スイートシーズン1998

スイートシーズン1998

July 15, 2004
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『もう電話してこないで下さい』

目が覚める

夢か・・・

今日は奈菜と約束の日


奈菜に溺れたい・・・

仕事の後待ち合わせて食事

すぐにホテルへ・・・

ふたりは愛し合う


(なんだ・・・この感覚)
欲望のままに愛し始めたのに・・・
気持ちが乗らない

僕は行き場のない虚しさを感じ
すぐにシャワーへ一人で入る

シャワーから出た僕を奈菜がベットで呼ぶ・・・
僕は布団の中には入らず
軽くキスをする・・・

(もう、帰りたい・・・)
ふと、僕の心が囁いた

奈菜はもう一度愛し合う事をねだる



行けない・・・
欲望よりも・・・気持ちがのらないのだ
僕が今抱いている女性は奈菜・・・

客観的に、奈菜を見つめてしまう・・・
本当に奈菜は・・これでよいのか?


僕『ごめん、なんか疲れたみたいだよ・・・』
途中で止めた・・・

僕はベットに座り
タバコをくわえる・・・
奈菜が僕に肌を寄せる

ふと・・奈菜が僕の手を触る
僕の左手・・
指輪を触る

僕は手を払う
(それには、触るな!)
僕は心の中で叫び・・・はっとした

いづみと会う時。僕は指輪を外し・・・
左手で手をつないでいた
いづみから外して欲しいと言われた事はなく
いづみは指輪をしていてもいいよとは言っていたが・・・
僕は自分の意思で外していた

いづみは時々そのことにありがとうと言っていた
いづみの行きつけのバーへ行った時等はそうだった

僕はふたりで居るときは何も考えたくなかったから・・・外していた

いづみに指輪を触られた時の虚しさ。儚さ
奈菜に指輪を触られた時の嫌悪感

違う・・・

奈菜のことは・・・

朝になり、会社へ行く
奈菜は楽しそうに仕事をこなしていた
僕は誰とも話したくなく・・・早めに一人帰る

一人でバーで酒を飲む・・・
やりきれない気持ちが晴れない・・・

翌朝僕は電話で起きる・・・
電話は妻からだ
『今週末、友人と会うのでそちらへ行きます。そろそろ結論出しましょう』
僕『そうだな・・』
妻『あらたまった話になると思うので・・・私ひとりで行きます』
僕『わかった』

僕が夫婦生活に結論を出す時が来た





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Last updated  July 15, 2004 12:49:56 PM
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