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August 6, 2010

BMW

欧州の燃費規制は、２００６年にEUの平均値で160g/kmだった新車のCO2排出量を

欧州自動車工業会（ACEA）は０８年、日本自工会（JAMA）と韓国自工会（KAMA）は

０９年に140g/kmまでCO2を削減する自主規制でしたが、達成が困難との見通しから

２０１２年～１５年にかけて130g/kmまで引下げようというものですが

欧州委員会の案は、燃費改善余地の少ない小型車が不利にならないように０６年の車重

とCO2の関連を示すトレンド線を130gまで引下げ、それを水平方向へ60％傾けたライン

でCO2排出許可量を車輌重量ごとに設定し

また

救済措置として、 プーリング制

形成し、資本関係に関係なく欧州当局に届ければ排出量を融通でき、それでも未達成

な場合、罰則として1台当たり未達成1グラムにつき１２年20ユーロ、１３年35ユーロ

１５年60ユーロ、１５年以降95ユーロの罰金を課すもだったと思います

燃費規制

　icctより

対してドイツは、環境に優しいイメージがありますが大型車の多く０６年度のデーター

から判断すると、ベンツは46g/km、BMWは45g/km、フォルクスワーゲンは31g/kmと

大幅な削減努力を求められ、ドイツ自動車工業会は重量別規制値が導入されても不利に

なるとして政府を巻き込んで

「我々の利益のために闘う」(ドイツ首相)

欧州委員会の規制案は容認しがたい」（ドイツ経済大臣）

「目標未達成の場合の罰金が高すぎる」（ドイツ自動車工業会）

・・・・・と、おおきく反発

激しいロビー活動を展開することで、目標達成時期は１２年に新車の65％の平均値で

１３年75％、１４年80％、１５年100％と段階的に達成させるフェーズイン方式に

3g/km超過で25ユーロ、4g/km以上は95ユーロ、１９年以降は1g/km超過で95ユーロとなる

よう当初案を大きく後退させることに成功し、ドイツにとって少し残念なのは長期的な

目標として２０年の排出基準値を平均110グラム/kmを主張したのに95グラム/kmになった

ことぐらいでしょうか?

後・・・・・

０７年の平均値マイナス25％が基準となり０７年が307g/kmだとすると、230g/Kmとする

ことができ

また

年間1万台以下の超ニッチメーカー（フェラーリなど）は特典があるようです

また

ベンツの会長がルノー・日産との提携につて

「協議の出発点は、CO2削減に最も役立つセグメント、排出量の少ないエンジンだった」

と会見したり、ＰＳＡが三菱自動車と提携し日産や三菱自動車の電気自動車技術を頼りに

する理由は、CO2排出量50g/km以下の車（電気自動車など）はスーパークレジットがあり

１２～１３年に登録すると3.5台分、１４年は2.5台分、１５年は1.5台分としてカウント

できるからだと思います