またまた唯一のパパの趣味の将棋観戦。大和証券の本店(東京、八重洲。八重洲口大丸の真横)の18Fで行われる大和証券杯ネット将棋・女流最強戦第6回女流最強戦トーナメントの決勝。どの程度の倍率か分からないが、確か3年か4年か連続で抽選で当たってます。ユウ君も当たったのですが、残念ながら塾のテストで今日も欠席。対局者は上田初美女王と中井広恵女流六段。


解説は森内名人と矢内四段。なかなか豪勢な解説陣。


定刻の午後1時から開始。先手上田女王のゴキゲン中飛車。流行りの超速で銀を繰り出す戦法を中井六段が採用しなかったせいか40数手目には上田女王の陣形が伸び伸びとして模様良し。中井六段の46手目、「7八歩」が勝負手だったが47手目「6九金」、53手目「7九歩」で角を自由に使う構想が良く、上田女王が優勢。後手の角が如何にも使い辛い筋に居続けさせられた挙句、「角銀」交換を余儀なくなってしまった。71手目「9六角」で完封勝ちの様相でしたが、91手目「3一飛」が甘く逆転模様。2枚銀の圧力で上田「竜」を自陣に退散させ、捕獲した局面は中井優勢に見えたのですが。106手目「7八と」でなく「1六銀」だったら中井六段の逆転勝利だったか。この一瞬のチャンスを逃すと、上田女王が「絶対に負けませんよ」と言わんばかりの「世知辛い」守りと「馬」捨ての一転鋭い攻めで快勝。途中は中井六段の2筋、3筋の猛攻で「塩漬けになった」71手目「9六角」が活きた展開になっては為す術なし。

決勝戦の後、大和証券の大口顧客の愛棋家と森内名人、矢内四段らとのプロアマお好み対局。森内名人は緩めてあげてアマ2勝、森内名人1勝。2勝したアマには森内名人自身がコウナレバ詰みますよと教えてあげていたので「エライ」ファンサービス。美人の矢内四段の直近で指し手を見れたのは至福の時。矢内四段は辛く、矢内四段がほぼ全勝。パパも大和証券の大口顧客になって矢内四段と指したいと思った次第。


そのまま家に直帰し、いつものイタメシ屋で夕飯。ユウ君のおかげでポイントカードも一杯に。
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