世界バレエ・フェスBプロ

世界バレエフェスティバル

世界バレエフェスティバル Bプロ
     2003年8月9日 マチネ 上野 東京文化会館

 台風が接近しつつある東京は荒れ模様。
 そんな中始まったBプロ、マチネのせいか、お客さんの反応がイマイチ、というか前回Aプロのときにいた、野太い声のブラボー隊がいなかった。マチネはファミリーが多く、マナーを考えてほしい人たちもいて、一気に集中をそがれてしまった私であった。やっぱりバレエを見るならソワレだなー、と思ってしまった。拍手も思うように来ないし、外に出てから現実とのギャップがすごすぎて、つらくなってしまう。それはさておき、やっぱりやってくれましたよー、お祭り男アンヘル君。



■第1部■ 12:30~13:15

バルボラ・コホトコヴァ (ボストン・バレエ団)
イナキ・ウルレザーガ (ロイヤル・バレエ)
「海賊」
振付:マリウス・プティパ
音楽:リッカルド・ドリゴ


 Aプロで大トリだったこのカップルが今度は最初の演目とは。濃い~顔のウルレザーガ、海賊の衣裳は似合ってました。スーパーテクニック的にはAプロほどではないのかな。いつもの海賊だなーという印象。ウルレザーガ、フェッテ(足を伸ばして回転する)のあとにピルエット3回の組み合わせを2回ぐらいやってた。このコンビネーションで拍手湧いてた。
 コホトコヴァがフェッテしながら客席に背を向けていたので、あれーどうしちゃったのと思っていたがこれが実は超絶技巧だったらしい。そうだよねー、こんな失敗するわけないもんね。


オレリー・デュポン (パリ・オペラ座バレエ団)
マニュエル・ルグリ (パリ・オペラ座バレエ団)
 「小さな死」
振付:イリ・キリアン
音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト


 もったいない。こんなに早い順番でこの二人が出てくるのはもったいなさすぎ。もしかして楽屋でギエムと鉢合わせしたくないからなの? と疑ってしまうぐらい。穿ち過ぎか… 
 オレリーは黄土色のビスチェとショーツ、ルグリも同色のチェックの?ショーツと二人とも、衣裳は下着レベル。まるで裸で踊っているみたい。もちろん、それが狙いなんだろうが。
 何も言葉で語ることができないほど、すばらしかった。イリ・キリアンってすばらしい。すべてのムーヴメントがつながっていて、途切れることがない、詩が語られている。これは愛の踊り。愛し合う二人の愛の営みの踊りである。
 Aプロのふたりの演目とは全く違う。こっちの方が二人の本領発揮であることは言うまでもない。

タマラ・ローホ (ロイヤルバレエ)
ホセ・カレーニョ (アメリカン・バレエ・シアター)
 「白鳥の湖」より
“黒鳥のパ・ド・ドゥ”

振付:マリウス・プティパ
音楽:ピョートル・I..チャイコフスキー


 前回Aプロのタマラがすごかっただけに、期待も大だったのだが、タマラちゃん、まだ目が醒めてなかったのかな~
 何より素晴らしいのは、タマラの黒鳥の演技。“オディール”そのもの。邪悪で、それでいて魅惑的。目線が強く、人の心を捉えて離さない。王子を誘う表情をしたかと思うと、一転して、拒否。王子が頭抱えると、見てないところで、トウを小刻みにカツカツさせて、地団太踏んで、体震わして、高笑いしていた。ゾクーッときたね、これには。タマラの白鳥の全幕が見たいな! こんなたった数分のガラであそこまでなりきるとは。この人はテクニックだけでないともう大ファンになってしまった。
 タマラの超絶技巧行きましょか。アチチュードで3回転、最初の1回だけやっていた。客の反応ゼロ。おいおい。ポワントのアラベスクで、手を離してキープ4秒以上。これは拍手来た。お待ちかね黒鳥のフェッテ・アントーゥルナン、最初の2回がトリプル。そのあとはトリプルなし。まだエンジンかかってないようだ。ソワレのタマラはどうだったんだろう?
 カレーニョ君は前回と一緒で、極めて正確。普通。控えめな人なのね、この人。




<休憩 10分>

■第2部■ 13:25~14:05

マリーヤ・アレクサンドローワ (ボリショイ・バレエ団)
セルゲイ・フィーリン (ボリショイ・バレエ団)
 「ラ・シルフィード」

振付:振付:オーギュスト・ブルノンヴィル
音楽:ヘルマン・S.レーヴェンスヨルド


 ジェームズはフィーリンの十八番。Aプロのフィーリンは金髪でふわふわウェーブだったが、今回はチャパツでジェームズらしくサイドの髪を後ろに撫で付けている。アントルシャが正確ですばらしい。ここで拍手来た。安定したテクニックを披露してくれた。
 アレクサンドローワは気のいい、親しみ深い、普通のおばちゃん、いや、いやお姉さんのシルフィード。
 セットは森の中。舞台上方からキラキラしたものが降ってきて、シルフィードがそれを拾うような仕種でジェームズに見せて、ジェームズと愛を誓い合う、といったような場面でした。


グレタ・ホジキンソン (カナダ・ナショナル・バレエ)
ロベルト・ボッレ (ミラノ・スカラ座バレエ団)
「夏」
振付:ジェームス・クデルカ
音楽:アントニオ・ヴィヴァルディ


 グレタ・ホジキンソンはやはり、素晴らしい。このダンスは1部、2部、3部とあり、曲調が変わる。1部では、シャープなダンスを挑むように踊る。2部では一転してせつない表情を浮かべて踊る。3部ではまた、シャープな踊りに戻る。
 ボッレは体型がすばらしいダンサーでギリシャ彫刻のよう。


フィリップ・バランキエヴィッチ (シュトゥットガルト・バレエ団)
「レ・ブルジョワ」
振付:ベン・ファン・コーウェンベルグ
音楽:ジャック・ブレル


 Aプロではトップバッターであまり受けなかったためか、今回はサービス過剰気味のフィリップ君。メガネに無精髭。ネクタイにスーツ。酔っ払いが煙草を吸うというようなダメ男のダンス。後半の方は、ポケットから煙草を出して口にくわえて踊る。体を空中で倒した状態でのトゥール・ザン・レール。これ、何ていうんだっけ? 超スーパーテクニックだよね。これを2回やってみせてくれて、客席がかなりどよめいた。すっかりこれでBプロは人気者になったフィリップ君でした。

ガリーナ・ステパネンコ (ボリショイ・バレエ団)
アンドレイ・ウヴァーロフ (ボリショイ・バレエ団)
「ライモンダ」
振付:マリウス・プティパ
音楽:アレクサンドル・グラズノフ


 ウヴァーロフはやっぱり、でかい。カーテンコールで見たら、やっぱりジョゼよりも背高い。(ジョゼは針のようにやせてるから高く見える)190センチ近くあるね、きっと。ムハメドフなんかがお得意の、腕をふりまわして勢いをつけてジャンプしながらぐるぐるまわって舞台を一周する技、これを何回も披露してくれた。
 ステパネンコは、シェネ4回転を2回繰り返すなど。優雅なお姫様でした。(顔は安達祐実)


<休憩 20分>

■第3部■ 14:25~15:15

アニエス・ルテステュ  (パリ・オペラ座バレエ団)
ジョゼ・マルティネス  (パリ・オペラ座バレエ団)
東京バレエ団
「パキータ」
振付:マリウス・プティパ/ピエール・ラコット
音楽:ルートヴィヒ・ミンクス


 係りのお姉さんがトイレに並ぶ女性の列に、「第3部が始まったら17分間入れませんよ~」と声かけていて、「あらー」と列を離れるおばさんも。そんなに長いんかい! アニエス・ジョゼ組は東バを引き連れての登場なので、今回の最も華やかな中心演目と言えるだろう。
 最初、東京バレエ団が4人、4人、2人、2人と登場し踊る。そしてアニエス登場。にこやかな笑顔。相変わらずの余裕かました踊り。それにしても東バとの身長差ありすぎ。東バとのアンサンブルはすばらしかった。ぴったり合ってましたよ~ 一体いつ練習したんでしょうか?
 ジョゼがしばらくして登場。今回のジョゼは高貴な役柄のためか、Aプロの「エスメラルダ」の時のような“最初から笑顔全開”ジョゼではなく、笑顔押さえ気味。最初の方のアニエスのリフト、アニエスのお尻をドカッと肩に乗っけるリフトでグラッ! 見てた前方の席の誰かが、「ひぇっ」とか「ギョェッ」とか叫ぶ大きな声でこっちまでドキッ! (ほかのサイトでも確認したら、この声をあげたのはアニエスらしい。確かにそんな気もした)
 ジョゼだいじょーぶ? 疲れてるのかしら。今度は、アニエスの足を持って両手で重量挙げのように持ち上げる、よくあるあのリフト。私は見た、ジョゼが持ち上げる瞬間、客席に見えないポジションでぎゅっと目をつぶって重そうに持ち上げていたのを。ジョゼは細いから重いよねー、アニエス大女だしねー、ジョゼがんばって。とつい声援。
 アニエスの超絶技巧、行きましょか。足を後ろに伸ばして(45度)一回転のあと連続でアチチュードで一回転。これを連続で何回か。拍手が来ない。おいおい。連続回転で、シングル、シングル、ダブル、(ダブルの時、両手は腰。)これを2回?、そのあとシングル、シングル、トリプルのコンビネーション、2回。これは拍手来たよ。

アレッサンドラ・フェリ (アメリカン・バレエ・シアター、ミラノ・スカラ座バレエ団)
マルセロ・ゴメス (アメリカン・バレエ・シアター)
「葉は色あせて」
振付:アントニー・チューダー
音楽:アントニン・ドヴォルザーク


 ゴメスってでかいなー。フェリが小さすぎるのか。身長差ありすぎ。これだけ差があるとリフトは楽だよね~。でもフィギュアのペアの演技と同じく、それじゃあバランスってもんがーとなるので、このへんが限界だね。
 この衣裳、ふたりお揃いでピンクのオーガンジーみたいな薄いドレスなんだけど、ゴメスの首に巻いたピンクのマフラーみたいなのやだー、やめてほしかった。
 フェリはどんな踊りでもフェリだな、って思う。独特の、腕を半端に挙げたジュリエットの少女ポーズのような。可愛らしいのだ。
 セットはまるで印象派の絵画のような美しい背景。
 ゴメスの手先が美しかった。


シルヴィア・アッツォーニ (ハンブルグ・バレエ団)
アレクサンドル・リアブコ (ハンブルグ・バレエ団)
「ロメオとジュリエット」より
“寝室のパ・ド・ドゥ”

振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ


 実は、これが今回のベスト・パフォーマンスだと、個人的には思います。
 3畳ほどのお部屋のセットと、出口のセット。部屋にはベッドとカーテン。なぜかでっかい花瓶に花。ロミオとジュリエットの時代ではなく、現代のセットです。脱ぎ捨てた衣裳も現代のもの。だってノイマイヤーだもん。
 ベッドに寝ているふたり、男が目を覚まし、帰ろうとする。ぐずぐずしていて、ついに帰ろうとする瞬間に、女が目を覚まし、後ろから抱きついてくる。そして二人のダンス。
 リフトがすごい。Aプロでもそうだったけど、複雑な、超ハイレベルのリフトの連続。アレクサンドル・リアブコは片手でシルヴィア・アッツォーニを垂直に持ち上げたり、両手で女性の両腕を持って持ち上げたままぐるぐる回転したり。でも情緒的な踊りだから、拍手が起こらないんだよね~。
 そして唐突に男が部屋を飛び出していって、終わり。女のとこに転がり込んで泊まっちゃったけど、ヤベエー、バイトに遅れるよー、って感じ? 現代のロミジュリ、ほんとうにすばらしいダンスでした。


ディアナ・ヴィシニョーワ (キーロフ・バレエ団)
ウラジーミル・マラーホフ (ベルリン国立歌劇場バレエ団)
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシーン
音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー


 Aプロの「チャイコPDD」と同じ演目とは思えないほど、雰囲気が違ってた。ってこっちの方が正統派? アンヘルのは“ラテン・チャイコ・PDD”って感じ? こちらは優美で荘厳な雰囲気が漂っていた。
 しかし! マラーホフははっきりいって、もう“芸術監督”なんだよ~お! “現役”じゃないのよ。そういったらヒドスギ? フェッテが… 回らないの、全然。ちょこっとだけで終わり。ジュテは流石に足があがって美しい漂う様なお得意の世界を見せてくれたが…。


<休憩 10分>

■第4部■ 15:25~16:15

アリシア・アマトリアン (シュトゥットガルトバレエ団)
フリーデマン・フォーゲル (シュトゥットガルトバレエ団)
「イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド」
振付:ウィリアム・フォーサイス
音楽:トム・ウィレムス


 フリーデマン・フォーゲルがいい! このカップルはAプロが「ジゼル」だったので、まるで正反対の演目、アリシア・アマトリアンなんか同一人物??って感じ。
 アリシアは、あまりにもAプロで「In the middle somewhat elevated」踊ったグレタが良かったので、良すぎたので、まあまあという雰囲気だったが、フォーゲルが… 最高。ボッレよりいいのは確実。比べて申し訳ないが…。
 フォーゲルは「ジゼル」ではひ弱なアルブレヒトそのものだったので、こんなにシャープに踊れるとは!とびっくり。踊っていてすぅごく楽しそうだった。この演目は仏頂面で踊るものらしく、そういう表情を作っていたが、フォーゲルが途中からニコニコして、アリシアに笑いかけているのだ。アリシアが「もう、何で笑ってんの!」 とにらみつけると、「でも楽しくて…」って感じで笑っていた。カワイーの。
 フォーゲルはAプロの時も思ったが、とても体が柔らかい。Aプロの時は後ろに思いっきり体をそらすのが美しかったが、今回の演目は、足を180度開脚していて、男でこんなに柔らかいとは、と感動。
 途中、アリシアが手をフォーゲルの膝に置いて思いっきり足揚げるシーンで、ズルッと手が外れ、転びそうになったシーンがあった。アリシアの開脚はやはり180度以上、210度ぐらい開いていた。
 カーテンコールでは感極まって二人で抱き合っていたよ。ほほえましいね、若い二人。


シルヴィ・ギエム (ロイヤル・バレエ)
ニコラ・ル・リッシュ (パリ・オペラ座バレエ団)
「マノン」より“沼地のパ・ド・ドゥ”
振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ


 駆け落ちして沼地を彷徨うふたり。マノンはもう弱っていて、今にも死にそう。(でもギエムだから死にそうには見えない、絶対に)ギエムは赤毛のショートヘアーー(かつら)、ル・リッシュ(デ・グリュー)は長い髪を当時の男性がしてたように、後ろに束ねている。
 よろよろともつれるように登場したふたり、舞台の中央でギエムが床に倒れこみ、 ル・リッシュが同じように寝転んで、下から持ち上げるようなリフト。これから始まって、全体的にこれでもかとリフトだらけ。マクミランはパドドゥというとリフトだらけだよね。Aプロでル・リッシュのソロを堪能した当方としてはちょい不満。男が女の担ぎ屋でいいのか~と思ってしまう。確かにリフトは派手だが、男が腕の筋肉と腿の筋肉さえあればいい時代は終わりつつあると思うのだが。
ニコラが激しく、ギエムをリフトした時、ギエムのスカートがバサッと彼の顔にかかって、ニコラは前が見えなくなってしまった。そのあと、ギエムをリフトしたまま振り回して前に進まなければいけなかったので、ニコラはどうしたか。手でパサッとギエムのスカートを払いのけ、視界を作った。あーこんな仕種さえ素敵、ニコラ。そのとっさの判断も見事。
 もっともすごいリフトは、体操選手のようにギエムが助走とって走りこんできてル・リッシュの腕に飛び込む。ニコラはシルヴィを空中でくるくると2回転させ、キャーッチ!する。これって超、超絶技巧。オリンピックの技を見てる気分になってしまった。
 そして全く死にそうに見えないギエムがばったり死ぬ。ニコラは絶叫し、泣き叫ぶ。その演技が激しい! 涙出そう。あー「マルグリットとアルマン」ニコラで見たかったあ~

ジル・ロマン (ベジャール・バレエ・ローザンヌ)
「ヨカナーン」(世界初演)
振付:モーリス・ベジャール
音楽:リヒャルト・シュトラウス


 ネタバレあるので、別に書きますね。 ネタバレ


アリーナ・コジョカル (ロイヤルバレエ)
アンヘル・コレーラ (アメリカン・バレエ・シアター)
「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ
音楽:ルートヴィヒ・ミンクス


 お祭りはボクにお任せ!! アンヘル・コレーラくんがまたやってくれました!! 
 のっけから、かました! 登場するや否や、足を横に180度開脚するジャンプ。ドヨーンとどよめく客席。そしてドン・キで有名な片手でキトリを頭上に差し上げ、片手離すリフト。ここで信じられないことが! なんと静止、10秒以上。客席のどよめきが絶叫に変わる。そしてこれをもう一回やった。今度は静止が4秒ぐらいだったが、あのーいいんでしょうか、こんなに楽しましてもらって。
 このあと、アンヘルのフェッテ、フェッテ(足を伸ばしてぐるぐる回る)のあとにピルエット4回、このコンビネーションを何回か。また別のピルエットでは、なんと…。10回。1回のピルエットで10回回ったんですよ、皆さん。最初のピルエットで軸はずしながらも5回転ぐらい回り、そのあと続けてこの10回転ピルエット見せたんですよ。まじですかあ~ そしてザンレールとグラン・ジュテのコンビネーションも。客席は息つくひまなし。
 そして、アンヘルの表情がねえ… 「回ったぞ、回ってやったぞ! この野郎~!!」って感じで気合入りまくり。闘志あふれる表情で、アンヘル、格闘技ですかあ~ これはバレエですよーと言いたくなるぐらい。もう!かっこいい!
 コジョカルも良かった! 可憐で可愛い。衣裳は細かい花をあしらったレース地のもので、袖が手首まである、真っ白なチュチュ。彼女のイメージにぴったり。清楚で可憐。
 アンヘルの衣裳は胸のはだけた、真っ黒な体にピッタリ張り付いた上着と黒いタイツ。胸の筋肉を強調したいのかしら。でも胸の薄かったころのアンヘル、好きだったんだけど~
 コジョカルは可愛いだけじゃなくテクニックもすごい。ドン・キの有名なバジルが後ろ向きに手をつないで、キトリがポワントでアチチュード、パッと手を離すというのがあるけど、アリーナは完璧。それ以外のバランスでも見事なものを見せていた。フェッテはシングルシングル、ダブル、(ダブルのとき手は腰)これを8回ぐらいやっていた。
 そんなこんなで客席は大盛り上がり、お客さんたちは満足して帰途についたのであった。


カーテンコール

 あ、そうそう、その前にカーテンコールがあったんだ。やっぱりねー、ギエムとルグリが隣りなのー。今回はじーっと双眼鏡で二人に注目してました。すると…! ギエムがルグリに話し掛けてるではないか。そして目線は合わせないんだけど、それに答えるルグリの姿が。オレリーは我関せず。ちらともギエムの方は見てなかったよ。
 G;「ちょっと、やっぱり私が一番受けてた?」
 L;「日本の客は見る目がないからね…」なんてフランス語で言ってたのかな?
手もつないでましたよー。Aプロの時は嫌そーにしてたのにね。
 下世話でゴメンナサイ。


指揮:ミシェル・ケヴァル/アレクサンドル・ソトニコフ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団



世界バレエフェスティバル Aプロ 2003年8月1日

世界バレエフェスティバル ガラ 2003年8月13日



© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: