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2008.05.02
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14話 力不足「くそっ」朱雀は羽田の姿が見えなくなるとそう言った。……これで良かったのか……中島のことを考えると羽田についていけば良かったのか……だがあいつと一緒に行くと、いずれ殺されるかも知れない……「中島……俺たちも行こう」「う…うん」二人は羽田の行った方向のほんの左部の方へと入っていった。E―7地点AM7:16この地点は深い森に覆われ、朝日は届かない。ちらりちらりと日が差し込むだけだった。この地で息を潜める南春香(女子20番)は、木の幹にもたれ、地面にデイパックと、民家から持ってきたらしいフライパンをおき、右手にはスタンガンを持って三角座りをしていた。この場所は風がよく通り、寒い場所でもあった。春香は震えていた……躰全身。寒いこともあったが、クラスメイトが現に殺し合いをしていることに脅えてもいた。春香は座っている場所から立ち上がり、地面においてあったデイパックとフライパンを左手に持った。゛山に逃げたら誰にも見つからない…それとも仁美わ美紗と合流するか……脅えることなんてない。だってあたしは不良だよ?不良が脅えてたまるか!″春香はふと震え上がった。仁美は信用できるのか?美紗とはいつも一緒だったけど……信用できるのか?春香は思考を辞めるため首を横に何回も振った。゛まずは山に行く……けど、山の頂上で津田と滝田がぶっ殺されたんだ…殺人者がまだ山にいるかもしれない…″そういう思考をたてながらも、春香は山へと歩いていった……続く
2008.04.16
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番外編(1) 友との出会い忠志は手をならし始めた。「真、俺一人でやる。下がってろ」忠志は眉を上げ朱雀を見た。「ほぅ、藤村、涼、俺も一人だ。手だすなよ」「あ、あぁ……」忠志は教室に並べてある机を後ろへ後ろへとどかし始めた。その行動を見た朱雀 も、それを手伝った。その行動でクラスメイトの視線は二人に集まった。教室は掃除をするときみたいに、後ろに机が並べられていた。「入学早々怠慢とはな……」朱雀が口を漏らすと忠志は朱雀に向かって走り出した。朱雀は忠志の左ジャブを交わしたが、忠志の右足が絡まって転倒した。仰向けに倒れた朱雀の上に忠志が乗り、顔面に連続ジャブを食らわした。朱雀は怯まず忠志の顔を睨み続けていた。朱雀は上半身をお越し忠志の頭にヘッドを食らわし、忠志は後ろへ押し戻された。頭を痛そうに押さえる忠志に腹に膝を入れ、顔面を右手で思いっきり殴った。クラスメイトの中でも、喜んで声をあげる奴や、あまりの怖さに泣いている生徒もいた。「なかなかやるな」忠志は口から出ている血を拭きながら言った。「おまえこそ」朱雀は少しふらついていたがしっかりと立っていた。「ラウンドツーといくか」忠志は朱雀へと走り出した。朱雀は先を読み、忠志の左ジャブを避けた。だが右ジャブが腹に入り、朱雀はよろめいた。腹を押さえながら、忠志を睨みつけ、前にある黒板の方へと走り出した。忠志はそれを追った。朱雀は黒板のチョークの置く銀色の部分を足場にしてバック宙をした。その時朱雀の足が忠志の頭へと入り、空中で体制を整え、バック転した。着地時に忠志の右足が朱雀の顔面に当たり、二人は転倒した。「ハァ……ハァ、おまえすげえな」「おまえの方こそ……」忠志は足を思いっきり振り、腰を上げて起きた。朱雀の方へ歩き、手を差し出した。それが夕城朱雀、稲葉忠志の友情の始まりだった……
2008.04.03
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番外編(1) 友との出会い2005年(夕城朱雀中学1年)、4月6日「いってくる」「朱雀、遅刻するぜ?早くしろよぉ」夕城朱雀と小野真は、自分たちの住む孤児院、気比館を出発した。二人はそわそわしていた。無理もない、今日は中学の入学式、晴れて中学生になれるのだ。小学校から一緒だった人たちも、同じ中学に来る子もいるが、男子は、夕城朱雀、小野真、本多定正の3人だけだった。「あっ、見てみろよ朱雀、桜が咲いてるよ」真は一つの大きな桜の木を指差した。「おっ、綺麗だな。それにしてもでかいなぁ」朱雀はでかい桜の木のてっぺんらへんを見て言った。「ああっ!!ヤバいよ朱雀、入学式遅れちゃうよ!」「あっ、いっけね忘れてた……」敦賀中学校(入学式終了)「今日は少し遅れたけど間にあったな」朱雀は教室の自分の席に座っていた。真は運よく、自分の前に座っていた。「ああ、よかったな、間に合って」二人は笑みを浮かべた。すると、黒板の方から、三人の男が歩いてきて、自分たちの前で止まった。「なんだ」朱雀は少し強い口調で言った。「よう遅刻者。どうやったらてめえのような常識知らずになれるのかな」その男、稲葉忠志は反面笑みを浮かべて言った。「喧嘩がしたいのか?」朱雀は手の骨を鳴らし始めた。「おい朱雀、辞めとけよ」「へっ、雑魚にようはねえんだが、いっちょ体ならしにやるかなぁ。直人、おまえはあっちのやつやれよ。暇だろ?」もう一人の男、藤村直人は背は高いが、細く、だが強そうな面だった。もう一人の杉田亮は問題外か……。続く
2008.03.28
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14話 勇気とは……「このゲームも、悪くない」狙撃者、霧島翔は小さな声で言った。だがその声は、耳のいい羽田には、メガホンを通して聞こえていた。「くそっ、くそ、くそ、くそぉ!」朱雀は膝をついたまま、地面を何度も殴りつけていた。「あいつたちのやったことは勇気がいる。だがこの状況の場合、勇気とは言わないな。無謀だ」羽田は木にもたれ、腕を組んで言った。「そんなことを言ってるんじゃない!何もできなかった……俺たち…」「あの二人は死ぬと分かってやったんだろう。それか、クラスの奴らを山に誘って皆殺し……そういう考えもあっただろうな」朱雀は鋭い目つきで羽田を睨んだ。「おい、羽田、あいつらの言葉が聞こえなかったのか?そんなふうに捉えるのか!?」朱雀は怒鳴り口調で言った。「演技だったかもな」「なんだと!?羽田!それが人間の考えることか!?」羽田は笑って見せた。「このゲームでは人を疑うのが原則だ。おまえのような平和思想はこのクソゲームには通用しないんだ」香織は下を向いた。「ヒドイ……ヒドイわ……こんなゲームでクラスメイトが殺しあうなんて……」涙ぐんだ声だった。「とにかく次はこっちに来るかもしれん。早く行くぞ」羽田は朱雀の手を引っ張って歩いた。朱雀はその手を払った。「どこでも勝手に行けよ!」「夕城……」香織は朱雀の目を見て言った。「おまえのような腐った考えの野郎とは一緒に行けるかよ!狂ってるよ。どうしてみんな簡単に殺しあうんだよ!どうしてみんな簡単に殺せるんだよ!」羽田は朱雀を睨んだ。「このゲームはそういうルールだ。ただ俺たちはそのルールに従っているだけだ。どうしてもこのゲームを下りたいんなら自殺しろ。それが嫌ならもう誰も信じるな。早く逃げろ!」羽田は木の枝を払いながら進んでいった。朱雀は羽田の後ろ姿をただ見ているだけだった。女子9番 滝田聖奈女子10番 津田彩花 死亡〔残り33人〕
2008.03.26
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14話 勇気とは……ぱらららら「なっ、なんの音だ!?」朱雀は反射的に後ろへ下がった。香織も額から汗を垂らしていた。「……夕城……もう間に合わん」北の山山頂C-8北の山展望台は、ほぼ赤色に染められていた。「ううっ」聖奈が呻いた。二人とも瀕死状態だった。そう、狙撃された。マシンガンかなにかで……彩花は思考を回した。まず…聖奈は生きているのか?彩花は体を横へ捻って聖奈の姿を確認した。そして狙撃者の姿も確認した。狙撃者は構えていた銃を下に下げ、なにかいいながらマガジンを取り替えた。「ぱららららっ」聖奈が体を這いずらせて彩花に向かってきた。「彩花ちゃん……大丈夫?」「聖奈さん、ごめんね。巻き込んじゃって……」彩花の目には大粒の涙が浮かんでいた。「泣かないで?ずっと親友だったでしょ?」彩花はその言葉で、また涙がでてきた。かたっと展望台の向こうで音がした。狙撃者が狙撃した木の枝から飛び降り、展望台内部へと入ってきた。展望台はレンガ造りで、全体は五角形、浅いレンガの壁に、角の部分からコンクリートの棒が屋根を支えていた。展望台中心部には太いレンガの柱が屋根へと伸びていた。彩花は近くに転がったメガホンを持ち、体を横にさせながら、メガホンを口の近くへと持ってきた。「朱雀君、聞こえますか?」朱雀は少しビクッとした。香織は朱雀の方を向いた。羽田も目だけを朱雀へ向けた。「あの時からずっとあなたを想っていました……諦めようとしたけど諦められなかった。私の最後に伝えたい言葉ですっ……」朱雀の目から涙が浮かんできた。香織はそれを確認した。「あたしにも貸して」聖奈の声だった。メガホンを通して、その声を確認した。「あたしは、稲葉くんが好きでしたっ……それだけ……だよ……」朱雀は大きく息を吸い込んだ。「逃げろ!」朱雀の声が展望台へ届いた。彩花はニッコリと笑った。「朱雀君?朱雀君だよね?嬉しい……最後に声が聞けて……」彩花は聖奈の方を向いた。「私と一緒にいた聖奈さんは……もう死んでしまいました……私も……聖奈さんのとこへ……」ダァーン!メガホンを通して聞こえてきたので、島全体にこだました。その後、彩花の言葉はなかった。「津田ァ!」朱雀は膝をついた。「このゲームも、悪くない」残り33人
2008.03.26
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女子8番杉嶋ようこ成績国語:4数学:4社会:3理科:4英語:5技術:4体育:5美術:3戦闘:3身長:164センチ体重:52キロ視力右:1.4左:1.5支給武器:画鋲(がびょう)備考苦手な勉強教科もほぼなく、スポーツ万能の彼女。学業も優秀だったが、髪を染め、アクセサリーを多数身につけて登校している。要は自律や尊厳といったことに人並み以上の自覚を持っていたのだが、そうした意識が裏目に出たのか、はたまた美貌が災いしてか、クラスや部活動で幾分浮いていた。無口で人とは関わりを持ちたがらない。いわゆる羽田賢治タイプ。だが、幼馴染みの千鳥龍太には心を許し、優柔不断かつシャイな龍太を影から支えている。
2008.03.26
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14話 勇気とは……「みんなァ、聞こえる!?」朱雀たちのいる神社、いや、恐らく島全体にこの声はこだました。「なんだ!」羽田は辺りに目をやった。この場所からは耳が痛くなるくらいあの声は聞こえていた。「誰だ」朱雀も座りながら体を捻りつつ辺りを見回した。「あたしは、たきだ……滝田聖奈っだよぉ~」こんな状況にも関わらず、快活な声だった。少し高い声は特徴的で、確かいつも髪の毛は一つに結び、背は低い方だった。滝田聖奈(女子9番)だった。「今あたしたちは……え~っと……北の山?のてっぺんにいるんだよぉ」つまった所は地図を見て言ったのだと分かった。それに……あたしたち?「えっと……もう分かんない!彩花ちゃん喋って」「!」「……」「!!!」3人は驚いた。彼女一人の行動ではなく、仲間がいたのだ(この状況ではそういうしかない)。羽田が一番驚いていたようだった。「私たちは、北の山てっぺん、エリアで言うとC-8にいます」その声は紛れもなく津田彩花(女子10番)の声だった。彼女は髪を二つに結び、時々髪を結ばずにいるときがあった。しかし、二年生の11月頃、彼女は朱雀に想いを伝え、振られた後から眼鏡を外して学校に来ていた(どうして俺のタイプを?)。成績も良く、仲の良い聖奈とは大違いだし、聖奈は快活で大雑把、彩花は真面目でおおらかと、二人の性格は真逆だった。「こんな無意味な争いは辞めましょう?私たちは昨日まで一緒の教室で一緒に勉強して一緒にあそんできたでしょ?政府さんたちの一言で、クラスの友情が崩れちゃっていいの?6時の放送を聞きましたか?そこで何人の名前が呼ばれましたか!?私たちのクラスは42人で一つなんです!その一人でも欠けたら、クラスとは言えなくなるんではないでしょうか?小野君が殺された時、私もクラスメイトを殺さないと殺されるって思いました」朱雀は、真の話で下を向いた。あの時は何もできなかった……。「でも、聖奈さんが一緒に呼びかけようって言って、すごく嬉しかったんです。私は一人じゃない……ずっと親友だった人に声を掛けられてもっと嬉しかった……」彩花は横を向き、涙ぐんで聖奈の顔を笑顔で見た。聖奈の目にも涙と、そしてニッコリと笑った。「だから……みんなここに来てください。みんなで一緒に……考えましょ?」ぱらららら、その後に聞こえた。朱雀は立ち上がった。
2008.03.25
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13話 羽田賢治「この野郎!邪魔すんじゃねぇ!!」直輝は撃たれた腹部を抑えながら立ち上がり斧を構え、羽田へ向かって走っていった。羽田は表情を変えず、ただショットガンを構えていた。一瞬強い風が吹いた。香織は髪をおさえ、朱雀も髪をおさえた。直輝は風をきにせず、羽田にだけ集中していた。そしてまたバァーンと銃声が響いき、直輝の腹部の上辺りに無数の銃弾の跡があった。直輝は高く宙に浮き、内臓が外部に顔をだしていた。ショットガンを直輝に構えていた羽田は、そのまま朱雀と香織に構えた。「おまえ等、武器をよこせ」朱雀はナイフを右手に持ったまま、両手を挙げた。「ナイフを捨てろ」ショットガンを構えたまま言った。朱雀はナイフを、手を挙げたまま下に落とした。「他にないのか」「ナイフと、カッターナイフだけだ」朱雀はデイパックの中にあるウージーピストルは黙っていた。バレて持っていかれると生存確率が大幅に減るからだ。羽田は鼻で笑って見せた。「夕城、敵を見たら容赦しない心は誉めてやろう」羽田はショットガンを下げ、直輝の死体の方へ歩いていった。「殺したくて殺したんじゃないんだ。俺はただ……」羽田は手でそれを制した。「分かってる。そこのお姉ちゃんを守るため……だろ?」羽田は直輝の斧を手に拾いあげながら言った。夕城は顔を赤らめた。「そういう考えも悪くないがな……これで二人めだ」朱雀は表情を変えた。「なに?」「河田太郎って奴だっけ?俺は自分を守ったんだ?おまえも身を守るために一人殺したろ?」朱雀は首を横に振った。「俺も二人だ。呆気なく殺しちまったんだ。このゲームにのっちまった……」羽田は二人の方へ少しずつ歩いていった。「いいか?この幸せゲームはそういうルールなんだ。殺すのが当たり前だ」「違う!他に生き残る方法があるはず……」いい終わる前に羽田が口を開いた。「甘いんだよ兄ちゃん。そんな甘ったれた考えでスイートハニーを守れるのか?」「す、スイー……」また言い終わらないうちに香織が口を開いた。「そんな……私なんて……」羽田はそんな二人を見て、笑みの表情を浮かべた。だがすぐ表情を強ばらせた。「みんなァ、聞こえる!?」残り34人この後、ゲーム進行は思わぬ展開に!?謎の転校生、羽田賢治の正体が明らかに!
2008.03.20
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なんと今日は卒業式でした。義務教育が終わりを告げ、それぞれの道を歩んでいくわけです(^-^)正直泣きそうでした、堪えました。涙は見せたくない!てか僕の隣の席のお嬢ちゃんが泣いてたので、俺危なかったです(>_<)なんかこう、胸からじゅわじゅわじゅわ~っと、何かが伝わり、もう少しで目から汗が出るところでした(^O^)今、あの教室が恋しい(*`θ´*)どうもありがとうございました(o~-')b
2008.03.13
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12話 男たち朱雀は肩を押さえ、止血しようとした。だが手の甲の下部分から血が覗いていた。「夕城!」「大丈夫だ」朱雀はズボンのベルトに、鞘とナイフがあったのを思い出した。朱雀は鞘からナイフをひき、構えた。「ばかめ!斧相手にこんなちんけなナイフになにができる!?」「はっ、武器は大きさや威力の強さじゃねえ」朱雀はナイフを構えていた。守るべきものを、守ってやる!その思いがつまっているようだった。「やるかぁ!?夕城!殺してやる!」直輝は朱雀に向かって突進してきた。木々が風に揺られる中、香織はそんな二人の戦闘を不安げな顔を浮かべていた。二人が闘っている場所から西に少し行くと、小さな鳥居に賽銭箱、神社の建物があった。朱雀は直輝の斧を横へ縦へと交わしていた。朱雀もナイフを振るうが直輝の体には届かなかった。直輝は香織の存在に気付くと、香織のいる少し斜めになった地に向かってった。「があーっ!」直輝は香織に斧を振るった。おもいっきり振りすぎて直輝の体が前屈みに倒れた。だが香織の足からは、たらたらと血が流れ出ていた。斧の先端が足に命中したみたいだった。「チクショーっ!」痛みに苦しむ香織を見、覚醒したみたいだった。直輝も体勢を立て直し斧を横に振るった。だが、とっくに聞き慣れた音が耳を過った。ダァーン!銃声だった…………くっ、なんだ…?俺は撃たれてない……目の前にいた直輝がいなかった。自分の向いている左側を見ると、直輝は吹っ飛ばされたのか、そこで倒れながらもがいていた。銃声のした方へ向くと、巨大な銃(朱雀の知識からするとSPAS12だ)を構え立っていた。頭はほぼ丸刈りに近い髪型で、顔の左眉には二ヶ所の刀傷があり、ゴルゴ13のような顔には見覚えがあった。転校してきて、日が浅く、ゲーム開始前に自分に話しかけてきた男、羽田賢治だった。直輝は肩を押さえてこっちに歩いてきた。肩の他に、何ヵ所か銃傷ができていた。ショットガンは別名散弾銃……名前の通り、一回引き金を引くと何発もの銃弾が飛ぶのだ。羽田はまたショットガンのポンプを引き、構えた。続く
2008.03.11
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女子7番島崎仁美女子成績国語:3数学:2社会:2理科:2英語:3技術:3体育:2美術:2戦闘:3身長:160センチ体重:50キロ視力右:1.2左:1.0支給武器:農作業用カマ備考敦賀中きっての美少女と言われ、中学生らしからぬその悪女ぶりは不良少女の域を越え殆ど魔性。朱雀ら一般生徒のしるところでばないが、彼女の魅力に狂わされ破滅の道をたどった男たちも数知れず、と言われる。仲間の手嶌愛希や山田美紗の想像を越えるほどの悪女だ。しかし、幼いころの彼女は優しく素直だったという話も伝わる。なにがあったのか
2008.03.09
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第12話 男たちC-4地点夕城朱雀や仲島香織はこの地を移動し、隣地点のC-3に向かっていた。草原の広がるこな地は見晴らしが良いため、C-3に身を隠すことを考えていた。香織は疲れきっていたが、朱雀はそんな香織を手を引っ張ってリードして歩いた。「もう少しで休めるよ」朱雀は手を引きながら、香織の顔を見て言った。「うん、ありがとう」手を握られている香織は、照れ臭そうだったが、応じていた。しばらく歩くと、森林地帯に入っていた。C-3「待て!隠れよう」朱雀は強く香織の手 を引っ張り、木陰に隠れた。朱雀はそろっと木陰から覗いた。そこには、宇喜多直輝(男子2番)と戸川清(男子14番)がいた。直輝の右手には斧、清の右手にはハサミが握られていた。朱雀は少し驚いたが、「待ってろ」と香織に言い、立ち上がった。小枝を払い、直輝たちの方へ向かった。ガサッと音がなり、直輝と清は武器を構えた。「俺だ!」直輝たちは武器を下ろさなかった。「おまえたち、信用しあってるから一緒にいるんだろ?なら俺たちと行動しよう」直輝たちはこっちに向かってきた。朱雀は少し安堵した。が…………直輝は斧を朱雀に斬りつけた。清もハサミを上に掲げて走ってきた。どすっ、と朱雀は倒れその上に清が乗り、ハサミを掲げていた。朱雀は清の手を抑え清をおもいっきり蹴りあげた。どんっと清は地面に倒れた。朱雀はその姿を見て言った。「おっ、おい清……大丈夫か?」清の額には、ハサミが奥深くまで刺さっていた。「あっ……」朱雀は言葉が出なくなった。「うりゃー!」直輝は斧を斬りつけ、朱雀は交わしたが肩にかすり傷ができた。かすり傷にも関わらず、そこからは血があふれでていた。続く男子:15/21女子:19/21合計:34/42残り34人
2008.03.06
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第11話 稲葉と藤村C-9地点この北の山は、鳥の鳴き声や、森の囁きが響き渡っていた。この山から見ても、島は森だらけだ。南の山の左辺りは集落があって、そのずっと向こうに灯台が見えていた。稲葉忠志と藤村直人(男子18番)は、山の西側のC-9に隠れていた。「俺たち生き残れるかな」直人が小声で言った。忠志は直人の顔を見た。「当たり前だ、まず亮を探すぞ。脱出プランをまとめたら朱雀や龍太と合流だ」直人は少し驚いていた。忠志の言葉に……。「脱出!?なにいってんだよ。田村だって言ってたろ!?脱出は不可能だって……」忠志は静かに立ち上がった。「俺を誰だと思ってる?脱出なんてちょちょいのちょいだぜ!」忠志はガッツポーズをとった。直人は頷いた。「まずは近くの神社に行こう。そこにパソコンがあればラッキーだ。なかったら町に行くしかない」「でもよ、そこは11時に禁止エリアになるんだぜ?大丈夫なのかよ」忠志は左腕の時計を見た。「6時21分だ。まだ大丈夫。俺の計算でいくと……」忠志はデイパックの中の地図を取り出した。「ここはC-9だ。神社にはだいたい山を下って7時には着く。そこでパソコンを探すのに10分はかかりそうだ。なかったらすぐに町に向かう。町に着くのは8時半過ぎには町に着いている。パソコンを探すのに20分はかかるとしよう。神社でミーティングできるのは9時半頃だ。完全に間に合う」忠志の作戦に直人は驚くばかりだった。ああ、俺はなんていい親友を持ったんだ。「ああ!俺は忠志についてくぜ!」「よしっ、出発だ!」
2008.03.06
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男子13番千鳥龍太男成績国語:3数学:1社会:2理科:1英語:1技術:2体育:4美術:2戦闘:5身長:182センチ体重:74キロ視力右:2・0左:1・8支給武器:生徒に装着される首輪の探知装置(エリア内程度)備考幼いころは、体も小さく、悪ガキのいい標的だったが、テレビでジャッキー・チェン、そしてアニメのドラゴンボールを見て、強くなることを夢見、拳法を学び努力の末、県大会優勝及び全国大会第5位とものすごい記録を持った。必殺技である、『バルスターライバー』や、『エアーズクロウ』などは彼独自の技。やや口下手でぶっきらぼうなところもあるため付き合いにくいと誤解されがちだが、実際にはシャイな好漢。幼馴染みの杉嶋ようことは性別を越えた友情の仲。好きな人は別にいる。
2008.03.05
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十話 俺の仲間清水貴仁は、霧島翔の襲撃を逃れ、H-1地点から、東に向かい、今はI-4地点にいた。自分の仲間である、工藤仁、薗田勇輝が、霧島の手に散ったのを目の当たりにし、放送で彼らが呼ばれた時、貴仁は拳を握りしめていた。くそっ!ボスがあそこに呼び出したのは俺らを殺すためか?いやっ違う。ボスが河島を殺した時言ってた。コインを投げて裏がでたからこのゲームに乗ったって……。完璧で……俺たちの王である霧島翔が……どうでもいい。仲間を殺した仲間なんて、ボスじゃねえ!一生絶対の忠誠を誓った。だが……霧島!おまえを見つけ出して殺す。貴仁にとっては大きな決断だった。自分は不良だから、当然仲間になってくれるクラスメイトなんているわけがなかった。でも、それはは形で……副リーダーというのも形だけで……弱い者虐めなんてしないし、女にも優しくしてきた。それに、女子の不良グループの島崎仁美、手嶌愛希(女子11番)、山田美紗(女子21番)よりも悪質なことなんてしてない。でも不良は不良、誰も宛にしない方がいい。霧島翔は、俺一人で片付ける。
2008.03.05
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生徒名簿 6:00男子1:稲葉忠志2:宇喜多直輝3:小野真(X)4:河田太郎(X)5:木野秀樹6:霧島翔7:工藤仁(X)8:笹井晴彦9:清水貴仁10:杉田亮11:薗田勇輝(X)12:田中慎13:千鳥龍太14:戸川清15:西田秋種16:野上俊文17:羽田賢治18:藤村直人19:本多定政(X)20:夕城朱雀21:吉川隼人女子1:相川夕夏(X)2:石原奈緒子3:江藤早苗4:小田沙耶香5:河島理花(X)6:真田希美7:島崎仁美8:杉嶋ようこ9:滝田聖奈10:津田彩花11:手嶌愛希12:中川夕乃13:仲島香織14:仁科あゆみ15:根本さくら16:野川杏里17:浜野楓18:平野愛19:松本ゆり20:南春香21:山田美紗男子:16/42人女子:19/42人残り35人
2008.02.29
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九話 最初の夜明け『それじゃあ死んだ人報告します』朱雀はカバンの中にいれてあった地図を取り出した。「どうしたの?」香織が聞いた。「死んだ奴のチェックだよ。悲しいけどな。ここに名簿があるだろ?そこへチェックする。それに禁止エリアも放送するからな」それを聞いて香織は首に下げてあった地図を手に取り、カバンの中から黒ボールペンを取り出した。『死んだ順番だ。男子19番、本多定政』定政……俺が殺しちまった…『女子1番、相川夕夏、女子5番、河島理花、男子11番、薗田勇輝、男子7番、工藤仁、男子4番、河田太郎。以上だ。最初からペースがいいなぁ先生嬉しいな』「なっ!もうそんなに……後35人…… 」「……なんだか……悲しい気持ち。名前呼ばれた人たちは私に縁なかったけど……クラスメイトだから」香織の目に、涙が浮かんでいた。朱雀も泣きそうだった。ずっと一緒にいたクラスメイトたちが、だんだんと減っている……そう考えると胸が痛くなった。『次に禁止エリアなぁ。メモしっかりとって、間違えんなよ。7時からA-2、9時からH-1、11時からI-8、以上だ。みんなぁ、:友達が死んで辛いかも知れないけど、元気出さなきゃ駄目だぞ:じゃまたなぁ』続く朱雀が今合流したがっているクラスメイトは以下の通り男子1:稲葉忠志10:杉田亮13:千鳥龍太女子2:石原奈緒子17:浜野楓18:平野愛
2008.02.29
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九話 最初の夜明け白々と最初の夜が明けてきた。夕城朱雀は、顔を上げて、青から徐々に白みを帯びていく空を、木立を透かして見た。ウバメガシや、椿や、恐らく桜の一種や、そのほか何種類かの木の枝と葉が周囲に複雑な網目を作り出して、香織と二人、自分たちのいる場所を覆い隠していた。地図で再確認した島は、ほぼ四角形の形で、島の南北にそれぞれ山が盛り上がっている。二人がいる場所は北側の山の西側、地図を区切る網目に従えば、エリアB-4に当たるはずだ。地図は等高線のほか、集落やその他の家、各種の施設(といっても診療所や消防団屯所や灯台や……そのぐらいのマークと、あとは自治会の集会場とか、漁協とか、そんなものぐらいだっが)、大小の道路が書き込まれたかなり詳しいもので、一体どこがどのエリアに当たるかは、地形や道路、まばらき散らばった人家の位置などから、何とか判断することができた。同時に、ここが紛れもなく地図通りの島であることも、夜のうちに山のやや高い位置から確認していた。黒く沈んだ海の中、大小の島影が点々と見え……そして、田村のの言った通り、明かりを消した見張りの船らしい影が浮かんでいるのも見えた。『皆さん、おはようこざいまーす』朱雀の思考が止まった。田村の声だった。拡声器がどこにあるのかわからないが、金属的な歪みは別にしてはっきり聞こえた。多分……あの分校ねみならず、少なくとも島の何ヵ所かに拡声器が備え付けてあるのに違いなかった。『担任の田村だ。午前6時になりました。みんな元気かぁ?』朱雀は顔を歪める以前に、その田村の明るい口調にあぜんとした。『それじゃあ死んだ人報告します』続く
2008.02.26
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男子6番霧島翔男成績国語:5数学:5社会:5理科:5英語:5技術:5体育:5美術:5戦闘:5身長:181センチ体重:58キロ視力右:2.0左:2.0支給武器:イングラムM10サブマシンガン備考中学進学時に敦賀中に越してきた美貌の少年。そもそも品行方正な大人しい少年だったと思われるが、清水貴仁との出会いから不良グループのリーダーに収まり、その宅越した頭脳と格闘術の鮮やかさで、近円一帯に名をとどろかせることになる。日本で一二位を争う企業社長の御曹司である。あらゆる点で完璧でありながら、無表情で、誰もが笑顔を見たことがないという。何らかの病理性も疑われる。いずれにしても、コイントスの結果殺人マシンと化した彼こそ今回ゲームの【優勝候補】最右翼。
2008.02.20
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男子1番 稲葉忠志 男 成績 国語:1 数学:4 社会:2 理科:3 英語:5 技術:5 体育:5 美術:3 戦闘:4 身長:172センチ 体重:59キロ 視力 右:1.9 左:1.8 支給武器:ベレッタM92F 備考 夕城朱雀にも匹敵する運動能力を持ち、敦賀中バスケ部でのデビュー戦では、補欠にもかかわらず、劇的な活躍でチームを逆転勝利に導いた。世俗的な両親を軽蔑する一方で、反政府活動に関わっていた叔父からは強い影響を受けており、その指導のもと、コンピューター技術からストリートファイトまで多くのことを学んだ。ダース単位のコンドームが標準装備というプレイボーイだが、本当の意味での恋人はいない。B組のお調子者代表・杉田亮は親友。左利き。妹と弟がいる。
2008.02.20
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七話 烈震 羽田賢治【I-8地点】河田太郎は、島で一番大規模な集落で身を隠していた。先ほどタイプライターのような銃声が聞こえ、怯えてしまったのか、動けなかった。あの銃声で誰かが殺された……誰なんだ、とばかり考えていた。もうすぐ夜が明ける、その証拠として、外は少し明るくなっていた。彼はこの5月21日を一番楽しみにしていた。修学旅行だからだ。だが、楽しみに来てみれば、変な……いや、残酷なゲームに引きずられていた。なんだ……俺が一体何をした……!?太郎は、集落の中心の家に身を隠していた。キッチンがあり、右側には液晶テレビがあった。自分の右手には、しっかり鋏(はさみ)が握られていた。太郎は家をでて、クラスメイトを殺るべきか、ここに身を潜めているか、迷っていた。だが、決断は早かった。殺ろう……殺って自分が生き残ろう。玄関のドアノブをゆっくり捻り、前へと引いた。右手に鋏を構え、辺りを警戒した。誰かの足音がした。自分の左側から……草の影に隠れ、誰なのかを確かめた。その足音、羽田賢治(男子17番)と確認できた。羽田の肩には、大きな銃がかけられていた。そうだ……やつがここを歩いていったら、後ろから殺ろう。考えている間に、羽田は自分の場所を過ぎていった。太郎は身を出し羽田の後を追った。近くまで来て叫んだ「死ねぇ!!!」羽田はスルッと後ろを向き、ショットガンを構え、放った。太郎との間隔は、僅か二メートル程度だった。太郎の腹がふっ飛び、腸が飛び出ていた。「俺の手では殺したくなかったのだがな」河田太郎 死亡 〈残り35人〉男子:16/21女子:19/21合計:35/42
2008.02.20
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男子17番 羽田賢治 男 成績 国語:5 数学:4 社会:4 理科:5 英語:3 技術:5 体育:3 美術:4 戦闘:5 身長:183センチ 体重:84キロ 視力 右:1.6 左:1.4 支給武器:SPAS12(ショットガン) 備考 中学3年になると同時に転校してきた謎の転校生。誰とも親しくなろうとせず、無口。無精髭を生やし、髪を丸刈りにしてある。16歳であり、大怪我の理由で留年している。顔には二ヶ所の刀傷、体には数ヶ所の丸い傷がある。背がクラスで一番高く、誰とも親しくしないことから、クラスのみんなから怖がられている。彼と霧島や朱雀が本気で喧嘩したらどっちが勝つだろうと噂するクラスメイトがいる。
2008.02.19
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六話 幻惑 霧島翔「な、なんだよ」貴仁は青ざめた表情だった。薗田も、仁も、驚いた。「オレはどちらでもよかったんだ」貴仁たちの目は、恐怖を見るような目だった。「ど、どっちでもって……ボスッ、どっちでもっいいって、何が?」薗田が口を開いた。「今回のことにしても、オレはどちらでもよかったんだ」貴仁は、自分の心臓が早く動いていることがわかった。「オレはここに来た……河島がいた……河島は逃げようとした……オレはとりあえず河島をつかまえた。そこでオレはコインをなげた。表が出たら、お前の言うとおり……政府の連中と戦う……そして」霧島の言葉が終わらないうちに、貴仁はようやく気づいた。まさか……そんな……信じたくはなかった、そんなことはないはずだった。霧島は王であり、自分はよき参謀であったのだから。仁も、薗田も同じだった。それな永遠に変わらない忠誠だったからだ。そう……霧島の今の髪型……オールバックのその髪型だって、貴仁たちが勧めたのだからだ。「そのほうがいいよ、コワそうでさ、ボス」そして、その髪型を変えていない。それは、つまらないことではあるけれども、しかし、貴仁にとっては、自分と霧島の関係を示す一つの象徴だったのだ。「このゲームにのる」霧島の右手には、カステラの箱のように大きなサブマシンガンが構えられていた。貴仁たちは反射的に岩肌へと身を隠した。ぱららららと音が響いた。「貴仁、どうすんだよ」仁が聞いたが貴仁は声が出なかった。パァーンという音が貴仁と仁の右側から聞こえた。薗田が霧島に発砲したのだ。貴仁も応戦した。銃は3人で二挺しかなく、貴仁の支給武器、《ワルサーP38》、薗田の支給武器、《タクティカルマスター》だけだった。仁の支給武器は《斧》で、マシンガン相手では使い物にならない。勇輝は岩肌から身を出し、霧島に発砲する。「下がれ!勇輝!」遅かった。マシンガンをまともに受け、そのまま仰向けに倒れた。「勇輝!」勇輝の死に、仁もでた。「貴仁、頼んだ」仁は斧を構え、崖に向かった。ぱららららとなり終わったあと、仁も倒れた。「くそぉ!」貴仁は岩肌に隠れながら、その場を離れようとした。銃弾を受けたが、その場を凌げた。男子7番 工藤仁男子11番 薗田勇輝女子5番 河島理花 死亡 〈残り36人〉男子:21/17女子:21/19合計:42/36
2008.02.19
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六話 幻惑 霧島翔清水貴仁(男子9番)は、海岸沿いを歩き、今は、不良グループのメンバー、工藤仁(男子7番)と薗田勇輝(男子11番)と共に、リーダーである霧島翔(男子6番を待っていた。彼たちは、ゲーム開始前に、なんらかの方法で連絡をとったのだ。集合場所を書いて、グループで回した。書き出したのは、あの霧島なのだが……。H-1地点「貴仁、ボスは本当にこの場所っつったのか?」仁はそわそわしていた。「当たり前だ。俺が間違える訳がないだろ」貴仁も、なにかそわそわしていた。薗田は、岩肌に座り、海を眺めていた。何事も完璧な霧島と一緒なら、政府をぶったおせる。他のクラスメイトを殺すのもいいが、生存して家に帰れるのはわずか一人だけだ。どうせならみんな一緒に生き残りたい。彼、貴仁の考えだった。「貴仁」薗田がやっと口を開いた。「なんだ?勇輝」「俺たち、生き残れるかな」薗田は下を向いて言った。「馬鹿やろう!当たり前だろ」貴仁は笑いながら言った。貴仁は小学生の時から、喧嘩三昧だった。自分は頭も悪く、喧嘩が自分の存在を見せつける唯一の方法だったからだ。中学校にはいっても、喧嘩三昧だった。工藤仁と喧嘩もした。中学の先輩3人に絡まれ、初めて喧嘩に負けた。その時に、霧島翔と出会ったのだ。それ以来、彼をずっと慕ってきた。ぱららららと、タイプライターのような音が耳に入った。貴仁たちは立ち上がった。すぐ近くのような感じだった。「なんだ」仁は少し戸惑っていた。マシンガンのような銃声だったからだ。「近いぞ」貴仁は一歩前へ出た。バタッと何かが落ちる音がした。3人は、音のした方へ走っていった。「河島!」そこへ横たわっていたのは、河島理花(女子5番)だった。体中に、多数のクレーターのような穴があいていた。クレーターから、赤い液も流れ出ていた。「誰だ!」貴仁は、崖上に叫んだ。自分を失いそうだったが、押さえた。「俺だよ、貴仁」「えっ?」崖上には、霧島が立っていた。「ボス!ボスが河島を」霧島は頷いた。「一緒に政府倒すんだろ?俺ら手伝うよ」霧島は首を振った。「な、なんだよ」続く
2008.02.19
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女子13番 中島香織 女 成績 国語5 数学5 社会5 理科5 英語5 技術5 体育2 美術5 戦闘1 身長160センチ 体重50キロ 視力 右0・1 左0・2 支給武器:カッターナイフ 備考 夕城朱雀が思いを寄せる女性。彼女も朱雀に好意を寄せている。頭脳はトップクラスだが、成績オール5の霧島翔には劣る。女子ではトップの成績を誇り、同じくらいの成績である平野愛や浜野楓とは仲がよい。髪の毛は二つに結び、眼鏡をかけている。眼鏡をかけていないときも可愛いということで、男子からは人気がある。朱雀と付き合えば、文句なしの美男美女カップルと言えるだろう。クラスメイトを思いやり、プログラムでは、三人を殺した朱雀を怒鳴るという行動も見られる。
2008.02.14
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五話 決意「あたしよっ」夕夏はソーコムを下げなかった。辺りは暗く、顔が見えなかったが、声で分かった。自分が一番苦手な女だったからだ。島崎仁美(女子七番)だった。「仁美……!」「この銃で、あたし殺すの?」仁美が言った。「ううん、ごめんなさい。ちょっと不安だったの」夕夏はすっとソーコムを下ろした。「あたしも……ひとりで怖かったの」夕夏は戸惑った。仁美からそんな言葉が……不良チームの長からそんな言葉が聞けるとは思わなかった。「一緒にいてくれる?」夕夏は頷いた。「もちろん」二人はその場に座った。しばらく沈黙があったが、仁美が話を切り出した。「好きな子はいるの?」「いるよ」夕夏は笑顔で言った。「誰?」夕夏は照れるように言った。「夕城くん」仁美はニヤッと笑った。「もう会えないよね。夕城に」「なんで?」仁美は立ち上がった。「あたしに殺されるから」夕夏は逃げるように腰をあげたが、時既に遅し。夕夏は首に激痛が走った。最後の力を振り絞って首筋を見た。首にずぼっと、農作業に使うような鎌が、首筋をしっかりと捕まえていた。「あたし、このゲームで変われるかも」女子1番 相川夕夏 死亡〈残り39人〉男子19/21人女子20/21人残り39/42人
2008.02.14
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四話 夕城朱雀「大丈夫か、中島」朱雀は香織の方へ歩いた。「夕城……ありがとう」「ああ……だが殺しちまった……クラスメイトを……友達を」朱雀と本多定正は一年の時はよく遊んでいた。しかし、二年の時は、朱雀は稲葉忠志や千鳥龍太、杉田亮と仲がよくなり、定正は戸川清(男子十四番)と仲よくなり縁がなくなった。「本多君はこのゲームに乗ったんだよね。他の人たちも乗ってしまったのかな」「大丈夫、もうこれ以上誰も死なせない」香織は下を向いた。「楓と愛、大丈夫かな」朱雀は笑ってみせた。「あいつらもまとめて守ってやるよ」E-3付近相川夕夏(女子一番)は、海岸の方角から北上していた。森の方へと入っていった。木々の葉が夜明けの光を遮っており、光は全く当たっていなかった。相川の支給武器である、ハイグレードソーコムmk23(45口径強化弾を撃つ特殊部隊攻撃ハンドガンだ)を右手に持ち、デイパックを左手に持っていた。相川は足を止めた。自分が歩いてきた方角から足音が聞こえてきたのだ。「誰!?」相川は振り向き様にソーコムを構えた。「あたしよっ」男子19人女子21人合計40人
2008.02.12
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男子20番 夕城朱雀(男) 成績 国語:3 数学:0 社会:5 理科:1 英語:0 技術:3 体育:5 美術:5 戦闘:5 身長:170センチ 体重:58キロ 視力 右:2,0 左:2,0 支給武器:ウージーピストル 備考 俊足の持ち主で、最高タイムが11,5。視力も聴力も良く、かなりの地獄耳だ。喧嘩も強く、一年の時は千鳥龍太と、二年の時は稲葉忠志と、三年の時は霧島翔と喧嘩し、一年に一回は大きな喧嘩をし、どの喧嘩も敦賀中学を騒がせ、教師たちも太刀打ちできなかった。モデルガンを集めるのが趣味で、銃には詳しい。外面はクールでさりげなく優しいが、裏の性格は恐ろしく、アニメやゲームのオタク(自称アニマー、ゲーマー)。女子にはすごくモテ、女子13番の中島香織に好意を抱いている。天体観測が趣味
2008.02.10
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四話夕城朱雀悲鳴が聞こえ、朱雀はそのほうへ走っていった。生い茂る草を手ではらいながら、悲鳴の方へ走っていった。「中島……」中島を捕縛していたのは、本多定正(男子19番だった。本多は涎を垂らし、不適な笑みを浮かべて朱雀を見ていた。「本多……中島から離れろ」夕城の顔が険しくなった。「へへっ、夕城、大好きな中島と一緒にいて何が悪い?」夕城は顔をしかめた。「嫌がってるだろ」「嫌がってないよ」「離れろ」「いやだぁーーー!」本多はナタを手に持ち、走った。朱雀は途中、校庭で拾ったアーミーナイフを手に持った(ウージーピストルで戦えるのだが、互角の勝負をしたかったらしい)。ナタとナイフが交差した。キーンと音をたてた。定正はナタを横へ振り、ナイフを回避したが、朱雀は右手で持ったナイフを左へと持ちかえ、本多の肩を捕らえた。「うぐっ!」本多は肩を押さえ、後ろへ何歩が下がった。だがまたナタを掲げて朱雀へ走った。「中島は渡さなあい!」本多は朱雀のいる方へ全力で走った。朱雀も逃げるように走った。しかし朱雀は大樹のある方へ全力で走った。「まてぇ!」後ろの方で本多が叫んでいたが構わなかった。朱雀は大樹の前で止まり、本多の方を向いた。「ひやぁ!」本多は声をあげ、こちらに全速力で走ってくる。朱雀は大樹に向き直り、木の淵を足で蹴り、大樹を走るようだった。ばぁーんっ、と足を踏みあげ、本多の頭上を飛んだ。朱雀は右手のナイフを下方へ思いっきり投げ、回転して着陸した。本多は倒れていた。下に投げたナイフが、見事丸坊主の頭に、奥深く突き刺さっていた。朱雀は本多の頭に刺さったナイフを抜いた。そして中島の方へ歩いていった。「大丈夫か、中島」男子19番 本多定正 死亡 〈残り40人〉男子19人女子21人合計40人
2008.02.05
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三話開始、デス・ゲーム廊下はとても暗く、闇で覆われていた。だが、デイパックを持ち、一歩一歩と外へ向かっていった。外のわずかな光が見え、朱雀は走った。だが、やはり闇の戸張がさしていた。朱雀はデイパックのチャックを開け、支給武器を確認した。「ウージーピストル・・・」ウージーピストルというのは、ウージーの小型で、23口径だ。7mmサブマシンガン。「まず、中島を探すか」校庭を通らず、裏庭へと向かった。裏庭は、草が生い茂ており、井戸がある。だが古井戸なのか、木が腐りかけていた。歩いていると草の道は抜け、砂利道にでた。だが砂利道を少し歩いたら、森の中へと入っていった。「きゃー」誰かの悲鳴が聞こえ、朱雀はその方向へと走っていった。男子20人女子21人〈残り41人〉
2008.02.02
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三話 開始、デス・ゲーム!険しい表情だった。忠志は立ち上がり、自分の荷物を取り、デイパックの方へ歩いた。「稲葉、先生お前に期待してんだぞ。頑張れな」忠志は田村を睨んだ。そしてデイパックを支給してくれる自衛隊、小笠原のもとへと向かった。「頑張れよ」小笠原が言った。「はぁ~い。次、女子一番、相川夕夏」夕夏は怯えていた。怯えながらも、一歩、一歩と足を踏み出した。「大丈夫か、相川。女の子だからいい武器あげるなぁ。どれだろう」田村はデイパックを選び始めた。「よしこれだ。頑張ってこいよ」相川は外へと走っていった。「はい次、男子二番、宇喜多直輝」直輝も顔をしかめた。「おい宇喜多、そんな顔するな。早くデイパックもって行け」直輝は小笠原の方へと向かいデイパックを受け取り、走っていった。「次、女子二番、石原奈緒子。頑張れよ」「女子三番、江藤早苗」「男子四番、河田太郎」「女子四番、小田沙耶香」「男子五番、木野秀樹」「女子五番、河島理花」そして……「男子六番、霧島翔、おまえの番だ」霧島は机からおり、真の死体をじろじろ見ながらゆっくりと歩いていった。「霧島、じろじろ見んじゃねえ」朱雀が言った。友の死体を、笑みを浮かべながら笑う霧島を許せなかった。だが霧島は気にしなかった。「霧島、おまえ頑張れ」霧島は小笠原からデイパックを受け取り、ゆっくり外へと歩いていった。「次、男子二十番、夕城朱雀」朱雀は前を向き、ゆっくりと腰をあげた。真を見、「生き残りに行ってくる」と言い、小笠原の持っているデイパックをひったくった。「おっ、夕城、やる気満々だな」朱雀は田村に目を向け、廊下へと歩いた。男子20人女子21人〈残り41人〉
2008.01.31
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生徒名簿 男子 1:稲葉忠志 2:宇喜多直輝 3:小野真(Χ) 4:河田太郎 5:木野秀樹 6:霧島翔 7:工藤仁 8:笹井晴彦 9:清水貴仁 10:杉田亮 11:薗田勇輝 12:田中慎 13:千鳥龍太 14:戸川清 15:西田秋種 16:野上俊文 17:羽田賢治 18:藤村直人 19:本多定政 20:夕城朱雀 21:吉川隼人 女子 1:相川夕夏 2:石原奈緒子 3:江藤早苗 4:小田沙耶香 5:河島理花 6:真田希美 7:島崎仁美 8:杉崎ようこ 9:滝田聖奈 10:津田彩花 11:手嶌愛季 12:中川夕乃 13:中島香織 14:仁科あゆみ 15:根本さくら 16:野川杏里 17:浜野楓 18:平野愛 19:松本ゆり 20:南春香 21:山田美紗 男子21人 女子21人 合計42人 〈残り41人〉
2008.01.29
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二話友の声赤いものが散らばり、朱雀にも、そして他の生徒にもそれがかかった。朱雀は、赤いものが飛び散ると、顔を防御した。ゆっくりと前を見ると、真はうつ伏せに倒れ、血だまりに浮いていた。朱雀はゆっくりと真に近づき、膝をついて、真の背中にしがみつき、泣いた。「真……」《俺たちはっ、ずっと親友だ》男子3番小野真 死亡〈残り41人〉田村は、朱雀の姿をみ、「残念…実に残念だ。こいつのこと、可愛がってたのになぁ」朱雀は、田村を睨んだ。「なんだ夕城、その目は」朱雀は自分の怒りを押さえ、床に座った。「プログラムの説明をします。支給されるのは、水のペットボトル2本に、食料にコッペパンが3キレ、地図と方位磁石に武器が、君たちに支給されます。武器はランダムです。銃やナイフとは限りません。これはハンデをなくすためだ。海を泳いで逃げようとしても、待機してる政府の船が射殺しちゃうぞ。あとはこの島には誰もいません。君達と私達だけです。住民の人たちは快く協力してくれました。電話や水道は使えませんが建物の中に隠れるのは自由です。こうゆう場合は一箇所に隠れて動かないほうがかえって安全だからなぁ」みんなに安堵の顔が浮かんだが、「だけどそんなのは駄目だな。そんなことしてたら闘いにならないからなっ」田村は黒板に向き直り、地図のようなものを書き、縦と横に線をひき、縦には数字、横にはアルファベットを書いた。「だからぁ…政府はこのようなエリアを設けました。いいですか、『例えばD-5のエリアが危ないぞぉ』って…前島放送で先生が君達に知らせてあげます。そしたら急いでそのエリアから脱出して下さい。そうしないと……」朱雀はだいたい予測がついていた。「我が日本のハイテク技術を結集して造った……みなさんに装着してある首輪がっ……爆発するぞ!」全員が驚いた。「さて、この分校のあるエリアはみなさんが全て出て20分後に禁止エリアになります。それとっ、その首輪は君達の生死もコンピューターを通して先生に知らせてくれます。だから君達が闘おうとせずっ……24時間の間に死んだ人が一人も出なかったら……その時は全員の首輪が爆発します。つまりだ、優勝者はなしだ。いいかぁ、よく肝に銘じて下さいっ。君達は殺し合いをするしかありません。よし分かったなぁ。それじゃあ一人ずつ二分間隔で教室を出てもらいます。まずは、『男子一番、稲葉忠志』」険しい表情だった。
2008.01.29
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二話友の声突然、前の方で学級委員長の石原奈緒子が立ち上がり、「言っている意味が分からないです」と声を上げた。みんなの視線が奈緒子に集中した。前髪を分け、肩の下まで伸びた奈緒子は、やや張り詰めた表情だったが、それでもしっかりした口調だった。もっとも、奈緒子は、クラス全員が事故に巻き込まれたか何かして気絶していたのだとか、そういうようなシナリオを、多少無理にでも頭にでも描いたのかもしれない。「まさかこれって……」そう、委員長の奈緒子も解っていたようだった。「実は、担任の笹山先生な、このクラスでプログラムすること、反対したんだ」タンカーの布を開けた。中には赤く染まった物体が現れた。全員が叫び、後ろへと後退した。朱雀も険しい顔を浮かべた。「はいはい騒がない。これは駄目な大人だ。みんなもこんな大人にならないように気を付けましょう」すると真がバンっと立ち上がった。「なんだ、小野」「なにが駄目な大人だ?それはあんたらだろうよ!笹山は俺たちが殺し合うことを反対したんだ!正しいじゃねえか」田村は険しい表情をした。「誰に向かって言ってんだ?小野。今おまえが言ったことは政府に楯突くことだ。謝れ」真はさらに険しい顔をした。怒りが爆発したみたいだ。「正しくない大人に謝れるか!貴様、殺してやる!」朱雀は立ち上がり、真を止めようとした。だが時すでに遅し……。真の首輪が赤く点滅し、ピッピッと音をたてていた。朱雀は真を見ながら後ろへ下がった。「知ってるか?この首輪は心臓パルスに爆弾が入ってる。このスイッチを押せば、ボンッだ」ボンッと言った時、全員が後ろへ下がった。「クソッタレ」真がそういうと、朱雀に向き直った。「朱雀っ!俺たちはっ、ずっと親友だ」ピーッと首輪がなり、真は目を瞑った。バンッとなり、ピシャーッと音をあげた。赤いものが散らばり、朱雀にも、そして他の生徒にもそれがかかった。
2008.01.28
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バトルロワイアルでは大東亜共和国というのは日本のことです。まあ分かるだろうけど……大東亜共和国政府監修のコンパクト百科辞典から引用するとプログラム(ぷろぐらむ)名詞。一、出し物の名前と順序などを書いたもの(中略)四、わが国専守防衛陸軍が防衛上の必要から行っている戦闘シミュレーション。正式名称は戦闘実験第六十八番プログラム。1947年第一回。毎年、全国の中学校から任意に三年生の五十学級(49年以前は47学級)を選んで実施、各種の統計を重ねている。時間がありませんので、続きは学校から帰ってきたらで
2008.01.28
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二話 友の声たむらきまさと名乗った男、そう、朱雀たちが2年生の時の担任だった。田村が黒板を向き、白いチョークを握り、書きはじめた。「おい、なんだよ、ここどこだよ!」不良グループの工藤仁が怒鳴った。だが田村は動じなかった。田村は黒板にBRと書いた。「この法律なんだか知ってるか?」生徒は黙っていた。ただ立ちすくんでいた。その生徒を見て迷彩服の男が「着席しろ!」と怒鳴った。立っていた生徒たちは次々と地べたに座っていった。「まあ知らないのも無理ないなぁ。バトルロワイアル」それを聞いて、何人かの生徒がビクッとした。羽田は相変わらずタバコを吹かし、霧島はじっと田村を見ていた。冷たい目で―。「そこでおまえらに、ちょっと殺し合いをしてもらう」生徒は驚いた。だが信じられなかった。「最後の一人になるでだ。反則はない」真が手を挙げたので、田村は「なんだ、小野」といい、真に指を指した。「いきなり言われても困る。本当に殺し合うのか」と真が言い、田村は「ならなぜわざわざここに連れてくる」と言った。生徒たちは茫然としていた。「なんだ、まだ信じられないか」そういうと、ドアがまた開き、タンカーのようなものが運ばれてきた。上には白い布で覆われていた。
2008.01.27
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二話、《友の声》朱雀はしばらく羽田の顔を見、真に向き直った。「おい真、起きろ」 ゆっくりと肩を揺すった。真はうーんと言い、目をこすって体を起こした。首の銀色の奴に気づいたらしく、手を当てていた。朱雀は香織の肩も揺すって起こした。香織も体を起こし、首輪に気づいた。すると、次々と生徒が起き、仲のいい友達を起こそうと声をかけていた。羽田の方を見ると、窓にもたれながら、外を見ていた。そして腰ポケットからタバコ(セブンスター)を取りだし、口にくわえて火をつけていた。すると廊下の方から、無数の足音が聞こえ、ドアの方を見た。他の生徒も足音に気づいたのか、ドアを見た。そしてガラガラとドアが音を鳴らして開いた。カタッカタッと足音がなり、教卓に立った。顔は見えなかったが、眼鏡をかけ、ぼさついた髪の毛、ピチピチの服を着ていた。そして端に立っていた迷彩服の男が電気をつけた。目の前には見覚えのある男、そして迷彩服の男が6人程立っていた。「田村!」真が声をだした。「田村だと?」と忠志が言った。「よぅ、久しぶり。2年の時担任してたな。田村輝正だ。今回もまた、1組を受け持つことになった。宜しくな」続く
2008.01.27
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二話 友の声朱雀はふと目を覚ました。当たりは薄暗く、朱雀以外に起きている生徒はいなかった。朱雀の親友、小野真(男子3番)も眠っていた。中は教室のようで、前に教卓、黒板に、左上には鉄格子の上にテレビがあった。どういう訳か、廊下側の窓は、鉄パイプと鉄板で覆われていた。机は後ろに下げられていた。朱雀はふと時計を見た。時計は1時ちょうどを指していた(この暗さから、夜中だろう)。時計が操作されたんでもない限り、バスの中で朱雀が妙な眠気を感じてから五時間あまり経った翌日未明―。朱雀は目を周囲のクラスメイトを見回した。みんな床に体を預けて倒れていた。自分の隣に小野真、その斜め当たりに中島香織、香織を真ん中にするように左右に浜野楓と平野愛が、教室中央の方で稲葉忠志と杉田亮、左端には千鳥龍太(背が高いからすぐにわかった)。自分の首に違和感があるのに気付き、そっと首に手をあてた。形を確認すると激しくそれを左右上下に振った。カシカシと振る度に音が鳴った。真の首も確認すると、それは銀色で、金属性の帯みたいなものがついていた。香織にもそれがついていた。人の気配が感じたので、朱雀は教室の後ろ側を見た。羽田賢治だ。彼はもう目を覚まし、一番後ろの机に座っていた。後ろ側の左側には、霧島翔も起きていた。「兄ちゃん、もう起きたか。今のうちにクラスメイトの奴らの顔でもじっくり見ておけ。見納めになる」羽田が言った。見納め?やはりバスの中で、意識がなくなる前の予感が的中したんだ。羽田は三年になると同時に転校してきたやつで、額に2つの刃傷が見えた。体操服に着替える時に見たのだか、肩に2つの、月のクレーターのような傷もあった。「それは必要ない。覚悟はできている」「兄ちゃんは分かってるみたいだな。あと霧島もな」「・・・・・」霧島はなに一言も喋らなかった。続く
2008.01.27
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一話修学旅行成績の悪い朱雀は、話がついていけないのだ。本人も、くじ運が悪かったと嘆いていた。すると、隣の席に座っていた香織が、朱雀に話しかけていた。「今どの辺走っているんだろね」と聞かれ、朱雀は窓の方を向いた。そして言った。「まだ県内だ」それから話が続かなかった。香織たちの話は、勉強の話からコイバナへと変わった。朱雀は反応したが、また窓へと向き直った(香織以外の人が話しても興味は示さない。好意を抱いているようだ)。 しばらく時間が経ち、すると、ザワザワしたバスの中は、沈黙へと変わった。朱雀はおかしいと思い、周りを見渡した。委員長グループも霧島の不良グループも稲葉忠志も千鳥龍太たちも目を瞑っていた。どうやら眠っているようだ。朱雀は目を擦った。そう、朱雀も眠くなってきたようだ。 だが斜め後ろの方で何かを叩く音が聞こえてきた。朱雀はその方を向くと、羽田賢治(男子十七番)が、窓を叩いていた。そしてするっと腰がおりた。朱雀は薄れゆく意識の中見た。バスの運転手は何か、マスクをしていた。朱雀は思った。「俺たちの番か」続く
2008.01.25
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一話修学旅行福井県敦賀市敦賀中学校敦賀中学校三年一組は、バスに乗り、目的地である愛知県へと向かっていた。出発したのは午前9時、今現在、時刻は午後13時を回っていた。そこらを回るように、同じ所を回っていたが、宴会騒ぎの生徒たちは気づいていなかった。一番後ろの席には、不良グループの霧島翔(男子六番)を始め、工藤仁(男子七番)、清水貴仁(男子九番)、薗田勇輝(男子十一番)が座っている。霧島以外のグループは、騒いでいたが、霧島は、窓の外を眺めていた。オールバックにした髪型の下から覗く目は、冷たかった。「ボス、寒くないっすか?」と清水が声をかけるが、霧島は受け流していた。その前々の席には、稲葉忠志(男子一番)と杉田亮(男子十番)が座っていた。忠志が大笑いしているのは、亮がまた冗談を言っているのだろう。忠志たちが座っている場所の通路を挟んで左側には、千鳥龍太(男子十三番)が腕を組んで目を瞑っていた。亮が冗談を言うと、笑みを浮かばせていた。一番前の方では、担任の野田一郎を囲んで、委員長グループが騒いでいた。委員長は石原奈緒子(女子二番)で、グループには、江藤早苗(女子三番)、真田希美(女子六番)、滝田聖奈(女子九番)、中川夕乃(女子十二番)、仁科あゆみ(女子女子十四番)、松本ゆり(女子十九番)がいた。このグループは、ずば抜けて成績が良かった。そのちょっと後ろの席には、浜野楓(女子女子十七番)、平野愛(女子十八番)、通路を挟んで中島香織(女子十三番)、そして夕城朱雀(男子二十番)が座っていた。この女子三人は、委員長グループよりも勉強ができ、トップの成績を誇っていた。続く
2008.01.24
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女子1:相川夕夏(あいかわ・ゆうか)知力:3体力:2根性:1戦闘:02:石原奈緒子(いしはら・なおこ)知力:4体力:2根性:5戦闘:13:江藤早苗(えとう・さなえ)知力:2体力:0根性:1戦闘:14:小田沙耶香(おだ・さやか)知力:3体力:1根性:2戦闘:05:河島理花(かわしま・りか)知力:2体力:2根性:1戦闘:16:真田希美(さなだ・のぞみ)知力:4体力:1根性:2戦闘:07:島崎仁美(しまざき・ひとみ)知力:2体力:1根性:1戦闘:08:杉嶋ようこ(すぎしま・ようこ)知力:5体力:2根性:2戦闘:29:滝田聖奈(たきだ・せいな)知力:2体力:2根性:2戦闘:010:津田彩花(つだ・あやか)知力:2体力:1根性:1戦闘:011:手嶌愛季(てしま・あいき)知力:4体力:2根性:2戦闘:112:中川夕乃(なかがわ・ゆうの)知力:3体力:1根性:2戦闘:113:仲島香織(なかじま・かおり)知力:5体力:3根性:4戦闘:214:仁科あゆみ(にしな・あゆみ)知力:2体力:4根性:1戦闘:115:根本さくら(ねもと・さくら)知力:2体力:5根性:4戦闘:316:野川杏里(のがわ・あんり)知力:3体力:0根性:1戦闘:117:浜野楓(はまの・かえで)知力:5体力:2根性:3戦闘:118:平野愛(ひらの・まな)知力:5体力:3根性:2戦闘:219:松本ゆり(まつもと・ゆり)知力:4体力:2根性:1戦闘:120:南はるか(みなみ・はるか)知力:2体力:1根性:0戦闘:121:山田美紗(やまだ・みさ)知力:2体力:3根性:5戦闘:1
2008.01.22
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能力は最大5、最低を0とする1:稲葉忠志(いなば・ただし)知力:5体力:3根性:4戦闘:42:宇喜多直輝(うきた・なおき)知力:2体力:4根性:3戦闘:33:小野真(おの・まこと)知力:3体力:1根性:2戦闘:24:河田太郎(かわだ・たろう)知力:2体力:2根性:2戦闘:35:木野秀樹(きの・ひでき)知力:0体力:4根性:2戦闘:26:霧島翔(きりしま・しょう)知力:5体力:5根性:5戦闘:57:工藤仁(くどう:じん)知力:0体力:3根性:3戦闘:28:笹井晴彦(ささい・はるひこ)知力:4体力:0根性:0戦闘:09:清水貴仁(しみず・たかひと)知力:0体力:4根性:5戦闘:410:杉田亮(すぎた:りょう)知力:1体力:1根性:0戦闘:111:田中慎(たなか・しん)知力:2体力:3根性:2戦闘:2千鳥龍太(ちどり・りゅうた)知力:2体力:3根性:5戦闘:514:戸川清(とがわ・きよし)知力:3体力:0根性:2戦闘:115:西田秋種(にしだ・あきたね)知力:0体力:4根性:5戦闘:216:野上俊文(のがみ・としふみ)知力:2体力:2根性:1戦闘:317:羽田賢治(はねだ・けんじ)知力:5体力:5根性:4戦闘:518:藤村直人(ふじむら・なおと)知力:2体力:1根性:1戦闘:319:本多定正(ほんだ・さだまさ)知力:0体力:4根性:1戦闘:220:夕城朱雀(ゆうき・すざく)知力:1体力:5根性:5戦闘:521:吉川隼人(よしかわ・はやと)知力:2体力:3根性:1戦闘:1
2008.01.22
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一章 希望満ちる時「王国再建……どう思う」シヴァは男たちに聞いた。「そうですなぁ、簡単とは言えませんが、やってみる価値あります!」「そうですよ。俺たち着いてきますよ」固い意志のなか、決まった決断だ。だが王国再建は、難民であるシヴァたちには夢の又夢だ。「まずは人助けだ。飯くばるぞ」シヴァが言うと、四人の男は、おー!といい、砂漠方面へと向かった。「やっぱ暑いなあ。森んなかも暑いけどここは二倍だな」フロンシアは12月16日と冬だが、広大な砂漠の温度が全土の気温を上げていた。そのせいで、水も乾上がっていた。フロンシアは内陸部にあり、海に面していない。フロンシアと面している全部の国は、敵対していた。水の輸入はできず危機に陥っていた。「た、大変です!」すると、砂漠の奥から男が走ってきた。「どうした?」「北のアース帝国で内乱があったらしいですよ!」シヴァは顔しかめた。「サン王家のシャリヴァーが、アース帝国家のグラジオラスを討ち取り、民は圧政から解放されたようです」「なに」続く次回:再建
2008.01.19
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ヒーローオブフューチャー承け継がれし魂の部紹介!一部:アースの平和二部:フロンシアの難民三部:二人の英雄四部:女勇者五部:女に溺れた男六部:諸公連合本編:承け継がれし魂番外編:紅蓮の焔
2008.01.18
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序章フロンシアの難民アースのはるか南の国フロンシアは、隣国セルキア王国に敗れ、フロンシア王家の者は、老若男女関わらずに殺された。セルキアの王は若く、性格は第一部に登場したグラジオラスみたいだ。だが、なにか落ち着いた感じで美男だ。フロンシア国内フロンシアは回りを見渡すと、〔砂漠〕、〔崩壊した森林〕、〔ボロボロになった建物〕ばかりだ。そして今にも死にそうな難民たち……どこの国からも攻められなくなったが、裕福に生活しているフロンシア国民はいない。寧ろいるはずがなかった。フロンシアは、全土に渡り全壊していた。食べ物は、国内にいる動物を狩らないと食べられない。蚯蚓だろうが、蛙だろうが、ゴキブリだろうが、食べなければ生きていけないのだ。水もあまりなかった。「食いもんとりにいくか」まだ豊かな森林に身を潜めていた男〔シヴァ〕が、4人の男と歩いていた。シヴァは、19歳と若く、フロンシア戦争で両親を失ったのだ。シヴァは、自分の食料だけでなく、難民にも食料を与える難民のなかの勇者であった……続く次回:希望満ちる時
2008.01.18
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第二部プロローグ717年12月13日~15日、アース帝国の内乱、パルトルティアの戦いがおこり、アースの民はグラジオラスの圧政から解放された。サン王家のシャリヴァーが帝王となり、国は一つにまとまった。そこからはるか南のフロンシア国は、王はいず、難民の国だった。第二部フロンシアの難民感動を伝える物語が、今幕を開く・・・
2008.01.17
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一部最終章さらば父よ…決心だった。プライドもなにも関係なかった。民への圧政の解放……それがシャリヴァーの反乱を起こした理由の一つだ。民はシャリヴァーを期待している。それを裏切るのは、民が一揆を起こしかねない。アース帝国軍「バーダリッターども!この儂を討てるか!?」グラジオラスは、豪腕でバーダリッターを切り裂いていた。「ははははは!シャリヴァー!儂と戦え!」気が動転していた。今のグラジオラスの状態は、バーサーカーなみだった。すると、グラジオラスの背後から、若々しい声が響いた。「グラジオラス!ここだ」シャリヴァーだった。片手には、サン王家に伝わる、太陽剣・サンベルトだ。「シャリヴァー!呼び捨てはないだろ?おまえの父だろが」「おまえは我が父にあらず!母を殺し、民を苦しめる……そんな奴は父じゃない!」「ほうそうか。ならいい」グラジオラスは鞘から剣を抜いた。アース帝国家に伝わる、烈剣・アルタムスだ。「かかってこいやぁ!シャリヴァー」グラジオラスはシャリヴァーの方へ走っていく。シャリヴァーは迎え撃つように構えた。キーンと甲高い音がなった。二人の剣が、バッテンを描いて交えていた。グラジオラスは、シャリヴァーを押していた。シャリヴァーは苦痛の顔をした。「どうした!さっきの元気はどうしたぁ!」シャリヴァーは笑みを浮かべた。グラジオラスは力任せに押している。頭を使った。「なにっ!」シャリヴァーは、グラジオラスの剣を左に返り、後ろへ回った。「頭を使え」グシャッ!と何かを踏んだような音がした。当たりは赤色に染まり、血しぶきが舞っていた。「ぐっ!シャリ……ヴァー」グラジオラスはうつ伏せに倒れた。シャリヴァーは鞘に剣をおさめた。「さらば……帝王よ」シャリヴァーは夕日に照らされ、歩いていった。後、アース帝国は悲運を膿み、またシャリヴァーも悲運の帝王であった……第一部・アースの平和 完
2008.01.15
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6章 終わりの彼方「父はたった一人の父なんだぞ!」シャリヴァーとて悪魔ではない、人間として当たり前の心を持っている。「親は一人しかいない。誰だってそうだ。俺には父グラジオラスがおり、母アリアスがいる。俺を手一杯育て上げてくれた。だから今の俺がいるんだ」「ごもっともでしょう。だが、それはあなた一人の考え、みなの意見を尊重してください。我々軍人は、負ける戦はしてはならぬ、総大将を生き残らせるのは我々の負け、王子はいつもおっしゃてましたよね?」シャリヴァーは下を向いた。父グラジオラスを生き残らす……それは民の期待を裏切るもの、それはわかっていた。「分かった。父グラジオラスを殺す」決心だった。
2008.01.14
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テイルズオブヴェスペリア!ジャンルは正義を貫き通すRPG分かったのはそれくらいです(>_<)なにかわかったらここにまた書きます
2008.01.13
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