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今日は3月15日。卒業シーズン到来である。
昔、私の大学は、卒業式は決まって3月15日だった。
(私は、短大卒業~大学卒業~大学院卒業と、卒業式を3回も経験したので、女の子の学歴に世間が冷ややかだった昔、自分でも、「卒業式のオバケ」などと思い、自分にウンザリしていた。)
ところで、うちの息子も、初めての卒業式は、もう来週の木曜日である。
来週までには、土・日以外に、水曜日の春分の日......
3日間の休みがあるので、もう小学校に登校するのは後わずか4日だけ。
もう宿題もない。明日から午前中だけ。
小学校での学習、特に5,6年の算数・国語(漢字)などは、万全とはいっていない様子だが、ほぼ7・5割はクリアーしているようだ。
「春休みは、6年の漢字と計算の復習をする」と言っている。
けれども、いじめや嫌がらせにあいながら、根気よく通った6年のクラスも、もう終わり......
その解放感は、親の私もよく分かる。
昨日から、私は「これ面白いよ」と言って、大和和紀のラブコメ 『N.Y. 小町』 を勧めたところ、息子は「笑える」と言って、夢中で読んでいる。
「男として育てられた16歳の娘、志乃が明治維新直後の東京とニューヨークを舞台に展開するコメディ」なのだが、「真面目で美人なのに、突然変なことを言ったりしたりするし、男言葉だ」というせいか、少女漫画でも、息子は面白がって読んでいる。
そうしてリラックスしている息子に、「小学校の復習をしなさいよ」などと、野暮なことはいいたくない。
勉強は、彼がやる気になっている時に勧めるようにしている。
普段でも、外出時に、同じクラスの子が同じマンションに住んでいるケースが多いため、人目を気にする息子である。
卒業式も、「卒業式の後、校門の所で、卒業証書を持ったところを写真に撮りたい」と言ったら、「ダメ」と断られた。
「写真を撮っているところを、他の奴らに見られたくない」と言うんである。
「でも小学校の卒業式は、一生に一度なのに...」
「じゃあ、卒業式が終わった別の日に、誰もいない時に、校門の前で撮るならいい」となった。
卒業すれば、6年で一緒だった嫌な子たちともお別れだから、いいではないか、と思うのだが、中学に入れば、また嫌な子たちが一緒に入ってくる。
けれども、別の小学校からも新1年生が入ってくる。
その中に、親友ができればなあ......
不安と期待が入り混じる時期なんである。
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