BMW 自動車 t3109

BMW 自動車 t3109

March 21, 2013
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欧州車は排ガスと燃費値を粉飾?




で、データを粉飾するためにさまざまな不正が横行しているとベルギーの環境団体

トランスポート&エンバイロメント(T&E)が公表しました

具体的には

*抵抗を減らすために必要以上に空気を入れたスリックタイヤを用いる

*空気抵抗を抑えるために車体と窓の隙間をテープでふさぐ

*サイドミラーを取り外す

*摩擦を低減させるためにブレーキを外す

といった行為が行われているという

NNA EU 環境団体、自動車のテストデータの粉飾批判


これだけ読むと意味不明なのでautobloggreenの記事を読んでみました

Carmakers taking advantage of EU fuel economy

http://green.autoblog.com/2013/03/14/carmakers-taking-
advantage-of-eu-fuel-economy-test-by-taping-up/

シャシダイナモメータ

日欧米などの排ガス及び燃費試験は、シャシーダイナモメータ上で計測され

シャシーダイナモメータは、自動車の走行を室内で再現させる機械装置で路上のような

風、温度変化などの抵抗を受けずに試験を実施することができますが、再現性を確保する

為には、空気抵抗などの走行抵抗が必要です

なので、一般的に乾燥した直線テストコースをエンジンはアイドリング、変速機は

ニュートラルにして惰性で走行し車の走行抵抗を測定し、日本や欧州の場合は惰行法と

呼ばれ、クルマを時速90km±5kmまで加速しそこから変速機をニュートラルにして惰行

させ、速度が時速10km落ちるごとに落ちるのにかかる時間を計測してクルマの走行抵抗



して複数回走りデータの中央値で近似曲線を引いてるハズです

日欧に対して主に米国で採用されている高速惰行法は、10km刻みではなく高い速度に

加速してギアをニュートラルにしたら、そこから低い速度まで一気に減速してそれに

かかる時間を測定する手法だったと思います

なので



電気的に制御しますが、走行抵抗が高いと試験の結果が悪くなりますから

あそうだ・・・・・



と考えNNA EUに書いているような自動車の改造をやっている・・・・みたいです

また

NNA EUの同じ記事で、欧州の二酸化炭素の平均排出量は2001~11年に走行距離

1キロ当たり約180グラムから150グラム以下に減少しているがICCT(国際環境交通会議)

がドイツのドライバーを対象に行った調査では、190グラム余りから180グラム程度に

減ったに過ぎない・・・・と書いています

ついでに・・・・・・・以前、ディーゼルエンジンの尿素SCRシステムの性能低下について

BMW 尿素SCR 性能低下問題 で書きましたが

欧州委員会(EC)傘下の研究機関である共同研究センター(JRC)がEuro5をクリアした車両の

排気ガスをNEDCで計測したところ、日本と同様にNOx排出量が規制値の5倍を示す車があった

ようで、日本と同様に欧州の走行試験モードも国連の排出ガス・エネルギー専門家会議

(GRPE)によって策定が進められ、2014年春に国連で採択される世界的な排ガス

燃費試験方法WLTP/Worldwide harmonized Light-duty Test Procedure(乗用車排ガス・

燃費国際調和試験方法)を採用するようです


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モード燃費到達率についてはお時間があれば

t3109  BMW モード燃費到達率とEPA
http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201208220000/

を閲覧して下さい





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