バトルロワイアル

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2008.01.27
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二話
友の声



朱雀はふと目を覚ました。当たりは薄暗く、朱雀以外に起きている生徒はいなかった。朱雀の親友、小野真(男子3番)も眠っていた。中は教室のようで、前に教卓、黒板に、左上には鉄格子の上にテレビがあった。どういう訳か、廊下側の窓は、鉄パイプと鉄板で覆われていた。机は後ろに下げられていた。朱雀はふと時計を見た。時計は1時ちょうどを指していた(この暗さから、夜中だろう)。時計が操作されたんでもない限り、バスの中で朱雀が妙な眠気を感じてから五時間あまり経った翌日未明―。
朱雀は目を周囲のクラスメイトを見回した。みんな床に体を預けて倒れていた。自分の隣に小野真、その斜め当たりに中島香織、香織を真ん中にするように左右に浜野楓と平野愛が、教室中央の方で稲葉忠志と杉田亮、左端には千鳥龍太(背が高いからすぐにわかった)。自分の首に違和感があるのに気付き、そっと首に手をあてた。形を確認すると激しくそれを左右上下に振った。カシカシと振る度に音が鳴った。真の首も確認すると、それは銀色で、金属性の帯みたいなものがついていた。香織にもそれがついていた。人の気配が感じたので、朱雀は教室の後ろ側を見た。羽田賢治だ。彼はもう目を覚まし、一番後ろの机に座っていた。後ろ側の左側には、霧島翔も起きていた。
「兄ちゃん、もう起きたか。今のうちにクラスメイトの奴らの顔でもじっくり見ておけ。見納めになる」
羽田が言った。見納め?やはりバスの中で、意識がなくなる前の予感が的中したんだ。羽田は三年になると同時に転校してきたやつで、額に2つの刃傷が見えた。体操服に着替える時に見たのだか、肩に2つの、月のクレーターのような傷もあった。
「それは必要ない。覚悟はできている」
「兄ちゃんは分かってるみたいだな。あと霧島もな」
「・・・・・」






続く





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Last updated  2008.01.27 09:33:33
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