[映画館で見る映画] カテゴリの記事
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どうしよう!? 嫌な奴なのにすっごい魅力的でした。
皆さん、お願い! とりあえず↓この二つの動画を見て下さいな!!!こちらはメイキング風景から移行する体(てい)での本編の一部、インタビュー、そして予告編。1:30からのテニスコートの場面は見ていてゾクゾクしますわ。こっちはインタビューがメインかな。一部の映像が↑上のとダブっていますが端折らずにどうぞ。こちらは2:12あたりからの場面が面白い。店頭で品物を受け取った後「どこで食べればいいんだ?」と店員に尋ねるところ。後にマクドナルドの「創業者(Founder)」を名乗る人なのにねw自分は今日、この映画をやっと見ることができました!!!実は祝日の当番出勤になってたんですけど仕事を早めに切り上げて新宿で見てきたんです。(シネマート新宿さんは月曜が男性用のサービスデイなんですよ)いやー、面白かったですわ。「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」シェイクミキサーの訪問販売をしている冴えないオッサン、レイ・クロック(実際はかなり優秀なセールスマンだったみたいですけどね)が大量注文のあったハンバーガー食堂に行ってみると、その食堂を経営するマクドナルド兄弟がとんでもない効率的なシステムを運用していて、レイも何とかそのビジネスに「ひと噛み」して儲けようとする、、、そして映画の後半、「あ、これはバーガービジネスではなく不動産ビジネスなんだ」と気付いたあたりからレイはどんどん尊大で野卑な顔つきになっていくんですよ。でもね、そこがメチャクチャ良いんですわ。何だろう、この不思議な感じ。間違いなく(役の上では)嫌な奴MAXなのに、、、なのにそこが魅力的なんです。さらに映画の最後の方ではイケイケモード、ポジティブモードで武装している自分自身への気疲れや疑念みたいなものも漂っている。そこはかとな～く、ですが。どうしよう、この映画もう一回見たい。あと子供たちにも見せたい。どんな感想を持つのかすっごく興味ある。皆さんも是非!!!(ただし見終わった後「帰りにマック寄ろう」とはならないかも。そこも面白いっすなw)にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2017年09月18日
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映画「帰ってきたヒトラー」 これは面白い、これはお勧め！
上手いこと平日の休みが取れました。ただし残念ながら今日は天気がめっちゃ不安定みたい。じゃあ近場で映画でも見よう、とTOHOシネマズ新宿までやってきました。毎月14日はTOHOシネマで映画が安く見れる日でもあるんです。お目当ての映画はこちら。「帰ってきたヒトラー」 まずは予告編のロングバージョンとショートバージョンをご覧あれ（それぞれオチが異なります）この手の映画ってどうかすると「現代への警鐘」的な作風になりがち。そうしないと「あの時代を肯定するのか」って批判されますからね。でもこの作品はそうじゃない。しっかり笑いを取りに来ている。そこが良いっす。一番笑えたのはヒトラー映画の代表作「ヒトラー 最期の12日間」のパロディシーン、有名な「地下壕の作戦室で激怒するヒトラー」のそっくりシーンで劇場内は大爆笑でした。あと、タイムスリップしたヒトラーがメルケル首相を(容姿を含めて)徹底的にこき下ろすシーン、ヒトラーが子犬を射殺する動画が流出し非難を浴びるシーン(現代のドイツでは犬への虐待こそ絶対NG、というわけです)、さらに現代の極右政党やネオナチに失望、むしろ緑の党に好感を持つ場面、なんかも笑えます。もう一度見に行ってもいいなあ、そう思えるような映画でした。お勧めであります！にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2016年07月14日
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映画『築地ワンダーランド』、予告編がアップされました。
映画の公開自体はだいぶ先。でも本日YouTubeに予告編がアップされたのでご紹介しときますね。映画『TSUKIJI WONDERLAND（築地ワンダーランド）』10月1日(土)築地＜東劇＞先行公開 / 10月15日(土)全国ロードショー動画の0:51～「ただ単にサカナ見るだけだったらみんなそこそこ見れるんです。そっから先の世界がある」っていうフレーズにしびれますわ。ただし移転に関しては最近も「多層建ての豊洲新市場では床清掃に海水は使えない。真水を使う必要がある！」と言う新たな問題が発覚しました(↓ｸﾘｯｸ!) それ、そもそも部分の問題だろ、と。コバエや蚊だらけに？ 豊洲新市場「海水使用禁止」の弊害（日刊ゲンダイDIGITAL）11月初旬の豊洲移転、本当にできるんでしょうかね。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村
2016年07月06日
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大どんでん返しが？ 映画「ピエロがお前を嘲笑う」
水曜日は大抵の映画館で入場料金が安くなる日です。と言うことで仕事のあと、久々に見に行った映画がこちら。公式サイト⇒ピエロがお前を嘲笑うネット犯罪を描いたドイツ映画です。まずは予告編をご覧あれ。最後の最後に大どんでん返しが待っている、「スティング系」とでも言うべきストーリー！まあ確かにそうなんですが、、、実は自分はあんま「ええっ」ってなりませんでした。だからと言って「やっぱりな。そうだと思ったぜ」とも思わない。何と言うか、「え、これでひっくり返ったことになるの？」みたいな感じでした。ひょっとしたら（しなくてもw）オレの理解力がイマイチだけなのかも(^_^;)それとねえ、、、コンピュータを悪用した攻撃ってあれこれの手法がある訳ですけどこの映画ではとっかかりがほぼソーシャル・エンジニアリングのみ。（オレオレ詐欺みたいに人を誤認させる手法のことね）で、侵入後に物理的に不正接続するか成りすましWi-Fiをこっそり設置するか、なんですよね～まあ「部屋でPCの前に座ったきりw」だと映画にならない、と言うこともあるんでしょうけど。一方、面白かったのはネットでの「アンダーグラウンドのコミュニケーション」の場面。薄汚れた地下鉄の車内、乗客は仮面をかぶってニックネームで呼び合う、みたいに描かれているんです。なるほど、この映像表現はカッコ良いかも。ヤバそうな感じがめっちゃ出ておりましたよ。東京での上映は今週で終わってしまいますが、まだやっている場所やこれから上映する地域もあります⇒各地の上映スケジュールにほんブログ村にほんブログ村
2015年11月18日
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まんまと予告編にやられた映画と言えば、、、コレでしょ！
6月3日に続きまして映画の予告編のお話でございます。どんな～につまらない映画であったとしても「この映画、面白くないですよ」みたいな予告編はありません（あってもいいのにねw）煽って煽って煽りまくる。お客さんをいかに上手に勘違いさせるか。これが大事なんでしょうね。騙しているわけではないですから！ あくまでも「お客さんの勘違い」ですから！かつての見世物小屋の口上がそんなだったのかな。お客さんからクレームがあっても「はい？ へび女が本物なんて言ってませんよ」ってね。そんな見世物小屋の呼び込みみたいな予告編、自分の経験ではこれがピカイチでした。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ふふふ、この映画ね 同じ経験した人、一緒に被害者の会でも作りましょうか（笑）いやあ、この予告編を見てその気になっちゃった。もうもう！ 本編どんだけ怖いんだよと。公開を待ちながらハラハラドキドキ。勝手に盛り上がって見に行ったんですよ。映画館は同じ思いの人で大混雑です。頑張って早めに並んで見やすい席を確保できました。そしたら当時あっちこっちに生息していたガングロギャルが自分に話しかけてきたんでビックリ！（例のしゃべり方で）｢あのぉ。あっちの席と替わってくれるかな。彼氏と見たいんで。怖いから」「貴女がお連れさんと並んで見るために私が何故あちらの席に移らなければならないのですか？」そんなこと言えるわけがない。自分は見てくれこそ弱そうですが実際はそれ以上に弱いんです。しょーがないっす。席を替わってあげました。さあ、気を取り直して映画を見ましょう。お、始まりましたよ。ドキドキしますね。ん？ なんだこれ？ ・・・・ 川に沿って下ればいーじゃんか ・・・・ え？ 終わりなの？結局この映画を見に行って一番怖かったのはガングロギャルに突然話しかけられたときでした。にほんブログ村にほんブログ村
2014年06月11日
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やられたー、こんな映画だったんか～ その3 ノイズ
アメリカにはゴールデン・トレーラー・アワードという予告編の映画賞があるそうです。本日11:15付の映画.comで今年の受賞作に関して配信がありました↓優れた予告編を表彰するゴールデン・トレーラー賞大賞は「ゼロ・グラビティ」映画.com（2014年6月3日 11:15）映画館で別の作品の予告編を見るのが楽しみ､むしろ本編より予告編が好き､って人も結構いるかも｡つうか自分がそうなんですけどね。自分は予告編に関して「本編とは全くの別物なんだ、客を煽るための別作品なんだ」と思うようにしております。ましてや洋画の場合、日本の配給会社の意向が加わったりもしますでしょ。全米が泣いた！！「ノッティングヒルの恋人たち」以来のなんちゃら！！アカデミー賞最有力ノミネート候補！！（ノミネートされてないのかよ！）斜めテロップ極太フォント入りまくりなんですから。そりゃあ本編とは別物ですわな。で、1999年の映画「ノイズ」です。パイレーツ・キャラじゃないジョニー・ディップの主演作。こちら↓は本国版の予告編。日本版は見つかんなかった。今これ見ても「だまされた感」はありません。でも、日本版の予告編ではもっと別のニュアンスがあったように思うんですよね。「宇宙での超常的な体験」とか「地球帰還後も特殊な能力を持つことがある」とかそっち系。立花隆の「宇宙からの帰還」っぽい系統というか。実際の作品は「無定形タイプのエイリアンに憑依されるお話」です。パンデミックなし、増殖なし｡控えめなエイリアンでした。結構いい奴だったのかも。そもそも原題は"THE ASTRONAUT'S WIFE"、つまり「宇宙飛行士の妻」ですわな。それをラジオのシーンだけをアピールして「ノイズ」って題名にしちゃうか～と言うことで、元のテイストと違う宣伝をされた映画を見に行ったよ、というめっちゃありがちなお話でございます。ひょっとしたら「予告編につられて見に行きました、だまされた感が半端ねえっす」っていう反応は予告編担当者にとって一番嬉しいものなのかも。これ読んでドヤ顔している人がいたら面白いんですけどね～にほんブログ村にほんブログ村
2014年06月03日
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完全ワンシーン・ワンカット「三谷幸喜 大空港２０１３」を映画館で
本日のラストも池袋でのお仕事でした。はいはい、池袋でラーメン、って違いますから！今日はこっちなんです↘︎、、、まあ、いずれにしても仕事に便乗してるんですけどね上の画像クリックで「三谷幸喜 大空港２０１３」劇場情報にリンクします。この映画の料金は1,300円。でも今日はシネ･リーブル池袋では1,100円になります。水曜日はサービスデーで他の曜日より安い。そんなわけで18:50の最終回に行ってみました。あ、この映画、つうかこのドラマ、もともとWOWOWで放映されたものです。WOWOWの公式Webに予告編というか番宣用素材があります→これね。でもこの15秒の映像じゃ誤解されちゃうかも。ぱっと見でカット割りしているように見えるから。実際の作品は1台のカメラがノンストップで撮り続けています。三谷さんが映画第一作目の冒頭からこだわってきた長廻しワンカット。今回の作品は完全にワンシーン・ワンカットです。つまりどこかで誰かが（役者じゃなくても）NGを出せば最初っから撮り直し、となる。この映画の中で役者のフレームへの入り方が「ん、不自然じゃね」ってところがあった。あとセリフ噛み気味のところも。ワンカットにこだわらなければその部分だけ撮り直ししていたのかな。そういった箇所を含めて何だか一幕ものの芝居を見ているときのよう。確かにこれは観客の側もハラハラします。「中学生日記に2回出たことがあるんだ」とか「著名塾」とか三谷さんらしいセリフもいろいろ。詐欺師の要求する額が「20万2千円」とかね。あと、神野三鈴が色っぽくてよかったですよ（笑）ちょうど今日、5月14日にDVDも発売されたようです。一応リンク貼っときますが、、、ドラマW 三谷幸喜「大空港2013」竹内結子(TAKEUCHI YUKO)楽天ブックスで詳細を見る映画館でも販売していて「100分ノンストップで繰り広げられる、三谷幸喜ワールドをお楽しみください」ってPOPが貼ってありましたけど、DVDだと見ている側が好きに止められるじゃんか。こういう作品こそDVD未発売の設定にしておけばいいのに～、って思うんですけどね。にほんブログ村
2014年05月14日
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やられたー、こんな映画だったんか～ その2 LOOK
自分はドキュメンタリー映画も好きだったりします。いやー、原一男監督の「ゆきゆきて、神軍」には衝撃を受けましたよ。で、きっと渡辺文樹監督の映画はもっと凄いんだろう、と勝手に思い込んで見に行ったら「･･･」みたいなことになったりね（つうかあれ、ドキュメンタリーじゃねーし）。数年前の「ボウリング・フォー・コロンバイン」も印象的な作品。アメリカではどれだけ銃が簡単に手に入るのか、監督自らが行動して実証する映画でしたね。それに続いて「スーパーサイズ・ミー」。これも監督自身が被験者になる面白い映画でした。でね。その後に登場した映画に「LOOK」ってのがあったんです。煽り文句が「あなたも見られている。全米3000台の監視カメラが捉えた衝撃の決定的瞬間！ 人々は安全と引き換えにプライバシーを捨てた。」こちらが公式WEBサイト。で、これ↓が予告編。まあ見てみて下さいな。ねえ、どうですか、これ。たいていの人はドキュメンタリーだと思いますわな。Joshinさんはいまだに勘違いしているみたい。リンク先↓の説明文が痛々しいっす(￣△￣;!【送料無料】LOOK/ドキュメンタリー映画[DVD]【返品種別A】自分も映画見に行くまではてっきり政府庁舎、銀行、幼稚園周辺、ポルノショップ、人はどこでどれほど監視されているのか？監督自らが動き回って検証してみた衝撃の事実！！！そんな映画かな、と思っていたんですけど、、、なんだよ、ただの「ガチンコファイトクラブ」じゃーないですか（号泣）当時のYahoo映画のレビューも残っておりますが怒っている人も結構おられる。「宣伝方法に悪意を感じました」「俺みたいに騙されるなよ！」「もっと作品の説明を」自分も騙されたと気付いた瞬間、椅子から転げ落ちそうになりました。まあ今となっては「あちゃー、引っかかった～」と思いながら最後まで見たのも良い思い出ですが｡アイディア一発勝負のこの手の映画、「騙され感」を含め自分は嫌いではありませんよ。ええ、心の底からそう思っておりますとも（ｷｯﾊﾟﾘ！）・・・とほほLOOK楽天ブックスで詳細を見るにほんブログ村
2014年05月01日
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やられたー、こんな映画だったんか～ その1 Wild Things
試験も一段落しました。GW中に何か映画でも見ようかな。そういや最近は久しく映画館にも行っておりませんわ。下高井戸とか高田馬場とか、昭和の佇まいの映画館で過ごす午後のひとときって良いんですよ。映画館から出てきたらすっかり日が暮れていたりしたときのあのギャップ､「あーあ、一日終わっちゃったよ」みたいな感じも結構好きだったりします。そんなもんで以前はあえて映画館で映画を見ておりました。つまりしょっちゅう、、、あ、いや、ごく稀に「なんじゃこの映画は」みたいなのに出くわしたりしていたわけです。例えば「Wild Things」って映画、知ってます？ 自慢するわけじゃありませんけど（自慢になんねーし）自分は交通費使って映画館に行って多分プロパー料金で見た筈です。「スクリーム」の主演女優、ネーブ・キャンベルが出ていたから、、、つうかエロチックサスペンスみたいな宣伝に煽られて見に行ったんです。まあ確かに「エッチな火曜サスペンス劇場」でしたけどね。こんなん↓ですわ（苦笑）むう、、、 これ見るのにオレは1,800円払ったのか～セルDVDやTSUTAYAのレンタルでは、ましてや地上波では絶対に味わえない「やっちまった感」これも映画の醍醐味と言えるのではないでしょうか。・・・とほほしかもいつの間にか4まで出ているし。もう！エッチな人が多いんですね（オレだよオレ！）ウルトラバリュー ワイルドシングス DVDセットマット・ディロン(Matt Dillon)楽天ブックスで詳細を見るさらに「エロティック･バージョン」なるものもあるみたい。どんだけエッチなんだろか。うふふ。ワイルドシングス エロティック･バージョン【Blu-ray】ケヴィン・ベーコン(Kevin Bacon)楽天ブックスで詳細を見るにほんブログ村
2014年04月24日
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映画「立候補」をようやく見ました。別ver.の予告編もどうぞ。
毎月1日は映画の日。東中野のポレポレでも1,000円で映画が見れます。今日の午後ラストに環六近くのお客訪問を組んでそのまま東中野まで行ってみました。1,000円の日だから混んでいるかな、と思いましたがそうでもなかった。17時の回ギリギリに入場しましたが客席は半分程度の埋まり具合でした。さて、ようやく見れた映画「立候補」公示日の7月4日付けでUPした記事でも予告動画を埋め込んでおりますが、もう後ろのページに廻っちった。違うバージョンの予告編↓がありましたので今回はそちらをどうぞでね。まあマック赤坂さん出まくりですわ。もう少し他の候補者にもスポット当てればいいのに～と思いながら見ていたのですが撮影拒否とかいろいろあったみたい。（監督は又吉候補にも出演交渉をしていたようです）収穫だったのは外山恒一さんのインタビュー。「みんな消費者になってしまっているというか。誰かが何かをやってくれて、それを消費し、そういう消費者根性というものが蔓延してると思いますね」「ネットが広まったおかげで何も起きなくなっているという気がしますね」お、鋭いかも。これは書いておかねば、と暗闇の中で一生懸命メモしたけどパンフに載ってた。大阪府知事･大阪市長選の最終日、橋下･松井陣営とマック赤坂さんのガチンコ対決（？）、さらに2012年の参院選での自民党安倍総裁との対決、正確には秋葉原での自民党支持者との対決は見事です。大昔に学生運動やってた人のように「体制側に立つのは悪い奴」という単純なカテゴライズは危険ですよ。でもマック赤坂さんに向って日章旗持ちながら「売国奴！」と罵声を浴びせるのはどうなんかね。ついローザ･ルクセンブルク（バンドではなく本家の方）のFreiheit ist immer die Freiheit des Andersdenkenden.自由とはつねに、思想を異にする者のための自由である。という言葉を思い出してしまいました。マック赤坂さんの秘書の人も面白い。普通の人なのがいい。何だか「ワンダフルライフ」に出てきた一般の出演者にも似ている。あとマック赤坂の息子さんも。ずっと距離を置いていた父親の選挙に肩入れしていくところはなかなかカッコ良かったですよ。17時からの上映回の後、もう一回見ようかかな、と思いましたが（ポレポレ東中野は入替制ではない）19時の回はさすがに混んでいるし、何よりお腹が空いちゃった。上映中もお腹がグウグウ鳴って恥ずかしかったくらいですわ。今日はこれで帰ることにします。でもでも、もう一回観たくなる面白い映画でした。東中野では9月上旬までの上映。各地のスケジュール詳細はこちら。にほんブログ村
2013年08月01日
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映画「立候補」 オレの好きな候補者が勢ぞろい！
本日は参院選の公示日です。今回は日本における史上初のインターネット選挙となるそうな。なにがどうなるのやら。自分はどの候補者推しでもありませんが、状況によっては当記事はいったん見えなくするかも。さて、自分が子供の頃の話ですが、参議院全国区って言うのがありました。めっちゃ面白い人が出たんだよね。参議院全国区なきあとは、皆さんの舞台は都知事選や各府県の知事選。選挙権もない頃からあの政見放送が楽しみでした。まず何と言っても東郷健ね。NHKニュースの後の政見放送で茶の間の雰囲気が微妙になる、という体験をしたのは我が家だけではないはず。あと秋山祐徳太子、深作清次郎、安井けん、南俊夫、奥崎謙三などなど。最近の候補者の中で印象深いのはブッチギリで外山さんかな。本人を見にチャリで高円寺まで行ったことありますよ。この手の人ってホント高円寺が似合うよね。オレも高円寺が大好きだけど（笑）で、この映画です→「立候補」現在ポレポレ東中野で上映中。実は本編まだ見てません、えへへ。下に埋め込んだ予告編もめっちゃ面白いんですが急に非公開になっちった。公式Webの方でも今は見れなくなっております。選挙期間中だから？ 映画の予告編なのに。同じように選挙候補者を追いかけた「選挙」というドキュメンタリーより今回の「立候補」に出てくる候補者の方がキャラが立ちまくっており、当然自分はこっち推しです。映画「立候補」にはオレの好きなテイストの候補者が勢ぞろい。（皆さんに投票するかはまた別の話ですけどねw）選挙期間中、出来れば投票直前に、是非とも見ておきたい映画であります。にほんブログ村
2013年07月04日
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たけし「そこまで徹底して教えないと客が理解しないのか？」
本日の日経夕刊最終面にたけしのインタビュー記事が載っています。《北野武さん「アウトレイジビヨンド」監督》。青色部分が記事引用部です。「日本人は想像力を使えなくなっている。映画では前より倍しゃべって説明しないとダメになった」中略初期の北野作品の脚本にはセリフがなく、こんな雰囲気でというメモがあっただけ。映像が雄弁に語った。だが時代が変わった。「おくりびと」を見たときの違和感を覚えています。同じように思っていた人は結構いた模様。「ここまで説明するのかよ」って、あっちこっちに書かれていました。例えば鮭が遡上する川の上での会話。腐乱死体を片付けた夜の鶏鍋（ご丁寧に鶏のカシラまでテーブルに出ていた。判りやすいw）。吉行和子扮する銭湯のオバチャンを火葬場で焼くときの「私は門番です」という笹野高史のセリフ。まさしく「説明しないとダメなの？」みたいな場面が延々と続きました。「～そこまで徹底して教えないと客が理解しないのか？」そうなるとイメージカットは役に立たない。言葉が増えてショット数も増えると、情景描写が入らなくなる。ならば登場人物に徹底してしゃべらせよう。中略今回は「肉体的な暴力ではなく、口で追い詰める精神的な暴力」を狙った。「アウトレイジ ビヨンド」特別メイキング映像↓怒号シーン「たけしのヤクザ映画？ BROTHER見てがっかりしちゃったよ」の自分としては今回の「アウトレイジ ビヨンド」はスルーするつもりでしたが、、、行けるとしても10月下旬になるけど、見に行ったほうが良いかなあ？たけしの映画。初期4作品も確かに神懸かり的ですが、自分のイチ推しはやっぱコレ。にほんブログ村
2012年10月01日
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映画「クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち」-楽天エンタメナビ
（C)2011 - IDEALE AUDIENCE - ZIPPORAH FILMS, INC.TOUS DROITS RWSERVES - ALL RIGHTS RESERVED.映画「クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち」この作品情報を楽天エンタメナビで見る楽天に意地悪するつもりはないけどわざわざ楽天エンタメナビに飛ばなくてもﾖﾛｼ。ほい。YouTubeの日本版予告編↓ほい。公式サイト。えーと。これ、エロ映画じゃないからね。クレイジーホースってストリップ・ショウが有名なところだそうな。ショウを見ながらシャンパン飲んだりできる店、キャバレーとかカバレットと言うのかな。そのドキュメンタリー映画です。自分は「家族の中でエロはどのように取り扱われるのか」みたいなテーマに結構興味があります。家族で「小諸そばのかき揚げって安くて旨いよねえ」みたいな話で盛り上がることはできる。でも同じような調子で「五反田の性風俗は良いよね～」（五反田がどうかはマジで知らんよw）みたいな会話はあり得ないっしょ。じゃあ、この映画「クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち」はどうかな。ふうん、ストリップのショウがあるのか。歌舞伎町や池袋のストリップ小屋みたいなもんだな、と切って捨てちゃったらクレイジーホースがかわいそう。とは言え「へえ、歌舞伎町のはダメだけどパリのストリップならいいんかい？」との疑問も湧く。当然です。なんと言うか「ソフィスティケイテッドな」とか「洒脱な」とか「洗練された」とか枕詞がつけばいいんかね？ エロ、エロス、エロチックなもの、、、、、どこまでが「じいちゃん、ばあちゃん、子供も含めた家族でOK」なのか「父親と息子、母親と娘、同性間なら親子でもOK」なのか「親子間では無理だけど夫婦ならOK」なのか、、、、、テレビのラブシーンでお茶の間が気まずい雰囲気になるたび、子供の頃からずっと気になっていました。見に行っても「Ｈなの、好きだねえ」とか言われずにすみそうなこの映画。近々に行ってみま～す。にほんブログ村
2012年07月08日
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見に行くのをすっかり忘れていた映画「ランナウェイズ」
映画や芝居って行き始めると「来月はあれが公開か」とか「次はこれ見よう」とか、なりがちでは。でも、行かなくなるともう映画の封切りも芝居の楽日も不思議に気になら～ず。自分も一年前までは資格の勉強やら親の介護やらの合間に結構マメに見に行ってましたよ。つい最近「ああっ、見に行くの、完全に忘れてた～！」とある映画のことを思い出すきっかけになったのがコレ↓ きゃりーぱみゅぱみゅきゃりーぼーん著者：きゃりーぱみゅぱみゅ価格：1,000円（税込、送料込）楽天ブックスで詳細を見る↑思い出すきっかけですよ、コレは。お勧めするつもりも自分が買うつもりも全くないんすけどwだいたいさあ、きゃりーぱみゅぱみゅの本だから「きゃりーぼーん」って（笑）企画した人のどや顔が目に浮かぶようですね。これ、元ネタはもちろんザ・ランナウェイズ（The Runaways）の「チェリー・ボム (Cherry Bomb)」ランナウェイズって自分にとってはｶﾅｰﾘ上の世代のお姉さんバンド、しかもどっちかと言うと「キワモノ系」にカテゴライズされていたような気がします。多分当時は音楽的な評価よりもガーターベルト姿で歌っていたことが話題の中心だったはず。正直、洋楽は高坊デビューだったくせに「子供の頃から結構洋楽が好きで今はプログレッシブな曲メインで聴いてます」などど言っちゃってたオレ、ランナウェイズは当然スルーでした。つうか既に解散して数年過ぎていました。ついでに白状しておくと「プログレッシブって例えばどんな？」と問われても大して答えられないレベルでした。だってプログレッシブという言葉を知っているだけなんだから(^^ゞ先駆的なガールズ・バンドの映画「ランナウェイズ」この日本語版予告編、最後の最後、1分32秒あたりで「2011.3.12（土）Roadshow」と出る。何だか気の毒。まあ前日にあんな地震が起きるなんて誰にも判るはずないんだけど。で、封切日には原発事故。しばらくは自分も映画どころではなく、そのまますっかり忘れてしまいました。一体この映画は予定通り公開されたのか、公開されたなら初動や売上はどの程度だったのか。2011年3月12日に日本で公開予定だった映画、てんやわんやでちゃんと評価もされずそのまま、という作品も多いのでは。全作、もう一度新規で封切りし直してあげれば良いのに、とも思います。にほんブログ村
2012年06月01日
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吉祥寺にて平野勝之「監督失格」 監督ご本人のトークショー付き
＿＿＿情報処理の試験後、まず見たかった映画「監督失格」しかし今日まで待っていてよかった。本日の最終上映の後、平野監督ご本人と歌人の枡野浩一さんのトークショーが行われるのだ。枡野浩一？ 知らねえなあ、とwiki見たら、こないだの「踊る!さんま御殿!!」に出てた人だ、と判明。上映前。上映フロアは100席キャパ。ざっと見、八割程度の埋まり具合か。気のせいか、なんとなーく中央線サブカル文化人っぽい人もいるw予告編なしで上映開始。前半は1997年の「由美香」の再編集場面が続く。あとDVD版の特典映像も挿入されている。自分は正直、冗長感を持ってしまうが、1997年の「由美香」を見ていない人のためには必要な編集なのだろう。DVDを今アマゾンで検索すると「再入荷見込みが立っていないため、現在ご注文を承っておりません」という表示になっているからね。ただし「由美香」の中でも本当にえぐいシーンは今回の再編集には含まれていない。「監督失格」の前半部分では決して1997年の「由美香」の凄さは判らない。残念ながら。とは言うものの、、、2005年6月28日の映像は神がかり。応答のない部屋を由美香ママの合鍵で開けて、奥に倒れている林由美香を発見。由美香ママが号泣しながら家族に連絡、警察に連絡、警察が来る、というシーンが玄関脇にたまたま置いたカメラで記録されているのだ。数メートル先の奥の部屋には死後二日が経過した林由美香の遺体があるわけですよ。当然、この玄関脇のカメラを持って奥の状況を写すことも出来た筈。それをあえてしなかったこともあって「監督失格」というタイトルになったのか、、、（この辺は映画パンフレットの冒頭のインタビューでも語られている）正直、作品全体は「まだ編集中」といった感じもする。でもこの玄関脇のシーンはまさしく奇跡の場面。少し時間を置いてもう一回見に行こうかな、と思える映画でした。上映後のトークショー。枡野浩一さんの話の展開にトホホ、となったの、オレだけかな？みんな平野監督の映画を見に来てるんだから、アンタ自身のことじゃなくて平野監督の話が聴きたいんじゃね？進行の人が「そろそろお客さんからの質問を」って何度も言っているのに、アンタの8年前の離婚話をされてもなあ。ということで質問コーナーは少々巻きが入った模様。実は自分も質問を用意していったのだが、どうも発言する段になると「他の人がもっと面白い質問するかも」って気弱モードになるんだよね。幾つか質疑応答があったが、なんか質問の主旨が不明なものもあった。自分も発言すればよかったな、と後になって悔やむ。同時に「我ながら小心者だなあ」とも思っちゃうわけだw自分が平野監督に聞きたかったのはこんなこと↓林由美香さんはたくさんのAV、ピンク映画、一般映画に出演しています。今回のトークショーの日を選んで来ているお客さんは、1997年の「由美香」、松江監督の「あんにょん由美香」、いまおか監督の「たまもの」等を見ている人も少なくないと思います。林由美香さんの出演作品の中で、「あと、これ見とけ」「これは押さえておけ」と平野監督が思う作品がありましたら、AV、ピンク、一般のジャンル問わず教えて下さい。どう？ やっぱ質問しない方が恥かかないですんだかなwトークショー終了後、映画パンフレットへの平野監督のサイン会あり。オレもパンフ裏にサイン貰っちゃった。あざーっす。帽子がトレードマークなのかな。そういや平野監督はトーク中もずっと帽子かぶってたな。 パンフレット冒頭のインタビューや34ページからの解説が秀逸。いずれも棚下毅一郎さんの手によるもの。あと巻末のカンパニー松尾やバクシーシ山下他による座談会も笑える。このパンフはｲｲ(・∀・)!!にほんブログ村
2011年12月10日
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映画「ミケランジェロの暗号」を見る
情報処理技術者試験が終わってから初めての日曜。情報処理の勉強も趣味みたいなもんだが、本日は別の方面の趣味の日。駅弁を買うついでに日比谷のシャンテ３で映画を見る。「ミケランジェロの暗号」だ。＿＿＿予告編を見ると結構シリアスっぽい感じだけど、もうコメディ映画と言っても良いのではないか。かなり意図的に笑いをとりに来ている映画だ。ただ、邦題の「ミケランジェロの暗号」というのが、なんだかなあ。まるで「ヒトラーの贋札」や「ダヴィンチ･コード」の連作のようにも思える。もっとも「ダヴィンチ･コード」は原題も"The Da Vinci Code"なのでイチャモンつけようがないんだけど。今までもあった「ナチスの美術品略奪をめぐる攻防戦」にプラス「ＳＳ将校と縦縞囚人服のユダヤ人との入れ替わり」で物語が進んでいく映画だからあんまピッタリくる題名ではないな。「ミケランジェロの暗号」って。一方で冒頭で墜落する輸送機の機材残骸。おお、ユンカースのJu52なんだね、と思わせるジュラルミン波板。スイスに行くはずだったのに結局ウィーンに降りてしまう飛行機のFi156シュトルヒっぽさ。そしてベンツの軍用車。そういうところに「俺ら作り手、けっこうこだわってますから」みたいな製作者側のアピールを感じる。エピソードをやや詰め込みすぎの感があるが、けっこう楽しめる映画だった。父親の残したメッセージ（これがミケランジェロの暗号？）も見ているほとんど全ての観客が「ああ、あそこか」と判っちゃう。もちろんこれも意図的にそうしているのだろう。ドイツ語の映画は「少しでも言い回しを聞き取ってボキャブラリー増やそう」と、いつもはメモ用紙とペンを持って観るのだが、今日は持参するのを忘れてしまった。情報処理試験の合格発表までの間、またドイツ語の勉強でもしようかな、と思いながら家に戻る｡にほんブログ村
2011年10月23日
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わざわざ東京から広島まで見に行った映画「25時」
昔あちこちにあった名画座。2本立てで500円くらい。それぞれ2回ずつ見て「1本あたり125円で見れたなあ」と意味不明の計算をして喜んでました。昼間の明るいうちに入って映画を見て、映画館から出るともうあたりは真っ暗、みたいなギャップも楽しかった。ちょっと後ろめたい感じがするのも好きでした。大画面の液晶モニター、ツタヤ、ブロードバンドでネット動画、、、という環境であっても映画館で見たい映画、つーのはあるもんです。自分はエドワード･ノートンが好きなんですけど（念のため言っときますが、別に特殊な傾向wはないですよ）彼が主演の「25時」を近場で上映していたときに見に行けなかった。どーしても映画館で見たい、つーことでネットで調べたら広島でやっている。じゃあ広島に行こう、と羽田から広島まで行ったことがありました。2004年のGW頃の話ね。GW中なので運賃の割引もなし。「機材整備の関係で～」というアナウンスがあって出発は1時間以上遅れ、広島空港から市内までの道は激混み。見ようとしていた上映回には間に合わず、それでも次の回を待って最初から見て、、、、家に帰るのにえらく困った、ということがありました。この映画でエドワード・ノートンが演じる役はヘロインの密売人。「ラウンダーズ」ではイカサマ・ポーカー師「アメリカン・ヒストリーX」ではプア・ホワイトのファシスト「ファイト・クラブ」では自動車会社のリコール調査員で実は、、、みたいにクセのあるキャラやらせるとこの人本当にカッコいい、と思う。実はこの映画、よーく調べたら、広島まで行かなくても、名古屋の新幹線口の映画館でやっていたorzでもまあ、映画館で見れて良かった。「真ん前の席に背の高い人が来ませんように」と思いながら自分の席に深く腰掛け、ボーリング場やらスナックやらのCF見て別の映画の予告編見て、さあ本編が始まるぞ、というあの瞬間。何ものにも変えがたい至福の時間です。25時エドワード・ノートン(Edward Norton)楽天ブックスで詳細を見る
2011年05月17日
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自分が映画館で見た中での最悪の映画「故郷」
「故郷」って題名の映画、1972年の山田洋次の映画が有名だけど、そっちじゃなくて向井寛が監督した1999年の映画の方。向井寛監督ももうお亡くなりになっているので、死者に鞭打つようなこと書くのは控えるべきなんだけど、いや、とにかく酷い映画だった。JAS、NTT他の協賛企業や日本各地の村おこし的なイベントとタイアップした場面が延々続く。カラオケビデオで言うと「サザンの曲なら134号線」「大阪の歌だったら戎橋からのグリコの看板」的ななーんのヒネリもないカット。陳腐なシナリオ、陳腐な台詞、陳腐な演技。作っている側が何の熱意もなく、ただ「仕事なんで撮りました、フィルム繋げました。もう今日は帰っていいですか」みたいにして出来上がったんじゃないかと思えるような映画でした。何でそんな映画を見に行ったのよ、というと「沖縄のおばあ」っぽい場面がたまたまポスターになっていたから。ちょうど「ナビィの恋」と同じ頃に上映されていたんでね。「ナビィの恋」面白かったし。で「故郷」の上映館に行ったら、お客は自分以外にもう一人いるだけ。その人も途中で帰っちゃった！ 自分も帰れば良かったんだけど「ご飯は残さず食べる、映画館ではエンドロール終了まで立たない」が自分ルールなんで我慢して座ってました。残りの時間は拷問のようだった。この先もし自分が裁判にかけられて「被告人は向井寛監督の『故郷』をもう一度最後まで見ること、もしくは100万円を支払うこと」みたいな判決が下ったら（どんな裁判だよw）、喜んで100万円払う方を選びます。本当に見続けるのが苦痛な映画でした。まったくお勧めするつもりはないんだけど、「そこまで言うことないじゃん」と思われる方、実際のところどうなのか是非見て下さいね。故郷 【DVD】にほんブログ村
2011年05月16日
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ポレポレ東中野で「平成ジレンマ」を見る
上記YouTube予告編のページに書き込まれていたコメントを安易に引用－「見終わった後に、答えの無い焦燥感に苛まれる予感がする。」いや、まさしくその通りの映画でした。子供の人権・体罰・教育、特に義務教育の役割･･･ここ20年来（もっと前から？）延々と議論されていること、まあ簡単に結論が出ることじゃない。この映画見て「うん、こうすべきだ」とか思っちゃう人いたら、むしろそっちがおっかない。･･･そんな人いないか。俺は教師から殴られた世代。時には理不尽な怒られ方されたこともあったけど、別にそのことを恨んではいない。でもこの映画に出てくる「80年代の戸塚ヨットスクールの訓練風景」にはドン引き。ありゃーただの暴力だわ。あと、映画の中に3人の母親が出てくるんだけど、この人たちへの違和感。何だろう、イラク人質事件の家族に対して感じたものと同じ違和感？それと、この映画見て思わず笑ったのは（笑っちゃいかんけど、つい）今いる訓練生は不登校児ではなく、半数以上が成人の引きこもり、ニートだということ。一児の父親の訓練生とか、そんなんいるんだー、とビックリ。最後の方に出てきた40代の訓練生もなかなかスゴイ。海に出る際、ヨットにちょっとしたロープ掛けの手作業をする必要があるみたいなんだけど、自分の手は一切動かそうとせずに「いや、出来ません、やって下さい。お願いします」と言い続けてんの。正直、このシーン見ると戸塚校長に同情したくなる。しかし何より感じたのは「この映画を作った東海テレビすげえ」ってこと（俺、バカ？）このテレビ局、他にもこんなん↓作ってるしhttp://tokai-tv.com/news_program/20090101_news_5784.php真珠婦人、牡丹と薔薇から戸塚ヨットスクール、光市母子殺人事件弁護団のドキュメンタリーまで。うーん、守備範囲広いっすね。
2011年02月24日
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2011年1月9日 映画「オーケストラ！」を見る
以前から見たかった映画「オーケストラ！」が渋谷のBunkamuraル・シネマでやっています。ここは火曜が1,000円で見れるので火曜まで待つつもりでいたのですが、WEBを見るとこの映画のみお正月特別入場料で本日も1,000円であることに気付きました。もっとも最終上映回も1,000円らしいので火曜にあまりこだわる必要はなさそうです。さてル・シネマで最終上映回の18:40からの券を買います。14時頃に窓口に行きましたが既にその回も16番目。センター街のマックでテキサスバーガー2のセットを食べ、TAC渋谷校で情報処理技術者試験講座の説明会に参加。説明会終了後再びル・シネマへ・・・で、肝心の映画なんですが「うーん、あんま面白くない」てか人物の整理が上手く出来ていない。フランス在住バイオリンのソリストやその母親代わりの人、熱心な党員の元ボリショイの支配人、いろいろ繋がりがありそうなんですがイマイチ把握出来ませんでした。主人公のアルコール依存の話も中途半端。ロシア・マフィアの結婚式での銃撃戦やらスポンサーとなるエネルギー会社のオーナーが巻き起こすドタバタも正直メインストーリにどう繋がってるの？という点が良く判りませんでした。「リハなしで合奏していい感じになる」とか「曲が始まって後半になればなるほど演奏が神がかってくる」みたいな部分は1996年製作の「ブラス！」を思い出します。最後の場面で協奏曲のひとつの楽章まるまるを演奏しながらの描写、というのも冗長な感じがしました。あと、このロシア映画のジプシーやユダヤ人の描写は結構辛らつな感じです。劇中のロシア語の会話の中で音符のことを「ノート」、仲間のことを「コレーゲ」と言っていたような気がします。「ノート」は欧米系言語ではどこでも言うのかもしれませんが、「コレーゲ」はドイツ語由来なのでしょうか？ あるいは逆にロシア語由来でドイツ語に入ったのか、はたまたラテン語とかからそれぞれ取り込まれたのかな、などと映画を見ながらボンヤリ考えておりました。あと音楽関係の映画で見たいのは「クララ・シューマン 愛の協奏曲」「別れの曲」です。特に「別れの曲」の方はどこかに遠征しても見たい映画です。2010年11月頃、下高井戸でやっていたのですがうっかり見逃してしまいました。
2011年01月09日
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映画「レバノン」を見る
本年最後のべんてん詣の後、ジョナサンで時間調整をしてから映画を見るため渋谷まで。日本国中でシアターN渋谷でしかやっていない映画「レバノン」。映画の輸入に際し「DVD発売の宣伝のため」とかいう無理やりの理由でやっとこさ公開している「レバノン」。YouTubeで見ることの出来る予告編↓もかなりかっこいいっす。これは混むかも。明日の元日は初詣帰りの人が流れる可能性があるから、見るなら大晦日の今日の方が良いかも。そう思って映画館に行きましたが全然混んでなかった。プログラムも未製作。本当にミニシアター系の映画にはお客が入らなくなったんだなあ、と実感。もちろん昔に比べればほとんどの映画が簡単にツタヤで借りれたりamazonで買えたり出来るようになりましたから、むしろ「作品を見る」ということについては状況が良くなってきている、と考えるべきなのでしょうが。で、映画の方ですが・・・ファランヘ党ってスペインだけにあったわけじゃないのね、とか白リン弾って使っちゃダメだったんだとか、いろいろ知ることが出来た。あとイスラエルの文字ってかっこいいな、とか。それと自分もなんとなく「イスラエル＝周り中が敵だらけ。男女共に徴兵制あり。世界一強い」みたく思っていましたが、あの戦車兵を見ているとそうでもなかったんだなあ、と実感しました。まあ、そうですわな。徴兵制が敷かれていることと兵の練度や戦闘意欲って関係ないですもんね。戦車内のスコープから見た映像がメインで話が進むってのは面白い。監視カメラの映像で（正確には監視カメラで撮った映像風）話が進んでいく「Look」という映画を思い出しました。あと戦車内のトイレってどうなっているんでしょうね？
2010年12月31日
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