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オカリナおんらく教室

New! yossi-2312さん

2015.05.27

今月から、母のデイサービスが週3回となりました。

デイサービスに行き始めてからは、母も、
以前のような明るさを取り戻して元気になってきましたし、
間食が減ったせいで、血糖値も下がってきました。

デイサービスさまさまです☆

私が、母が起きて支度しているかどうか？を確認する
電話をするのも、週3回になりました。

妹が遅番やお休みの日などは、妹が母を起こして
「ちゃんと起きてるよ」と私にメールをくれるので、

確認電話をするのに頃合いの良い時間が
私が家を出る時間とほぼ同じなので、
バス停に向かって歩きながら、電話します。

いまは携帯電話があるから、
いつでもどこでもなにかをしながらでも電話ができて、便利です。
ありがたいですね。

今朝も、歩きながら実家へ電話をすると、
受話器（←スマホだと、受話器もナニもないんだけど）の向こうから
母の元気な声が聞こえてきました。

「支度してる？」と聞くと、「今日はお休みするの♪」と・・・。

声の調子からすると、具合が悪いわけではなさそうです。

甘ったれの母は、父の仕事が休みの日には、
駄々をこねて、自分もデイサービスをお休みします。

父だって、ひとりで家に居てもつまらないでしょうし、
お昼ご飯も困るでしょうから（放っておくとなにも食べないヒト）
お互いに、その方がいいみたいです。

あらかじめ妹がデイサービスにも連絡しておいてくれますので、
今日もそうだったのかな？と考えました。

どちらにしろ、父が付いていてくれるなら、安心です。
「じゃ、おふたりで仲良く、イチャついてくださ～い」と
電話を切ろうとすると、父が出てきました。

なんかよぉ、お母さん、自分で「今日は休みます」って
デイサービスに電話したみたいなんだよ・・・

え？電話なんか、できるの？

いつもデイサービスの日であることを忘れているのに、
しかも、もともと電話に出るのすらも嫌っている母が、
自ら電話で欠席の連絡をするなんて・・・。

ちょっと考えられません。

うん、お父さんが下で洗濯物を干している間に、
カレンダーに書いてある電話番号を見て、自分で電話した、
って、言ってるぞ？本当かなぁ？

うむむ。
どうなんだろう？？？

母は日頃から、本当はやっていないこと（家事、散歩など）を
「自分がやった」と思い込んでいることが、多いのです。

ふだんは、いちいち否定してもしかたがないので、
話を合わせたり、たまに茶々を入れたりして、
やり過ごしているんですけど・・・

そんなことがあるものだから、この場合、
本人が「電話したよ」と言っていても、信用しきれないんですよね。

お迎えの時間まで、すでに20分を切っています。

いまさら確認の電話をしたところで
かえって混乱を招くだけでしょう。

母が本当に電話をしたのであれば、お迎えは来ないでしょうし、
もし電話をしたというのが母の思い込みであるならば、
そのうち、お迎えがやってくるはず。

申し訳ないけれど、そのとき、事情をお話して
「今日は休みます」とお伝えするのが、いちばん良いかな？
と、私は思いました。

そして、父にそのことを話し、あとは父に任せることにしました。

電話はまた母に代わり、「自分で電話したのよ？」と、どや顔。
（見えないけど、わかる！）

そこからまた少し話をしましたが、
バス停までたどり着いていた私は、ちょうどバスが来たため
慌てて電話を切りました。

バスに乗り込んだ後、私は、考え込んでしまいました。

ううううーん。
どうなんだろう？？？

まず、母が、今日がデイサービスの日であることを覚えていた、
というのは、嬉しいこと。

そして、「お父さん(夫)が休み → 私も休む！ → 電話しなきゃ」
と考え・・・

実際に、番号を調べて電話連絡まで成し遂げたという
一連の行動も、喜ばしいことです。

それだけの気力、判断力、実行力がある、ということですもの。

ただ、なにが心配なのか？と言うと・・・

誰にも相談することなく、自分で勝手に電話してお休みしちゃう、
その悪知恵（こら）が、今後も発揮される、可能性。

父や妹が家にいるときならば、いくらでも対処できるけれど。

朝眠いから、という理由だけで
デイサービスを自分で勝手にお休みするようになってしまったら、
困りますからね。

* もちろん、母の状態が良くなって、
ひとりでお留守番していてもきちんとした生活が出来るように
なったのであれば、デイサービス卒業！も、大歓迎ですよ？

でね、ちょっと気になったので、いま、また電話してみました。

父が留守だったため、今朝のその後のことは聞くことが出来ず、
母と少しおしゃべりをしました。

母いわく・・

私だって、毎日、忙しいのよ？
デイサービス行ったりさー。あれ、一日仕事なんだから・・・。
たまに、具合悪いフリをして、ずる休みするんだけどね、
ふっふっふ。

あーっ
やっぱり悪知恵働かせていたんだーっ

正直なところ、母よりもちゅぅちゃんの方が、
よっぽど聞き分けが良くて、おりこうさんです。

でも、こういう、トボけた明るいところが、母の魅力。
家族全員、この明るさに、助けられているのです。

認知症になる前から、お騒がせ大臣の母だけど、
いつまでも元気で、周囲を振り回してほしい・・・。

・・・なんて言えるのは、私が離れて住んでいるから
でしょうけど、ね。

ありがとうございます。

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