庄内しょうがなくない

庄内しょうがなくない

2022/06/01
XML
カテゴリ: 歴史文化




(※補足しておきますと、東京から鶴岡に行く際、新幹線で新潟に行って、羽越線に乗り換える必要があります)

その特急の西側に日本海が見えると、「帰って来たぞ~!」と言う感じになります。

また、越後との国境の幾つかのトンネルを越えると、西側に見えていた日本海にかわって、庄内平野が開けてくるのです。

そして、東側では、あの懐かしい羽前田川の山々が、威厳をもって迎えてくれるのです。
「よぐ来たの―!」ってね。🏕

そんな時は童心に戻ったようになって、ほっとします。(>ω<)

その威厳ある山、「金峯山・キンボウザン」について、名前の由来から見える歴史を少し理解することができました。

まず、名前の由来ですが、

吉野の「金峯山・キンプセン」で修行中に感得したと言われる
「金剛蔵王権現」を「金峯山・キンボウザン」の山頂に祀ったのが始まりと伝えられています。🤔

大同年間(806~10)、金峯山(キンボウザン)山頂に社殿が創建され、

承暦年間(990~95)には、大和国宇多郡の丹波守盛宗が出羽国に移る際に吉野の金峯山(キンプセン)の「蔵王権現・ザオウゴンゲン」を勧進(カンジン)して、

・吉野の「金峯山・キンプセン」を「金峯山・キンボウザン」と改めたということです。
(どうりで、漢字が同じ訳です。)

また明治以前までは、仏教と山岳信仰が融合した、神仏習合で、
「金峯山(キンボウザン)蔵王権現」と称し、修験道場として栄えたといいます。

①「金峯山・キンボウザン」
➁「虚空蔵山・コクゾウヤマ」
③「熊野長峰・クマノナガミネ」



「三山に入る」ことを「大峰入り・おおみねいり」といって修行をすることをいうそうです。🦅

※【大峰入り】
=修験者が大峰(山域)に入って修行すること。
※【順峯(じゅんぶ)・順の峰入り】
=修験道で最重要視される峯中修行。熊野から入るのを「順の峰入り」といいます。



🏵︙余談1︙
今では「峰入り修行」というより、歴史ロマンあふれる「登山コース」といえるのではないでしょうか。

春はカタクリの花、夏はミズバショウなど、ここでしか見られない山の草花が今でも見られるかもしれません。
ヽ(=´▽`=)ノ

🏵︙余談2︙
この他、何と「キンボウザン」とは言わない、別の名前があったんですね~。(キンボウザンより古い名かどうかは不明です。)

その名前は、山頂を仏、麓の丘陵を蓮華に見立てて【蓮花峰・レンゲミネ】と言う名だったり、🏔

ハスの花弁を放射線状に並べたものを八葉ということから、
【八葉山・ハチヨウザン】とも呼ばれていたといいます。
(この名前も、きれいですねぇ~)🌿

なんにしても、山は登るもよし、見るもよしで、気分が切り替わり、いいもんですね~。♪~(´ε` )
………………
「会うは別れの始め」の通り、鶴岡での時間が経つのは速く、広々とした見晴らしのいい空間や時間に別れを告げなければなりません。

また、鶴岡駅を発つと山も海も、すぐ見えなくなるので、「いなほ号」に乗ったら、庄内弁で別れの言葉を、誰に言うでもなく、こうつぶやくのです。
「んだばの―、まだくるさけ」と。

こうして、出稼ぎバージョンに戻る私です。

何だかんだあっても、縁あって、庄内で働く人に幸あれと祈りつつ。

「んだば、さいなら!」
………………🏔🏕🐟…………

[参考資料]
・(2016)日本山岳会山形支部「学校から見える山のプレゼント」
・鶴岡市金峯山金峯神社ホームページ

​
神変 役小角絵巻 (中公文庫) [ 山本兼一 ]





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023/12/03 01:25:56 PM
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: