高くなく、理由も「アシスト1。しかし失敗クロスも」と、よく分からない書き方をしている。 その点、読売は、記者が「いい」と思ったであろう選手には高い点がつき、柳沢選手のように「やや動きが鈍く、攻撃のリズムを狂わせた」選手は5・5と、低い点がついていて、分かりやすい。 決勝トーナメントでは、各社は、どんなふうに評価し、理由付けするのか。その判断が、正直言って「見もの」だと思っている。
2002年06月18日
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こんにちは。すずき・たたむです。 サッカー・ワールドカップが連日、にぎやかに行われていますね。大会前にマスコミが「有力」と報じていた出場国が、次々と負けて、楽しみが減ったという人もいるようです。 でも、僕は違います。こういう大会こそ、サッカー界に新しい風を吹き込むきっかけになると考えています。僕に言わせると、スポーツの楽しみには、大きく分けて、三つあります。一つは、無条件で応援しているチームが勝つこと。次は、レベルの高い選手のプレーが見られること。そして、何よりも大きな楽しみは、新しいスターが生まれる瞬間を確認できることです。 そういう意味で、今大会は、今までのサッカーW杯では見られなかった、素晴らしい大会だと考えています。 さて、飛び石連載中の【日刊?日韓W杯】。大会終了まで、ちょっとずつ書いていくつもりです。ご意見などがありましたら、ぜひお聞かせ下さい。スポーツ以外のメディアについて語るメールマガジン「O0o.メディア、素っ裸.o0O」も着々と読者を増やしています。近日中に第3号発行予定です。こちらも、ぜひご講読を。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++■このマガジンに関するご意見、ご要望は、 suzuki_tatam@hotmail.com へ。------------------------------------------------★スポーツコラム「夏でもウマい冬物語」http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210 ※ 新連載【日刊?日韓W杯】をスタート!♪発行者 すずき・たたむ♪☆メールマガジン掲載サイト☆(登録・解除は、こちらで出来ます。各誌の人数は、前回発行2002年6月3日→12日現在の読者数)・ゴザンス ( 7→ 8人) http://www.gozans.com/home/media/ ・まぐまぐ ( 1→203人)http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000091708 ・パブジーン(28→31人) http://www.pubzine.com/detail.asp?id=18261 ・めろんぱん( 3→ 4人) http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=002866 ・メルマ ( 2→ 2人) http://www.melma.com/mag/39/m00066739/ ■掲示板が出来ました。http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00066739/ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++(rivals japan 2002年6月18日)
2002年06月17日
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サッカー日本代表、中田英寿選手が知人に「最後のW杯」について語ったと朝日新聞(2002年6月5日付け朝刊)が報じた件で、6月13日発売の週刊文春と週刊新潮が、続報を載せている。13日付け朝刊各紙に広告が載っていたため、早速購入して読んでみた。文春と新潮の書いた内容が正しいという前提で言うと、「【日刊?日韓W杯6】「ヒデ引退」報道」(http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210&p=2&stid=8088831 )で書いた「朝日は信念を持ってこの記事を書いた」という点を改めて強く感じた。他のメディアは、この問題をきちんと検証すべきだ。 両誌を比較すると、週刊文春の方がはるかによく情報を集めており、読み物としても数段面白い。 週刊文春には、中田英選手の所属事務所社長が、記事を書いた朝日新聞の忠鉢信一記者の携帯電話に連絡した様子や、スポーツ紙記者の話として、忠鉢記者本人がW杯公式ガイドブックで中田英選手をインタビューしたこと、さらに忠鉢記者は中学高校時代に日本ユースに選抜されたサッカー選手だったことなどが書いてある。 こういった背景を踏まえれば、6月5日付け朝刊で朝日が報じた「日本代表でプレーするのはこのW杯が最後だと、中田英寿(25)が周囲に伝えた。決意は固い」という書き出しの記事は、単なる「一サッカー担当記者」が十分な取材がないまま書いた「飛ばし」記事ではないと考えた方が自然だろう。 すなわち、実際に中田英選手がそういった「決意」を持っているかどうかは別として、忠鉢記者も、その原稿を載せた朝日新聞も、「絶対に間違いない」という自信を持って記事を掲載しており、いくら批判されようが、筋は曲げないのだろうと想像できる。 ということは、逆に言えば、ファンや読者の立場からは、朝日に対して、疑問点をどんどん指摘していいことになる。さらに、他の新聞が朝日の名前を伏せたまま中田英選手の否定会見を掲載したのは、やはり不十分だったと言える。なぜならば、マスメディアは、選手に直接会えないファンや読者の代わりとなって、疑問点を聞く立場でもあるからだ。 一方の週刊新潮は、簡単な取材で申し訳程度で書いたという印象を受けた。 中田英選手の所属事務所と、朝日OBのジャーナリストには取材しているが、週刊文春には書いてある忠鉢記者本人をめぐる部分が、全くない。このため、記事としての厚みが格段に違ってしまった。 両誌に対して、朝日は「真実性には自信を持っています」と答えている。しかし、現時点で、朝日の記事の信憑性が現段階で証明されたわけではない。他の新聞が真実の追究と、朝日の追及をやめてしまっている現段階では、両誌を含めた雑誌や電波メディアなどが、しっかりと責任を果たしてほしい。(rivals japan 2002年6月13日掲載)
2002年06月13日
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======///すずき・たたむのメディア研究 #3///========= ☆☆★★ O0o.メディア、素っ裸.o0O ★★☆☆============================================2002/06/12 ★■□// 内緒の話はアホなのね(1) //□■★ 西日本で数年前、ある町の議員が借金を抱えて夜逃げした。その町の条例では 、1年間、議会活動をしなかったら、議員報酬の支給が止まる。税込みで月に50万円。任期切れまで、まだ1年ほどあった。ということは、年に1日だけ議会に出れば、あと364日は働かずに計600万円(税込み)がもらえる。ギャンブルで借金まみれになった男に、この「収入」は大きかった。実際に、議員は期限切れ直前に1日だけ、議会に出た。そして、報酬をきちんと受け取り続けた。 この議員をめぐっては、中央紙が1社だけ先行して特ダネを連発していた。前号でも書いたように、記者にとって、「抜かれる」ことは、能力がないという証明になる。「抜かれ」まくって、追い詰められた地元新聞の記者は、ある日、記者として、絶対にやってはいけないことをやろうとしていた。 今回も、現役の新聞記者から聞いた実話だ。====================== 地方新聞の社会部記者Nは、同じ町を担当する中央紙のT記者に小声で話しかけた。その地域を担当する記者の詰め所になっている記者クラブから、同業他社の記者や職員が席を外した瞬間を狙っていたかのようだった。 「Tさん、教えてくださいよ。昨日、おたくに載ってた議員の話は、どこから出てきたんですか」 Tは、耳を疑った。新聞記者が記事を書いた時、「誰から聞いた」ということは、絶対に口外してはならない職業倫理だからだ。これは、世界的に認められている。そんな「職業倫理」うんぬんを以前に、実際に活字になった記事以外の情報は、相手が誰であっても教えられるものではない。どんな仕事でも、そういったルールやマナーはあるだろう。 N記者は40歳代前半。妻も子どももいると聞いていた。記者歴は、20年近いのではないだろうか。そんな人間が、記者としての「イロハ」の「イ」を度返しして、「取材源を教えてくれ」と尋ねて来たのだ。 「そんなの、言える訳、ないじゃないですか」。Tは苦笑いして答えた。Tはまだ20歳代。記者になって5年ほどしか経っていなかった。だが、それまでは「まともな」先輩方に恵まれていたせいか、記者としての常識も身に付けつつあった。Tとすれば、こんな話は、ここで終わると思っていた。 しかし、Nは続けた。「記者同士の話として、ここだけの話、しましょうよ」 「この人は、何を考えているんだろう。恥ずかしくないんだろうか」。Tがもし、同じように「抜かれた」立場ならば、記者クラブの中で安閑とはしていられない。事実、N以外の同業他社は、議会や役所、地元の有力者などを回って、「抜いた」社の情報が正しいのか、もっと隠れた話はないのかと、探り続けるはずだ。それを、よりによって、記者クラブの中で、ネタ元を知っている記者に対して、ただ「教えてくれ」というとは! 自分なら、恥ずかしくて、口が裂けてもそんなことは言えない。 Tに対して、Nはしつこく質問を続けた。前日の新聞を開いて、論評を始めた。 「ここの書き方は、よく分からないんですよね。その次は、うちも分かったんだけど、これだけじゃ、記事にならないし…」 確かに、Nのいる地方新聞は「抜かれ」に対しては上層部の締め付けが厳しいと聞いていた。経営が厳しいそうで、社員の仕事ぶりは、給与にも反映してくるという。しかし、そんなことと、記者としての取材態度は関係がない。 5分ほど聞いてやっていたが、Tは、もう、Nを相手にするのもばかばかしくなって来た。「取材があるから」と伝えて、Tは、記者クラブを出た。今回の事件とは関係ない、別の町に取材に向かうことにしたのだ。 記者クラブを出た後、一瞬、Nが追いかけてきたような気配があった。だが、無視した。取材先とは自分で開拓するものだ。他社の記者にネタ元を尋ねるような怠慢な人間は、相手にする必要はない。そんな人間は、「記者」ではない。Tにとって、Nとの会話は、時間の無駄だった。 Tの新聞は、その後も、議員をめぐる取材をしっかりと続けた。そして、Nの新聞に載っていない新事実を、載せ続け、問題の議員に、次回の選挙出馬を断念させた。 その間、Nの新聞には、ウラ(確認)を取ったのかどうか分からないような記事が多数載った。Nの新聞の読者は、そんな記事を、読まされ続けた。 ~~~~~~~~~~~ ただ、Tが驚いた他のメディアの「奇行」は、これだけではなかった。次号では、今回の続編として、Tとその同僚が体験した怠慢週刊誌の取材の一端をお知らせする。++++++++ご質問に答えて++++++++++++++++++++++++++++++++ 第2号を発行後に届いた読者からの質問に答えたい。> 今回の記事は、10年も前とのことですから、> まだ、新聞各社が掲載時期の早さを> 競っていた時代の話ですよね。> 今も、そういう面はあるのかもしれないけど。今も、まさに「そういう面」しかないでしょう。> 以前から読者として不思議だったのは、> なぜ、新聞は正確さを犠牲にしてまで、早さにこだわるのか、> ということです。> きっと、最近は変わってきたのでしょうし、変わっていません。基本はほかのメディアに載っていないことを、最初に書くということが「ニュース」の仕事だと考えているのでしょうね。そういう意味では、未来永劫変わらないと、僕は考えています。それに、書いた本人や載せたメディアは、そのニュースが「正確」だと考えているはずです。多少、違う点があったとしても、それは「誤差」(苦笑)。「誤差」があまりに大きいから、後で問題になるんでしょうね。> 次回のコラムが、その部分にかかわってくるのでしょう。> そちらを期待します。あまり、ご期待に添えなかったかもしれません。すみません。「メディア」を「素っ裸」にするために、まず、どんなことが実際にあるのかという検証が必要だと考えています。ですから、しばらくの間は、僕が現役記者から聞いた話を中心として、現場の人間がどのように取材し、記事を載せているのかというエピソードを載せていこうかと思っています。その中で、読者のご質問があれば、「ネタ元」の記者に再取材して、もっと掘り下げてみたいと考えています。> スクープって何でしょう。> 読者にとっては、早さが問題なのではなく、> とにかく、真実が表に出ることです。「真実が表に出る」のは、最も大切です。それに、早くて悪いことはないと思います。> 早さへの執着は、業界内の強迫観念というか、> 自己満足のような気もするし、この点は、ご指摘の通りでしょう。今回のネタ元記者によると、業界内の強迫観念や自己満足は多分にあるということです。ただ、「それが基本」でもあるということです。「ニュース」なのですから。> そのくらいしか、複数の新聞社が存在する意義が> ないということなのかもしれません。ここは、僕との意見が違います。新聞社やメディアが一つしかなければ、権力はすぐに言論統制できます。逆に、クーデターも簡単に起こせます。複数のマスメディアがあることは、そういう意味で健全な証左でしょう。> 特に、今のようにメディアがあふれている状態では、> 読者の生活には、あまり影響がないもので。> まぁ、端で見ていて不思議です。メディアがあふれているからこそ、しっかりとしたところがなくてはならないし、そのために成長してほしいと考えるのです。でも、実際には、今までメディアの側はそんなに批判されることはなかった。それに、批判に慣れていなかった。だから、ちょっとずつおかしいと思うところを指摘していって、変わってほしいという願いを込めて行きたいと考えています。うれしいことに、この号から読者が大量に増えました。いろんなご意見・ご要望が聞けることを楽しみにしています。メールでもけっこうですし、掲示板(http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00066739/ )もあります。
2002年06月12日
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2002年6月10日に行われたサッカー・ワールドカップの試合とそれに関する報道の中で、結果以外にも各紙が必ず伝えなければならなかったことが、一つあると、考えている。それは、韓国対アメリカ戦での韓国選手のパフォーマンスだ。同点に追いついた韓国が、今年2月にアメリカであったソルトレークシティー・オリンピックで不可解な失格となったスケート・ショートトラックの金東聖選手の滑りを真似したことだ。スポーツにとっての審判の大切さと、「足を踏まれた人間は、覚えている」ことを、端的に伝えたと思う。 最も目を引いたのは、ロイター通信が配信した写真だった。毎日新聞(大阪本社発行最終版)は、W杯面にカラーで大きく載せた。安貞桓選手の同点ゴールよりも、こちらの写真の方が、はるかに大きい。僕は、このニュース判断は、正しいと思う。今年2月23日付けで掲載した「【塩湖主義22】百行の原稿より1枚の写真」(http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210&p=2&stid=8082955 )で書いたように、一目見たら、ニュースが切り取れるという記事は、いい記事だと思う。 また、読売(同じく、大阪本社発行最終版)は、社会面トップに、このニュースを掲げた。こういう判断も、正しい。スポーツの試合中に起こったことで、社会的に意味のある出来事だ。スポーツの面だけで完結させるのではなく、一般ニュースを載せる社会面の記事として掲載するという判断は、意味がある。また、読売の良かったところは、インターネット(http://www.yomiuri.co.jp/wcup2002/schedule/group_d/20020610_1/0610_02.htm )にも、この記事と写真を掲載したことだ。この日、韓国でのテレビ生中継や、夜のニュースでの扱い方や、試合が行われた大邱スタジアムと周辺の様子、「五輪失格問題」という背景説明まで入っており、過不足がない。 ネットで検索したところ、韓国の朝鮮日報、東亜日報のサイト(日本語版)には、スケーティングの写真は見当たらなかった。各種の報道によると、金大中大統領も国民やサポーター組織「レッド・デビル(赤い悪魔)」に「秩序ある応援」を求めたという。個人的には、抑制しすぎのような気がするが、これも、儒教を重んずる礼儀正しい韓国の国民性かもしれない。 僕は、審判が「右」と言えば、それは「右」でしかないと考えている。それを「左」や「中」に変更させるのはおかしい。(だから、ソルトレーク五輪では、フィギュアスケートのペア種目で、「審判に不正があった」という理由で、金メダルを2組に渡したのは、今でもおかしいと考えている。) しかし、審判も時には「右」を「左」と言い間違えることがある。この場合は、判定は「左」のままであるが、審判の間違いを指摘し、以降の試合で間違いがなくなるように努めなければならないと考えている。この点は、五輪・パラリンピック開催時の連載「【塩湖主義17】神さまの贈り物」(http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210&p=2&stid=8082707 )と「【塩湖主義23】「1・5報」の大切さ」(http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210&p=2&stid=8082996 )でもそのように書いた。 今回の韓国サッカー選手のパフォーマンスを見て、五輪のスケート・ショートトラックで「右」を「左」と言い間違えた審判や国際スケート連盟が、きちんとした対応を採っていなかったと反省するきっかけにしてほしい。併せて、審判というのは、それほど大切な存在なのだということを、スポーツに携わる人が、しっかりと受け止めてほしいと願っている。(rivals japan 2002年6月11日掲載)
2002年06月11日
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サッカー・ワールドカップで日本が初めて勝利を収めた。2002年6月10日付けの朝刊各紙(いずれも大阪本社発行最終版)は、いずれも1面で初勝利を伝えた。6月4日のベルギー戦に続いて、9日のロシア戦についても、一部の新聞などが日本選手の評価を点数化している。前回に引き続き、日経、アサヒ・コム、読売、英国の新聞「ザ・サン(The Sun)」の評価を紹介しよう。「日経、アサヒ・コム、読売、ザ・サン」の順番とした。 アサヒ・コムは「asahi.com現地班が見た日本代表の評価」(http://www2.asahi.com/2002wcup/group_H/jpn_rus/win02.html )、ザ・サンは、http://www.thesun.co.uk/article/0 ,,3-2002261202,00.htmlによる。なお、各選手名の下にあるカッコ内の評価は、ベルギー戦でのもの。===================================GK楢 崎 7・0、◎、6・5、7(6・0、○、5・5、6)DF中田浩 7・0、○、6・5、7(5・5、◎、5・5、7)松 田 7・5、◎、5・5、6(5・5、△、5・0、6)宮 本 7・5、◎、6・0、7(5・5、△、4・5、6)MF服 部 5・5、○、6・0、6(ベルギー戦は出場せず)稲 本 7・5、◎、9・0、9(7・0、◎、8・0、8)戸 田 7・5、◎、8・5、6(6・0、○、6・0、7)中田英 6・5、○、8・5、8(6・5、◎、6・5、7)小 野 6・5、○、6・0、7(6・0、△、6・5、5)明 神 6・5、○、6・0、6(ベルギー戦は出場せず)福 西 ―、○、―、5(日経と読売は、いずれも、出場時間が短く評価できずの意のコメント)(ベルギー戦は出場せず)FW鈴 木 6・0、◎、6・5、7(7・0、○、7・5、7)柳 沢 6・0、◎、7・0、7(5・5、△、6・0、7)中 山 5・5、◎、6・0、5(ベルギー戦は出場せず) ※敬称略。服部選手は、アサヒ・コムがDF、他はMFと分類。=================================== 今回、評価が最も大きく分かれたのは、松田選手だ。日経(7・5)は「体を張って奮戦。攻めにも積極的」、アサヒ・コム(◎)も「ピンチでのカバーリングがよく、相手とのフィジカル・コンタクトでも負けなかった」と評価した。だが、読売(5・5)は「パスミスなど集中力が途切れるケースが目立った」ということを、減点の対象としたようだ。 また、前回に比べ、評価が一気に高まったのは、宮本選手と戸田選手。宮本選手は、日経(5・5→7・5)が「ラインを統率。冷静に対処した」、アサヒ・コム(△→◎)は「最後までライン統率が乱れることはなかった。相手の前に出ての守備も光った」と、評価したが、読売(4・5→6・0)は「ミスが多く、他の選手の負担になることも」と、まだ不満な様子。 一方、戸田選手については、日経(6・0→7・5)が「再三、ピンチを未然に防いだ」、アサヒ・コム(○→◎)も「守備に徹して相手のスペースをつぶし、パスコースをカットし続けた」、読売(6・0→8・5)は「優れた危機管理能力を随所に発揮」と、高い評価を与えた。(rivals japan 2002年6月10日掲載)
2002年06月10日
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サッカー・ワールドカップに関する報道で、注目できるものは、海外の報道を日本語訳したものが載っていることだ。例えば、公式新聞・朝日は、韓国の東亜日報や、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙(本社・パリ)との合同新聞「ヘラトリ朝日」記事を自紙に取り入れ、3カ国語を一つのページに載せるという試みをやっている。読売も、フランス・レッキプ紙の記事を翻訳して掲載している。2002年6月8日付けの読売夕刊(大阪本社発行最終版)には、「因縁対決」のイングランド対アルゼンチン(7日・札幌ドーム)での試合を端的に表現していた。 翻訳の書き出しを引用する。============================== サッカーは美しさを競うコンクールではない。ネットにボールを押し込むだけのゲームでもない。イングランドは、いつも通り、無益な意見など気にもかけずに、期待に応えた。アルゼンチンは、ボールの占有率が高くても、それを活用するアイデアに欠けると、わなになることを証明した。============================== これだけの文章で、この日の両チームの戦いぶりがよく見える。よく分かる。サッカーのことをよく知った人が書いた文章だと思う。 日本の新聞の場合、スポーツといえば、どうしても野球偏重になっている。1991年に社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が発足して、ようやく活字メディアも電波メディアも、サッカーを盛んに取り上げるようになってきた。それに伴って、サッカーを専門とする記者も増えてきた。いや、正確に言えば、「サッカー好きの記者が表舞台に立てるようになった」というべきかもしれない。 だが、戦前から続くプロ野球やそれ以前から歴史のあるアマチュア野球報道での蓄積に比べて、サッカーは、まだ人材が育っていないと感じる。W杯関連の各紙の記事を読んでも、途中で読むのが飽きたり、「こんなスペースをとる必要があるのか」と思うものも少なくない。もちろん、野球の方にも、つまらない原稿はある。だが、サッカーの方が、「こなれていない」という印象を抱いていた。 読売が、レキップ紙の記事の翻訳を載せたのを読み、ヨーロッパとのサッカーを取り巻く歴史の違いを感じた。こういった「黒船」が、日本のサッカー報道、スポーツ報道を変えてくれるのではないか。 僕は、そう期待している。(rivals japan 2002年6月9日掲載)
2002年06月09日
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朝日新聞は2002年6月5日付け朝刊1面で、サッカー・ワールドカップ日本代表の中田英寿選手が、「日本代表でプレーするのはこのW杯が最後だ」と報じた。中田英選手は同日の記者会見で、この報道を完全に否定した。だが、日韓共催大会で、唯一の「公式新聞」が書いたことだけに、波紋を広げている。誰かがウソをついていることには違いない。それを今、詮索する必要はないと、僕は考える。だが、中田英選手をめぐる「代表引退報道」については、今度、要チェックだ。現時点での問題点を指摘したい。(新聞は、いずれも大阪本社発行最終版) 5日付けの朝日は、「ヒデ『最後の代表』決意」という5段飾りつき見出しで報じた。書き出し部分を引用すると、================== 日本代表でプレーするのはこのW杯が最後だと、中田英寿(25)が周囲に伝えた。決意は固い。 国の名誉という鎧(よろい)を着せられた国対抗の代表戦は、チームのために働くことが優先される。プレーを楽しむことより勝負に執着するサッカーを終わりにし、自分を表現する場を探したい。 振る舞いには、最後にかける覚悟がにじむ。================== 全文は、アサヒ・コムのサイト内(http://www2.asahi.com/2002wcup/japan/K2002060500408.html )にあるので、省略する。 この記事を書いたのは、忠鉢信一記者だ。僕は、たいてい、記事を褒める時以外は、署名があっても、記者の名前を出さないようにしてきた。だが、この記事は、忠鉢記者が信念を持って書いたと考え、このコラムでも、あえて名前を出す。 「信念」と考えるのは、以下の理由がある。 まず、朝日が、今大会唯一の公式新聞である 次に、1面という「新聞の顔」に載せている さらに、忠鉢記者は、朝日新聞だけでなく、サッカー雑誌にも多数の記事を掲載しているサッカーの「専門記者」である ――という点だ。 こういった理由があるから、僕は、忠鉢記者が絶対の確信を持って記事を書いたと考えている。また、朝日新聞そのものも、その威信をかけた記事だと判断できる。こんな本筋の話で、もしも「間違っていました」などと後で書くことになったら、社長の首が飛んでもいいほどの出来事だからだ。 ただし、中田英選手が、本当に「代表からの引退」を「周囲に伝えた」のかどうかは分からない。「周囲」が誰かも分からない。 一方で、仮に中田英選手が本当に「決意」していて、本心と裏腹に否定会見をしても、おかしいことは全くないと考えている。逆に、完全否定したことの方が、本心であっても、おかしくはない。 一つはっきりと言えるのは、中田英選手にとって、朝日の「代表引退」記事を追認する状況にはなかったという事実だ。 情けないと思うのは、朝日以外の各紙だ。僕が調べた限り、中田英選手の否定会見の記事は、どのメディアを見ても、「一部報道」「ある全国紙の記事」などのように書いてある。「公式新聞・朝日」が報じたことを書いていない。朝日が「本気」で勝負してきたのがはっきりしているのだから、他紙も全面的に受けて立つべきだ。中田英選手の否定会見については、「公式新聞・朝日が5日付け朝刊で報じた。中田英選手は、それを完全に否定した」とはっきりと書いてやった方がいい。読者には、その方が、ずっと親切ではないか。 なぜ、書けないのか。朝日の報道を否定するだけの材料を、他紙が持っていないからだ。自信がないのだ。だから、日本のジャーナリズムは、ダメなままなのだ。(rivals japan 2002年6月7日掲載)
2002年06月08日
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2002年6月4日のサッカー・ワールドカップ日本対ベルギー戦の日本選手の評価についてのコラムを書いた後、日経、アサヒ・コムのほか、5日付けの読売新聞朝刊スポーツ面や、英国の新聞「ザ・サン(The Sun)」(http://www.thesun.co.uk/article/0 ,,3-2002251641,00.html)でも、同じような評価が出ていることが分かった。前日に載せたものと一部重複するが、比較のために、読売とThe Sunの評価と併せて、再掲したいと思う。各新聞が、ベルギー戦での日本選手をどのように評価していたか、比較すると面白いと思う。(日経と読売は、大阪本社発行最終版)。 ここに掲載した評価は、「日経、アサヒ・コム、読売、The Sun」の順番とした。アサヒ・コムは「asahi.com現地班が見た日本代表の評価」(http://www2.asahi.com/2002wcup/group_H/jpn_bel/win02.html )===================================GK楢 崎6・0、○、5・5、6DF中田浩5・5、◎、5・5、7森 岡6・0、○、6・5、8松 田5・5、△、5・0、6宮 本5・5、△、4・5、6MF稲 本7・0、◎、8・0、8戸 田6・0、○、6・0、7中田英6・5、◎、6・5、7小 野6・0、△、6・5、5市 川5・5、○、5・5、7三都主5・5、○、6・0、6FW鈴 木7・0、○、7・5、7柳 沢5・5、△、6・0、7森 島5・5、◎、6・0、6 ※敬称略。森島選手の守備位置は、日経がFW、asahi.comと読売はMFに分類。=================================== 読売も、日経と同じく10点満点で、読売の記者が採点したという。読売は「6点をまずまずの合格点」という位置づけ。つまり、楢崎、中田浩、松田、宮本、市川の各選手は「不合格」だと判断している。「4・5」と酷評された宮本選手については「判断が悪く、守備陣の足を引っ張った」と書いてある。 では、日経とアサヒ・コムとの評価が分かれた中田浩選手と森島選手は、読売での「理由」はどうだったか。中田浩選手は「得意のロングボールの精度を欠いた」ために「5・5」になったといい、森島選手は「飛び出しが良く、相手DFを混乱させた」ために、「合格点」を得たという。この点、日経の訳の分からない理由付けに比べて、読売は、理由と点数の相関関係があり、明快だと思う。 The Sunは、点数だけが書いてあったが、英国の新聞各紙のサイトを読むと、8点という高得点を獲得した稲本選手については、どこも極めて高く評価していた。例えば、「The Time(タイム)」(http://www.timesonline.co.uk/article/0 ,,1202-316845,00.html)も、稲本選手を最優秀選手にあたる「MAN OF THE MATCH」に選んでいる。 一方で、「5」点と評価の低かった小野選手については、これといったコメントが見当たらなかった。(rivals japan 2002年6月6日掲載)
2002年06月07日
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日本が初めての勝ち点を挙げた2002年6月4日のサッカー・ワールドカップ対ベルギー戦に関する報道で、5日付け日本経済新聞(大阪本社発行最終版)はスポーツ面に、日本代表選手がどの程度活躍したかを点数化し、理由を付けて掲載した。朝日新聞もインターネット版「アサヒ・コム」に似た評価を載せた。欧州では一般的な方法だが、日本の新聞がこういった採点を掲載することは少ない。僕はいい試みだと褒めたい。評価を不満に思う人もいるだろう。ならば、批判したらいい。僕は、新聞が批判されうることを承知で点数を掲載したと考える。それは、新聞・記者と、読者・ファンのレベルが双方向上するきっかけになると期待している。 日経が載せた点数と、アサヒ・コムの「asahi.com現地班が見た日本代表の評価」(カッコ内の◎、○、△。掲載サイトは、http://www2.asahi.com/2002wcup/group_H/jpn_bel/win02.html )は以下の通り。===================================GK楢 崎6・0(○)DF中田浩5・5(◎)森 岡6・0(○)松 田5・5(△)宮 本5・5(△)MF稲 本7・0(◎)戸 田6・0(○)中田英6・5(◎)小 野6・0(△)市 川5・5(○)三都主5・5(○)FW鈴 木7・0(○)柳 沢5・5(△)森 島5・5(◎) ※敬称略。森島選手の守備位置は、日経がFW、asahi.comはMFに分類。=================================== 日経は、10点満点で、同紙記者が採点したという。アサヒ・コムとの評価が分かれた中田浩選手と森島選手についての理由を書こう。読むと、日経の評価がちぐはぐなのが鮮明に分かる。 中田浩選手について、アサヒ・コムは「後半は高さへの対応やライン際のディフェンスも安定していた」として、◎。一方、日経は「終始落ち着いたプレー」と書きながら、5・5と低めの評価だった。 森島選手については、アサヒ・コムが「DF裏への飛び出しや相手DFをかく乱するような動きがよく、中田英との連係も取れていた」として、◎を付けたが、日経は「惜しいシュートが1本」と書いてあるだけだ。 アサヒ・コムの評価の理由は、読んでよく分かる。だが、日経の方は、これでは、訳が分からない。減点の理由が必要だ。日経の試みは、全く掲載していない新聞社に比べれば、はるかにマシだと重ねて言っておこう。だが、こんな理由付けしかできないのならば、読者は納得がいかない。日経の記者には、もっときちんとした理由付けが出来るように勉強してもらいたい。 ただ、朝日にも注文がある。アサヒ・コムには掲載してあるが、朝日新聞本紙には、これが見当たらないからだ。僕には、これは一種の「逃げ」だと感じる。新聞社なのだから、本来は、「本体」である新聞紙で勝負すべきだ。(rivals japan 2002年6月5日掲載)
2002年06月06日
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忘れかけていた歴史の一場面を、思い起こさせる記事だった。6月4日付け読売の国際面に載った「世界デビューは6・4/中国きょうW杯初戦」という記事だ。13年前の今日、1989年6月4日は「天安門事件」があった日。民主化を求める中国の若者たちが、自国の軍によって強制排除された日だ。この同じ日に、中国は、サッカー・ワールドカップに初めて登場する。しかも、舞台は、80年に韓国の民主化運動の聖地・光州。読売の記事は、「事件から丸13年、風化進む」とリポートしているが、「その日」であることをきちんと伝えた姿勢は、他紙に見あたらない。秀逸な視点だった。(記事は、いずれも大阪本社発行最終版) 読売の記事は、中国のサポーターが「六・四」について知らないと答えたり、W杯取材にあたる三十歳代後半の中国人記者が「『六・四』とは一体何だったのか、今も分からない」「我々の報道で、六・四初戦に特別な意味を持たせることは絶対にない」などと話したと伝えた。確かに、記事を読む限りでは、確かに「風化」の後が見える。 ただ、天安門事件について、中国の人たちが抱く印象の一部を伝えたに過ぎないだろう。「六・四」に特別な意味を感じる人もいるだろうと思う。少なくとも、この原稿を書いた杉山祐之記者と、国際面に掲載した読売の編集者は、「意味」を感じている。そして、その記事を読んで、僕は、このコラムを書きたくなった。 僕は、こんな記事こそ、日本の新聞に必要だと思っている。忘れそうになっていた「忘れてはならない」惨事が持つ「今の意味」を分析して、紹介する。特に「歴史の事実を忘れやすい」「歴史から学ばない」と批判されることの多い日本人にとって、必要なことだと感じる。 歴史に「もし」は禁物だというが、仮に13年前に日韓共催のW杯があったとして、大会の期間中に天安門事件が起こっていたら、どうなるか。今、当時よりは平和だから、こうして、世界的なスポーツイベントが行われているのだし、見ることも出来るのだろう。こうして、平穏・平和のありがたさを改めてかみ締めることが出来るのだ。 一方で、同じ日の朝日のサッカー面に載ったコラム・双眼鏡の「この空気は平和すぎる」には、苦笑いしてしまった。朝日のスター・スポーツ記者、西村欣也編集委員の書いたコラムだ。 西村記者は、このコラムで札幌ドームでのドイツ―サウジアラビア戦を取材した経験を踏まえてこう書いた。================================ 風が吹かない。月も見えない。突然の雨が選手をぬらすこともない。 空気が平和すぎる。 戦争にも例えられるW杯が内包する「凶暴性」のようなものが、見事に除去されているのだ。(中略) そのことのどこがいけないのか、と言われそうだが、いけなくはない。もちろん安全はすべてに優先するし、選手も観客も快適だ。 しかし、サッカーというスポーツの魅力のひとつが「野生の解放」であるとすれば、やはりどこかが違う。================================ ベテラン記者が、これまでの蓄積を踏まえて書いた、率直な感想をコラムにまとめたことは分かる。だが、W杯は、戦争に例えられようが、本当に戦争であってはならない。戦争によって、スポーツが今も出来なかったり、過去に出来なかった人は大勢いる。そんなことは、西村記者も当然分かっているはずだ。 だから、あえて言わせてもらう。弘法も筆の誤り。いや、そんな程度ではない。今日の西村さんのコラムは、「平和ボケ」している、と。(rivals japan 2002年6月4日掲載)
2002年06月05日
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======///すずき・たたむのメディア研究 #2///========= ☆☆★★ O0o.メディア、素っ裸.o0O ★★☆☆============================================2002/06/04 ★■□// 「食い込み」という取材力 //□■★ 松本サリン事件をモデルにした映画「日本の黒い夏 [冤罪] 」(2001年日活・熊井啓監督)という映画がある。この中で、テレビ局の記者が旧知の捜査員に密会し、捜査方針を聞きだす場面がある。松本サリン事件の取材過程で、実際にそういった場面があったかのかは、明らかではない。だが、こういう取材方法は、現場では、いくらでもあることだ。 今回も、現役の新聞記者から聞いた実話だ。====================== 十年以上前になる。西日本のある県で土砂崩れがあり、観光客が多数死亡した。単に「事故」と考えるか、「予想出来た土砂崩れ」として、道路管理者の刑事責任を問うかということが問題になった。 その記者は、いわゆる「事件記者」としては、ヨチヨチ歩きだった。日々、同業他社のスクープの嵐に、悩まされた。夜中になると、いつもファックスの音が鳴らないか、冷や冷やとしていた。他社に先を越されると、「ご参考」という文字を書いた他紙の記事コピーが、本社からファックスで届くのだった。「ご参考」とは書いてあるが、実際は、「追いかけろ」という指令だった。記者にとって、「抜かれる」ことは、能力のなさの証明なのだ。 彼は、抜かれ続けた。負け続けた。だが「いつかは見返してやろう」と考えていた。それが、駆け出し記者の心の支えになったのだという。 ある日、彼は、普段なら世話話しかしない捜査幹部を訪ねた。これまでも、夜に幹部の自宅を訪れる「夜討ち」や、出勤前に話を聞き出そうと試みる「朝駆け」、役所内の部屋を訪ねる「昼回り」と、いろいろとやって来た。成果はなかった。しかし、それでもあきらめられなかった。この日は、「昼回り」をしてみた。 いつもと違ったのは、この捜査幹部とマン・トゥー・マンで会うのは、初めてだったことだ。奥さんも、幹部の部下も、他紙の記者もそばにはいなかった。こんなチャンスは、今までにはなかった。彼は、幹部に直接、土砂崩れについて、尋ねることにした。 「事故か、事件か」。 こんな短い問いかけでも、当事者同士なら、言いたいことは、互いにすぐに分かるものだ。幹部は、いつものようにはぐらかし始めた。彼は、「また、ダメか」と思ったという。 ところが、幹部は、おもむろに、自分の席に戻ると、1冊の大きな冊子を彼の目の前に置き、ぶつぶつといいながら、部屋の外に出て行った。 「事故資料」と書いてあった。まさに、彼が追っている「事故」だった。「部外秘」とも書いてあった。 彼は、恐る恐る、資料を開いた。現場付近を描いたと思われる図、関係者からの事情聴取の要点、今後の捜査方針・・・・・・。 5分経っても、10分経っても、幹部は部屋に戻ってこない。彼は、だんだんと、怖くなってきた。ふと、「カメラで全部のページを写してしまおうか」と考えた。ところが、悪いことに、予備のフィルムが24枚撮り1本しかない。カメラに残った枚数も合わせて、せいぜい40枚か。100ページ近い冊子を写しきることは出来ない。それに、カメラのシャッターを切れば、部屋の外のいる人に聞こえるかもしれない。音が部屋の外に漏れて、ばれてしまうのはまずい。彼は、ノートを静かに取り出して、メモし始めた。 すると、その瞬間に、幹部が戻ってきた。いなくなってから、15分間後のことだ。 「もういいか?」 「いえ、あの……」 「早く、せえ」 「あ、はい」 彼が、要点を書き写し終えたとみると、幹部は黙って冊子を机の引き出しに戻した。 幹部がニヤリと微笑む。 彼は尋ねた。「あのぅ、立件(=事件として、書類送検)するんですか?」 幹部は、改めて答えた。「アホやな。表紙、見んかったんか?」 確かに、「事故」と書いてあった。それが、捜査本部の方針だった――「偶発的な事故。道路管理者の責任は、問えない」――ということだった。 時効までには、少し間があったため、彼は、数カ月かけて、関係者を訪ねるなど、補足取材をした。そして、時機を見て、「観光客が多数死亡した事故は、事件としての立件を見送り、事故として処理することになった」という記事を載せた。 「抜かれ」た他社の記者は、翌朝から捜査員宅へ走り回った。どの捜査員も「まだ捜査継続中」として、彼の記事を否定した。ネタ元である幹部も、他社には否定した。当然である。公務員である捜査幹部には、守秘義務がある。職業上の秘密を漏らすことは、法律にも違反する。そういった制限がなくても、捜査側の立場で言えば、公式発表までは、伏せておきたいものだからだ。 時効直前、捜査本部は、改めて「立件見送り」を正式に発表した。 その後、彼は、ネタ元になってくれた幹部にどうして話す気になったのかを尋ねた。 幹部は答えた。「あんたは、年長の者に敬語使って話せるからな」。 こんな、些細なことだった。この記者のいいところは、人見知りをしないことと、年長者には、きちんと敬語で話しかけることぐらいだった。学生時代、体育会系のクラブに入っていたため、体力と「上」への礼儀だけは、しっかりと身に付けていたのが、捜査幹部の信頼を得る結果となったようだ。 逆に言えば、敬語一つ、満足に使えない記者が、あちこちにいるということだ。++++++++ご質問に答えて++++++++++++++++++++++++++++++++ 創刊号を発行後、読者からこんな質問が来た。> 遭難者の話、なんだかピンときませんでした。> > 「上司」の思い込みは、どんな説明があっても理解できないですけど。 これについて、僕は、 【「上司」の思い込みは、どんな説明があっても理解できないという】点が分かっていただけるだけで、十分です。新聞社というところは、世間がどう見ているかは別として、その程度の人材でも管理職になるということです。いろいろと大きなことを語るよりも、まずは、そういう人たちを、反面教師として生かすことを考えています。 と、答えた。 今回の話題では、捜査幹部に信頼を得て、本来は公表されないはずの捜査資料を見ることも、記者の仕事の一つであるという実例を出した。こういう取材方法がいいのか、悪いのかは、論議があるかもしれない。「癒着」だという指摘もあるだろう。捜査情報の垂れ流しだという見方も出来る。一方で、能力の高い記者による「食い込み」だという考え方もあるだろう。議論になるならば、それはそれでいいと思う。どのような意見が出ることも、メディアを「素っ裸」にするための過程としては、大切なことだと考えている。 では、こういった「食い込み」が出来ない記者は、どうしているのか。 次回は、今回の続編として、信じられないほどいい加減なことをやってのける記者やメディアの実例を紹介しようと考えている。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++■このマガジンに関するご意見、ご要望は、 suzuki_tatam@yahoo.co.jp へ。
2002年06月04日
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ワールドカップ・サッカーの入場券問題は、ひどい。売り切れたはずなのに、どの会場でも空席が目立つ。6月2日に釜山で行われたパラグアイ―南アフリカ戦は、客席の半分しか入場者がいなかったという。噴出する今回の入場券問題の中で、僕が最も腹が立ったのが、毎日新聞(インターネット版)が報じた「乳児連れ観戦拒否」という問題だ。1日にあったドイツ―サウジアラビアの試合を観戦するために札幌を訪れたカナダ人夫婦が、生後8カ月の乳児を連れて会場へのシャトルバスに乗ろうとしたところ、乳児の入場券がないという理由で、乗車を拒否されたという。どうやら日本組織委員会(JAWOC)は、ファンを育てるつもりがないようだ。 この記事は、毎日新聞の大阪本社発行最終版では見当たらなかった。毎日新聞のサイト(http://www.mainichi.co.jp/entertainments/sports/worldcup/worldcup/0206/02-03.html )と、Yahooニュース(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020602-00002130-mai-soci )で確認した。 毎日のサイトに載っている記事を以下、転載する。=================================乳児連れ観戦拒否 札幌「子どもの切符必要」 --------------------------------------------- W杯観戦で、カナダから夫と生後8カ月の長男ステファンちゃんと札幌市に来たナタリー・マキューズさん(29)は1日、長男のチケットがないとして、同市中央区から札幌ドームに向かうシャトルバスの乗車を拒否された。ナタリーさんは観戦をあきらめてステファンちゃんとチケットがない人のためのパブリックビューイング会場(札幌市中央区)のスクリーンで見た。夫は一人でドームに向かった。JAWOCの広報は「入場券がなければ入場できないし、シャトルバスにも乗せないことは年齢にかかわらず決まっており、申込書にも書いてある」とコメントした。【野本みどり】 ================================= JAWOCの広報は、どういう思考回路をしているのか。日本で生まれ育った者の一般常識として、鉄道やバスなどの公共の交通機関や博物館、動物園、遊園地などの施設は、就学前の幼児は無料か、格安で利用できるのが普通だろう。 百歩譲って、「世界中から人が集まるイベントであり、日本の常識は当てはまらない」という立場をJAWOCがとるならば、そこまでは認めよう。しかし、乳児の場合、両親などの保護者と離れては、生きていけない。これは、万国共通だ。生後8カ月ならば、抱いて入場しても、何の問題があるのか。 JAWOCが言う「入場券がなければ、入場させない」という立場は、「入場券を持っている人の客席を確保する」という意味では、至極当然だろう。だが、それ以上のものではない。今回の場合、両親が入場券を持っていた。赤ちゃんが一緒に入場したところで、入場券があろうが、なかろうが、他の席を占有することもない。何の不都合もない。万が一、何かの事故があっても、事故にJAWOCが関与していない限り、それは一義的には、入場した両親の自己責任になる。 にもかかわらず、両親と一心同体である赤ちゃんの入場を拒否するとは、入場券を持っている両親を拒否したことと同じだと僕は考える。生まれたばかりのわが子とともに、サッカーの一大イベントが見たい――サッカーファンであるならば、ファンとして、親として、当たり前の感覚だ。JAWOCは、そういう気持ちを踏みにじった。 しかも、JAWOCのコメントを素直に読めば、「入場券があれば、生後8カ月の子どもが1人で入場してもよい」という解釈が成り立つ。そんな危険なことをJAWOCは許すのか。 明確な回答が聞きたい。(rivals japan 2002年6月3日掲載)
2002年06月03日
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日本と韓国が共催する2002年サッカー・ワールドカップ(W杯)が5月31日に始まり、報道合戦もスタートした。6月1日付けの朝刊各紙(大阪本社発行最終版)を読むと、前回王者・フランスが、初出場のセネガルに敗れたニュースが満載されている。この中で、僕が気になったのは、先発メンバーのフォーメーション図だ。MFの位置の描き方が、各紙まちまちなのだ。同じ時に、同じ現場で取材していながら、試合開始時点の「絵」が違うのは、不思議だ。読み比べると、読者は、混乱する恐れさえある。どの図が「正しい」のか。読者の立場では即座には確かめにくいことだけに、なおいっそう、新聞各紙の責任が問われていると考える。 どの新聞も、セネガル、フランスとも全体として「4・5・1」の隊形だったことを明記したり、図で示している。つまり、DFが4人であることと、FWが1人だったことに、各紙とも「異論」はないようだ。図を見ても、それは明らかだ。ただ、読み比べて、僕が戸惑いを感じるのは、既に書いたように、MFの配置だ。図に従って、両国代表の各5人を後方・左から順に書くと、こうなる。★朝日セネガル(1・4)「シセ」「ファティガ、B・ディオプ、ディアオ、Mo・ヌジャイ」フランス(2・3)「プティ、ビエラ」「アンリ、ジョルカエフ、ビルトルド」★読売セネガル(2・1・2)「シセ、ディアオ」「B・ディオプ」「ファティガ、Mo・ヌジャイ」フランス(2・1・2)「プティ、ビエラ」「ジョルカエフ」「アンリ、ビルトルド」★毎日セネガル(3・2)「B・ディオプ、シセ、ディアオ」「ファティガ、Mo・ヌジャイ」フランス(2・3)「プティ、ビエラ」「アンリ、ジョルカエフ、ビルトルド」★産経セネガル(1・4)「シセ」「ファティガ、B・ディオプ、ディアオ、Mo・ヌジャイ」フランス(2・3)「プティ、ビエラ」「アンリ、ジョルカエフ、ビルトルド」 当然だが、掲載された図そのものが、「だいたいの目安」と言っていい。「正解」などない。サッカーのように、選手の攻撃や守備の位置がめまぐるしく変わるスポーツで、選手がほぼ固定した位置にずっといることの方がおかしい。 この表で分かるように、セネガルMFの位置関係が、「1・4」(朝日、産経)だったのか、「2・1・2」(読売)だったのか、「3・2」(毎日)さえバラバラだ。グラウンド上にいる選手の位置を正確に表すことは不可能としても、もう少し、何とかならないのか。掲載しているのは、各国代表チームが、どのような戦い方をしたか、理解を深めるための図だろう。にもかかわらず、新聞を読んで混乱するのなら、本末転倒だ。 そもそも、こういった図を載せる必要はあるのだろうか。同じ日の日経は、先発メンバー表を載せてはいるが、図は掲載していない。図がどうしても不正確になるのなら、無理をして載せる必要はあるのか。 その点で、僕は、日経の判断で、十分だと考えている。==================================== 今日からサッカーW杯報道を見聞きして、感じたことを、(出来るだけ)日々、つづっていくことにする。(rivals japan 2002年6月2日掲載)
2002年06月02日
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こんにちは。すずき・たたむです。最近、突然、俄かに、書き始めました。「夏眠」していたつもりが、どうやら「春眠」だったようです。前回のニュースレターでお知らせしましたように、スポーツ以外のメルマガをスタートさせました。このメールの署名に入っていますように現在、五つのメルマガ(内容は全部一緒)を出しています。で、それだけでは寂しいので、ついに、「夏でもウマい冬物語」で新企画は始めたのです。題して、【日刊?日韓W杯】!そうです。サッカーです。他競技殴りこみです。というわけで、それなりに、動き始めています。ご意見、ご要望をお聞かせ下さい。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++■このマガジンに関するご意見、ご要望は、 suzuki_tatam@hotmail.com へ。------------------------------------------------★スポーツコラム「夏でもウマい冬物語」http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210 ※ 新連載【日刊?日韓W杯】をスタート!♪発行者 すずき・たたむ♪☆他の「すずき・たたむ」関連サイト☆★駆け出しライター「すずき・たたむ」の世界http://communities.jp.msn.com/gg6mkf92rf1rai3fq04jj7jq34 ★「すずき・たたむ」の世界 ゴザンス内別室http://writer.gozans.com/writer/196/ ☆メールマガジン掲載サイト☆(登録・解除は、こちらで出来ます。各誌の人数は、2002年6月3日現在の読者数)・ゴザンス ( 7人)http://www.gozans.com/home/media/ ・パブジーン(28人)http://www.pubzine.com/detail.asp?id=18261 ・めろんぱん( 3人)http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=002866 ・メルマ ( 2人)http://www.melma.com/mag/39/m00066739/ ・まぐまぐ ( 1人)http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000091708 ■掲示板が出来ました。http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00066739/ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++(rivals japan 2002年6月4日)
2002年06月01日
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こんにちは。すずき・たたむです。ちょっとお知らせです。このたび、スポーツ以外の話題もしっかりと取り上げたいと考え、メールマガジンを発行し始めました。題して、「O0o.メディア、素っ裸.o0O」。新聞を中心とするメディア全般について、研究します。詳しくは、☆メールマガジン掲載サイト☆http://www.gozans.com/home/media/ をご覧下さい。こちらで、読者登録(無料)もやっています。よろしくお願いします。☆他の「すずき・たたむ」関連サイト☆★駆け出しライター「すずき・たたむ」の世界 http://communities.jp.msn.com/gg6mkf92rf1rai3fq04jj7jq34 ★「すずき・たたむ」の世界 ゴザンス内別室http://writer.gozans.com/writer/196/ ★スポーツコラム「夏でもウマい冬物語」http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210 (rivals japan 2002年5月28日)
2002年05月28日
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======///すずき・たたむのメディア研究 #1///========= ☆☆★★ O0o.メディア、素っ裸.o0O ★★☆☆============================================2002/05/27 ★■□// 思い込みという罠 //□■★ 現役の新聞記者から聞いた実話だ。 今を去ること十数年前の新人時代、彼は北日本の町に勤務していた。ある夜、海で釣り客が遭難した。場所は、海岸から100メートルほど離れた小島。家族で、中学生の男子と、高校生の女子を含んでいた。海がしけたために、取り残され、岸にたどり着けなくなったのだ。 既に夜更け。現場までは、車で1時間はかかろうか。今から現場に行っていたら、朝刊の締め切りに間に合わなくなる。また、遭難者は、既に救助され、けがもないという。 彼は、地元の警察や消防に電話を入れて、取材して、こんな原稿を書いた。 「○日午後八時○分ごろ、A県B郡C町Dの海岸の沖約百メートルの小島から「助けて」という若い男性と女性の声が聞こえるのを、近くを通りかかったC町Eの漁業、・・・」 この原稿を読むなり、上司が叫んだ。 「アホ! 何が若い男性、女性や!」 彼は、上司の言う意味が分からなかった。黙っていた。 「何が若い男性、女性や」と、再び上司氏。 「遭難した人の声です」と、彼。 「アホか! こんな時はな、『子どもの声が』って、書くんや!」 彼は、耳を疑った。「子ども? 中学生と高校生ですよ?」と、上司に答えた。 「子どもやないか! ほんまに、アホやな」。 上司は、彼が書いた原稿用紙をくしゃくしゃに丸めて、自分で原稿を書き出した。 「ホレっ!」と、上司が投げて渡した原稿には、当たり前だが、「子どもの声が」と書いてあった。彼は、しぶしぶ、本社にファックスで原稿を送った。 翌朝、新聞には、もちろん、「子どもの声が」という部分も載っていた。------------------------------------ 普通に考えてほしい。発生時間は「午後八時」を過ぎた時間だ。海岸から小島までは、「百メートル」離れている。遭難者の声は聞こえても、姿は見えない状況だろう。ならば、「声」の感じで、年齢を推定するしかない。 「彼」は新人で、取材や原稿が下手だったのかもしれない。だが、取材した結果、「夜であるし、島まで距離があるから、残された人の姿は見えない」という確証を得て、最初の原稿を書いた。その際、「若い男性と女性の声」と記したのは、彼なりの合理的な判断をしている。 ところが、遭難した人が(救助してみたら、)「中学生」「高校生」だったという事実だけを捉えて、「子ども」と決め付け、原稿をそのように書き直した「上司」の頭の中は、どうなっているのか。一般に、「子ども」の声といえば、声変わりしていない、小学生以下とか、就学前の「子ども」という印象がないだろうか。 「上司」には、そういう発想がなかったようだ。 この点について、「彼」が種明かしをしてくれた。「上司は単身赴任だったんですが、関西にある実家には、当時、高校生だったお嬢さんがいたんですよ。遭難者が『高校生』だと分かった段階で、勝手に『子ども』と思い込んで、原稿にもそう書き込むべきだと判断したんでしょうね」。 以後、彼は、この上司の「指導」を、反面教師として、今も生かしているという。~~~~~~~~~~~~~~~ マス・メディアは、こんな「ウソ」を時折、載せる。「ウソ」の原因は、取材不足であったり、デスクワークのまずさであることがほとんどだ。迷惑をするのは、読者である。++++++++このメールマガジン発行に寄せて++++++++++++++++++++++++++++++++ 多少はまともなジャーナリズムになってほしいという願いを込めて、新聞を中心として、マス・メディアについて研究・批評する。そのために、まずは「素っ裸」にしてしまいたいと考えて、タイトルを付けた。 記者、ライター志望者には、業界の内部についてもお知らせする。企業・団体の広報担当者の方で、「どうやったらメディアとうまく付き合えるか」という場合も、ぜひ質問してほしい。 報道が、噂話や陰口のレベルにとどまらないでほしいのだ。 例えば、有名なスポーツ選手の中に、マスコミ嫌いが多い。それは、スポーツの本質的な部分ではなく、噂話や陰口といった、つまらん部分に記者が群がっているという印象を抱いているからではないのか。嫌われて当然のことを、メディアの側がやっているという反省を、記者や報道機関はしていない。 「この人の書くことは厳しいけど、一理ある」と認められるようなライター、ジャーナリストが、一人でも増えてほしい。ライターやメディアは、好かれなくてもいいのだ。存在意義があるならば。 嫌われる時の主な理由は、「存在意義」を認められない相手だからだろう。「一理ある」書き手を生み、育てるためには、今、世間に出ている新聞や雑誌、放送がどのように報じていて、どこがよくて、どこがおかしいのかときちんと検証していく必要があると考えている。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++■このマガジンに関するご意見、ご要望は、 suzuki_tatam@yahoo.co.jp へ。----------------------------------------------------------------------♪発行者 すずき・たたむ♪========筆者注~事実上廃刊となったメルマガを、この日記で、再掲載します。
2002年05月27日
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Japanese baseball players are increasing in number in the Major League. Every American baseball fans must know SUZUKI,Ichiro.But I don’t think most of them know which team he was playing in Japan; it is the Orix Blue Wave.So I made up mind to write some words on Japanese baseball. Here are the first column on the theme. I hope you will find some fun reading to know Japanese baseball and future-players in the States. Here you are;Japanese Baseball for Dummies #1!!!!~~~~~~~~~~~~ There are 12 professional teams.6 each in the Central League and the Pacific League. Here are the leagues and teams(home).========================================★Central LeagueYakult Swalloes(Meiji Jingu Stadium in Tokyo)Tokyo Yomiuri Giants(Tokyo Dome)Yokohama Bay Stars(Yokohama Stadium)Hiroshima Toyo Carp(Hiroshima Stadium)Chunichi Dragons(Nagoya Dome)Hanshin Tigers(Hanshin Koshien Stadium in Nishinomiya,Hyogo prefecture)-----------------------------------------★Pacific LeagueOsaka Kintetsu Buffaloes(Osaka Dome)Fukuoka Daiei Hawks(Fukuoka Dome)Seibu Lions(Seibu Dome in Tokorozawa,Saitama prefecture)Orix Blue Wave(Green Stadium Kobe)Chiba Lotte Marines(Chiba Marine Stadium)Nippon Ham Fighters(Tokyo Dome)========================================== Each teams play 140 games a season.The league Champions fight against the other league Champs.In 2001 season.The Yakult Swalloes beat the Osaka Kintetsu Buffaloes by 4wins 1loss,and the Swallowes won the Japanese Series title.(rivals japan;May12,2002)
2002年05月12日
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おはようございます。いかがお過ごしですか。「夏でもウマい冬物語」は「夏眠」的状態ですが、すずき・たたむとしては、「報道と人権・関西の会」(http://kansainokai.hoops.livedoor.com/ )の会報「市民メディア」の原稿執筆などをしていました。こちらの方は、近日中に原稿が出るはずです。さて、「冬物語」もちょっとは更新しなければと思い、「スポーツ本の森」に一つ、新しい本を紹介しています。英語での日本野球紹介は、近々、スタートします。やるといって、そのままになっていて、すみません。(rivals japan 2002年5月7日)
2002年05月07日
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おはようございます。すずき・たたむです。「夏でもウマい冬物語」で、英語コラムを書くといいながら、何もしないまま1週間。すみません。実は、別の会の原稿を急ぎで仕上げる必要があり、書けていません。(言い訳)ご参考までに、その会のアドレスを、書いておきます。↓http://kansainokai.hoops.livedoor.com/ すずき・たたむがデビューするきっかけとなった会です。行ってみていただいたら、お分かりかと思うのですが、けっこう、硬派でしょう?こちらの活動も、手抜きをせずにやっていこうと思います。スポーツコラムを読みたいと言う方、しばらく、お時間を下さい。===============================♪すずき・たたむ♪suzuki_tatam@hotmail.com★駆け出しライター「すずき・たたむ」の世界 http://communities.jp.msn.com/gg6mkf92rf1rai3fq04jj7jq34 ★「すずき・たたむ」の世界 ライティングスペース内別室http://writer.gozans.com/writer/196/ ★スポーツコラム「夏でもウマい冬物語」http://hotwinter.rivals.ne.jp/default.asp?sid=210 ===============================(rivals japan 2002年4月16日)
2002年04月16日
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