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ツイッターにハマって結構な頻度でつぶやいてしまっている今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。世間では相変わらず不景気だとか、消費増税に伴う消費の落ち込みでデフレに逆戻りだとか囁かれていますが、それとは全く別の形でと言いますかインフレがもう怒涛の如く迫って来ていますね。すき家の鍋定食が人手不足によって中止に追い込まれたのは記憶に新しいですが、土木・建築では既に人手不足で納期に間に合わない事態が常態化していますし、とにかく首都圏を中心にあらゆる業界で人手不足が深刻化しています。最近では時給1500円の飲食バイトが出始め、土木は若くて健康というだけでサクっと採用され、警備なんかの労働単価も信じられないほどハネ上がってます。26歳フリーター、正社員経験なし、みたいなこないだまでゴミ以下の扱いだった労働者が現在は都心の中小企業であれば即採用の状態になってると言っても過言ではないです。最近の消費増税に伴う便乗値上げも大抵の場合は上昇する人件費に対する価格転嫁の意味合いも大きいと感じます。これは景気が良くなって来たのと同時に団塊の世代がリタイアし始め、いよいよ労働力不足が深刻化してきていせいかと。今までは老人と現役世代の割合が持続可能なレベルにありましたが、これからはそうはいかない。需給バランスで言うと、老人は消費するだけですが供給サイドの現役世代の数そのものが足りなくなってきてます。こうなると、低賃金労働というものが存在しにくくなり今まで低賃金によって支えられてきた業種が淘汰される日が来るかも。すき家やワタミの店舗閉鎖ラッシュは偶然の産物ではなく寧ろ必然なのかも知れない。歴史を振り返ると、これと似たような状況が中世ヨーロッパでも存在しました。当時のキリスト教は入浴を堕落した習慣として禁止していてかなり不潔だったため14世紀にペストが大流行し、黒死病と呼ばれて人口の3割が死亡しました。貴族は安全な家屋に避難していたために死亡率は低かったのですが、荘園に縛り付けられた農奴(コロヌス)が大量に死亡し荘園経営が立ち行かなくなったのです。人手不足によって労働力の価値が跳ね上がって貴族階級は没落し、農奴の生活は向上したとか。こうやって、賃金上昇に追い込まれる形でインフレはもうここまでやって来ています。円という通貨の価値が目減りする事はもう間違いないのですが、現代の貴族階級といえば間違いなく老人です。金の無い老人にはかなり厳しい世の中になりそうです。いや、むしろ今まで老人が優遇され過ぎていたのが限界に来ただけなのかも知れませんが。インフレとは老人から現役世代への富の移転でありデフレとは現役世代に対する老人の搾取なのですから。そしてこれは少子化に対する分岐点でもあると私は考えます。1970年台くらいまでの多産の時代は、 教育・養育費<<子供を産む利益その後の少子化の時代は、 教育・養育費>>子供を産む利益そしてこれからは、こうなるのかも 教育・養育費≦子供を産む利益少子化と言っても結局は経済の需給関係も大きく関係していたのですが、それが労働力の価値の向上によって転換期を迎えるのではないかと思います。もしここで外国人労働者によって解決を図ろうとすると老人優位の社会が固定化されてしまい、もう少子化は行きつく所まで行くしか無いと思います。
2014.04.07
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現時点で日経CMEが15000円を割れ、先週末頃より下落していた株の方が週明けの朝からさらにクラッシュするのが確実っぽいですね。私は投機枠を先週末までに処分するつもりで指値を出していたのですが、結構売れ残ってしまって逃げ遅れた感があります。原因はアルゼンチンやら新興国の通貨下落やら色々言われてますが、どうも本丸は中国のシャドーバンキング問題みたいですね。---------------------1月17日(ブルームバーグより抜粋):中国工商銀行 は問題を抱えた30億元(約520億円)規模の信託商品の救済を求める呼び掛けを拒否している。事情に詳しい銀行関係者が明らかにした。こうした高利回りの投資商品が中国で初めてデフォルト(債務不履行)に陥るとの懸念が強まっている。この商品は炭鉱会社、山西振富能源集団向けに資金を調達するため信託会社が発行し、工商銀が販売を担当した。中誠信託が発行したこの商品の期限は今月31日。デフォルトとなれば、富裕層から資金を集める信託会社による暗黙の保証に対する投資家の信頼が揺らぐ恐れがある。-------------------------今月末にはヤバいクラッシュが待っているかも知れないって事らしいです。勿論、中国のシャドーバンキングとかって昔から言われてますし、何を今更って感じで今回も乗り切る確率は結構高いと思います。しかし、この資金を集めた炭鉱会社は一年以上前に倒産しているそうです!!そんな会社に500億円以上のカネが流れる中国のシャドーバンキングってのは半沢直樹も真っ青の日本人の発想の斜め上を行く暗黒具合ですね・・合計数百兆円のシャドーバンキング問題と言われてますからこれからもガンガン出てくるでしょうし、どこまで中国金融経済が持ち堪えされるのかは全くの謎ですね。
2014.01.26
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防空識別圏をめぐって、反日同盟を組んだはずの中国と韓国までもが対立していますね。中国の歴史はシンプルで、1)新王朝設立2)功臣の粛清3)対外侵略戦争4)漢字の一斉改変と歴史の改竄5)閨閥、宦官、官僚の跋扈、腐敗6)秘密結社の乱立と農民反乱の全国化7)地方軍閥の中央侵入常に上記のサイクルを繰り返しています。これは現在の中国共産党に至っても全く同じです。文化大革命とかはその最たるもので、自分の手を汚すことなくナンバー2であった劉少奇を殺すためには何億人の一般人民が犠牲になっても構わないという政治闘争が数千年も続いています。つまり、現在シナの土地に住みついている漢民族と言い張っている混合民族は、元々民族として『殺し合いをしていないと 気が済まない厄介な民族性』を持っています。さらに中国には中華思想が根本にあって、(※中華=世界の中心の意味)アジアは全部自分のものだと基本的に思っているので、隙を見せれば侵略してくる厄介な隣人と言えます。この厄介な性質の一番の被害者は誰かと言えば、それは文句なしで朝鮮人です。例を挙げると、1600年代の丙子胡乱(へいしこらん)では民族が入れ替わる程の虐殺が行われ、全人口の6%が強制連行されるという悲惨な事件があります。また1950年台の朝鮮戦争では、最後の戦う相手となったのが人民解放軍であり北朝鮮が巻き返しを図る際に赤ちゃんを最前線に縛りつけながら前進してきたという悪逆非道と言うしかない軍事作戦を敢行した結果、結局、朝鮮半島は38度線で分断されたままになったのです。その朝鮮戦争での死者が全人口の20%で、日本が第二次世界大戦での死者が4%だった事を比べると、如何に今まで中国に悲惨な目にあわされてきたかが分かります。韓国にとって中国は、いわば天敵といえる国家なのです。しかし、どうやら最近の韓国を見ているとどうも熱狂的に反日教育を行ったあまり、中国よりも日本の方が悪逆非道の民族というイメージを植えつけられており、日本の方が悪というのがコンセンサスとなってしまった印象があります。実際に歴史教科書を見ても、・丙子胡乱よりも秀吉の朝鮮出兵・朝鮮戦争よりも日韓併合の方が10倍以上のページ数を割いて記述されており、記述内容も日本の方が悪意に満ちています。日韓併合などはプラス面の方が多かったのですが、勿論それは無かった事になっています。韓国の建国の過程もアメリカにおんぶにだっこの状態だった筈なのに、どうもそれすら捏造歴史教育で忘れてしまったようです。今までは大統領が反日教育を受けて育った世代ではなかったために事なきを得ていましたが、今の大統領のパククネ氏は反日教育で育った世代であるためどうやら本当に自国の歴史を知らないようです。就任演説でいきなり日本を1000年恨み続けると言えば元寇をどうするのかと普通は考えますが、どうも韓国のファンタジー歴史教育では朝鮮人が侵略を唆したという事実は無かった事になっているようです。こういう歴史を知らない人間がトップに立つと、当然の事ながら国策を誤ります。中国が危険という認識がおろそかになり、アメリカのおかげで建国出来た事を軽視し、反日で世界が手を繋ぐことが出来るというファンタジーにのめり込む等が重なって、中国にすり寄ってたのですが、元々中国は朝鮮半島は自分のものくらいにしか考えていないので、日本に嫌われ、アメリカに嫌われ、北朝鮮とは戦争状態、中国に梯子を外されて周辺国は全て敵となって味方もおらず孤立し中立を表明するしかない状態となっております。ここでマキャベリの名言を引用します。『私は断言しても良いが、 中立を保つことは、 あまり有効な選択 ではないと思う。 中立の立場をとった場合、 勝者にとっての 敵となるばかりでなく、 敗者からも助けて くれなかったという 敵視を受けることとなる。 そして、敗者を吸収して 強大となった勝者と 戦うはめになる。』韓国は、反日に狂って一番まずい外交戦略を取ってしまったようです。日中が戦争になれば兵站線の都合上、朝鮮半島が戦場になる確率が非常に高いという軍事的な現実も過熱する反日に狂って見えなくなってしまっているのは哀れです。韓国はサッカー日韓戦などでよく『歴史を忘れた民族に未来は無い』という横断幕を掲げていますが、それはどうやら自虐ネタだったみたいですね。
2013.12.01
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最近話題に上がる事の多い特定秘密保護法案についてです。FNNの世論調査では、賛成:59.2%反対:27.9%朝日新聞の世論調査では、賛成:30%反対:42%これは、どちらかがウソを言っているか誘導尋問をしているとしか思えない程の開きがあります。私自身はこの法案に対して賛成か反対か迷っていました。スパイ天国である日本の現状を打破するために必要だとは思うものの、秘密の定義が恣意的に操作する事が可能であるために使い手の意思で何とでもなるため、民主党時代の仙石氏がビデオ隠蔽した事もゴリ押し出来てしまう危険性や官僚の汚職を加速させる側面もあり、諸刃の剣の様な法案であってなかなか諸手を挙げて賛成とは言い難いものであるのは確かだと思います。しかし、朝日系列の番組である報道ステーションの報道姿勢を見て、やはりこの法案は必要なのではないかと思えてきました。朝日新聞の調査でも賛成は30%あるのですから、この法案のプラス面、マイナス面を併せて報道するのが妥当な姿勢だと思いますが、朝日系列の報道と来たら『天下の悪法』『国民の大半は反対している』『文化人は誰々が反対してる』『軍国主義に逆戻りする危険』と言った姿勢を丸出しで、正に偏向報道そのものです!!!そもそも日本以外の世界中の国々でこう言った規則はある訳で、天下の悪法とか悪意に満ちた報道はフェアじゃないです。それに、天下の悪法に約半数の人間が賛成するもんかいな。アホかと言いたい。とにかく、この法案に反対している人達の胡散臭さは異常です。中国、韓国のスパイの匂いを感じざるを得ませんな。中国が防空識別圏を拡大してくるなど宣戦布告に等しい挑発をしている現在、『こう言った法案も仕方ないかな』と考えさせられます。
2013.11.24
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『冬ボーナス、バブル期以来の伸び 自動車は過去最高の伸び』こういう経済ニュースが入って来る様になりました。まだまだ景気回復を実感できないという声も多いですが、やはり景気は確実に上向いていますね。ステーキハウスや懐石料理などの高価格帯の外食産業や、ホテルなどの宿泊施設が明らかに客入りが良くなって予約が取りにくくなっています。昔から、金の流れなんてのはワンパターンでして、金持ちから順番に潤うものです。1)経営者、投資家などの富裕層 ↓↓↓2)大企業のサラリーマン ↓↓↓3)中小企業のサラリーマン ↓↓↓4)非正規雇用者こういう順で、水が染み渡るように上がいっぱいに満たされてから下に降りてくるものです。だから、3)、4)のカテゴリーの人にアンケート取っても 、そりゃあ反応悪いに決まってるわな。この人達が景気良いとか言いだしたらもうそこはピークで、それから先は企業経営を人件費が圧迫するだけですから。ボーナス大幅アップというニュースは2)に拡がったということで、こういう経済状況下で株式市場がどうなるかというと、やはり上昇相場の第二段階に入るのではないかと私は独断と偏見で言い切ります。上昇相場ってのは地震と似てまして、一回で全部やって来るのではなく、二つの波に分かれて来るんです。地震では第一波をP波、第二波をS波と言いますが、これが株式市場だと第一波を金融相場、第二波を業績相場と言います。どちらも第二波の方が強力なのは共通しています。アベノミクスの第一波が強烈だったのは皆が認める所ですので、さらに強烈な業績相場でどこまで行くのか楽しみです。間違いだったらゴメンなさいね(笑)
2013.11.13
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この記事や、この記事を見ると、中国が本格的にヤバくなってきましたね。処理できない裏勘定が29兆元(464兆円)で中銀が助けない宣言したからだそうですが、短期金利が30%まで上昇って異常です。中国は先週末時点で『銀行の連鎖破綻の可能性大』と判明して、株価も一気に落ちてます。中国のことですから銀行に取り付け騒ぎが殺到し、戦車が沈静化のため突入するなんて事態も容易に想像出来ますが、さてどうなる事やら。さらに中国の都市部では、月収5~10万円の人が3000~5000万円のマンションをローン借りて返済している家庭が多く、住宅ローンにひっ迫されている彼等は『房奴』と呼ばれておりとても余裕があるとは言えませんから、金利が急上昇すれば破産者が続出する事は目に見えてます。もし中国バブルが弾ければ日本株も被弾しないでは済まないでしょうからそこが本格的な買い場になるのかも知れません。アイフルを売ったので現在CPが50%以上でラッキーだったのかも知れませんね。
2013.06.25
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日銀の黒田新総裁が昨日の政策決定会合でやってくれましたね。---国債に対して---長期国債の償還を考慮しないグロスの買い入れ額についての市場中心予想は月5兆円、上限でも6兆円だったが、今回の緩和では7兆円強。---株式・不動産市場に対して---ETF及びJ─REITの保有残高は、それぞれ年間約1兆円、年間約300億円に相当するペースで増加するよう買い入れることになります。---金融緩和の目標について---金融市場調節の操作目標をこれまでの無担保コール翌日物からマネタリーベースに変更、つまり金利から量に目標をシフトさせる事を明確にしました。年間60─70兆円に相当するペースで増加と量も膨大ですね。ここまでやってくれるとは凄い。まさにバズーカ砲という表現がぴったりのサプライズ超絶金融緩和が来ました。これで、日本株はバブル相場に突入する可能性が非常に高くなりました。底から考えると大分高くなってしまった気はしますが、今回の緩和は前回を大幅に超えているので、長い間押さえつけられていたのもあって2006年以上のバブル相場が来る事を予想します。相場の成熟具合をみても2004~2006年の相場と見比べてもこれでもまだ半分も来ていないと私は思います。構造的に借入金が多くなる金融・不動産系が大規模金融緩和の恩恵を特に受けますのでこれからの大相場に期待しましょうか。
2013.04.05
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今日、自民党の総裁選で安倍さんが当選しましたね。どの新聞・テレビをみてもそのニュース一色で、まるで総理大臣誕生の瞬間の様な扱いで国民の期待・関心の高さがうかがわれました。少し前に行われた民主党の総裁選の扱いが、仮にも与党であって総裁イコール総理大臣であるにも拘わらずほぼスルーされていた事を考えると雲泥の差で、もはや民主党が死に体であることは国民全員の共通認識になってしまっているのだと再確認出来て少し面白かったです。現在の状況は何を置いても外交・安全保障が最優先される時期ですので元防衛大臣の石破氏が有力との下馬評でしたが、石破氏の歴史観は意外にも左翼寄りな部分が目立つために私はトータルの外交・歴史観では安倍氏が勝ると思っていましたので、これで良かったのではないかと思います。中国・韓国が早くも極右の総理大臣候補として警戒をしているようですが、彼等の何の論理も通っていない狂った主張を撥ね退ける必要がある現在ではその位で丁度良いのではないでしょうか。前回は道半ばで終わってしまった・憲法9条の見直し・従軍慰安婦問題に関する『河野談話』の破棄・南京大虐殺の否定・靖国神社参拝の自由などなど、本来ならば当たり前である『戦後レジウムからの脱却』を見事に達成して頂きたいものです。唯一の懸念材料は安倍氏が潰瘍性大腸炎を患っている事でしょうか。安倍氏は2年前から、21年12月に発売された「ゼリア新薬工業」の新薬「アサコール」を常備薬とする事によって症状がかなり良くなったそうですが、 病気の本質が自己免疫疾患であるため完治は難しく抗炎症作用が働き下痢などの症状を抑えているだけです。 果たして総理大臣を4~5年も続ける事が出来るのかそこは不安ですが頑張って欲しいですね。毎年総理が変わってその度に政策がコロコロ変わるのは見たくありませんから。
2012.09.26
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IMFの偉い人がこんな事いってますよ。-----------------------------------国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は6日都内で記者会見し、「円相場は若干過大評価されている」と述べた。その上で、「円相場の急変動が続いた場合、各国と協調した上での為替介入なら正当化できる」として、円高阻止を狙った日本の円売り介入に一定の理解を示した。欧州債務危機の深刻化に伴い、相対的に「安全通貨」とされる円が買われやすい環境が続いている。ラガルド氏は「欧州危機のあおりで世界経済が悪化すれば、 逃避資金が円に集まり、 円の過大評価が一段と進む恐れがある」と指摘した。---------------------------------------やっぱり物価水準から考えてみても、最近の円高は行き過ぎてますよね。2008年に1ユーロ=160円以上の頃にはIMFの専務理事が『円は過小評価』と言っていましたが、わずか4年後に1ユーロ=100円以下になるなんて為替は分からないものです。IMF関係者の発言はかなり信頼が置けますから、これからしばらくは円安に振れる方向に賭けた方が無難ですね。私はここの所の暴落で輸出関連銘柄を結構買っていましたから、少し安心しました。しかし、アメリカ、ユーロのマネタリーベースを見てみると・・≪ユーロのマネタリーベース≫≪日米欧のマネタリーベース比較≫最近の急激な円高は起こるべくして起きたとも言えます。このマネタリーベースの格差が続けば1ドル=30円とか、1ユーロ=50円とか、長期的に見て物価水準がそこに落ち着く可能性もあります。消費増税なんかをしたらますます円高になるのは分かり切っていますし、マネタリーベースを増やしてインフレにする気もない。日銀と政府は一体何をしているのでしょうか・・・
2012.07.06
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非常に残念ではありますが、本日をもって日本は外交で中国に完敗致しました。民主党内にも異論はかなりあるようですが、売国奴が中枢にいるのですから少数のキチガイによって国益を損なう行為が強硬されましたね。官房長官の仙石は、福島みずほと共に何の証拠も歴史的事実もない従軍慰安婦謝罪の裁判を担当するようなキチガイ弁護士ですし、公安委員長の岡崎トミコは、日本の国会議員の立場にありながら韓国で反日デモに参加するようなキチガイです。他にも例を挙げればきりがありませんが、ともかくこういったキチガイが入閣している時点で日本の外交は死に体だという事が証明されてしまいました。前原外務大臣一人では如何ともしがたいですね。留守中に勝手に売国奴が犯罪者を釈放してしまってはどうしようもありません。那覇地検の独断とか寝言も甚だしい。海底に油田があると分かった途端に尖閣列島は自分の領土だと言い張る中国のような理不尽な相手の恫喝に屈して譲歩したとしても、2の矢・3の矢が飛んでくる事は火を見るよりも明らかであり、両国の衝突がこれで無くなる訳がない。ヤクザを相手にもうこれで終わりにしてくれと金を渡して、実際に終わった試しがありますか!?本当に残念でなりません。その様な国際外交の常識すら知らない売国奴を議員に選んだ日本国民が悪いのでしょうか。それにしてもこの仕打ちは酷過ぎる。
2010.09.24
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こんばんは、またまた久々の日記更新となります。あんまりにも株価が低迷し過ぎてPBR0.2付近になった株価をあんまり気にしてもしょうがないと思う今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は、株の方は今の値段で買ったら、後はもう数年気絶するだけでOKだと思っていますので書くことが本当に無いですね。ですから、最近派手に動いている為替について、超個人的な偏見の目でもって勝手な意見を述べさせて頂きます。訳の分からない事を書くなと、お気を悪くされないで下さいね(^^;最近は1ドル=85円って、円高が結構進んだなという印象です。プラザ合意前は1ドル=360円だった訳で、その4分の1以下になっているという事です。こりゃあ、だいぶん動いたなぁとも思えますが、実は第二次世界大戦前は1ドル=1円だった訳でその後20年程度で円はドルに比べて360倍のスピードで希釈化されたんですよね。実は、為替って長期スパンで見るとかなり動くものである事が忘れられているんじゃないかと思います。ここ数年のアメリカのドル発行のスピードは日本円の5倍程度ですので、この状況が続くとドルは5倍のスピードでインフレが進み、私は個人的には1ドル=20~30円くらいも長期的にはあり得ると思っています。日本の財政破綻によるインフレ懸念は良く言われていますが、実はアメリカ、ユーロの中央銀行はそれに匹敵する程の金融緩和を既に現在進行形で行っている訳ですから。あと、『円高が進んで輸出産業が大変だ』とか良く言われますが、円の購買力が4倍になったとも言える訳であって、やっぱり25年前に比べると所得が同じでも物価が圧倒的に安くなっていますし、インターネット等のIT化によって格段に情報コストが下がっていますから、マスコミの報道とは逆に、実は結構豊かになっているような気がします。昔は良かったというのは、私は個人的に単なる幻想だと思っています。
2010.08.17
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超久々のブログ更新になりますが、一応生きていますよ(^^;参議院選挙が終わり、民主党の敗北とみんなの党の躍進が報道で伝えられていますね。私の友人の知り合いがみんなの党より立候補していたので彼を応援していたのですが、結果は残念なものに終わりました・・・やはり組織力が強固でないと選挙というものが難しいというのが分かりました。いくらカッコ悪くともドブ板選挙と地元に対する利益誘導は強いんですねぇ・・しかし、民主党が負けて日本のためになったのではないかと安堵しております。特に、千葉景子法務大臣が落選して何よりですね。私は現政権の閣僚の中でも彼女が一番危険な存在だと思っていました。千葉景子法務大臣の実績をwikiで調べてみても、・国旗、国歌に反対・外国人参政権に尽力・少年法厳罰化への反対・人権擁護法案(言論弾圧)に尽力・最高裁判所の決定を無視して不法入国・不法滞在外国人 に対して法相権限で在留特別許可を認めた・夫婦別姓制度の推進・法務大臣就任後は死刑の執行は行わない・従軍慰安婦問題(日本が謝罪する方向)に対する取り組みなどなど、ちょっとまともな日本人とは思えません。特に、最高裁判決を簡単に覆して外国人に甘い顔をしたり、死刑制度を個人的主張によって捻じ曲げたりと、法務大臣が率先して法律を無視している状況はいかがなものかと。未だに民間人として法務大臣に居座るつもりらしいですが、是非ともそれを続けて民主支持率を下げてもらいましょうか(^^;
2010.07.12
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,. -‐'''''""¨¨¨ヽ (.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! |i i| }! }} //| |l、{ j} /,,ィ//| 『【コンクリートから人へ】【高速道路無料化】 i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ の公約で政権交代したら |リ u' } ,ノ _,!V,ハ | 『高速道路を作るため高速料金値上げされていた』 /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが /' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |
2010.03.05
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韓国の中学校歴史教科書の熟読を終了しました。前回、ざっと読んだだけでも韓国の教科書は噴飯ものだと紹介しましたが、熟読してみると反日教育に対する怒りがこみ上げるよりも韓国の歴史そのものが哀れに思えてきました。朝鮮半島には太古から現代にかけて統一主権国家が成立したことがないという悲しい現実が浮かび上がって来ます。676年に新羅が高句麗・百済を制圧して古代三国統一をしたと書かれていますが、その当時は朝鮮半島北部は『渤海』に占領されていてとても統一とは呼べない状況でしたし、918年~1392年の高麗は『契丹』やモンゴルといった異民族に国土を蹂躙されるがままの状態でしたし、1392年~1910年の李氏朝鮮は完全に中国の属国扱いで長期政権にもかかわらず文化的・政治的・経済的発展がほとんど無く最後は日韓併合の憂き目に遭い、1910年~1945年は日本の植民地であり続け、1945年以後はすぐに南北分裂するという、他国にされるがままの弱小国であり続けたという暗い歴史しかありません。そういう国の歴史教科書を書こうと思ってもこれといって取り上げる材料もなく、著者が苦心してページを埋めている姿が想像出来ました。特に李氏朝鮮時代の歴史は貧弱で、1392年の建国から1863年の興宣大院君の近代化政策までの約500年間がわずか60ページで収まり写真付きで紹介される人物が5人だけというお粗末なものです。これが日本史ならば、室町時代~戦国時代~安土桃山時代~江戸時代~明治時代という最も教科書の内容が濃い500年間であり写真付きで紹介される人物は50人を軽く超えるという事を考えると非常に寂しいとしか言い様がありません。また、近代に入ってからの歴史も貧弱そのもので『抗日義兵戦争』と称する反日教育がメインとなりますが、『○×の戦いで157人の日本軍を射殺』などといった内容は歴史的意義の極めて低い局地戦の戦果を大々的に取り上げたり紹介される人物が国際的評価がテロリストの人物が大半で『○×義士』と美化しているのは哀れです。中でも一番笑ったのが以下の一文でした。 (p.250~251)---------------------------------------------日本は我が国の近代化のための事業という名目で道路や水道施設を整え、銀行、学校、病院などを設立した。このような施設は我が国に来ている日本人のためのものであるにもかかわらず、これに必要な施設費は私達の政府が日本政府から借款を得て負担するように強要した。こうして我が国は日本に多くの借金をするようになった。-------------------------------------------------一体、これの何が悪い事なんでしょうか??道路や水道や銀行を日本人が独占する事なんて不可能ですし、学校は朝鮮人に対するものでしたし、国債を発行してインフラを整えるのは国としての義務です。そもそもこれらのインフラが無かった朝鮮の統治に問題があったとの指摘は全く無いのもどうかしてます。とにかく論理が破綻しているのを感情論でゴリ押しです。まあこんなギャグに対するツッコミはさておき朝鮮の歴史に対する感想ですが、931回も他国の侵略を受けるという半島国家ゆえの悲哀を味わい尽くした民族です。隣国が強大な中国であったために侵略を受け続け、隷属関係を長期に渡って続けたために文明・経済の発達も大幅に遅れ、主権独立国家を未だに誕生出来ずにいる。これは実は珍しい事ではなくてアフリカ諸国、コーカサス地方、バルカン半島、ロシア近隣諸国等々もほぼ同じような歴史になっているという事実を再確認しました。むしろ日本のような島国で主権独立を保ち続け他国からの侵略も殆ど受けていないために独自の歴史・文化を保有しているという事こそが稀有な事だという事を忘れてはならないと。朝鮮と日本の歴史のボリュームの差は実は地理的条件に拠る所が大きく、つくづく日本が島国で良かったと思えた一冊でした。
2009.09.05
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昨日の選挙結果は凄かったですね。事前の予想では自民・公明大敗、民主300議席以上との下馬評でしたが、実際にそれが現実となるのは隔世の感があります。細川政権誕生時に一時的に自民党が野党になる事はあっても当時の状況は過半数にわずか足りないだけの第一政党でしたから、今回の選挙の様に第一政党が完全に入れ替わって自民党議席数がその3分の1程度の第二政党となっての政権交代というのは、無党派層の私が見ていても痛快でしたね。今まで散々利権を貪ってふんぞり返って要職を歴任してきた議員達が地べたに這いつくばる姿というものをリアルに見させて頂いて何か得をした気分になりますね。人の不幸は蜜の味とは昔の人は良く言ったものです・・特に公明党の党首・幹部が軒並み落選したこと、ならびに幸福実現党が全滅なのも爆笑モンでした。やっぱり宗教組織は宗教だけやっとけば良いんですよ(^^;とにかく面白くって昨晩の選挙速報は深夜まで見てましたし、今朝の日経新聞も久々に全文を熟読致しました。しかし、今回の選挙候補者たちの顔ぶれを見ていますとやはり自民の顔は年寄りの悪代官という印象の人が多く、民主の方は若くてやる気のあるような人が多かった気がします。自民党は『保守本流』という事は評価できますがそれも公明との連立で地に堕ちた感がありますし、誰も使わない道路や空港が無残に残るだけという印象でした。土建屋一辺倒の箱物行政は結果が一目瞭然の為に不利だったのでしょう。これが医療一辺倒とかだと批判も受け難かったでしょうが・・対する民主党ですが、実績が皆無なうえに外国人参政権・生活保護などの政策を掲げるなど、民主党にも極左の工作員のような議員も3割程度いて反日組織が支持母体というのがネックで、 とても全面的に信用する訳にはいきませんが、残りの7割の議員が無茶な法案を阻止してくれると期待する事にしましょう。議員の平均年齢が圧倒的に若返りましたので、それだけでも意味のある選挙だったのかも知れませんから。
2009.08.31
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ドラクエにもそろそろ飽きてましたので、最近ようやく読書を再開しようかと思い立って色々模索していたところ、韓国の歴史教科書はネタとして面白いという噂を聞いてネットで入手して今読んでいる所なのですが、確かに超ウケます!!韓国の中学校歴史教科書「中国・韓国の歴史教科書」に書かれた日本(ニッポン)韓国・中国「歴史教科書」を徹底批判する一番上の教科書原本の解説書として下の二冊を読んでいるのですが、マジで並のギャグ漫画よりも面白いですね。まだ途中ですからざっくりとした感想しか書けませんので詳しい感想は次回に書きますが、第一印象では予想通りというか何と言うかよくもまあ、ここまで徹頭徹尾、歴史を捏造したものだなと。私の知る限りの歴史では朝鮮はとにかく中国から継続的に侵略を受け続けて隷属的な関係だったはずなのにこれを読むと両国は対等な関係だったと錯覚出来る内容で単なる妄想と言っても過言ではなく、とても歴史資料を参考にして作られたものとは思えません。酷い事をし続けた中国の事はひたすらスルーしてさらに自ら率先して攻め込んだ元寇もスルーしてとにかく日本が一方的な悪の枢軸であるかの印象を与えて憎むようにある事ない事を書き綴ってます。その表現も『倭』とか『日帝』とか悪意丸出しで面白いです。日本の教科書に差別語の『チョン』とか書いているのと同義ですから、まあ何とも程度が低い。こんなもんで自分のプライドを守っているつもりでしょうか。嘘ばかりで塗り固めて逆に恥ずかしく思われるとは考えなかったのか不思議でなりません。こんな国から歴史歪曲とか言われても無視しとけば良いですな。しかし、こんな歴史教育を受けている韓国国民は可愛そうですね。外国人に自国の歴史の話をすると馬鹿にされるのは火を見るよりも明らかですから。
2009.08.24
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日本の、特に関西の空港事情は伊丹空港・関西空港・神戸空港など至近距離で3空港も作るほど愚かなのは周知の事実でしょうが、それ以外に『但馬空港』という空港が兵庫県の北部に存在している事をご存知の方は少ない事でしょう。兵庫県民でも近所のかた意外はあまり知る人はいません。『但馬空港』とは兵庫県北部の中心都市の豊岡市に存在し、(といっても人口9万人、 人口密度124人/平方kmの田舎ですが・・)本当に誰がここを利用するのか分からない空港なのですが、私は先週末にこの近くを通りすがったのでちょっと興味本位で行って来ました(^^;JR豊岡駅より周囲が草ばかりの大通りを南に10分ほど、そこで「空港入口」という文字が小さく書かれた交差点がありましてそこから西は単なる山でしかありませんでした。勿論、電車のアクセスもありませんし空港バスは見当たりません・・それでも車で4km程という表示を信じて山道を抜け、全く車が通らない薄暗いトンネルを抜けるとようやく整備された土地が出現。そして空港の正面に回って建物を一望しました。下は正面玄関の写真です。小さっ!!!これってJRで言うと快速電車も止まらない駅なのでは・・・ここまで小さいと最早ネタでしかない。そして興味本位に建物の中に侵入。プライバシーの為に従業員の写真は見せられませんが、中にはJAL職員2人、飲食・土産店に1人、何と職員が3人しかいません!!!続いて3F建ての建物の最上階に侵入。3Fが屋上になっている空港施設って何とも・・・屋上では上の写真のように滑走路を拝見。この滑走路の短さはまさに驚異的!!!最後に1Fに降りてきてフライトスケジュールを確認。何と1日2便の伊丹行きのみ!!!しかも空席ありまくり!!!ここまで徹底して税金の無駄遣いをしてくれると反って清々しい気持ちにすらなりますね。ネタとして貴重とも言えます(^^;開港15周年記念と書いてありましたから、バブル期に建てた無茶な計画が崩壊後もそのまま続行されて現在に至るって所でしょうか。私は、但馬空港の事を『キング・オブ・税金の無駄遣い』と認定します。
2009.06.15
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今回の不況がどれだけ急速なのかこのニュースを見て、改めて認識させられました。-------------------------------------[東京 9日 ロイター]より 日本工作機械工業会が9日発表した1月の工作機械受注額(速報値)は、前年比84.4%減の187億0300万円となり、8カ月連続で前年実績を下回った。前年比減少率は3カ月連続で過去最大となった。 このうち内需は前年比84.0%減の90億3000万円で、12カ月連続で前年実績を下回った。外需は前年比84.8%減の96億7300万円で、8カ月連続で前年実績を下回った。---------------------------------------《※参照:2008年度の工作機械受注推移》う~む、こりゃあ凄いね。IRの業績修正ニュースの殆どが下方修正なのも納得です。私も機械関連バリュー株を何銘柄か保有していますが、結構やばそうです。資産バリューの安全域が広いもの以外は考え直す必要があるかも知れません。
2009.02.12
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民主党がIMFへの資金支援だけでなく踏み倒される可能性の高い特定国への個別支援の原案を表明したり、誰が考えても危険だと思われる国籍法改正があっさりと可決されたりと、何故こんな事をする人達が居るのだろうと疑問に思ってネットサーフィンしていたところこんなリストがある事を初めて知りました。 ↓↓↓売国議員リストこういう日本人が居ること自体が非常に悲しいことです。個別支援の原案や国籍法改正など、こんな重大なニュースがスルーされてくだらない政局ばかりをウダウダ報道しているマスコミもそうですが、彼等は日本以外の国の利益確保のために働いているのですからまともにとりあう事は不可能ですね。まあ個人レベルで出来る事と言えば選挙で別の人に投票する事ぐらいでしょうか。
2008.11.26
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マスコミでは円高ショックが引金だと言われていますが日経平均が-6.79%と結構動きましたね。普通の感覚ならば超暴落と言えます。まあ為替・指数主導の下げで現物の売り物は枯れていますから個別株は大して喰らっていませんが。金融工学が株式に矛先を向けるとしたらETFが該当しますので、その巻き返しが起こっているんでしょうね。しかしこれって昨年8月サブプライム問題勃発時の日経平均800円マイナスよりも比率的には大きいのですが、もうこの程度では何とも思わなくなってしまっています。慣れってのは怖いですね。どうせならば日経平均8000円割れをもう一度見せて欲しいです。 《ユーロ:円 チャート》それにしても最近は円高ショックやらユーロショックやらと騒がれていますが、自国の通貨が暴落してクラッシュになっているのならばともかく円高になって国際購買力が上がっているのを何故こんなに悲観しなければならないのか理解に苦しみます。FXでユーロ買い、円売りをレバレッジかける様な自業自得の馬鹿な事していればそれも分かりますが、そうでなければ単純にヨーロッパ旅行に安く行けるとか海外の輸入品が安く買えて生活コストが下がってラッキーと考えれば良いだけなのでは・・・円高が進んでいる現状では輸出企業の業績が何たらとか言って悲観的になっていますが、円安になったらエネルギー・食糧の購買力が落ちるとか言って悲観的になるのでしょうが。所詮は株価を下げる口実を探しているに過ぎない。《P.S.》最近、我々がしきりにゲーム大会を行っている『Rise of Nations』ですが、これをいきなり買うのは抵抗があるという方にお奨めなのが体験版無料ダウンロードサービスです ↓↓↓こちらで体験版無料ダウンロードいきなり買うのに抵抗の無い方、既に体験版をプレイして対戦もしてみたいと思った方はこちら ↓↓↓MICROSOFT Rise of Nations Gold Edition A1L-00018さあ株価も冴えないことですし、ここはまったりとみんなで『Rise of Nations』の輪を広げましょう(^^;
2008.10.22
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木下さんのコラムを読んで知ったのですが、過去のリセッションでGDPが大きく落ち込んだのは・共産主義革命・第二次世界大戦・世界大恐慌の3点くらいであり、通貨危機ではマイナス8%程度のGDPの減少が見られましたが、結果としてその時株を処分した投資家は大間違いだったとの過去の事実があるそうです。 《参考リンク》 ↓↓http://www.zyoutou.com/report/html/028.htmlそこで、今後GDPを大幅に減少させるというこの3点が起こりうる可能性を考えてみます。・共産主義革命 もう既に共産主義は崩壊してまんがな。 今更、本気で共産主義革命を 考えている日本人はいないでしょ。・第三次世界大戦 戦争が起こらなかったら株で丸儲け、 戦争が起こったら株価がどうなっても関係ないでしょ。 こんなものを心配しても意味がない。 そもそも世界大戦は大恐慌の後に起こるものだから、 戦争よりも大恐慌を心配する方が優先順位が高い。・世界大恐慌 現実的に心配すべきはこれだけですね。 そこで面白い写真を拾ってきたので 大恐慌当時と現在を比較してみましょう。『株価』は・・・ 世界恐慌時の下落率が3年間で約87%です。 この記事では約1年間で約27%です。 ただしこれはちょっと前の記事ですので、 現在はマイナス40%くらいかも。『失業率』は・・・ 世界恐慌時は約4年間で約3%から約25%に上昇しました。 今回は約1年間で4.7%から6.1%に上昇しました。 世界恐慌時には銀行の取付騒ぎがあったために 金融機関がストップし、 それが失業率の激増に繋がりましたが、 今回はそんな騒ぎが起こっていません。『GDP』は・・・ 世界恐慌時は約4年間で約30%減少です。 今回が2008年上期はプラス成長です。 どうもこれから-30%になるとは考えにくいですね。今回の金融危機は、当時に比べ良い指標が示されています。金融危機がもう少し長引くでしょうから、今の数字より悪化するでしょうが、1929年の世界恐慌のようにはならないでしょうね。日本は1990年からのバブル崩壊後の失われた10年で不良債権処理に血道をあげて来たため、金融機関が欧米の金融機関に比べてリスク資産を保有しておらず、優位に立てる状況であります。通貨危機が起こるとしたら『ドル』・『ユーロ』の暴落の可能性が高く、それは言い換えると『円の独歩高』と言い換える事が出来ます。そんな状況なのに世界一割安な日本株を投売りするなんて、外資さんも資金繰りが切羽詰っているとは言え可哀想ですね・・・
2008.10.11
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サブプライム問題でガタガタになったフレディー・マック、ファニー・メイという2大住宅金融公社を国有化したり、リーマンブラザーズの破綻を受けてサブプライムローンの債務保証をしていたAIGが潰れないようにとアメリカ政府が公的資金注入を発表した事によって、ダウ平均は大幅に上がっていますがこれは如何なものでしょうかね。確かにバブルの後処理問題のスピードは1990年代の日本政府の比ではないとは認めますが、これだけで問題が解決するとはとても思えませんが・・私の個人的な意見で合ってるかどうかすら分からないので恐縮ですが、アメリカの住宅バブル問題の根深さはかつての日本の比ではないと思っています。第一に、日本では不動産ローンの出し手が主に銀行だけだったのに対し、(日本では住宅ローンの焦げ付きが証券会社に 直接ダメージを与えたという噂を 聞いた事がありませんからね。)アメリカは金融技術立国ゆえに住宅ローンの証券化というリスクを隠して世界中に不良債権をばら撒く事に成功し世界中の金融機関に借金を押し付ける事になりました。世界中と言っても、やっぱり当然の如く地元のアメリカの金融機関が一番資金を提供している訳ですから、銀行のみならず保険会社・証券会社などにも甚大な被害を与える結果になっています。第二に、日本にも最初の金利が低くて3年後以降から支払額が大きくなる『ゆとりローン』なるサブプライムに似た嵌め込み商品がありましたが、それでも上限金利の水準はまだ良心的なものでした。それに比べてサブプライムは金利12%以上の住宅ローンなどというまさにサラ金から住宅ローンを借りるも同然の悪質ぶりです。日本の銀行はまだここまで悪質ではなかったと記憶しています。第三に、日本人とアメリカ人の借金に対する認識の違いがあります。バブル当時でも日本人は『貯蓄は美徳であり、住宅ローン以外の借金は悪』だという認識が一般的であって、クレジットカードや自動車ローンを目一杯使い切る人などはかなり稀だったと思います。それに比べてアメリカ人は消費を良い事としてそれらを目一杯使う傾向にあります。住宅ローンの借り換えをして金利負担が安くなったらその分を消費に回すなど日本では考えられませんがアメリカではこの考え方は一般的です。それゆえに、日本人は不況に対する国民生活の弾力性がありましたが、アメリカで信用収縮が起こった際には国民生活の体力が既に限界に来ているのではないでしょうか。元々借金漬けで消費して景気を維持していた様な国ですから、誰も金を貸してくれなくなったらどうするんでしょうね・・同じ傾向は株式市場でも見られます。日本では上場企業が借入金をしてまで自社株買いをするのは稀なのに対して、アメリカ市場では資本利益率と借入金利とを比較して資本利益率の方が高ければ積極的に借入をして自社株買いを行う企業が多いです。そりゃあ、自社株買いをした株のリターンも下がるわな。国民も企業も政府もどんだけ将来の利益を先食いするのが好きなんだか・・・上記の3つの理由により、アメリカはかなりヤバイんじゃないですかねぇ・・日本のバブル崩壊後の不良債権というのはいわばプライムローンの焦げ付きだけが問題でしたが、アメリカでは、サブプライムローン、プライムローン、クレジットローン、の3つの不良債権化予備軍がいます。現状は、一番劣化したサブプライム債券だけが焦げ付いたに過ぎないのではないでしょうか!?クレジット・クランチはまさにこれからが本番でしょう。日本の株式が軟調だからと言って、高PBRで借金まみれのアメリカ株をアセットアロケーションと称して組み入れた方々には敬意を表します・・
2008.09.20
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以前に太田総理とかいうバラエティー番組で『食料価格が9月までに下がらなければ 国会議員全員がクビ』なんて法案が可決されていました。テレビを見ていたときはバラエティーとはいえ、こんな法案が多数派になってしまう日本の風潮にはちょっと驚いたのを忘れられませんでした。そして今日、ジンバブエで年率220万%のインフレ率だとかのニュースを見まして、そんな経済オンチな法案がどういう結果をもたらすか良い実例がジンバブエじゃないかと思ってしまいました。これって経済を分かっていない政府がもたらした単なる政策ミスです。まあ日本ではここまで酷くはならないでしょうが、市場原理を無視した統制経済がどういうものなのか経済オンチの日本人にも理解できると思います。《ジンバブエの簡単な解説》 今までずっと少数派の白人が政治の実権を握っていたが、ローデシア紛争で黒人政治家の比率が80%に増える。 ↓ とうとう初の黒人大統領が誕生 、1980年ジンバブエ共和国成立。 ↓建国時は首相だったムガベ氏が大統領に就任、以後、強権的に政権を維持し続ける。対抗勢力には拉致、暴行、殺害など何でもあり。 ↓ 何を思ったか2000年に「植民地時代に強奪された白人の土地資産を黒人へと 無償かつ強制的に権限を委譲しなさい」法案を提出 ↓ 大半の白人が安値で土地資産を売り払って外国へ。 ↓ 農業技術の低下、さらに旱魃も追い討ちをかけて食糧危機へ。 ↓今度は外資系企業に対して2007年、「保有株式の過半数を譲渡するように、 逆らったら逮捕」法案を提出 ↓ 外資系企業が国外逃亡する ↓ 別に国連もアメリカも、どこの国も経済制裁してないのに、経済制裁と同じ状態に陥る ↓ 何もかもの物資が国内で不足するので、 「市場に出回っている物資が不足するなら、 物資を持つ物は絶対に市場に売らないといけない」法案を提出 ↓ 物資の強制売却で、さらに物資不足が深刻化。当然需要と供給バランスが崩れて高値になる。 ↓ 物資が高値に成り過ぎて買えない人が続出 ↓ 「物資を絶対に安値で売らないといけない」法案を提出 ↓ 調達コストよりも遥かに安値で売らないといけなくなったので、当然のごとく利益が出ないから国内企業が次々と倒産する ↓ 安定していた経済が、脅威の失業率 & ハイパーインフレ になるのを達成。戦後最高記録のインフレ率更新おめでとう。 1日3回も食品価格の値上げがあるなんて素敵! ↓ 失業者があらゆる物資を強奪し、社会不安が増大、交通機関や警察機関も機能しなくなる。政治も収拾がつかず無茶苦茶に。 いやはや、アフリカの政治って酷いところが多いですね。ジンバブエでもそうですが、この国以外でも植民地として差別されながら支配されていた方が幾分かマシという国がかなり多いです。確か次回のサッカーワールドカップ開催予定の南アフリカもこんな感じだった気がするんですが、大丈夫でしょうかね・・・
2008.07.17
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まぐれ~投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのかを読みました。著者のナシーム・ニコラス・タレブ氏は不確実性の問題を研究しているオプション専門の数理系トレーダーにしてMIT大学教授です。肩書きの通り、とても頭の良い方だというのは複雑な言い回しと語彙・知識の豊富さから十分伝わってきました。モンテカルロ・システムなるものを駆使して歴史の起こりうるランダムな可能性を数学的に解析し、色々と検証しているところなどは常人の域を遥かに超えています。その解析結果などを参照にすると、全ての成功体験というものは運によって多大な影響を受け、特に相場の世界では、株の信用全力買い・FXの高レバレッジなどの一方通行のポジションを選択するものの中から稀に奇跡的なパフォーマンスを叩き出す輩が存在し、彼等が英雄視される時期が必ずやって来ます。しかし彼等は例外なく『黒い白鳥』を認識していない『運が良いだけの馬鹿』なのだが馬鹿どもはそれを実力と勘違いするといった内容でした。しかし、ありとあらゆる既存の知識を全てはランダム性がなせる業かもしれないと疑う著者の姿勢は投資家としては合格なのかも知れませんが、人間としてはこれほど接したくはない人物もいないですね。所謂IQは高くともEQがゼロのタイプでして、文章を読んだだけでもこれほどの変人を見た事がないと分かります。特に、高パフォーマンスをあげた人に対して面と向かって『単なる運が良いだけの馬鹿』だと言い切ったり、年配の方から説明を求められても聞く方が馬鹿だと言わんばかりの態度を取ったり、同業者を完全に馬鹿呼ばわりするあたりは、どうなのかと首を傾げました。また、『となりの億万長者』の本を評してランダム性がまるで分かっていない作者がまぐれで金持ちになった連中を間違ったサンプルから抽出しているだとかボロクソに全否定しながらも、後書きでは「足るを知る」タイプの人が幸せになるなどと『となりの億万長者』と同じことを言っているあたりには矛盾を感じます。まあとにかく何でもかんでも否定したがる人なんでしょうね。不確実性に関する考察や投資に対する姿勢など内容としてはなかなか良い所も多かったのですが、私は著者のひねくれた性格に気分がわるくなった一冊でした。
2008.04.23
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相場ローテーションを読んでお金を増やそうを読みました。ファンドマネージャーとして長年活躍されてこられた岡崎良介氏の相場観を過去のデータを元に裏付けている一冊です。それなりの好評を得ているとの評判を聞いて読んでみました。その内容なのですが、為替・金融政策・株・不動産・商品の値動きは一定の周期で循環しており、それぞれを『大ローテ』と『小ローテ』に分類し過去に遡ってそれらの相関性を比較してその中から一般性のありそうな法則を見つけ出すというものでした。そしてその感想ですが、第1~2章にかけてはそれらのデータが延々と羅列されていてちょっと読み辛かったのですが、第3章の『高確率で頼もしい9つの法則』のあたりでようやく読んでいる意味を感じました。これらは確かに覚えておいて損はないように感じられます。さらにそこから有利と思われる売買ルールを提唱して、『アセット・ローテーション』称する分散投資を推奨されていしたが、為替の売買ルールはまあ良しとしても、株式投資なのにファンダメンタル分析は一切なしでタイミングだけで全てを決定するというものでしたから、私にはちょっとそれは如何なものかとは思えました。ETF以外は論外ってことでしょうか!?それはさて置き、この本から考えられる今後の予測の流れを大雑把に言うと1)アメリカ住宅不況が2007にピークを付け、 REIT価格が暴落する ↓2)2007年後半からアメリカ株・日本株が暴落 ↓3)FRBの利下げ ↓4)商品価格のピークアウト ↓5)円高・ドル安から円の独歩高 ↓6)ジャスダックを中心とした日本小型株の復活が 2008年後半頃から始まるとの事でした。現在はフェーズ4)から5)の辺りでしょうか。その後小型株が反転してくれるとの予測は嬉しいですが、果たして本当にそうなんでしょうかねぇ!?確かにそろそろ反転しても良いくらいにドン底状態ですが・・まとめますと、予測のための本ですから完全に妄信は出来ませんが、サンプル数が少ないものの過去のデータから帰納法的に一般法則を見つけ出そうとしていますので、読んでおいても悪くはない本だと思えました。
2008.04.06
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今日、福田首相の記者会見が行なわれ、なんと!ガソリン税2兆6000億円の一般財源化を平成21年から認めるという趣旨のものでしたね!!今までは道路公団の民営化などは名ばかりで道路特定財源のうち、わずか数百億円が一般財源に組み込まれるだけというお粗末な内容でしたが、今回の民主党の頑張りによってここまで来ましたね!平成20年から暫定税率を廃止するというのは残り期間を考えるとちょっと無謀ですから、福田首相は最大限の譲歩をしたといった所でしょうか。よくあの道路族まみれの自民党員を無視してそこまで言ったもんですな。元々、この問題はガソリン税を一般財源化してしまえば財政的にも、環境的にも、内政的にも丸く収まる単純な話ですから、一部の利権団体をどれだけ排除する事が出来るかのその一点だけが問題であったと私は理解しています。後は民主党のひと頑張りでこの問題は解決となります。ここであんまりゴネ過ぎないよう頼みますよ!いや~、日本も捨てたもんじゃ無い!世論が政治を動かして良かった良かった(^^;
2008.03.27
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今日、遂に1ドル=100円を一時的にとはいえ割り込みましたね。一昨日の5カ国協調の市場介入宣言も空しくもうドル安が止まらない状況になって来ました。アメリカ株なんて買ってた日にゃあ、株安・ドル安のダブルパンチを喰らって大変です。アメリカの年金政策は日本と違って大きく株価に依存しているため株価が下がる=年金不安となりますから、とにかく株価対策に必死で迅速です。アメリカ経済は本来ITバブルが崩壊したときに深刻な景気後退に突入しているはずだったのですが、その被害を最小限に食い止めるためにFRBが金利を引き下げたため、住宅バブルが発生しました。つまり、住宅バブルが発生したことによりITバブル崩壊を吸収したことになります。現状のアメリカはITと住宅の二つのバブルの山を超えるためにドル紙幣を刷って刷って刷りまくっていますので、今回の『住宅バブルの崩壊』は随分昔から言われている『ドルが紙くずになるような』深刻な状況をそのうち作り出すことになるかもしれません。間違いなくドルの世界市場への供給は過剰で、中国やEUの発展によりドルの基軸通貨の役割が交代すれば、世界中にばらまかれているドル紙幣の価値は、米国経済の実態に見合ったものなります。つまりリセッションを回避する為の金融緩和の行く末に、ドル紙幣は殆ど紙くずになるわけです。確かにアメリカ経済の規模は巨大ですが、ドル紙幣やドル通貨の供給はそれをはるかに上回った巨大なものですし、偽ドル札問題だけでも十分にインフレを起こしうる規模になってますから、金本位制にでもしない限りは機軸通貨としての地位を維持するのは難しいのかも知れません。一方の日本を振り返って見てみますと、(1)日本円という通貨は世界的に見てかなり割安な水準(2)株価水準は長期国債利回りを配当利回りが大きく上回り 7割程の銘柄がPBR1倍割れという歴史的な安値水準(3)資源高騰・環境問題に対するエネルギー効率が 抜群の世界一である為に、実は追い風が吹いている3つの上昇エネルギーが噴火寸前になっています。(スイマセン言い過ぎました、単なる景気付けです^^;)不動産価格下落や財政赤字などの問題はあるものの、大雑把に言えば日本と米国の景気変動はアメリカと逆の相関関係にありますから、あとは政治の一押しがあると、画竜点睛となりますね。その一押しが今の福田内閣には期待できそうにないのが残念ですね・・・
2008.03.13
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ここのところ不動産系銘柄の暴落が目立ちますが、それもその筈で業者間では「3月暴落説」は定説になっていたそうです。その象徴とも言えるダヴィンチ・アドバイザーズ(4314)などは1年あまり前には1兆円以上ものファンド資金をかき集め、飛ぶ鳥を落とす勢いでして、「カネは手元に唸っているのに、 肝心の物件が見つからない」と豪語していたものですが、「現在では会社の信用力ではなく 物件の優良度で融資額を決める ノンリコースローンとはいえ、 ダヴィンチに貸すのは新生かあおぞら銀行くらい。 それも彼らが半分以上出す契約じゃないと、 邦銀はどこも乗らない」ここまで変わっているそうです。2年前くらいから邦銀は不動産向け融資を絞っていましたがサブプライム問題までは外銀が競って貸し込んでいたため、危機の深層が見えにくくなっていましたが、それもとうとうサブプライム問題の影響を受けてモルガン・スタンレーやメリルリンチといった不動産ローンの「出し手」が次々に経営危機に陥り、特に昨年末からは一気に融資の蛇口を閉じました。さらに「融資」(ローン)だけではなく、サブプライム問題で手傷を負った欧米の機関投資家は、不動産ファンドへの「出資金」(エクイティ)も引き揚げています。昨年夏に金融商品取引法(金商法)が施行されたため、今後は不動産ファンドにも金融庁検査のメスが入るためたとえサブプライム問題が収束したとしても、今後も匿名性を重んじる投資家が離れていくのは確実です。こうしてローンもエクイティも日本の不動産業界から引いていくため、新たにカネを借りられない不動産業者は、手元資金をつくるために物件を売らざるをえない訳で投資家から解約を申し込まれたファンドは、出資金返還のために物件の「換金売り」に走るしかないでしょう。こうやって、不動産価格は確実に下降トレンドへと向かっていますね。(売上高)=(数量)×(価格) 1)どん底:、 2)回復期:、 3)拡大期:、 4)加熱期:、 5)天井 :、 6)後退期:、 7)不況期:、 8)夜明前:、1)~2)・・・~8)~1)に戻る景気循環フェーズで見て、価格が下がり始めた現在はフェーズ7)に突入したところでしょうか。これからこの業界での淘汰が進んで倒産会社の在庫一層セールが出尽くすまでに最低2年はかかるでしょうから、マンション関連であれ、オフィスビル関連であれ、不動産セクターはあと2年くらい様子見が必要そうです。その頃には債権回収業者も面白そうですね。
2008.03.07
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ロイターのニュースより---------------------------------------------国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は、3日付の仏ルモンド紙に掲載されたインタビューで、ユーロは過大評価されている一方、人民元と円は過小評価されているとの認識を示した。 同専務理事は「通貨間で大きなひずみが見られる」と指摘した上で、ドルは円や人民元ほど過小評価されておらず、ユーロほど過大評価されてもいないと述べた。------------------------------------------やっぱりそうでしたか。海外旅行を頻繁にする人ならば誰でも分かりますわな。日本の物価は海外に比べてかなり安いでしょ。100円ショップとか、100円バーガーとか、先進国の中でこんなのは尋常ではないです。特にヨーロッパ旅行をした人ならばユーロの割高さを嫌という程思い知らされた事でしょう。私は行っていませんが、旅行者から聞くところに拠るとマクドナルドでの食事が1200~1500円かかるとか、地下鉄料金が1000円を簡単に超えるとか。FXトレーダー達はこんな状態から日本円を売って、ユーロを買っている人が多い訳ですから、そりゃあヤバイですよね。チャートのトレンドを追っかけると確かに一時的には儲かるのでしょうが、常識の感覚からすると恐ろしい事をやっているんですよ。恐ろしいと自覚していると良いのですがそうでもない人も多そうですから、FXブームが完全に駆逐されるまでは円高は続くのが自明の理ではないかと私は思っています。そんな訳で、現在の日本株は最強ゥ~~!!!アホの独り言だと聞き流して下さい・・・(^^;
2008.03.03
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8年ぶりに東京で開催されたG7が今日終わりましたね。「世界経済は厳しく不透明」で、「それぞれの国で事情があるからマクロ政策協調なし」という、何とも先行き不透明感だけが残った会合だとの印象を受けました。しかし今回のサブプライムローン問題を見ていると、日本のバブル期の不動産バブルと全く同じ轍を踏んでいますね。銀行は不動産を担保に半ば強引な貸し出しをし、借りる側も値上がりを期待して無茶なローンを組んでいます。国は違えど、人間のやる事は所詮同じなんですね。金融の小手先テクニックが上手くてもその根本は変わらない。『サブプライムローン』を『ゆとりローン』に、『50年ローン』を『親子返済』に、言葉を変えるとまるで、バブルに踊って弾けた20年前の日本の焼き直しでしかありません。あの頃は日本の金融機関が世界を牛耳ると言われ、世界中の不動産を買い捲っていました。特に不景気のアメリカのロックフェラービルなんかを買収して世間を騒がせたものです。現在ではアメリカ・ヨーロッパの投資銀行が世界を牛耳ると言われており、日本の不動産は彼等に買われ捲っています。日本の主要なホテルなんかは実質、外資に所有権が移っています。そう考えると好景気・不景気の一番の要因ってのは結局不動産であって、それは10年以上のサイクルで繰り返すものなんでしょうか。何たって不動産は評価額が桁違いに大きいですから。ともかく、歴史的な長い目で見るとアメリカの不況と日本の好況には相関性がありそうですから、日本がこれから好況になって株価も回復する事に淡い期待を持って眺めていきます。バリュー投資を愚直に続ける事だけは変わりません。
2008.02.09
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大阪府の新知事に橋下徹氏が当選して暫くが経ちましたが、今日のニュースを見るとなかなか面白そうな意見を言っていますね。初登庁の日にまずは府職員たちを前にして、「大阪府は破産会社と同じ。 そこで働く職員が給料を減らされるのは当たり前」と、「破産宣告・減給通告」をしていました。さらに、「改革の意識のある人達とは一緒に頑張って行きたいが、 意識のない人には去ってもらう」との強気発言も飛び出してきました。橋下氏は83ある府立施設のうち、図書館を除く81を廃止、売却、見直し対象にする方針としています。 公共施設の為に税金を湯水の様に使う役所とどれだけ対抗出来るのか分かりませんが、無駄なお金を使わせないという強烈なメッセージを発した知事としては長野県の田中康夫知事以来でしょうか。 十分過ぎるほど建物がある大阪にわざわざ公共施設のビルなんかを建てて赤字を垂れ流す必要なんて一般市民は誰も良いとは思っていないでしょうし、実際に破産寸前の財政状態なのですから、民間人の意見を代表する人として頑張って欲しいですね。
2008.02.07
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どうも次回の衆議院選挙ではガソリンにかかる揮発油税・地方道路税の暫定税率が争点となりそうですね。暫定税率の期限が切れる3月末までに民主党の頑張りで税制改正関連法案が成立しなければ、ガソリン価格が1リットルあたり25円下がるとか。それに対して自民党が税率維持の根拠とするのが独立行政法人「国立環境研究所」の研究チームが昨年10月にまとめた試算でガソリンと軽油の税率を元に戻した場合、二酸化炭素排出量は08~12年に年平均約800万トン増加し、「京都議定書の(目標)達成をさらに困難にする」と指摘している。これにプラスして、日本のガソリン価格は先進国に比べて安いと合わせ技で主張。税額の割合も、英独で6割を超えているのに対し、日本は39.5%。原油高騰で値上がりしたとはいえ、受忍限度内と強調しています。民主党の国民に対する人気取りである事は明確ですが、これは相当インパクトがありますね。運送業者などはともかく、一般人はガソリンの値段が25円下がった所で実は生活にそんなに大きな影響は無い筈ですが、毎日目にする価格が下がるとスカッとしますから。そもそも自民党の環境に対する配慮と言いながら、実際には不必要な道路を造りたいという意図がバレバレです。ガソリン価格が下がるのと無駄な道路を造るのどちらが環境に悪いかと言えば・・・無駄な道路を造る方が環境に悪いに決まってんだろ!!!小泉・安部路線では道路財源維持はタブーだった筈なのに福田政権ではそれが罷り通るんですから幻滅です。最近では、『車にかかる税金が道路以外に 遣われるなんて許せないな~』なんてラジオCMがあるくらいですからね~。さすがにこれを初めて聞いた時は度肝を抜かされました!!!日本の財政の問題なんかこれっぽっちも考えないで道路で潤っている利権を守りたいだけと露骨なCMを流す、こんな人を馬鹿にした様な自民党はさすがに次回の衆議院選挙は厳しいかも知れませんね。とは言うものの民主党も左翼に寄り過ぎた経済オンチ集団で、彼等が政権を執れば株式譲渡税率が30%になりそうなのも考えもので困ったもんです。政治を見ると確かに日本は暗く見えますね・・・
2008.01.24
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友人から聞いた知った話なのですが、オイルマネーの如く日本でも政府系ファンドの設立の動きがあるみたいですね。-----------------------------------------------[東京 5日 ロイター] 自民党の山本有二前金融担当相と田村耕太郎前金融担当政務官は5日、東京市場の国際競争力強化のため、日本に政府系投資ファンド(ソブリン・ウェルス・ファンド=SWF)を創設することを求める議員連盟を党内に設立した。参加者は42人。来春をめどに中間報告で提言する考え。自民党の議連の名称は「資産効果で国民を豊かにする議員連盟」で、山本前金融担当相が会長、田村前政務官が事務局長を務める。政府系ファンドは、シンガポールで実績があるほか、外貨準備を膨らませる中国や中東の産油国などが相次ぎ設立している。5日の党本部の設立総会には、渡辺喜美金融・行政改革担当相が出席し、「官と民の資産をどう運用していくかがこの議連の眼目だろう」とあいさつした。そのうえで、官から民への資金の流れを進めるとともに、1550兆円の個人金融資産の活性化によって「(金融担当相と行革担当相の役割は)コインの裏表の関係でやる」との考えを示した。議連総会の終了後、山本前金融担当相は記者会見し、中東などの政府系ファンドが7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)など世界的に注目される存在になっているほか、中国が外貨準備の運用をブラックストーン[BG.UL]に委託する動きなどを指摘したうえで「広い視野で議論していく必要がある」と語った。さらに、政府系ファンドを日本に創設することは「賛否両論があるがメッセージは出していきたい」と述べた。田村前政務官は、政府系ファンドの創設について「1年以内に何か結果を出したい」と述べた。今後の議連の会合では、ドバイとアブダビの政府系ファンド関係者による講演を年明けに予定する。---------------------------------------日本人としては、世界一安い現在の日本株を外資ではなく日本マネーで買って頂きたいですので、この動きは基本的に歓迎します。日本政府がやる運用なんて割高な日経225採用銘柄しか買わないといったような下手クソの極みになるかも知れませんが、それでもこういった第一歩を踏み出す事が肝要ですから。私の持ち株も上がるかも知れませんし・・・(^^;そもそも日本人の金融資産の行き先は回りまわって債券に偏り過ぎているのは明らかです。これこそ国家の損失の極みと言っても過言ではないと思います。外資系企業の投資動向に株式市場が左右されたり、自国民が見向きもしない超割安株を外資系ファンドが買収していくような経済大国はやっぱり異常ですから。
2007.12.06
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中間期決算発表がピークとなる11月も終わりました。それに伴って11月は業績予想修正のピークともなりますので、その年の景況感を計るにはもって来いの月ともなります。そして今年の11月分の業績予想も出尽くしたところで集計してみました。《2007年度業績予想修正データ》 上方修正銘柄数:471 下方修正銘柄数:783 上方修正率=37.5%過去のデータが以下の通りですから、2003年の上方修正率=48.8%2004年の上方修正率=55.8%2005年の上方修正率=54.3%2006年の上方修正率=51.3%見比べてみるとこれは思った以上に悪いですね。『業績予想修正≒下方修正』とも言える程の率です。世間では景気は緩やかな回復傾向といった報道が多いですが、予想以上に景気減速していると思った方が良さそうです。景気循環ってだいたい4年1サイクルくらいですから、そこから逆算するとこれから2年は景気悪化するという事を示唆しているんでしょうか!?景気が悪いのに全体株価が上がるってあまり聞いた事ありませんから、まだまだ忍耐が必要なのでしょうか!?(涙)現在の小型株の値段はPERや配当利回りをみると歴史的な安値水準ですが、PBRだけをみるとまだもうちょっと底まで距離があります。不景気による業績悪化に伴ってEPSと配当が下がって、まだまだ下値を伺う展開になるかも知れないと覚悟しときます。とは言え、現在でも東証一部平均配当利回りが長期国債利回りを上回っているような滅多に無い激安水準ですから売る気には全くなりませんけどね。キャッシュポジションを大事にするってことで。
2007.12.02
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道具としてのファイナンスを読みました。MBAカリキュラムの中ではマーケティングもファイナンスも必須なのになぜかマーケティングの本は充実しているのに一方ではファイナンスの本は不足していまして、この本はその中での数少ない良書と噂されていたので読んでみました。著者はMBA資格を取得した後に日産自動車にて財務担当者として活躍されていた方でして、ファイナンスの理論と実践のギャップに苦しんだ末に独自で編み出した実務レベルでのEXCEL計算がまとめられたりしていてなかなか濃い内容になっておりました。この本は7章で構成されておりまして、第1章 時間的価値から考えるNPV(現在正味価値)や IRR(内部収益率)について解説されてます。第2章 証券投資に関する確率・統計や ポートフォリオ理論、シャープレシオなどが解説されています。 効率的市場仮説や最適リスク・リターンバランスなど 一般的な投資理論ですね。第3章 企業価値評価の考え方としてのCAPM公式、 WACCやDCF法による計算が紹介されてあります。 このあたりはバリュー投資家の18番ですね(^^;第4章 WACCから派生した企業のファイナンスの際での MM理論(最適資本構成)や配当政策について述べられています。 このあたりは日本の上場会社社長が苦手な分野ですので、 彼等には是非とも読んで頂きたい内容でした。第5章 資本市場に関する理論として主に債権投資や 株式の配当について書かれてあります。 第6章 デリバティブについて先物取引、スワップ、 オプションなどが取り上げられています。 それぞれの理論価格について基礎の部分の解説でした。第7章 オプションの理論価格計算方法についての ブラック=ショールズ・モデルが解説されてあります。 第1~5章に関しては今までの投資の勉強で培ってきた内容のおさらいみたいな感じですね。バリュー投資を真面目に勉強していたら知らない内にMBAで習う内容をある程度習得していた事に少しびっくりしました。第6~7章で感じた事ですが、デリバティブはマイナスサムゲームだから儲からない!!!という印象が強く残りました。こんなもん絶対に触らねーぞ!■ブラック=ショールズ・モデル■ C=S0N(d1)-Xe^(-rt)N(d2) d1={1n(S0/X)+(r+σ^2/2)T}/σ√T d2=d1-σ√T (※詳細は割愛します。)原資産価格、権利行使日、オプション満期日、リスクフリーレート、ボラティリティーの5つからこんな風に小難しい式を用いてオプションの理論価格を計算するのですが、そもそも変数が多すぎてまともに計算できるのかかなり疑問を感じました。株式投資の割引率ひとつだけでもかなり曖昧になってしまうのに、5つも変動したら訳分からなくなるのが普通でしょ。『複雑で完璧な計算課程から導かれた答えは 投資の世界では間違っている可能性が高い』という言葉を思い出しました。例えば現在の株価が1000円、権利行使価格が900円のとき、コールオプションの本質的価格は100円じゃないですか。ですがこの公式を使うと、理論価格は130円とか150円とかになるってんだから怖いです。《※誤解を持つ方が多いようですので追記》仮に権利行使日が明日だったりしたら、コールオプションは100円に限りなく近くなるのに、1年後とかだったらボラティリティーによっては価値が1.5倍とかになるのはいくら価格ヘッジや時間的価値があるとしてもやっぱりおかしいんじゃないか?って素朴な疑問が沸いてきました。《※追記終了》これじゃあギャンブルのテラ銭と変わらないんじゃあ・・・金融商品販売会社ってのは商品の適正価格をぼやかして利鞘を抜くのが本質ですから、こんな小難しい計算式はまさにうってつけですね~。ちょっと脱線しましたが、まあまあともかく良い本でしたよ。内容は少し難し目ですが、ファイナンスの知識が弱いと感じられている方には読んで損はない一冊だと思います。
2007.11.26
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ヤバい経済学増補改訂版を読みました。この本の著者は普通の経済学者とは違って、分かりやすい表現で物事の裏側を突いていますね。普通ならば取り扱わない人工中絶と犯罪発生率の相関だとか、麻薬組織のインセンティブと会計の仕組みだとか、インチキ教師の炙り出しかたなどなどが紹介されており、ちょっと変わった本になっています。この本を読むと、アメリカの格差社会がどうやって形成されているかを実例を伴う事によって肌で感じる事が出来ました。結局は『蛙の子は蛙』だという訳で、中絶されるべき子供が生まれてきた場合はろくな家庭環境ではないので犯罪者になる確率が高いですし、黒人と白人の教育格差は社会環境に依る所が大きいですし、親の知能指数は子に受け継がれるために生まれた時点で格差は固定されてしまってそれは後天的な教育だけでは挽回は難しいそうです。日本もいずれはアメリカ並みの格差社会になるのでしょうが、これを読むと、なかなか格差が縮まる訳がないと思ってしまいますね。
2007.10.22
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金持ち父さんの起業する前に読む本を読みました。内容を簡単に要約しますと、Bクワドラントで成功する為に必要なB-Iトライアングルについてじっくりと説明されていますね。まずは枠組みとして・使命・チーム・リーダーシップを構築する必要があり、その枠組みの中で・キャッシュフロー・コミュニケーション・システム・法律・製品これらの順で積み上げていくべきだと述べられています。よく画期的な製品や技術だけで良いビジネスプランが出来たと勘違いした起業家が失敗するケースが多かったり、EクワドラントとBクワドラントでは必要とされる考え方や能力が全く違うために心構えが給料を貰う従業員から脱却出来ないままの起業家が失敗するというのが理解できますね。私は現在、E・S・Iクワドラントの3本足で立っている状態ですが、自分に足りないBクワドラントの考え方の本質だけを抽出した良書だと思いました。まさに『起業する前に読む本』でした。
2007.10.09
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最近の特に新興市場では業績上方修正しても株価が下がったりしてますし、バリューブロガーも相当の数の退場者を出したみたいで皆さん相当弱気になられている印象です。こんな状況では『もう環境面から考えて 資本主義は限界では!?』とか、『日本は高齢化社会・財政悪化をうけて 株価は二度と帰ってこない!!』とか、『円高・資源高不況がやってきて 日本は駄目になる』等々といった弱気論がちらほら聞かれるようになりました。でも、これらを聞くと今までにも似たような状況があった事を思い出します。例えばオイル・ショックの頃には物価が狂乱するなんて憶測が飛び交いましたし、イラク戦争のかわりにベトナム戦争がありましたし、四日市喘息等の公害病が問題となった1970年代の日本は温暖化が叫ばれている現在よりも日本だけで見れば環境は悪かったですし、プラザ合意後の日本は1ドル100円になれば輸出業者が壊滅的打撃を受けると揶揄されていましたし、戦後の日本の財政状況は現在よりももっと悪かったですし、高齢化ではなくて食糧難という時代を迎えておりました。それでも市場経済は成長し続けてきましたし、下がった株は戻って高値更新していきました。結局は『いつか来た道』なんでしょうね。まあそんな事を気にせず、今こそバリュー投資を行うべきではないでしょうか。
2007.09.17
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脱税のススメ(税務署撃退編)を読みました。この作者の本はこれで3冊目で内容はどれもそれほど大差はないです。『脱税のススメ』というタイトルが示す脱税の方法については前作の方が詳しいですが、この本は合法的な節税方法と税務調査対策に重点が置かれておりましたね。実践的なのはこちらの方でしょうか。しかし、このシリーズを通じて税金というものはかなりいい加減という事を痛感しました。人間の作るシステムなんで穴だらけなのは仕方がないと言えばそうかも。税金の多寡なんてもはや税務調査員の裁量次第で決まりますし、その税務署員は役人根性丸出しの面子最重要視で不正を無理やりにでも見つけるのに躍起になっているんですね。『申告是認』が恐怖なんて、ちょっと狂っています。管轄部署が違えばいがみ合うなんてまさに役所そのものですし・・さらにその税金の使い道に至っては言うまでもないですが輪をかけていい加減ですね~。いやはや困ったもんです。
2007.09.12
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脱税のススメ-バレると後ろに手が回るを読みました。以前に読んだ『脱税調査ウラ話・ここまで暴露(バラ)せばクビがとぶ』と同じく大村大次郎氏作の本ですが、この本の方が2年程後に出版されているためかだいたい同じ内容ながらこちらの方がまとまっていますし、引用も豊富ですね。1)売り上げを抜く2)経費を仮装する3)在庫を除外する脱税の方法はこの本で70種類ほどが紹介されていますが、大きく分けると上記の3方法に分類され、それぞれの脱税方法について具体例と税務調査官の目の付け所を隈なく記してあります。元国税調査官の作者にしか書けないような税務署の内部事情や税務調査の現場状況などが刻銘に記されていましたね。そして一番印象に残ったのが、巻末近くに書かれてあった元国税局長で試験をパスせずに税理士を開業していたOBの脱税事件でした。現役時代は税金を取り立てていた人が引退すると税務署のOBの力を振りかざして脱税三昧ですか・・・恥ずかしい限りですね~。こんな事件をみると、税務署のOBに対しては試験なしで本来は難関の税理士免許を与えてしまうのは如何なものかと思ってしまいますね。
2007.08.29
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日本の株価は昨日も暴落、今日も暴落、明日の暴落も為替とCMEを見ているとほぼ決定的でかつ、為替の鬼円高ぶりを見ると明日が一番キツそうです。(FX破産で自殺者が出るな~、やばいよこれ)何故ゆえにここまで暴落するのでしょうか!?昨年の6月の追証地獄よりも強烈な気がするんですけど・・・日本に於けるサブプライムローンの実害って、たかだか金融機関が劣後債で損失を被る程度だと思います。経済規模からするとジャブを一発喰らった程度でしょうか?この問題はアメリカの不動産価格が馬鹿みたいに高騰して、50年ローンが組まれたり、日本でバブル後に悪評高かったゆとりローンに準ずるローンが組まれたり、サラ金に近い借金をしてまで不動産を購入する連中までもが現れる程に行き過ぎてしまった。そして一番リスクの高かった連中が飛んでしまった。それだけの話ですよね。これは日本の不動産バブル崩壊につながった『土地の総量規制』のような出来事だと僕は思っています。総量規制そのものが問題ではなく、不動産価格ピークアウトのサインとなった事に問題があるのかと。でも、これってアメリカ経済の話ですよね。なのに何でアメリカの株価以上に日本の株価が下がらなければならないかが分かりません!!信用収縮がアメリカよりも日本に於いて被害が大きいなんて、なんか矛盾しています。アメリカ企業の業績が長期的に落ち込むというのならば分かりますが、本当に日本企業の業績が大幅に落ち込むのでしょうか!?『信用』ってのはまさに心の問題で、ミスターマーケットは日本の方が情緒不安定と理解しておけば良いのでしょうか。株って本当に分かりませんね。
2007.08.16
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脱税調査ウラ話・ここまで暴露(バラ)せばクビがとぶを読みました。今まで税務署の内部事情なんかはトンと知らず無条件に『税務署は怖い!』と思っておりましたが、元税務署員の著者が書いた実情を読むと怖いことには変わりありませんがやっぱり税務署員も人の子なんだと思いました。追徴課税のノルマ、税理士制度の不備・癒着構造、税務署員のやりたがらない仕事内容、脱税発見の手口、各業種の脱税事情などなどなるほど人間臭いドラマが税金には付き物なんですね。他人の懐を鷲掴みにして財布を抜き出し、銭勘定に難癖つけて税金を搾り取るという仕事はやっぱり相当ストレスが溜まりそうです。中でも無申告者は税務署の税務調査の構造上、摘発を受けにくいというのには驚きでした!イメージ的には一番真っ先に見つかりなんですけど。税金システムの構造的な欠陥を垣間見ることが出来て思った以上になかなか楽しめました。もう少し税金関係の本を読んでみようかと思えましたね。
2007.08.04
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先週金曜日の時点で東証一部・JASDAQともに騰落レシオが70ポイント前後で推移しており、信用評価損益率も-12%程度でしてここからもう一段の暴落があれば絶好の買い場だと思っていました。そのために為替が行き過ぎている事も憂慮して先週半ばに外国株を処分し、今週の日本株購入のキャッシュポジションを準備しておりました。そして先週末のCMEでは日経平均が17000円程度まで下落していましたし、今回の参議院選挙では自民党の歴史的惨敗ということで、『暴落は必至、絶好の買い場到来!!』と思ってかなり下の所で株価暴落をてぐすね引いて待っていたのですがどうやら空振りに終わったようです・・・終値ではプラス引けなんて予想外でした(驚)残念ですが、皆の思惑が暴落すると一致した時には相場は逆に動くものなんですよね・・・ここは一つ、今後の暴落に期待しましょう。それと選挙について、僕はあんまり政治の事は分かりませんが、まあ前回の衆議院選挙では自民党の大勝だったので、参議院は民主党にくれてやった方がバランスが取れて良かったんじゃないですか。安倍首相の責任云々を言われていますが、(確かに内閣府はお粗末な人材のオンパレードですが・・)対外的にはトップの政治家がコロコロ変わるのも印象悪いですし、選挙結果なんてマスコミが作り出した世論の延長でしかないですから、個人的には辞任まではしなくてもいいと思ってます。参議院なんてどうでも良いちゃあ良いですし。
2007.07.30
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なぜ、あの会社は儲かるのか?を読みました。会計は会計として、経営は経営として別々に扱われている現状を憂えた2人の専門家によって書かれた『その両者を結びつける為の読みやすい本』となっております。そこに出てくる会社はユニクロ、キャノン、阪急、吉野家など誰でも知っている会社で実際の数字に照らし合わせてその経営戦略と会計データの推移が解説されています。バリュー投資家ならばすんなり入り込める内容ですが、営業一筋の方などの普通の人からすればちょっと専門用語の解説が不足しているかも知れません。それでも何となく数字から経営戦略を理解する事が出来ると思われるくらい分かりやすいです。・差別化、高級化による利益率の上昇のしくみ・『損して得とれ』のマトリクス・損益分岐点とポイント制の相関関係・製品の寿命とキャッシュフローの推移・M&Aとシナジー効果・経営資源と経営の本質等々について、なかなか分かりやすく解説されてあった良書だと思います。投資家として読んでおいて損はない一冊ですね。
2007.07.25
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ウェブ進化論 ―本当の大変化はこれから始まるを読みました。「インターネット」「チープ革命」「オープンソース」というネット世界の3大潮流から1)神の視点からの世界理解2)ネット上に作った人間の分身がカネを稼いでくれる新しい経済圏3)消えて失われていったはずの価値の集積という「3大法則」とも言うべき新しいルールが生まれるといったネットビジネスに関する内容でした。ブログ等を開設してネットに慣れ親しんでいない人から見れば何をいっているのか全く分からない内容だったと思います。内容を大雑把に箇条書きしますと・ヤフーとグーグルを比較して グーグルが全く異質の新しい革命的な企業であること。・ネットの中の社会を形成することで ネットの外の世界を「こちら側」 ネットの中の世界を「あちら側」とに世界を定義付けて それがWEB2.0であるということ。・「あちら側」の世界では全てのコストが殆どゼロになる為に 情報を共有してロングテールで稼ぐという 従来からは逆転した経済圏になり、 そこに至る為にはブログによる総表現社会と アマゾンをはじめとしたアフィリエイトが密接に関係していること。・オープンソースの代表としてリナックスやウィキペディアが 如何に優れているかということ。・ウェブ進化によって学習の高速道路が整備されたために あらゆる専門分野に於いてある程度のレベルで 大渋滞が起こっていること。などなど今まで聞いたことはあるけれどもあまり理解はしていない用語のオンパレードで、勉強にはなりましたね。読んだ感想としては、第一に小難しい用語やプログラミングをいちいち理解していなくても既に自分はブログを開設してアフィリエイトもやっていて馴染んでいるのでこんなもんかなと。第二に基本的にコストゼロになってしまうのでIT企業自体はやっぱり事業素質が相当低そうで、割高になり勝ちなIT企業の株なんか買う必要は全くない。逆にこれらの技術は自分で使いこなすと強力な道具になるしかつ色々な所でコストダウンできそうで、そういう実業系の企業にいち早く投資したいです。第三に学習の高速道路が整備されたのはバリュー投資の分野にも当て嵌まることで、確かに学習が格段にしやすくなっていますね。おかげで個人投資家のレベルは格段に上がってきて勝ちにくくなっているのかも知れません。一定のレベルでの大渋滞をブレイクスルーし続ける気概で投資に望む必要がありそうです。
2007.07.07
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ホントは教えたくない資産運用のからくり 「錬金術入門」篇を読みました。正直、ちょっと感動しました。本質を突いて突いて突きまくっています!!!直ぐに儲かる小手先のテクニックなどは一切省いて儲けの概念的な要素を解説しているだけでこの満足度とボリュームを出せるってのは並大抵ではないですね。その内容を問題の無い範囲で紹介しますと『儲け=裁定取引』である事を定義付け、小口化の錬金術、統制経済の問題点、参入障壁・撤退障壁、マネーの膨張・収縮のしくみ、勝率とオッズの仕組み、などなど本質だけを抽出して見事にまとめ上げています。今まで漠然とそうではないかと断片的にあった僕自身の知識がまとまった感じがします。これは投資だけではなく起業にも大いに役立つ一冊に仕上がっていますね。かなりの良書ですよ。著者の安間 伸さんにはひたすら感謝です。
2007.06.25
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うなぎ好きの方、及びうなぎ関連銘柄に投資している方には悲しいお知らせですね。うなぎってのは最近は稚魚をヨーロッパから輸入して日本・中国で養殖するのが主流だったのですが、それがストップせざるを得ない状況になって来ました・・・以下は読売新聞の記事です。----------------------------------------------国内で消費するウナギの半数以上を占める州産ウナギ(ヨーロッパウナギ)の輸出入が、野生生物の保護を目的としたワシントン条約の対象種として、大幅に制限される見通しとなった。条約事務局に加え、水産資源を管理する食糧農業機関(FAO)も、「規制は妥当」と結論づけているためで、来月3日からオランダで始まる条約締約国会議での議論を経て正式決定される。これとは別に、台湾の対日輸出制限の動きもあり、ウナギの価格高騰は免れない情勢だ。ウナギは卵からの完全養殖が難しく、天然の稚魚(シラス)を漁獲して養殖している。しかし、国内で取れるニホンウナギの稚魚の漁獲量は1960年代から減り始め、ここ数年は70年代の約10分の1(20~30トン)まで激減した。代わって、フランスやスペインなどの沿岸で採取したヨーロッパウナギの稚魚が年間50トン前後、養殖に適した中国に輸出され、成魚が「かば焼き」に加工され、日本に輸出されている。スーパーなどで出回っている安価なかば焼きの大半が、こうしたヨーロッパウナギで、その量は国内消費量(十数万トン)の5~7割に当たる。ヨーロッパウナギは欧州でも古くから漁が行われてきたが、現在の漁獲量は年200トン弱。資源量としては70年代に比べ1%程度まで減少したと推定される。欧州連合(EU)は「ウナギの激減は中国や日本への輸出が原因」とし、輸出時に原産国の許可が必要な同条約付属書2に入れるよう求める提案書を提出した。提案は条約加盟国の3分の2の賛成で採択されるが、日本政府も「反対する合理的な理由がない」(水産庁)としており、採択の可能性が高い。日本鰻(うなぎ)輸入組合は「輸出がどの程度規制されるかは原産国次第だが、大幅に減る恐れがある」と警戒している。一方、ニホンウナギの稚魚を日本に年間約5トン輸出している台湾でも、漁獲量減少のため、対日輸出を制限する方針だ。今月21日に開かれた日台鰻魚貿易会議に出席した同組合員は「今冬にも輸出規制に踏み切るのは間違いない」と見ており、国内のウナギ業界は対応に苦慮している。-----------------------------------------------僕はうなぎを食べるのも好きですし、うなぎ関連の海外食品銘柄にも投資していたのでダブルパンチを喰らってしまいました!!株の方は勿論、全株投売りです!!幸い株価の暴落はなかったので投資自体はそこそこプラスで終わらせることが出来ましたが、これからうなぎ業界は冬になりそうですね・・・鯨の二の舞になりそうです。
2007.06.06
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なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?を読みました。簡単な会計の入門書といったところで、30分位で読めました。・社長のベンツが中古の4ドアである理由が 減価償却と経費処理を行なうことによる節税対策であること・生命保険と法人税務の関係・掛金取引のしくみによって現金商売は潰れにくく 新興急成長企業は潰れやすい事・中小企業の粉飾会計の裏側の話などなどが読み易い文章で書かれていましたが、全く会計を知らない人にとっては初めて出てくる用語が満載できついかも。『なぜ、さおだけ屋は潰れないのか?』と内容がかなり近かったですね。ちょっと二番煎じの印象を受けました。電車の中の時間潰しには丁度良いですね。P.S.)それはそうとアマゾンの売上を確認していると、 先日ブログで紹介した『影響力の武器』 が 物凄い売れ行きとなっていますね!! さすがは本物の良書といったところですね。
2007.02.26
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この写真を見てあなたはどう思いますか? 一体何やってるんだ!?新車発表会のようだが、車と美女に何の関係が??むしろ邪魔と言ってもいいくらいだな・・・と、以前までの僕は思っていました。たぶん同じように思った方は多いでしょう。しかし、そこには恐るべき心理攻撃が牙を剥いているという事を最近になって知りました。はっきり言って新車と美女には何の関係もありません。それは誰もに共通する認識で、別段気にも留めずに新車を見ているつもりなんですが、美女が写っている広告を見た男性は美女が写っていない同じ車の広告を見た男性に比べてその新車が速くて、魅力的で、デザインが良く、高級感があると評価しているのです!!!しかも、美女の存在が自分の判断に影響を及ぼしているとは誰も気付かずに車を購入するのは大抵は男性ですから、車の購買層は当然美女を大好きです。こうやって購入層に深層心理のうちに好きなイメージを混同させ、巧みに価値の無いものを売りつけようとしているんですね~。もう一つ、同じ様な実験でクレジットカードに関するものもあります。クレジットカードは消費行動のプラスを強調し、支払いというマイナス面を遠ざけるという心理攻撃の一面を持ちます。チャリティ活動の寄付をクレジットカードのマークが出された部屋とそうでない部屋の2部屋で行ったところ、チャリティへの寄付を求められた際、クレジットカードのマークが出されている部屋で寄付を求められた場合は87%が寄付をしたのに対し、マークが出されていない部屋で寄付を求められた場合は33%の人しか寄付しませんでした!勿論、寄付は現金で行われたにも拘らず!!しかも寄付を求められた人々はマークがあったかどうかすら認識していません!!!こうやって見てみると、車といい、クレジットカードといい、心理攻撃の罠が知らない間に至る所に隠されていると考えた方が良いですね。怖いですね~。
2007.02.06
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今回は前回日記の続きです。投資適正のある人って僕の感覚では2%程度なんですが、それは間違いなく少数派です。こういう人は資本主義の原理やバリュー投資の概念を少し聞いただけで、瞬時に理解し実践に移そうとします。しかし残りの98%のうち半分程度の人は、『それはいったいどこの星の話だ!?』といった感じの反応です。それ以外の半分の人は、『そうかも知れないけど、 自分には遠い世界だな』ってな反応です。この反応を見ていると、まるで中世カトリック時代の天動説・地動説の論争に対する反応ではないかと思います。当時の民衆は天動説の教育を受けており、それが正しいと信じていました。地球は丸いとは思われていませんでしたし、地球が宇宙の中心であり地球が自転しているなんて誰も考えていませんでした。勿論これは間違いで、当時にも洞察力の鋭い学者はいましたが、地動説を唱えようものならばカトリック教会から迫害を受け、多数派が正しいという論理でコロンブス、マゼラン等が航路を発見するまでは異端とされていました。これを資本主義・投資に置き換えてみますと、日本人は資本主義というものの中身に対する教育を受けていません。資本家と労働者の関係なんて知りませんし、もちろん投資によってお金が増えるなんて考えてもいません。銀行・郵便貯金の利子だけが利殖で、投資は危険だ・ギャンブルだと教えられています。勿論これは間違いで、2%の洞察力の鋭い者は気付いていますが、投資の話をしようものならば無知な人々から異端視され、投資で儲けたと言おうものならば皆から妬まれます。多数派ではない方が正しくとも、多数決の論理で成功した人に対しても異端児扱いします。この二つの共通点は洞察力の鋭い人達は一瞬にして真理を理解し、間違いなく少数派である洞察力の鋭い人達の方が正しいのですが、世間では少数派であるという理由だけで認められません。むしろ悪であるかの様な扱いを受けます。ですから、投資の話は極力しないというのが賢明なんでしょうね。それが例え家族や親友であったとしても、いくら説得しても無駄に終わる場合が多いです。(といいつつも僕には少しずつ教育している人がいますが・・・)悲しいかな、それが現実ですね。
2007.01.27
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