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2011年03月05日
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カテゴリ: 投資
今週は週間を通じて167円高となって終了した。一時的に中東問題の悪化が停滞した事とアメリカの経済統計が良かった事が追い風となったそうだ。

しかし何度も書いているが、アメリカ経済の回復など幻想以外の何物でもないだろう。リーマンショックで発生した不良債権の処理の大半は先送りとなっており、何ら解決されていないばかりか、金利負担を含めて事態は悪化している。
現在、日本でもバブル崩壊後に発生した中小企業への貸し渋りが頻発しており、中堅企業でも破綻するところが出始めているという。
更にアメリカの議会では予算承認をめぐり、かなり危険な状況が続いており、3月5日以降の予算執行はギリギリで承認されたものの、承認されたのは2週間分のみであり、3月19日以降は白紙のままである事に変わりはない。
更に4月に入ると、法律で制定されている財政赤字の上限額に達すると言われており、議会で上積み承認が必要となる。これが承認されないと、最悪アメリカ国債のデフォルトという事態も発生するかもしれない。(これほどにデフォルトの危機が切迫しているというのに、日本では殆ど報道すらされていないし、あの合法詐欺会社である格付け会社も何もコメントを出していないのはどういう事だろうか?)
もうひとつ、昨年に判決が出た住宅ローン債権の転売に関する行為が無効だという事で、現在は新規ローンの契約が激減しているとも言われている。今後金融機関が投資家等に売却した債権を買い戻す必要に迫られた場合、多額の資金が必要となり、金融機関の自己資本が多く毀損する事が心配される。
これがきっかけとなり、また破綻する大手金融機関が出てきてもおかしくない状況だ。
このことは現在進行形で進んでいるはずなのだが、これもあまり日本で問題視されていないようなのが不思議だ。

今はヨーロッパよりも、アメリカに注目しておく必要があるのかもしれない。





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Last updated  2011年03月06日 22時41分00秒
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